ボクシングニュース

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佐藤幸治が敵地で世界初挑戦
Updated on 2009/03/17

 東洋太平洋ミドル級王者佐藤幸治(帝拳)が4月25日、ドイツでフェリックス・シュトゥルム(ドイツ)の持つWBA世界ミドル級タイトルに挑むことが発表された。敵地での世界初挑戦が実れば、竹原慎二以来2人目のミドル王者となる。同会見では、WBAスーパーフェザー級王者ホルヘ・リナレス(ベネズエラ)は、5月9日にアメリカで同級12位のホサファト・ペレス(メキシコ)と初防衛戦を行うことも発表されている。




粟生が悲願の世界王座奪取 長谷川は3連続KOで8度目の防衛
Updated on 2009/03/13

 3月12日、東京・後楽園ホールで行われたWBC世界フェザー級タイトルマッチ、チャンピオンのオスカー・ラリオス(メキシコ)対挑戦者同級3位、粟生隆寛(帝拳)の12回戦は、序盤から着々とポイントを重ねた粟生が最終回にはダウンを奪ってダメ押し、大差の判定勝ちでタイトル奪取を成し遂げた。

 昨年10月以来5ヵ月ぶりのダイレクト・リマッチは粟生の完勝だった。サウスポーの粟生は初回から右ジャブ、左ストレートを的確にヒットして主導権を掌握。ラリオスが前に出ようとすると鋭いカウンターで迎え撃つなど、序盤は完璧ともいえる内容だった。
 チャンピオンも中盤から攻撃のペースを上げたが、粟生は慌てることなく対処し、ボディ攻撃を交えるなどダメージを与えていった。
 最終回には左ストレートから上下に連打を浴びせてダウンを奪い、勝利を確定させた。
「ベルトがこんなに重いとは……めっちゃカッコいい……」
 父親の手ほどきで3歳からグローブを握ったという24歳の新チャンピオンは、リング上で嬉し涙を流した。

 同じ日、神戸ワールド記念ホールで行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチは、チャンピオンの長谷川穂積(真正)が同級1位の指名挑戦者ブシ・マリンガ(南ア)に1回2分37秒TKO勝ち、8度目の防衛に成功した。
 サウスポーの長谷川はラウンド半ばに左ストレートでダウンを奪うと、回転の速い連打でダウンを追加。最後は連打から左フックを相手のテンプルにヒットして3度目のダウンを奪い、レフェリー・ストップに持ち込んだ。

 粟生の戴冠、長谷川の防衛により、日本のジム所属の世界チャンピオンは、西岡利晃(帝拳=WBCスーパー・バンタム級)、ホルへ・リナレス(帝拳=WBAスーパー・フェザー級)、名城信男(六島=WBAスーパー・フライ級)、内藤大助(宮田=WBCフライ級)と合わせて6人となった。女子は3人(富樫直美小関桃天海ツナミ)。





3・12世界戦調印式
Updated on 2009/03/10

 3月12日、東京・後楽園ホールで行われるWBC世界フェザー級タイトルマッチに際し、王者オスカー・ラリオス(メキシコ)と挑戦者・粟生隆寛(帝拳)の調印式が行われました。



平成21年2月度月間賞(3月6日選考)
Updated on 2009/03/06

2月度月間賞が以下の通り決定しましたのでお知らせいたします。

□月間最優秀選手賞
 日本スーパーバンタム級新チャンピオン
 木村 章司(花形)

 対象試合:2月25日「日本Sバンタム級タイトルマッチ」2RKO勝ち
 対戦相手:前チャンピオン 三浦数馬(ドリーム)

□月間敢闘賞
 日本ウェルター級新チャンピオン
 中川 大資(帝拳)

 対象試合:2月9日「日本ウェルター級タイトルマッチ」判定勝ち
 対戦相手:前チャンピオン 沼田康司(トクホン真闘)

□月間新鋭賞
 殿村 雅史(角海老宝石)

