ボクシングニュース



◆ ボクシングニュース 過去ログ ◆

< Prev | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66| 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | Next >


[見どころ!] 5月17日(月) さいたまスーパーアリーナ(コミュニティアリーナ) 
Updated on 2010/05/09

<WBA世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ>           
内山高志(写真)対アンヘル・グラナドス


 1月にファン・カルロス・サルガド(メキシコ)を劇的な最終回TKOに屠って戴冠を果たした内山の初防衛戦。4ヵ月前のKO劇再現が期待される。
「タイトルマッチに挑戦するつもりで戦う。勝つことだけを考え、挑戦したときと同じ気持ちで油断なく戦う」
 3月、発表会見の席で30歳のチャンピオンは淀みなく語った。
長身のパートナーを探すことに苦労したが、スパーリングはトータルで70ラウンドを消化。順調に仕上がっているようだ。
 挑戦者のグラナドスは185センチの長身を生かした好戦的な右ボクサーファイター。26戦18勝(8KO)8敗と戦績は平凡だが、強豪との対戦経験は豊富だ。03年にはミゲル・アコスタ(ベネズエラ ※現WBA世界ライト級暫定王者)に3回KO勝ち、昨年6月にはWBA中米タイトル獲得の実績も持っている。今回は2度目の世界挑戦で、昨年11月のWBA暫定王座決定戦(12回判定負け)に続く2戦連続の大舞台となる。
 この35歳の刺客に関して内山は「自分よりも14センチ大きい相手とは戦ったことがないので、実際のリングで向かい合ったときにどう感じるかが問題。でも、ボディを攻めればイケるのでは?」と自信の弁。
 ともに左ジャブを先制打としてボクシングを組み立てるタイプだけに、まず序盤はリード・パンチの刺し合いに注目したい。ここで内山が距離の測定に手間どるようだと試合は長引く可能性が出てくる。じっくりとボディを攻めて相手の戦力を削ぎ落としてから攻略する必要がありそうだ。
 内山が早い段階で距離とタイミングを摑めば、試合は終盤を前に終わるのではないか。(原功)

内山=1979年11月10日、埼玉県出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:14戦全勝(11KO)。
グラナドス=1974年10月24日、ベネズエラ出身。右ボクサーファイター型。戦績:26戦18勝(8KO)8敗。




[見どころ!] 5月17日(月) さいたまスーパーアリーナ(コミュニティアリーナ)
Updated on 2010/05/09

<OPBFスーパー・フライ級タイトルマッチ>                  
河野公平(写真)対殿村雅史
      

 この3年間、河野はなかなかハードな路線を走っている。8戦のうち7度がタイトル戦で、その内訳は世界1(名城に惜敗)、OPBF4、日本3(OPBFと日本の両王座をかけた試合が1)。KOは無冠戦の1度だけと必ずしも完勝ばかりとはいかないが、経験値は確実にアップしている。WBAで6位、WBCでは2位と好位置をキープしており、いつでも再び世界に飛び出せる状態にある。
 河野は旺盛なスタミナと手数を身上とする右のファイター型。一発の破壊力は特筆するほどではないが、チャンスをつかんでからの連打は執拗だ。直近の試合では初回に不覚の初ダウンを喫したが持ち直し、判定勝ちを収めている。
 挑戦者の殿村は昨年2月、河野のジムメート、金城智哉を右フックで4回KOに屠ってランク入りした27歳のサウスポー。エンジンのかかりが遅い傾向があるが、その分、我慢強く戦うタイプで、過去5敗してはいるが、いずれも判定まで粘っている。
 ともに相手の試合やデータは頭に入っている。「(殿村は)手数とパンチのある伸び盛りの選手」と河野が言えば、殿村は「(河野は)実績も経験もあり、手数もスタミナもすごい」と相手を評している。
殿村自身が「戦力を比べると圧倒的に自分が劣っている」と分析しているように、順当ならば河野が手数で押し込み、終盤決着あるいは判定でベルトを守るとみる。
 総合力で劣る挑戦者は序盤で流れを引き寄せたいところ。前戦でスタート直後にダウンを喫している河野が慎重なスタートを切ることが予想されるだけに、そこを殿村が突ければ面白い展開になるかもしれない。(原功)

