ボクシングニュース



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東日本新人王戦がスタート
Updated on 2009/03/31

 昨日30日、東日本新人王トーナメントがいよいよスタート!今年は一般応募から選ばれたイメージガールや全試合に入場曲、勝利者インタビューが手がけられるなど、新鮮な企画が盛り込まれています。今年も次世代のスター誕生をぜひチェックして下さい!



[見どころ!]4月4日(土) 後楽園ホール
Updated on 2009/03/28

<日本ライト級タイトルマッチ>
石井一太郎対三垣龍次


 昨年12月、石井はランディ・スイコ(比)をワンサイドの判定で下して東洋太平洋タイトルも手中に収めたが、のちにこれを返上。
世界挑戦の機会を睨みつつ日本タイトルに絞って防衛路線を歩むこととなった。今回の防衛戦に備えてメキシコ修行を敢行、もう一段上のステージを目指す。
 石井の持ち味はなんといっても左の強打だが、スイコ戦では足をつかいながら出入りのボクシングをするなど幅広い戦い方を披露した。リスキーな相手ということで十分に策を練ったことがうかがえたものだ。石井の決め手が左であることは変わりないが、要はその左に頼り切ってしまうのか、それともいかに効果的に生かすか、その違いということだろう。
 今回の試合、本来ならば今回は中森宏(平仲)が挑戦するはずだったが2月に負傷。そのため三垣にチャンスが回ってきたという経緯がある。組み合わせは代わったが、こちらも負けず劣らずの好カードである。
 三垣は岡山県の関西高校から駒大にかけてアマチュアで70戦52勝(30KO、RSC)18敗の経験を持つ。04年6月のプロデビュー戦は逆転KO負けだったが、以後は12連勝(8KO)と好調だ。
破壊力という点では石井に一歩譲るが、三垣もなかなかの強打者である。2戦目から7連続KO勝ちを記録したこともあるほどだ。
 興味深いのはスイコ戦でボクシングの幅を広げた石井がどんな策で臨むのかという点であろう。足をつかいながら左ジャブを突いて相手を崩しつつ勝負に出るのか、それとも強引に正面突破を狙うのか。石井が前者を選ぶのならば、リスクは最小限に抑えられるはず。しかし、後者を選択するならば三垣の勝機を膨れ上がらせることになるかもしれない。
 いずれにしても強打者同士の対決だけに、スリリングな攻防が展開されることは間違いない。

石井=1982年6月14日、東京都出身。横浜光ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:24戦21勝(16KO)2敗1分。
三垣=1981年9月12日、岡山県出身。M.Tジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:13戦12勝(8KO)1敗。




[見どころ!] 4月4日(土) 後楽園ホール  
Updated on 2009/03/28

<日本スーパー・ライト級タイトルマッチ>
木村登勇対小野寺洋介山


 5年間に13度の防衛を重ねてきた木村が、小野寺の初挑戦を受ける。記録更新なるか、それとも番狂わせで新チャンピオンが誕生するのか。
 04年4月3日の戴冠から5年。チャンピオンとして6年目の初日となるこの日、木村にとっては区切りの防衛戦になりそうだ。過去13度の防衛の内訳をみると、KOが10度、判定が3度、このサウスポーのチャンピオンが圧倒的な強さを見せつけてきたことが分かる。昨年9月の世界挑戦こそ実らなかったが、それを挟んで5連続KO防衛と、国内では頭ふたつほど抜きん出た存在といえる。
 左構えから距離やタイミング、角度、種類を変えたパンチを自在に扱い、相手が攻めてくるとステップやクリンチで未然に防ぐ。巧妙にして計算されたボクシングは、「木村術」と呼ばれている。
 そんなチャンピオンに挑む小野寺は03年8月にプロデビューした28歳。04年の全日本新人王に輝くなど3年間で15連勝(6KO)を収めたが、2年前に中森宏(平仲)に7回TKO負けを喫して連勝がストップ。しかし、以後は3戦2勝1分と復調している。
長身を折って前傾姿勢で相手に迫り、左右のフック、アッパーを連打する手数の多いファイター型だ。
 試合運びやパンチのバリエーション、大舞台の経験で勝る木村有利は動かしがたいところ。タイミングのいい左ストレートや回り込みながらの右フックを決めて着々と加点していく可能性が高い。小野寺が踏み込みを躊躇するようだと、「木村術」の術中にはまってしまい抜け出せなくなるだろう。
 その一方で番狂わせの可能性も決して低くはないように思う。挑戦者が思い切って前進して木村の距離を潰し、早い段階で乱戦に巻き込めば勝機は広がるだろう。小野寺が体力勝負の消耗戦に持ち込み、中盤まで互角に戦うことができれば勝負の行方は混沌としそうだ。(原功)

木村=1978年3月15日、青森県出身。横浜光ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:43戦35勝(19KO)6敗2分。
小野寺=1981年3月11日、宮城県出身。オサムジム所属。右ファイター型。戦績:19戦17勝(7KO)1敗1分。




