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[見どころ] 9月20日(月) さいたまスーパーアリーナ(コミュニティアリーナ) 
Updated on 2010/09/02

<WBC世界スーパー・フライ級王座決定戦>              
河野公平対トマス・ロハス
                           

 タイトルを保持していたビック・ダルチニャン(アルメニア)が「名誉王者」に昇格したために空位となった王座を、同級1位の河野と2位で元暫定王者のロハスが争う。
 河野は08年9月に名城信男(六島)とWBAタイトルを争ったことがあるが、そのときは僅差の判定負けだった。その後の2年間で4連勝(2KO)を収め、再び頂点にアタックする機会を得た。
旺盛なスタミナをベースにして手数で果敢に攻め込む右のファイター型で、タフネスにも定評がある。決して器用なタイプではないが、その分、小細工もない。徹底したラッシュが通用するかしないか、比較的分かり易い選手といえるだろう。
 ロハスは9ヵ月前まで暫定王座を保持していた実績を持つ。ダルチニャンとの統一戦で2回KO負けを喫して無冠になったが、以後は2連続TKO勝ちと復調している。過去に12の敗北があるが、その多くはダルチニャンをはじめホルへ・アルセ(メキシコ)、アンセルモ・モレノ(パナマ)、ジェリー・ペニャロサ(比)、クリスチャン・ミハレス(メキシコ)、ロセンド・アルバレス(ニカラグア)など世界王者経験者に喫したもの。過小評価は禁物だ。ロハスは身長174センチのサウスポーのボクサーファイターで、細身の体から積極的にパンチを放り込んでくる。12敗のうち10敗は判定まで粘っており、元来はしぶとい選手である。
 ふたりとも好戦的なタイプだが、河野には地元の利、ロハスには体格と左構えの利がある。河野とすれば早い段階で自分の距離をつかみたいところ。相手の正面に立たないように注意しつつ、初回から体を振ってロハスにプレッシャーをかけて攻めて出たい。序盤、中盤とラウンドを重ねるごとにせめぎ合いは激しさを増しそうだ。(原功)

河野=1980年11月23日、山梨県出身。ワタナベジム所属。右ファイター型。戦績:29戦25勝(9KO)4敗。
ロハス=1980年6月12日、メキシコ出身。左ボクサーファイター型。戦績:47戦33勝(23KO)12敗1分1無効試合。




[見どころ!] 9月20日(月) さいたまスーパーアリーナ(コミュニティアリーナ)
Updated on 2010/09/02

<OPBFライト級タイトルマッチ>                      
三垣龍次対金井アキノリ

 今年1月、ベテラン技巧派の長嶋建吾(18古河)を倒して戴冠を果たした三垣の初防衛戦。当初は5月に韓国の選手と対戦するはずだったが、相手が直前に急病にかかり中止に。そのため前戦から8ヵ月の間隔が空いてしまった。8割のKO率を誇る関西の倒し屋・金井が相手だけにスリリングな試合になりそうだ。
 この2年間の三垣の足跡は、まるでジェットコースターのようだ。
長期政権が囁かれた石井一太郎(横浜光)に9回TKO勝ち、日本ライト級タイトルを奪ったのが昨年の4月のこと。ところが8月の初防衛戦で近藤明広(日東)にわずか45秒でストップ負け。と思ったら今年1月には長嶋に10回TKO勝ちでOPBFのベルトを奪取――。まだ安定感という意味では絶対的な信頼を置けないが、石井戦、長嶋戦を見るかぎりは強打と技術のバランスがとれており、さらなる飛躍が期待できる選手といえる。
 挑戦者の金井のキャリアも起伏に富んでいる。01年のプロデビューから14連続KO勝ちをマークした後、15戦目で榎洋之(角海老宝石)の日本フェザー級タイトルに挑んで7回TKO負け。その後の7戦で三つの敗北を喫して07年に引退。約3年の空白を経て戦線復帰を果たしたのは今年2月のことで、再起後は3連続KO勝ちと好調だ。
 ともに攻撃力のある強打者だが、三垣が正確な左ジャブで距離と角度をつくって攻めるのに対し、金井は少々の被弾をいとわずダイナミックに攻めるという違いがある。特に3ラウンド以内のKOが15もあり、三垣も序盤は要注意といえそうだ。総合力では三垣が勝るが、金井の出方しだいでは先が読みにくい展開になる可能性もある。(原功)

三垣=1981年9月12日、岡山県出身。M.T.ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:16戦14勝(10KO)2敗。
金井=1983年7月31日、兵庫県出身。姫路木下ジム所属。右ファイター型。戦績:25戦21勝(20KO)4敗。