河野=1980年11月23日、山梨県出身。ワタナベジム所属。右ファイター型。戦績:28戦24勝(8KO)4敗。
殿村=1982年9月11日、奈良県出身。角海老宝石ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:19戦13勝(6KO)5敗1分。





[見どころ!] 5月17日(月) さいたまスーパーアリーナ(コミュニティアリーナ) 
Updated on 2010/05/09

<OPBFライト級タイトルマッチ>  
三垣龍次(写真)対趙喜在
                        

 今年1月に長嶋建吾(エイティーン古河 ※引退)を10回TKOで破って戴冠を果たした三垣。昨年6月、長嶋からダウンを奪いながら僅差の判定負けを喫している趙。長嶋を介して縁のある両者の戦いはKO決着が予想される。
 三垣はアマチュアで70戦(52勝18敗)の経験を積んだ後、04年6月にプロデビューした28歳。左ジャブと右の強打に定評のある右のボクサーファイターだ。9ヵ月前、当時保持していた日本タイトルの初防衛戦で近藤明広(日東)に初回TKO負けを喫したように耐久力に課題はあるが、総合的に戦力は整っているといえる。
 挑戦者の趙は04年7月にプロデビューした22歳の韓国のホープ。06年5月に18歳で手にした韓国スーパー・フェザー級タイトルは7ヵ月で失ったが、07年5月には同級のWBOアジア・パシフィック・ユース・タイトルを獲得。昨年1月には韓国ライト級タイトルも手に入れ、国内タイトルの2階級制覇を達成。長嶋戦後は2連続KO勝ちと調子を上げている。
 趙は相手の打ち終わりに合わせてパンチを振ってくるタイプで、右ストレート、右フック、左フックが強い。比較的ガードは高い位置におくが、打ち合いの際にはルーズになる傾向があり被弾も多い。なかなか好戦的だが、ボクサーファイター型のカテゴリー内だろう。
 パンチ力をはじめ個々の能力においては三垣が勝っており、順当ならば力の差を見せつけてKO防衛を果たす可能性が高い。右ストレートで挑戦者をキャンバスに送り込むシーンが期待できる。
 しかし、手を焼く可能性もある。趙の攻勢にさらされ後手に回るようだと三垣は苦戦を覚悟せねばなるまい。(原功)

三垣=1981年9月12日、岡山県出身。M.Tジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:16戦14勝(10KO)2敗。
趙 =1987年8月19日、韓国ソウル出身。右ボクサーファイター型。戦績:19戦16勝(10KO)3敗。




[見どころ!] 5月17日(月) さいたまスーパーアリーナ(コミュニティアリーナ)
Updated on 2010/05/09

<WBA女子世界スーパー・フライ級タイトルマッチ> 
天海ツナミ(写真)対江畑佳代子


 日本人同士による女子の世界戦。昨年2月にタイトル獲得を果たした天海はV2戦。08年4月に韓国でライト・フライ級タイトルに挑んだ経験を持つ江畑は2度目の世界挑戦となる。
 両者は3月の発表会見で同席。「(江畑は)キャリアのある強い選手。日本の女子ボクシングを知ってもらうチャンス。いい試合をする」と天海が言えば、江畑も覚悟を口にした。「(天海は)アグレッシブでパンチもある。足をつかうだけでは勝てないので自分も前に出る」
 暗に挑戦者が認めるように、チャンピオン有利は動かしがたい。
もともとの階級が異なることもあり、特に馬力、パンチ力における差は小さくないものがある。これを生かして天海が最初から押しまくる展開も十分に考えられる。
 江畑とすれば足を止めずに左ジャブで相手の前進を阻止し、さらに右に繋げたいところ。打ったあと徹底してサイドに動くことも忘れてはなるまい。そのなかで勝機を探っていくことになるだろう。(原功)