 対象試合:2月7日「オープン8回戦」4RKO勝ち
 対戦相手:日本フライ級6位 金城智哉(ワタナベ)

表彰式
 4月7日(火)於:後楽園ホール「花形スペシャルファイト&ホープフルファイトVOL.4」





天海が日本女子初のWBA王座獲得
Updated on 2009/02/28

 2月26日に東京・後楽園ホールで行われたWBA女子世界スーパー・フライ級タイトルマッチで、同級3位の挑戦者・天海ツナミ(山木)がチャンピオンの張喜燕(中国)に2対1の判定勝ちを収め新チャンピオンとなった。JBC(日本ボクシング・コミッション)が女子ボクシングを正式に認可してから約1年。WBCでは富樫直美(ライト・フライ級)と小関桃(アトム級)の2選手が王座に君臨しているが、WBAで世界チャンピオンが誕生したのは初めてのこと。
 試合は欧州をホームにして戦うチャンピオンの張のペースでスタートしたが、天海は3回あたりから距離を詰めてパンチを上下に打ち分けることに成功。中盤、終盤も攻勢を印象づけて10回を戦いきった。判定は意外にも2対1に割れたが、天海の勝利は明白だった。
 天海(本名=有馬真波)は沖縄県生まれの24歳。鹿児島県・神村学園高校時代にはサッカーで活躍した経験を持つ。ボクシングは20歳で始めた。好戦的な右ボクサーファイター型で、戦績はJBC公認後の4勝(1KO)を含め17戦14勝(5KO)3敗。




[見どころ!] 3月21日(土) 後楽園ホール
Updated on 2009/02/28

<日本ミニマム級王座決定戦>                       
辻昌建対金光佑治
                          

 東洋太平洋ミニマム級チャンピオンになった黒木健孝(ヤマグチ土浦)が返上して空位となった日本同級王座の決定戦。
 辻は現在、WBC17位にランクされており、金光は昨秋までWBA10位に名を連ねていた実績を持つ。国内王座の決定戦としてだけでなく、世界への先陣争いという意味でも興味深いカードだ。
 辻はアマチュアで50戦31勝(10KO、RSC)19敗という戦績を残して24歳直前にプロデビュー。8戦目で判定負けを喫したが、その後は4年間で5連勝(2引き分けを挟む)と好調を維持している。昨年は「最強後楽園」と銘打ったトーナメント戦で際どい内容ながら八重樫東(大橋)、堀川謙一(SFマキ)といった力のある上位ランカーを連破、今回のチャンスに漕ぎつけた。サウスポーのボクサーファイター型で、最近は序盤から飛ばしていくケースが多い。パワーに課題は抱えているが、手数と粘りでカバーしている。
 昨年10月に國重隆(大阪帝拳)に敗れている金光は、これが再起戦でもある。近況は辻に一歩譲るかたちだが、1年前には世界ランカーだったエリベルト・ゲホン(比)に勝った実績も持っている。こちらは右構えのボクサーファイター型で、積極果敢なボクシングを身上としている。「1ラウンドから攻め続けて、気持ちでタイトルを奪取する」と話しており、早い時点から仕掛けてくるものと思われる。
 ともに先手をとって流れに乗りたいところ。辻は出入りと手数で優位に立ちたいだろうし、金光は右を有効につかって前進しながら圧力をかけたいはず。序盤から激しいせめぎ合いになりそうだ。サウスポーの辻にわずかなアドバンテージがあると思われるが、勝負は終盤までもつれそうだ。<原功>

 =1978年11月16日、広島県出身。帝拳ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:15戦12勝(3KO)1敗2分。
金光=1984年5月14日、大阪府出身。六島ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:13戦11勝(6KO)2敗。