[見どころ!]3月29日(日) 後楽園ホール  
Updated on 2009/03/17

<OPBFライト級王座決定戦>                       
長嶋建吾対ランディ・スイコ


 石井一太郎(横浜光)が返上して空位となった王座の決定戦。長嶋は98年にOPBFのスーパー・フェザー級王座を獲得したことがあり、今回の試合で戴冠を果たせば日本タイトルとともに2階級制覇の快挙となる。
 一方のスイコは、勝てば3ヵ月で返り咲きとなる。加えてスーパー・フェザー級と合わせて3度目のOPBF王座獲得になる。
 ともに世界のトップ10からは名前が消えているが、勝てばランク復帰の期待も高まるだけに負けられない一戦だ。33歳の長嶋、ここ2戦で勝利のないスイコ。選手生命をかけた重要な試合となる。
 長嶋はWBA世界ライト級王者だった小堀佑介(角海老宝石)への挑戦を狙っていたが、タイトルが移動したことで余儀なく軌道修正を強いられることとなった。ここで存在感を示すことができれば
視野が開けるかもしれない。サウスポーのテクニシャンで、スピードとスキルは衰えていない。格下が相手とはいえ直近の2試合はKO勝ち。気分よく試合を迎えるはずだ。
 スイコは28勝中24のKOがあるように、アジアを代表する強打者だ。上から打ち下ろすような右と、下から鋭角的に突き上げるアッパーが主武器といえる。タフネスにも定評がある。その一方で、昨年9月の荒川仁人(八王子中屋)、12月の石井戦に見るように攻撃が雑になって空回りすることもある。強打に頼りすぎる傾向があるといえるだろう。
 攻撃力で劣る長嶋としては序盤で主導権を握りたいところ。左構えを不得手とするスイコに間合いを与えず、スピードと足を駆使して早い段階で自分のリズムを刻みたい。自分の間合いをキープしてスイコに追わせる展開に持ち込めば、中盤までにポイントで貯金ができるのではないだろうか。
長嶋のスピードとテクニック、スイコの強打とタフネスに注目したい。(原功)

長嶋=1975年9月27日、茨城県出身。エイティーン古河ジム所属。
   左ボクサー型。戦績:40戦35勝(17KO)3敗2分。
スイコ=1979年11月24日、比国出身。右ボクサーファイター型。
   戦績:33戦28勝(24KO)4敗1分。




[見どころ!]3月27日(金) 後楽園ホール 
Updated on 2009/03/17

<OPBFミニマム級タイトルマッチ>                     
黒木健孝対金田淳一郎
           

 04年4月の敗北を最後に5年間で14連勝(10KO)を収めている黒木は、WBAで3位、WBCでは2位にランクされている。世界挑戦が視野に入っているだけに、勝利はもちろんのこと内容も問われる試合になりそうだ。
 対する金田は、これが3度目のタイトル挑戦。過去2度は日本王者だった小熊坂諭(新日本木村)に判定負けという結果に終わっているだけに、王座奪取に向けて並々ならぬ執念で臨むはずだ。
 黒木はサウスポーのボクサーファイター型で、23戦20勝(14KO)3敗という戦績が示すとおりのハードパンチャーといえる。スタンスを広めにとった左構えからジャブで牽制。そこから抜群のタイミングで左ストレートを伸ばし、右フックも返すパターンを得意としている。リズムにやや変則的な面があるため、相手にしてみればタイミングをつかみにくいのかもしれない。
 金田はアマチュアで62戦55勝(8KO、RSC)7敗の戦績を残して8年前にプロ入りした26歳。22戦19勝(12KO)3敗と高いKO率を誇るが、黒木のような強打者というイメージは少ない。常にアグレッシブに戦いながら小気味よい連打で攻め落とすタイプといえよう。こちらも7連勝(4KO)と好調だ。
 金田が圧力をかけ、黒木が左を狙う展開が予想される。挑戦者が真っ正直に正面からの突破を狙うようだとチャンピオンの思う壺だろう。金田が前後左右に揺さぶりをかけながら駆け引きを交えて攻めれば活路が開けるのではないか。
 角度を変えながら間合いを計る黒木と、前に出ながら距離を詰める金田。両者の足の動きにも注目したい。(原功)

黒木=1982年1月9日、長崎県出身。ヤマグチ土浦ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:23戦20勝(14KO)3敗。
金田=1982年7月15日、大分県出身。白井・具志堅ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:22戦19勝(12KO)3敗。




佐藤幸治が敵地で世界初挑戦
Updated on 2009/03/17

 東洋太平洋ミドル級王者佐藤幸治(帝拳)が4月25日、ドイツでフェリックス・シュトゥルム(ドイツ)の持つWBA世界ミドル級タイトルに挑むことが発表された。敵地での世界初挑戦が実れば、竹原慎二以来2人目のミドル王者となる。同会見では、WBAスーパーフェザー級王者ホルヘ・リナレス(ベネズエラ)は、5月9日にアメリカで同級12位のホサファト・ペレス(メキシコ)と初防衛戦を行うことも発表されている。