天海=1984年8月13日、沖縄県出身。山木ジム所属。右ファイター型。JBC公認後の戦績:5戦全勝(1KO)。
江畑=1976年1月7日、東京都出身。ワタナベジム所属。右ボクサー型。JBC公認後の戦績:4戦2勝(2KO)2敗。





■平成22年4月度月間賞(5月6日選考)
Updated on 2010/05/08

月間最優秀選手賞
 日本スーパーライト級 新チャンピオン
 亀海 喜寛 (帝拳)
 対象試合:4月12日「第31回チャンピオンカーニバル/日本スーパーライト級タイトルマッチ」9RTKO勝ち
 対戦相手:前チャンピオン 小野寺洋介山(オサム)

月間敢闘賞
 日本ライト級 新チャンピオン
 荒川 仁人 (八王子中屋)
 対象試合:4月22日「第31回チャンピオンカーニバル/日本ライト級タイトルマッチ」判定勝ち
 対戦相手:前チャンピオン 近藤明広(日東)

月間新鋭賞
 日本フェザー級12位
 緒方 勇希 (角海老宝石)
 対象試合:4月23日「オープン6回戦」判定勝ち
 対戦相手:道産子ファイター早坂(ワタナベ)

◆表彰式◆
 6月5日(土)於:後楽園ホール『第478回ダイナミックグローブ』






平成22年3月度月間賞・授賞式
Updated on 2010/05/04

 5月1日(土)の後楽園ホールの興行の際に行われました。

月間最優秀選手賞
 OPBF東洋太平洋・日本スーパーウェルター級 新チャンピオン
 チャーリー太田 (八王子中屋)

月間敢闘賞
 OPBF東洋太平洋フェザー級 新チャンピオン
 松田 直樹 (帝拳)

月間新鋭賞
 日本スーパーバンタム級8位
 石本 康隆 (帝拳)




[見どころ!] 5月1日(土) 後楽園ホール 
Updated on 2010/04/24

<日本スーパー・フライ級暫定王座決定戦>     
翁長吾央(写真上)対佐藤洋太(写真下)
            

 当初は日本チャンピオンの中広大悟(広島三栄)が佐藤の挑戦を受けることになっていたが、右手を負傷したため防衛戦履行が困難になったため暫定王座が設けられることになった。
 思わぬかたちでチャンスが回ってきた翁長は、高校3冠などアマチュアで114戦102勝12敗という豊富なキャリアを持っている。
03年6月にプロ転向後も16戦15勝(11KO)1分と負けを知らない。サウスポーから繰り出す左強打を主武器とするボクサーファイター型だ。高いポテンシャルを感じさせながらも勝ち味が遅い傾向があり、もうひとつ上のステージを目指すためにはそのあたりが課題になるだろう。
 佐藤も国体3位になるなど32戦(22勝10敗)のアマ・キャリアがある。04年2月のプロ初陣を落としたのと05年の新人王戦で杉田純一郎(ヨネクラ)に敗れた以外は黒星を無縁で、この4年半は引き分けを挟んで12連勝(5KO)と調子がいい。長身痩躯の右ボクサーファイターで、ワンツーは切れとスピードがある。引き分け勝者扱いのジェロッピ瑞山(千里馬神戸)戦の後、杉田に雪辱して昨年の「最強後楽園」を制しており、自信を深めて初のタイトル戦に臨むはずだ。
 サウスポーの翁長にわずかに分があると見るが、その差は決定的なものではない。佐藤が切れのあるワンツーを有効に使って切り込んでいけば、埋め合わせたうえにおつりをつくることは十分に可能と思われる。前半での主導権争い、特に翁長の右ジャブ、佐藤のワンツーに注目したい。(原功)