[見どころ!] 3月12日(木)後楽園ホール
Updated on 2009/02/28

<WBC世界フェザー級タイトルマッチ>                  
オスカー・ラリオス対粟生隆寛
                        

 両者は同じ立場で拳を交え、そのときはラリオスが2対1の際どい判定勝ちを収めている。4回に右フックで痛烈なダウンを奪った粟生とすれば、手に入れたと思ったベルトがするりと滑り落ちていったという感じだっただろう。
 5ヵ月前の試合は粟生の経験不足と今後の可能性の両方を感じさせた内容だった。粟生は百戦錬磨の2階級制覇者を相手に序盤から臆することなく立ち向かい、狙い済ましたカウンターで値千金のダウンを奪取。カウントアウトになっても不思議ではないほどのダメージを与えたところまでは満点の出来だった。しかし、そこから先の展開は課題を残すことになった。狙い過ぎからか手数が減り、ラリオスの巧さに誤魔化され、微妙なポイントを掠め取られていったのだ。終盤の反撃がもっと早く出ていればと悔やまれる。
 これをラリオス側からみることも大事だ。甚大なダメージを被ったダウン後は戦闘スタイルをアウトボクシングに切り替え、回復したとみるや挑戦者のボディを攻めて貴重なポイントをゲット。戦況の見極めと引き出しの多さはさすがというしかない。
 あくまでも結果論だが、初戦は皮肉なことにひとつのダウンが試合の流れを変えたといえるだろう。プラスに転化させたチャンピオンと、焦って追撃を欠いた挑戦者。それが経験の差だ。
 5ヵ月後のダイレクトの再戦だけに、ともに目に見える大きな戦力アップは望めないはず。現有戦力をもとに、どんな策を練るか、そして、どちらがどんな展開に持ち込むか……そうした点が最大のキー・ポイントといえるだろう。
 前回同様、粟生は序盤でラリオスの攻勢を最小限に抑え込む必要があるだろう。自分がリズムをつかむためにも譲れないところだ。そのうえでサウスポーの利点を生かしてカウンターを効果的につかい、あるいは効果的に見せて主導権の掌握を狙いたい。時にコンパクトに、時に大きく振ってくるラリオスの左右フック、アッパーは、再戦といえども粟生は警戒すべきだろう。<原功>

ラリオス=1976年11月1日、メキシコ出身。右ファイター型。戦績:71戦64勝(40KO)6敗1分。
粟生=1984年4月6日、千葉県出身。帝拳ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:18戦16勝(8KO)1敗1分。






平成21年1月度月間賞(2月9日選考)
Updated on 2009/02/22

□月間最優秀選手賞
 OPBF東洋太平洋フェザー級チャンピオン
 細野 悟(大 橋)

 対象試合:1月24日「OPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ」4RKO勝ち
 対戦相手:同級6位 澤永真佐樹(赤城)

□月間敢闘賞
 日本ライト級4位
 加藤 善孝(角海老宝石)

 対象試合:1月27日「オープン10回戦」8RTKO勝ち
 対戦相手:金 ル徹(ドリーム)

□月間新鋭賞
 古家 充(F・I)

 対象試合:1月22日「オープン6回戦」判定勝ち
 対戦相手:宮本比火地(角海老宝石)

◆表彰式◆
 2月21日(土)於:後楽園ホール「第459回ダイナミックグローブ」




3月13日 女子プロボクサー新人テスト受験要綱
Updated on 2009/02/21

女子プロボクサー新人テスト実施について
日時 : 平成21 年3 月13 日(金) (13時集合、12時30分より受付)
場所 : 後楽園ホール
〒112-8575
東京都文京区後楽1-3-61 株式会社東京ドーム 青いビル5F
03-3817-6092
申込受付期間 : 平成21 年2 月18 日(水)〜3 月6 日(金) ※必着
申込方法 : 必要書類、受験料を郵送もしくは持参
(受験料は振込可)
振込先 みずほ銀行 飯田橋支店 当座129226
財団法人 日本ボクシングコミッション
申込先 : 財団法人日本ボクシングコミッション(JBC 本部)
〒112-8575
東京都文京区後楽1-3-61 株式会社東京ドーム 黄色いビル5F
03-3816-5761