粟生が悲願の世界王座奪取 長谷川は3連続KOで8度目の防衛
Updated on 2009/03/13

 3月12日、東京・後楽園ホールで行われたWBC世界フェザー級タイトルマッチ、チャンピオンのオスカー・ラリオス(メキシコ)対挑戦者同級3位、粟生隆寛(帝拳)の12回戦は、序盤から着々とポイントを重ねた粟生が最終回にはダウンを奪ってダメ押し、大差の判定勝ちでタイトル奪取を成し遂げた。

 昨年10月以来5ヵ月ぶりのダイレクト・リマッチは粟生の完勝だった。サウスポーの粟生は初回から右ジャブ、左ストレートを的確にヒットして主導権を掌握。ラリオスが前に出ようとすると鋭いカウンターで迎え撃つなど、序盤は完璧ともいえる内容だった。
 チャンピオンも中盤から攻撃のペースを上げたが、粟生は慌てることなく対処し、ボディ攻撃を交えるなどダメージを与えていった。
 最終回には左ストレートから上下に連打を浴びせてダウンを奪い、勝利を確定させた。
「ベルトがこんなに重いとは……めっちゃカッコいい……」
 父親の手ほどきで3歳からグローブを握ったという24歳の新チャンピオンは、リング上で嬉し涙を流した。

 同じ日、神戸ワールド記念ホールで行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチは、チャンピオンの長谷川穂積(真正)が同級1位の指名挑戦者ブシ・マリンガ(南ア)に1回2分37秒TKO勝ち、8度目の防衛に成功した。
 サウスポーの長谷川はラウンド半ばに左ストレートでダウンを奪うと、回転の速い連打でダウンを追加。最後は連打から左フックを相手のテンプルにヒットして3度目のダウンを奪い、レフェリー・ストップに持ち込んだ。

 粟生の戴冠、長谷川の防衛により、日本のジム所属の世界チャンピオンは、西岡利晃(帝拳=WBCスーパー・バンタム級)、ホルへ・リナレス(帝拳=WBAスーパー・フェザー級)、名城信男(六島=WBAスーパー・フライ級)、内藤大助(宮田=WBCフライ級)と合わせて6人となった。女子は3人(富樫直美小関桃天海ツナミ)。





3・12世界戦調印式
Updated on 2009/03/10

 3月12日、東京・後楽園ホールで行われるWBC世界フェザー級タイトルマッチに際し、王者オスカー・ラリオス(メキシコ)と挑戦者・粟生隆寛(帝拳)の調印式が行われました。



平成21年2月度月間賞(3月6日選考)
Updated on 2009/03/06

2月度月間賞が以下の通り決定しましたのでお知らせいたします。

□月間最優秀選手賞
 日本スーパーバンタム級新チャンピオン
 木村 章司(花形)

 対象試合:2月25日「日本Sバンタム級タイトルマッチ」2RKO勝ち
 対戦相手:前チャンピオン 三浦数馬(ドリーム)

□月間敢闘賞
 日本ウェルター級新チャンピオン
 中川 大資(帝拳)

 対象試合:2月9日「日本ウェルター級タイトルマッチ」判定勝ち
 対戦相手:前チャンピオン 沼田康司(トクホン真闘)

□月間新鋭賞
 殿村 雅史(角海老宝石)

 対象試合:2月7日「オープン8回戦」4RKO勝ち
 対戦相手:日本フライ級6位 金城智哉(ワタナベ)

表彰式
 4月7日(火)於:後楽園ホール「花形スペシャルファイト&ホープフルファイトVOL.4」





天海が日本女子初のWBA王座獲得
Updated on 2009/02/28

 2月26日に東京・後楽園ホールで行われたWBA女子世界スーパー・フライ級タイトルマッチで、同級3位の挑戦者・天海ツナミ(山木)がチャンピオンの張喜燕(中国)に2対1の判定勝ちを収め新チャンピオンとなった。JBC(日本ボクシング・コミッション)が女子ボクシングを正式に認可してから約1年。WBCでは富樫直美(ライト・フライ級)と小関桃(アトム級)の2選手が王座に君臨しているが、WBAで世界チャンピオンが誕生したのは初めてのこと。
 試合は欧州をホームにして戦うチャンピオンの張のペースでスタートしたが、天海は3回あたりから距離を詰めてパンチを上下に打ち分けることに成功。中盤、終盤も攻勢を印象づけて10回を戦いきった。判定は意外にも2対1に割れたが、天海の勝利は明白だった。
 天海(本名=有馬真波)は沖縄県生まれの24歳。鹿児島県・神村学園高校時代にはサッカーで活躍した経験を持つ。ボクシングは20歳で始めた。好戦的な右ボクサーファイター型で、戦績はJBC公認後の4勝(1KO)を含め17戦14勝(5KO)3敗。



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