ボクシングニュース



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★平成29年5月度月間賞(6月5日選考)
Updated on 2017/06/06

以下の通り決定しましたのでお知らせいたします。

☐月間最優秀選手賞 
 日本ミドル級チャンピオン 西田 光 (川崎新田)
 対象試合:5月1日「日本ミドル級王座統一戦」10R判定勝ち
 対戦相手:前暫定チャンピオン 胡 朋宏 (横浜光)

☐月間敢闘賞
 該当者なし

☐月間新鋭賞
 石川 元希 (M.T)
 対象試合:5月6日「オープン6回戦」6R判定勝ち
 対戦相手:日本ライト級8位 佐々木 基樹 (帝拳)

◆表彰式◆
 平成29年6月15日(木)於:後楽園ホール『東日本新人王予選』





[見どころ!] 6月8日(木) 後楽園ホール
Updated on 2017/06/03

<日本スーパー・ライト級タイトルマッチ>
麻生興一対今野裕介


 今年2月、3度目の挑戦で日本一の座についた麻生の初防衛戦。大柄な1位の今野を打撃戦に引き込めるか。
 麻生は06年6月にプロデビューした11年選手で、これが節目の30戦目となる(21勝14KO7敗1分)。14年、16年の2度、岡田博喜(角海老宝石)に挑み、善戦はしたものの及ばなかった。4ヵ月前、3度目のチャンスを生かして(8回TKO勝ち)戴冠を果たした。距離を潰して積極的に攻めるファイター型だが、リスクを恐れずに攻めて出るため被弾も少なくはない。
 挑戦者の今野は11年4月のデビュー戦からウェルター級を主戦場とし、スーパー・ウェルター級で戦ったこともある。140ポンド(約63.5キロ)のスーパー・ライト級で戦ったのは昨年12月の直近の試合だけだ。まずはコンディション調整が注目される。
 経験と攻撃力で勝る麻生に分のあるカードだが、長身(178センチ)の今野に手こずる可能性もありそうだ。(原功)

麻生=1986年3月15日、大分県出身。三迫ジム所属。右ファイター型。戦績:29戦21勝(14KO)7敗1分。
今野=1985年1月4日、神奈川県出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:14戦11勝(5KO)3敗。




[見どころ!] 6月8日(木) 後楽園ホール
Updated on 2017/06/03

<東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ>
竹中良対ノ・サミュン


 15年8月に現王座を獲得してから2年近く、竹中が4度目の防衛戦に臨む。14位にランクされる元韓国王者のノ・サミュンを相手に実力差を見せつけることができるか。
竹中は左ジャブから右ストレートに繋ぐ正攻法のボクシングを身上としている。戴冠試合を含め15年以降は5連勝(3KO)と好調だ。V3戦では荒谷龍人(KG大和)を右ストレートで2度倒して4回KOで退けている。現在はIBF6位、WBC7位に名を連ねており、近い将来の世界挑戦も視野に入っているはずだ。
 挑戦者のノ・サミュンは11年12月にプロデビューした25歳で、14年8月にはテイル渥美(渥美=現日本スーパー・バンタム級6位)に8回判定勝ちを収めている。さらに15年4月には韓国フェザー級王座を獲得。昨年3月の初防衛戦では初回に喫したダウンを挽回して7回TKO勝ちを収めている。ただ、今年1月の試合では7回負傷判定負けを喫しており、近況は必ずしも芳しいものとはいえない。
 このところ安定した戦いをみせる竹中が左ジャブでコントロールし、好機に右を打ち込んでKO防衛――というのが王者側の理想的なパターンといえる。(原功)

竹中=1985年5月22日、熊本県出身。三迫ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:20戦16勝(9KO)3敗1分。
ノ =1992年5月21日、韓国出身。戦績:13戦10勝(3KO)3敗。





外国人ボクサーの規制緩和
Updated on 2017/06/02

 6月1日付けでJBC(日本ボクシングコミッション)はフィリピン国籍またはフィリピン国コミッション(GAB)管轄所属のボクサーについて、GABの推薦と以下の要件を満たすことを条件として、ランク外ボクサーの招聘を許可する旨を発表しました。

A級ライセンスボクサー
■JBCルールの出場資格を満たしていること
■戦績の不釣り合いがないこと
■体重差のないマッチメイクであること
■直近の3試合で2勝以上をしていること(引き分けは考慮しない)

B級ライセンスボクサー
■JBCルールの出場資格を満たしていること
■戦績の不釣り合いがないこと
■体重差のないマッチメイクであること
■直近の試合でKO/TKO負けがないこと
■六カ月以内に試合を行っていること

 ただし、上記の条件を形式上満たしていたとしても、JBCが不適当と判断した場合は試合を承認しないこともあります。また、JBCルール第56条2項により、一旦公式試合として承認された場合でも、その後に承認を取り消すべき事由が生じたときは、JBCはその承認を取り消すことができます。




5月中旬は世界戦ラッシュ
Updated on 2017/05/19

 5月20日に有明コロシアムで行われるトリプル世界戦の記者会見が、今日、都内で行われました。動画の通り、報道陣の注目度はさすがの様子。前日の後楽園ホール、同日の愛知・武田テバオーシャンアリーナ、翌日の有明コロシアムでも、ボクシング界は世界戦が目白押しです。






1st BOX第1回大会開催
Updated on 2017/05/15

「観る」から「始める」ボクシングへのきっかけの場として日本プロボクシング協会が考案した『準公式試合 1stBOX 』の第1回大会が14日、東京・大森ゴールドジムで開催され男女50名、28組の試合が行われました。開会式にはWBA世界ライトフライ級王者・田口良一(ワタナベ)と元日本&東洋太平洋スーパーライト級王者・小原佳太(三迫)も出席し、参加者に激励の言葉を送りました。第2回は6月11日(日)の石川ジム・立川を予定しています。