翁長=1980年5月5日、沖縄県出身。大橋ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:16戦15勝(11KO)1分。
佐藤=1984年4月1日、岩手県出身。協栄ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:20戦17勝(9KO)2敗1分。






[見どころ!] 5月1日(土) 後楽園ホール 
Updated on 2010/04/24

<日本ミニマム級タイトルマッチ>                      
八重樫東(写真)対武市晃輔
                         

 WBA11位、WBC14位にランクされる世界ランカーの八重樫に、上り調子の武市が挑む。チャンピオンが貫禄を見せつけるのか、それとも挑戦者が番狂わせを起こすのか。
 八重樫はプロ5戦目でOPBFタイトルを獲得し、7戦目にはイーグル・デン・ジュンラパン(タイ/角海老宝石)の持つ世界タイトルにも挑戦。さすがにこれは荷が重く完敗(12回判定負け)に終わり、アゴを割られたため1年近いブランクもつくった。
 再起2戦目で判定負けを喫するなど復活ロードは必ずしも順風満帆というわけではなかったが、昨年6月には日本タイトルを獲得。9月には攻撃型の金田淳一朗(白井・具志堅)を退けて初防衛に成功している。今回は金田戦に続いての1位迎撃となる。
 挑戦者の武市は約4年ぶりの後楽園ホール登場となる。ドリームジムに所属していた05年には東日本ミニマム級新人王を獲得し、併せて技能賞も受賞するなど目を引く存在だった。山口真吾(渡嘉敷)に敗れた後、金沢ジムに移籍し、それ以来の東上である。
 ワンツーを軸にした右のボクサーファイター型で、このクラスにしては166センチと長身だ。
 経験値を含めた総合力では八重樫が勝っており、順当ならばチャンピオンの防衛というところに落ち着くはずだ。破壊力のある右が十分に機能すれば規定ラウンド内での決着も見えてくるだろう。武市が番狂わせを起こすためには序盤での主導権掌握が必須条件となる。ワンツーで自分の距離を保って八重樫を焦らせることができれば勝機は広がるはずだ。(原功)

八重樫=1983年2月25日、岩手県出身。大橋ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:14戦12勝(7KO)2敗。
武市=1981年7月30日、京都府出身。金沢ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:12戦10勝(4KO)1敗1分。





[見どころ!]4月30日(金) 日本武道館
Updated on 2010/04/20

<WBC世界スーパー・バンタム級タイトルマッチ>
西岡利晃(写真)対バルウェグ・バンゴヤン
   

 メキシコでの痛快な逆転TKOを含め3連続KO(TKO)防衛中の西岡が、フィリピンの新鋭を迎え撃つV4戦。今回もサウスポーからの切れ味鋭い左ストレートが炸裂するか。
 西岡は08年9月、5度目の世界挑戦で戴冠を果たし、以後は3度の防衛をすべて規定ラウンド内で終わらせている。西岡の最大の武器は鋭い踏み込みから放つ左ストレートだが、最近は右ジャブと足をつかいながらの間合いの測定にも際立った巧さが見られる。もともと巧みなボディ打ちと合わせ、戦力は高いレベルで安定しているといえる。
 挑戦者のバンゴヤンはチャンピオンよりも10歳若い23歳。左右のガードを比較的高くした構えをとる右のボクサーファイター型で、足と両腕でリズムを刻む。柔軟な体を伸ばすようにして繰り出すワンツーが主武器で、接近してから突き上げる右アッパーも怖い。
 こうした個々の戦力面はほどよく整っているといえる。しかし、それ以上に西岡が警戒しなければいけないのは、15戦全勝(7KO)の自信と若さからくる勢いであろう。「サウスポー王国」とも形容されるフィリピンで勝ち抜いてきただけに、対左の戦い方もマスターしていると見るべきだろう。
 個々の戦力はもちろんのこと、経験値を含めた総合力で西岡に優位性があることは疑いようがない。ラウンドを重ねるごとに両者の力量差は明白になっていくのではないだろうか。ただし、序盤で挑戦者を勢いづかせなければ、という条件を付けておきたい。
 過去3度の防衛戦同様、西岡の左ストレートが勝負を決める可能性は高いとみる。(原功)