[見どころ!] 9月20日(月) さいたまスーパーアリーナ(コミュニティアリーナ)
Updated on 2010/09/02

<OPBFスーパー・フェザー級王座決定戦>               
福原力也対アラン・タナダ
                    

 このタイトルは福原のジムメート、川村貢治(ワタナベ)が保持していたものだが、7月の防衛戦を前に眼疾のため返上。代役として福原が決定戦に臨む予定だったが、相手が二転三転したすえ中止に。9月に仕切り直しとなったものの、ここでも対戦相手が棄権を申し出たため、今回のカードが実現したという経緯がある。
 やっと対戦相手が決まった福原は、5年前に日本スーパー・バンタム級タイトルを獲得した実績を持つ右のボクサーファイター型。5月にフェルナンド・オティック(比)を破ってWBA11位にランクされており、「世界」に向けここで大きな花火を打ち上げておきたいところ。
 対するタナダは11戦9勝(4KO)2分のレコードを誇る18歳。
8月上旬にスーパー・フェザー級のWBOアジア・パシフィック・ユース・タイトルを獲得したばかりの新鋭だ。昨年12月には自国で高島忠剛(沖縄ワールドリング)と対戦して2回負傷引き分けに終わっているが、初回には高島からダウンを奪っている。最新のランキングではWBO(日本非公認)のスーパー・フェザー級15位に名を連ねている。
 世界ランカー同士による豪華なOPBF王座決定戦は、緊迫した展開になりそうだ。福原としては相手の勢いを止めるためにも序盤でタナダを叩いておきたいところ。先手をとって相手にプレッシャーをかける展開に持ち込めれば戴冠が見えてくるはずだ。(原功)

福原=1978年12月18日、東京都出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:28戦24勝(18KO)3敗1分。
タナダ=18歳。フィリピン出身。右構え。戦績:11戦9勝(4KO)2分。




李冽理がプーンサワットに挑戦
Updated on 2010/08/31

10月2日、後楽園ホール

 日本フェザー級王者でWBA世界スーパー・バンタム級14位にランクされる李冽理(横浜光)が10月2日、後楽園ホールでプーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)の持つWBA世界スーパー・バンタム級タイトルに挑戦することが決定、主催者から発表された。

「チャンピオンは精神力もパワーも強い選手。簡単に勝てる相手ではないが、それなりの対策を立てて練習すれば攻略できないこともないと思う」
 会見の席で李は心中を正直に吐露した。
 チャンピオンのプーンサワットは29歳。バンタム級とスーパー・バンタム級の2階級を制覇した強打のチャンピオンとして知られる。今年1月には細野悟(大橋)を判定で退け、5月には木村章司(花形)に4回KO勝ちを収めている。42戦41勝(29KO)1敗の右ボクサーファイターだ。
 対する李はアマチュアで55戦47勝(25KO、RSC)8敗の戦績を収めた後、05年にプロデビューした28歳。1年前に榎洋之(角海老宝石)を破って世界ランク入りを果たし、今年2月には日本タイトルを獲得。6月には初防衛にも成功している。戦績は18戦16勝(8KO)1敗1分。距離やタイミングの取り方に長けた長身の右ボクサーファイターだ。今回は国内タイトルを返上、1階級落として世界取りに臨む。
「相手がファイターなので、真っ向から打ち合わずにアウトボクシングでポイントを取る自信がある」と李は策の一端と決意を話す。

 なお、当日はアンダーカードで三浦隆司(横浜光)対稲垣孝(フラッシュ赤羽)の日本スーパー・フェザー級タイトルマッチも行われる。

 試合の模様は日本テレビ(G+)で生放送の予定。




[見どころ!] 9月13日(月) 後楽園ホール 
Updated on 2010/08/26

<OPBF女子スーパー・フライ級タイトルマッチ>            
山口直子対エディス・スミス
      

 JBC認可後8戦7勝(7KO)1敗、通算でも20戦15勝(13KO)2敗3分という戦績を誇る日本の女子ボクシング界を代表する豪腕、山口のOPBFタイトル2度目の防衛戦。世界戦のアンダーカードで存在感を示すことができるか。
 山口の持ち味は重量感溢れる左右のパンチにある。ディフェンス面に課題は残すものの、カバーして余りある攻撃力を持つパワーヒッターだ。今年2月と5月のOPBF戦を含め、目下5連続KO勝ちと勢いもある。
 対するスミスは8戦2勝(1KO)5敗1分の42歳。ボンバー(爆撃機)という異称を持つが、戦績を見る限り03年以降、“爆弾”を落とした実績はない。4年のブランクを経て戦線復帰した07年以後は3連続判定負けという記録が残っている(※戦績は主催者発表&BOXRECの資料、年齢はBOXRECの資料による)。
 山口の豪快なKO防衛を期待したい。(原功)