申込に必要な書類
・女子プロボクサー新人テスト申込書(マネージャーの記名、押印のあるもの)
・コミッションドクターの診断に基づく健康診断書
・妊娠反応検査に係る証明書
・未成年者の場合、親権者の承諾書
・外国人の場合、外国人登録書のコピー、健康保険証のコピー

受験料
・B 級、C 級とも10,500 円とする。

女子プロボクサー新人テスト受験の流れ
※受験会場
後楽園ホール4 階:受付、筆記テスト、検診、計量
後楽園ホール : 実技テスト
1.申込受理
2.受験票発行
3.受験
@受付 受験者は後楽園ホール4 階E 号室にて受験票を提示の上、ゼッケンを受
け取る。
A筆記テスト 後楽園ホール4 階控室A 号室にて実施する。
B検診 筆記テスト終了後、JBC 係員の誘導に従い受診する。
C計量 検診終了後、B 号室にて計量着に更衣の上、後楽園ホール4 階E 号室に
て計量する。実技テストの準備が終了次第、手荷物をもって、後楽園ホールリングサイドにて待機する。
D実技テスト 後楽園ホール東側通路にて組合せ発表後、実技テストを受験する。
4.合格発表 合否の発表は、翌日とする。後楽園ホール事務所、4 階控室に掲示する他、
JBC のホームページにおいて発表する。
※尚、付添者はJBC の発行するクラブオーナー、マネージャー、トレーナー、セコンドの
ライセンス所持者とし、所持するライセンスを提示して入場する。入場後は後楽園ホール
リングサイドにて待機する。

受験資格
・満17 歳から満32歳までの女子(申込時に32歳であれば受験可)。
・コミッションドクターによる健康診断(B型肝炎検査、頭部CT検査、但し30歳以上の者は
CTに代わり頭部MRI検査を含む)に合格した者。
・テスト受験4 週間前の妊娠反応検査が陰性であった者。
・各地区ボクシング協会加盟ジムに所属している者。
・ボクシング協会の健康管理基金に加入している者。
3
※各地区の妊娠反応検査が可能なJBC 指定病院
・東京地区 大同病院
東京都豊島区高田3-22-8
03-3981-3213
・中部地区 中切パークサイドクリニック
愛知県名古屋市北区中切町2-10
052-914-2008
七宝病院
愛知県海部郡七宝町下田矢倉下1432
052-443-7800
・関西地区 崇孝会 長堀分院
大阪府大阪市中央区島之内1-21-24 ファーストケイ島之内ビル3 階
06-6252-6750
・西部地区 JBC 西部事務局にお問い合わせください。
福岡県福岡市博多区博多駅前4-3-19 福山ビル4F
092-477-6555
※検査方法等につきましては、各地区JBC 事務局、各指定病院にお問い合わせくださ
い。
※B 級テスト受験申込資格
WBA、WBC でタイトル取得歴のある者、申込時に両団体いずれかに世界ランキングを
有する者、国内外を問わず、アマチュアボクシング以外の実戦経験を有する者、アマチ
ュアボクシングで相当の実績を有する者については、審査の上、B 級テストの受験を認め
る場合がある。
尚、B 級テスト受験の審査基準は下記のとおりとする。
・アマチュア全日本選手権の優勝ないし準優勝か、それに準ずる実績を有する者
・アマチュア以外の実績については、元チャンピオン、ランキングボクサーか、それに
準ずる実績を有する者
ただし、上記実績を有していても、審査の上受験を認めない場合がある。
※下記の条項に該当する者は、受験が認められない。
・出産後(帝王切開を含む)または流産後1 年以内の者。
・授乳中の者。