西岡=1976年7月25日、兵庫県出身。帝拳ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:42戦35勝(22KO)4敗3分。
バンゴヤン=1987年1月18日、フィリピン出身。右ボクサーファイター型。戦績:15戦全勝(7KO)。




[見どころ!] 4月30日(金) 日本武道館
Updated on 2010/04/20

<WBC世界バンタム級タイトルマッチ>       
長谷川穂積(写真)対フェルナンド・モンティエル
   

 WBCチャンピオンの長谷川が5年間に10度防衛の「絶対チャンピオン」なら、WBO(世界ボクシング機構)チャンピオンのモンティエルは18度の世界戦経験を誇る3階級制覇チャンピオンである。WBOが日本非公認団体ということでWBCタイトルのみがかかった試合となるが、事実上の統一戦であることは誰もが認めるところだ。バンタム級現役最強の称号を手にするのは長谷川か、それともモンティエルか。
 このところ5連続KO(TKO)防衛中の長谷川は、スピードと多彩なコンビネーション・ブローを身上とするサウスポーのボクサーファイター。もともとはKO率の高さを売りにするタイプではなかったが、相手の呼吸を読む術に長けてきたこともあって倒すコツをマスターした感がある。しかし、今回の相手を前にしては「勝つだけで十分」と話している。
 そのモンティエルは、メキシコはロス・モチス出身の31歳。父親や兄弟、従兄弟ら10人以上がボクサーという家系だったため、5歳でグローブを手にしたと伝えられる。アマチュアで48戦45勝3敗(44戦41勝3敗説も)後、17歳でプロ転向。これまでフライ級、スーパー・フライ級、バンタム級の3階級で世界一の称号を手にしてきた。
 スピードと強打、テクニックを兼ね備えた万能型の右ボクサーファイター型。44戦40勝(30KO)2敗2分と、軽量級ばなれした高いKO率を誇る。特に左フックは破壊力がある。フェイントを交えた駆け引きのなかで間合いをコントロールする術にも長けており、総合的な戦力は高い。
 モンティエルが極めて危険度の高い相手であることは間違いないが、長谷川にはいくつかのアドバンテージがある。体格、スピード、そして開催地などである。モンティエルがサウスポー相手に苦戦するケースが多いというデータも長谷川の背中を後押しするはずだ。「技術戦になるのでは?」という長谷川が予想するように、互いがフェイントを多用したハイレベルな攻防が展開されそうだ。モンティエルは左右の腕を比較的前に出した構えからフェイントを交えてパンチを打ち込んでくることが多い。長谷川がこのタイミングと軌道にどれだけ早く慣れるかという点が、ひとつのポイントになるだろう。
 同時に、サウスポーから繰り出す長谷川の速い左ストレート、右フックにモンティエルがどう反応するか、という点も勝敗を占ううえで重要なポイントになるはずだ。
 高度な技術戦は中盤から後半にかけて総力戦となるだろうが、体格とスピード、タフネスに勝る長谷川が最後には抜け出すとみる。(原功)

長谷川=1980年12月16日、兵庫県出身。真正ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:30戦28勝(12KO)2敗。
モンティエル=1979年3月1日、メキシコ出身。右ボクサーファイター型。戦績:44戦40勝(30KO)2敗2分。



< Prev | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66| 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | Next >

東日本ボクシング協会
03-3812-7447

写真・データ等の無断転載を禁じます。
CopyRight 2003 East Japan Boxing Associations,
All rights reserved.