山口=1978年4月25日、三重県出身。白井・具志堅ジム所属。右ファイター型。JBC公認後の戦績:8戦7勝(7KO)1敗。
スミス=1968年4月15日、オーストラリア出身。戦績:8戦2勝(1KO)5敗1分。




[見どころ!] 9月13日(月) 後楽園ホール
Updated on 2010/08/26

<WBC女子世界ミニフライ級タイトルマッチ>              
アナベル・オルティス対菊地奈々子
        

 JBC公認前にこの王座を保持していた菊地にとっては、3年ぶりの返り咲きをかけた試合となる。菊池自身が「気持ちも技術も素晴らしい選手」と評するオルティスを相手に真価を発揮できるか。
 菊地は03年にプロデビュー。05年に敵地タイでWBCタイトルを獲得したが、2度目の防衛戦で暫定王者カリーナ・モレノ(米)に敗れてベルトを失った。JBC認可後の08年12月には富樫直美(ワタナベ)の持つWBC女子ライトフライ級暫定王座に挑んだが、最終10回TKO負け。しかし、再起戦でOPBFタイトルを獲得するなど、3連勝と完全復調している。忙しく動きながら接近を図り、手数とスタミナで攻め勝つ好戦的なスタイルを持つ。
チャンピオンのオルティスはメキシコ出身の24歳。アマチュアで130戦(127勝52KO、RSC3敗)を経験後、18歳でプロ転向。これまで13戦12勝(4KO)1敗の戦績を収めている。7歳と2歳の子供を持つママさんボクサーでもある。右のボクサーファイターで、「アウトボクシングが巧く、左ボディ打ちなど技術レベルが高い選手。突進力もある」と菊地はライバルを分析している。
 菊地としては早い段階で主導権を握り、得意の接近戦に持ち込んで混戦に巻き込みたいところ。先手をとって攻めることができれば返り咲きの可能性は膨らむはずだ。(原功)

オルティス=1986年7月5日、メキシコ出身。右ボクサーファイター型。戦績:13戦12勝(4KO)1敗。
菊地=1975年3月25日、神奈川県出身。白井・具志堅ジム所属。
   右ファイター型。JBC公認後の戦績:6戦5勝(4KO)1敗。




最強後楽園決勝・見どころ!
Updated on 2010/08/26

ミニマム級 ブンブン東栄 VS 田中教仁   

 田中は準決勝で当時日本4位にランクされていた久田恭裕(横浜さくら)に3対0の判定勝ちを収め、決勝に進出してきた。ダウンを奪っての快勝で、ランクも6位から2位にアップ。高いモチベーションを維持してリングに上がるものと思われる。小柄だが手数の多い好戦派だ。
 対する1位の東栄はフィリピン国籍を持つサウスポーの強打者。細身の体から打ち込むパンチは左右とも強烈で、このクラスでは群を抜く破壊力を誇る。タフネスにも定評がある。
 体格やパンチ力では東栄が勝ると思われるだけに、田中は正面衝突を避け前後左右に揺さぶりながら勝機を探りたいところ。


フライ級 吉田拳畤 VS 小林タカヤス    

 元日本フライ級王者の吉田が32歳、世界10傑に名を連ねたこともある小林は31歳。ベテラン同士のカードとなった。
 吉田は準決勝ではアマ経験豊富な石崎義人(真正)を乱戦のすえ下して決勝に駒を進めた。体ごと突進して体力で押し込むラフなスタイルを持つだけに、相手にとっては戦いにくいタイプといえる。
 小林はワンツーを主軸にした正統派のボクサー。16勝2KOとパワーはもうひとつだが、スピードとセンスには定評がある。準決勝では無敗の林徹磨(セレス)を僅少差で下している。
 接近戦で勝負したい吉田と距離を保ってスピード勝負をしたい小林。序盤から激しい主導権争いが展開されそうだ。


バンタム級 臼井欽士郎 VS 岩佐亮佑 

 臼井はプロ8年、21戦(19勝9KO2敗)のキャリアを持つ30歳。対する岩佐はプロ2年、7戦全勝(5KO)の戦績を誇る20歳のホープ。興味深い組み合わせだ。
 臼井はアマ62戦(43勝19敗)の経験を持つ右の好戦的なボクサーファイターで、中間距離で振り抜く左フックは破壊力も十分。昨年3月には日本タイトルを取り損ねたが、力は王者級といえる。
 岩佐もアマ66戦(60勝6敗)、高校3冠の実績を持つ。サウスポーの万能型で、スピードもパンチの切れもある。
 大型ホープ、岩佐にとってはスタミナ、耐久力など試されることが多い試合になりそうだ。KO決着が濃厚の好カードといえる。