テスト内容
(筆記テスト)
プロボクサーとして当然知っておくべき基本的問題による、筆記テストを行う。
(実技テスト)
1. 服装
・袖の無い上着、股下の長さ15 センチ以上のトランクス着用すること。
・自己の責任において安全と認めたヘッドギア、チェストガード、アブドメンガードを
着用し、マウスピースを使用すること。
【ヘッドギア】
フルフェイス・タイプではないものを使用。
※使用可 ※使用不可
【チェストガード】
【アブドメンガード】
衝撃吸収スポンジ・タイプ、または、硬質ガード・タイプのどちらでも可。
・髪が視界または動きを妨げ、あるいはスパーリングパートナーに何らかの影響を与え
ると懸念される場合は、皮膚を傷つけない柔らかい素材のもので固定すること。
・用具はグローブのみを貸与する。
5
・コンタクトレンズの使用はその種類を問わず厳禁。
・ピアス等いかなる装飾品も身につけないこと。
2. 持参するもの
・トランクス
・上着
・リングシューズ
・バンデージ
・マウスピース
・ヘッドギア
・チェストガード
・アブドメンガード
・ロープ(B 級受験の場合)
・健康保険証
※バンデージ固定等、テーピングは使用不可とする。
3.計量
計量は裸体ではなく、スパーリング時の服装、もしくはそれに準ずる軽装で行う。
4.試験内容
(C 級)
当日の計量によるウエイトの近い者を2 名、乃至3 名を1 組とし、下記内容にて行う。
・1 ラウンド2 分
・スパーリング2 ラウンド、シャドーボクシング1 ラウンド
受験者が1 名の場合、ウエイト条件が整わなかった場合は、審査を行うにあたって適
当と認められるスパーリングパートナーとのスパーリングを行うこととする。
使用グローブは、原則として12 オンスとする。
(B 級)
当日の計量によるウエイトの近い者を2 名を1 組とし、下記内容にて行う。
・1 ラウンド2 分
・スパーリング3 ラウンド、シャドーボクシング1 ラウンド、ロープスキッピング1

ラウンド
受験者が1 名の場合、ウエイト条件が整わなかった場合等は、審査を行うにあたって
適当と認められるスパーリングパートナーとのスパーリングを行うこととする。
使用グローブは、原則として12 オンスとする。

合格判定基準
判定基準は原則として男子に準ずるものとする。
細部の判定において、女子であることを考慮する場合がある。




[見どころ!]2月25日(水) 後楽園ホール 
Updated on 2009/02/13

<日本スーパー・バンタム級タイトルマッチ>               
三浦数馬対木村章司


 昨秋、世界ランカーでもあった下田昭文(帝拳)に8回負傷判定勝ちで戴冠を果たした三浦の初防衛戦。挑戦者はWBC同級18位にランクされる元日本チャンピオンの木村。実力伯仲の技巧派同士の対決だけに、運動量の多い接戦が予想される。
 両者は07年10月に一度、グローブを交えたことがある。そのときは日本1位の木村が、当時5位だった三浦から3回にダウンを奪って前半を支配。その後、中盤から三浦がワンツーで巻き返すという熱戦となり、結果は三者三様ドローに。今回はタイトルをかけての決着戦ということになる。
三浦は常に忙しく変則的に動きながらワンツーやアッパーを多用するボクシングを身上とする。一方の木村は足をつかいながら左ジャブから右ストレートを放つ正攻法のスタイルが持ち味だ。
 前回はスタートで出遅れた三浦はもちろんのこと、挑戦者の立場の木村にとっても、序盤でペースを掌握することは勝利のための必須条件といえよう。変則的に動いて中長距離から飛び込んでくるであろう三浦と、足と左ジャブを多用して右を放つ機会をつくろうとすると思われる木村。スタートから激しい主導権争いが展開されそうだ。
 一度、10回をフルに戦っているために互いに手の内は分かっているはず。その予備知識をもとに、どちらがどれだけ前回に上乗せをしてくるか、そのあたりが勝敗のカギになるだろう。そう考えると、選手の能力はもちろんのこと、両陣営のセコンドワークもみどころといえるかもしれない。<原功>

三浦=1979年7月18日、青森県出身。ドリームジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:14戦12勝(5KO)2分。
木村=1977年7月20日、北海道出身。花形ジム所属。右ボクサー型。戦績:25戦21勝(7KO)2敗2分。



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03-3812-7447

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