フェザー級 木原和正 VS 上野則之 

 伸び盛りの木原とベテランの域にある上野。激しいパンチの応酬が繰り広げられそうだ。
 木原は07年の西人本新人王で、昨年2月には世界挑戦経験者の武本在樹(千里馬神戸)を破った実績を持っている。成長期にあるが、ここ9ヵ月も実戦から遠ざかっているのが惜しまれる。
 3度目のタイトル挑戦を目指す上野は28歳。25戦12勝(4KO)9敗4分というレコードだが、国内トップ選手との手合わせも多く経験値は高いものがある。
 接近して執拗な連打を浴びせたい上野に対し、木原がどんな策で応じるのか。いずれにしても打撃戦になりそうだ。


ライト級 小出大貴 VS 中森宏    

 前年に続き2度目の出場となるサウスポーの小出と、左強打に定評のある実力者、中森の対決。激闘は必至だ。
 小出は準決勝で鈴木悠平(真正)に3対0の判定勝ちを収めて決勝に進出してきた。2回には左でダウンを奪っている。前後左右に動きながら機を見て連打を打ち込むタイプだ。
 中森は準決勝で大苦戦。右拳を痛めたため左に頼りきった戦いぶりだったが、なんとか2対1の判定をものにしている。このあたりで大きな勲章がほしいところだ。
 小出は細かく動いて相手に的を絞らせずに戦いたいところ。中森は右を効果的に使って得意の左に繋げたい。


ウェルター級 下河原雄大 VS 渡部あきのり 

 長身で足を使いながら遠い距離からパンチを繰り出す下河原と、かつて15連続KOをマークしたサウスポーの強打者、渡部。スリリングな攻防が見られそうだ。
 下河原は183センチの長身を利した右のボクサーファイター型。21戦14勝(5KO)5敗2分とKO率は決して高くないが、懐が深いため相手にとっては戦いにくいはず。
 対照的に渡部はインサイドに潜り込んでパワーで勝負するタイプ。準決勝では防御面でも進歩の跡が見えただけに、決勝が楽しみだ。
 距離を保って戦いたい下河原に対し、渡部がいかに接近を図るか。
 序盤から熾烈なペース争いが展開されるだろう。


ミドル級 氏家福太郎 VS 胡朋宏  

 ベテランと新鋭の強打者対決。重量級らしいKO必至の打撃戦が約束されているカードだ。
 氏家はときおり強打が空回りすることもあるが、基本的には「来る者拒まず」タイプの好戦派といえる。力には力で応じるため被弾も多いが、試合は常にスリリングだ。
 一方の胡は7戦全KO勝ちの22歳。適度に足を使いながら機を見て飛び込み右強打を叩きつけるスラッガー。勢いはあるが最長で4ラウンドまでしか戦ったことがなく、未知の部分もある。
 短期決戦を望む胡に対し、氏家は打ち合いながらも巧妙に勝負を長引かせようとするはず。序盤から中盤あたりにヤマが到来か。




[見どころ!] 9月4日(土) 後楽園ホール
Updated on 2010/08/24

<日本ライト級タイトルマッチ>     
荒川仁人対大村光矢
           

 この1年ほど日本のライト級は群雄割拠の様相を呈している。引退した長嶋建吾(18古河)や石井一太郎(横浜光)に加え、三垣龍二(MT)、近藤明広(日東)、そして荒川と次から次にタイトル保持者が変わっているのだ。長嶋からOPBFタイトルを奪取した三垣、捲土重来を期す近藤、そして荒川の現役3選手の力は紙一重と見ていいだろう。荒川としては、ここで存在感を示すような勝利でタイトルを防衛したいところだ。
 荒川はサウスポーの技巧派強打者といえる。一見するとテンポはゆっくり目だが、右ジャブは正確で威力もある。連携する左はインからもアウトサイドからも長短を分けて繰り出すことができる。タイトルを奪った近藤戦では初回にダウンを喫しているが、元来は頑丈なタイプだ。
 挑戦者の大村は、キャリア5年にしてこれがタイトル初挑戦。日本ランク入りを決めた昨夏の試合や、今年4月の加藤善孝(角海老宝石)戦を含め4連勝(3KO)と勢いがある。左フックを中心にした攻撃は思い切りがよく、パンチの回転も速い。チャンピオンを苦しめる可能性を秘めた選手といえるだろう。
 しかし、予想となると荒川有利は動かない。挑戦者に距離とタイミングを与えないまま右ジャブで主導権を握り、左に繋げるチャンスを狙う可能性が高い。大村は左右に揺さぶりをかけながら相手のジャブをはずして距離を詰めたい。至近距離でのパンチの交換に持ち込めば勝機は広がるはずだ。(原功)

荒川=1981年12月23日、東京都出身。八王子中屋ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:19戦17勝(11KO)1敗1分。
大村=1981年4月2日、愛媛県出身。三迫ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:17戦13勝(9KO)4敗。




[見どころ!] 9月4日(土) 後楽園ホール 
Updated on 2010/08/24

<OPBF&日本スーパー・ウェルター級タイトルマッチ>     
チャーリー太田対湯場忠志


 日本初の4階級制覇を狙って湯場がチャーリーに挑む。過去、国内3階級制覇は五代登、前田宏行、そして湯場の3人だが、4階級制覇に挑んだのは前田が一度だけ。その試合では体格差もあって4度のダウンを喫する完敗に終わっている。はたして湯場は?
 チャーリーは16戦14勝(10KO)1敗1分の戦績を誇る強打者だが、戦いぶりはことのほか慎重なところがある。伸びのある左ジャブで探りを入れ、リスクが少ないとみると右に繋げるスタイルを持つ。警戒心が強いためか、ときどき過度に慎重になり後手にまわるケースも見られる。距離とタイミングを摑んだときは圧倒的なパワーを見せつけるが、課題はそこに至るまでの組み立てということになろうか。
 湯場はデビューから14年、44戦のキャリアを持つベテランで、国内タイトル戦は今回が15度目となる。ところがOPBF戦はこれが初というから意外だ。183センチの長身を利して右ジャブを飛ばし、ここというところで左ストレートを打ち込むサウスポーのパンチャー型。通算28のKO勝利がある反面、自身も5敗のうち3度のKO負けを経験している。スーパー・ウェルター級に上げてからは5連続KO勝ちと勢いを取り戻している。
 もともとはライト級の湯場だが、体格面ではチャーリーを上回っている。このクラスにも馴染んでいることから、ハンディキャップはないと見ていいだろう。むしろ経験値、サウスポーという点で若干のアドバンテージがあるとみていいかもしれない。
 チャーリーが相手の懐の深さに戸惑いを見せるようだと、湯場が先に主導権を握る可能性が高い。逆にチャーリーが強引に仕掛けると湯場が後手に回る可能性がある。KO必至の強打者対決は序盤がカギといえる。(原功)

チャーリー=1981年8月24日、米国出身。八王子中屋ジム所属。
      右ボクサーファイター型。戦績:16戦14勝(10KO)1敗1分。
湯場=1977年1月19日、宮崎県出身。都城レオスポーツ所属。左ボクサーファイター型。
   戦績:44戦37勝(28KO)5敗2分。




菊地奈々子がWBC女子ミニ・フライ級王座に挑戦
Updated on 2010/08/12

9月13日(月) 東京・後楽園ホール

 WBC女子世界ミニ・フライ級6位の菊地奈々子(35歳、白井・具志堅)が9月13日(月)、東京・後楽園ホールで同級王者アナベル・オルティス(24歳、メキシコ)に挑戦することが正式決定し、主催者から発表された。

 菊地は03年9月にデビュー。05年11月に相手国タイに遠征し、WBC女子世界ストロー級タイトルを奪取。2度目の防衛戦でカリーナ・モレノ(米)に判定負けを喫しベルトを失ったが、その後、JBC認可のもと東洋太平洋ライト・フライ級王者になっている。
エネルギッシュな攻撃型ボクシングを身上とするタイプで、接近戦を得意とする。
 チャンピオンのオルティスは菊地からタイトルを奪ったモレノを破って戴冠を果たした24歳。アマチュアで130戦(127勝52KO、RSC3敗)後にプロ転向。ここまで13戦12勝(4KO)1敗の戦績を残している。
 菊地はそんなチャンピオンの印象を「技術レベルも高く突進力もある。気持ちも技術も素晴らしいチャンピオン」と評価。そのうえで「チャレンジャーらしくアグレッシブに攻めていく。得意の接近戦に持ち込みたい」と話す。

 当日は菊地のジムメートでもある山口直子の東洋太平洋スーパー・フライ級タイトル防衛戦も行われる。こちらの挑戦者はオーストラリア王者のエディス・スミス。






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