◎最優秀選手賞
碇 瑠偉(厚木ワタナベ)

◎優秀選手賞
鳥本 菜摘(輪島スポーツ)
四宮 菊乃(川崎新田)
有竹 健太郎(石川立川)




[見どころ!] 5月21日(日)有明コロシアム
Updated on 2017/05/13

<WBO世界スーパー・フライ級タイトルマッチ>
井上尚弥対リカルド・ロドリゲス


 オマール・ナルバエス(アルゼンチン)を衝撃的な2回KOで斬って落とし8戦目で2階級制覇を成し遂げてから2年5ヵ月、井上が指名挑戦者のロドリゲスを相手に5度目の防衛戦に臨む。前2試合に続く3連続KO防衛が期待される。
 井上は6戦目でWBC世界ライト・フライ級王座を獲得し、初防衛後に一気に2階級上げてナルバエスに挑戦。ガードの上から叩きつけた右ストレートやタイミング抜群の左フックなどで3度のダウンを奪ったあと、最後は左ボディブローで仕留めるという圧勝で世界を驚愕させた。以後は順調に防衛を重ねているが、最近は拳の負傷や腰痛など故障や減量との戦いも強いられるようになってきた。そのためバンタム級、あるいはスーパー・バンタム級への転向も視野に入れている様子だ。
 挑戦者のロドリゲスはWBC中米カリブ王座やWBO中南米王座を獲得した実績を持つ。両グローブを比較的高く上げた構えからじわじわと前に出ながら圧力をかけ、振りの大きな右で飛び込んだり左のフックやアッパーで攻め込んだりする好戦型だ。前哨戦となった今年2月の世界ランカー対決では、15戦全勝(6KO)の相手に左フック一発で4回KO勝ちを収めている。19戦16勝(5KO)3敗と決してKO率(約26パーセント)は高くないが、数字以上にパンチ力があるとみた方がよさそうだ。井上も「接近戦はラフだが巧い。インファイトではボディを攻めてくる」と警戒の色をみせている。
 ただ、現有戦力を単純比較すると井上が大きく勝っており、コンディション不良や不意の一発を食らうなどのアクシデントがない限り、ベルトの持ち主が変わることはないとみる。井上が左ジャブで煽り、右ストレートから左の上下コンビネーションに繋げるシーンがみられそうだ。(原功)

井上=1993年4月10日、神奈川県出身。大橋ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:12戦全勝(10KO)。
ロドリゲス=1989年8月2日、メキシコ出身。右ボクサーファイター型。戦績:19戦16勝(5KO)3敗。




[見どころ!] 5月21日(日)有明コロシアム
Updated on 2017/05/13

<IBF世界ライト・フライ級王座統一戦>
八重樫東対ミラン・メリンド


 15年12月に現在のベルトを獲得して3階級制覇を成し遂げた八重樫が、暫定王者のメリンドとIBF王座の統一戦に臨む。12年のキャリアを持つ経験値の高い者同士の試合だけに、虚々実々の駆け引きも見ものだ。
 アマチュアを経て05年にプロデビューした八重樫は7戦目で世界初挑戦したが、アゴを折られたすえ12回判定負けを喫した。その後の10年も山あり谷ありの起伏に富んだボクサー生活だが、この2年は3度の世界戦を含めて5連勝(3KO)と比較的安定している。ただ、昨年5月の初防衛戦後には肩の故障のため8ヵ月近いブランクをつくってもいる。2月に34歳になったこともあり、今後は自身の肉体との戦いも気にしなければなるまい。
 八重樫が活動休止状態のときに設けられた暫定王座についたのがメリンドだ。昨年11月、3度目の世界挑戦で念願を果たしたメリドは37戦35勝(12KO)2敗のレコードを誇る実力者で、メキシコ、マカオ(中国特別行政区)、アラブ首長国連邦など自国以外での試合経験もある。2敗はいずれも世界戦で喫したもので、ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に12回判定、八重樫の前のIBF王者、ハビエル・メンドサ(メキシコ)には6回負傷判定で敗れている。メリンドは鋭い右ストレートを放つボクサーファイター型だが、最大の武器はスピードのある左ジャブといっていいだろう。この左でリズムと距離を保つのだ。
 両者間には総合的な戦力では大差がなく、序盤から競ったラウンドが続く可能性がある。カギを握るのはメリンドの左で、これを避けきれないようだと八重樫は苦戦を強いられそうだ。目の腫れ、カットの恐れも出てくるだろう。八重樫は本来の出入りのボクシングをするのか、それともリスクも高い打撃戦を挑むのか。両陣営が練る戦略、戦術にも注目したい。(原功)

八重樫=1983年2月25日、岩手県出身。大橋ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:30戦25勝(13KO)5敗。
メリンド=1988年2月29日、フィリピン出身。右ボクサーファイター型。戦績:37戦35勝(12KO)2敗。








[見どころ!] 5月20日(土)有明コロシアム
Updated on 2017/05/13

<WBA世界ミドル級王座決定戦>
アッサン・エンダム対村田諒太


 12年ロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田が、プロ転向4年で世界初挑戦を迎える。相手のエンダムは暫定王座を含めて3度の世界王座獲得実績を持つ実力者だけに、村田にとっては楽観視できないカードといえる。
 村田は13年8月のプロデビュー戦から12連勝(9KO)を収めており、その勢いのまま大舞台に上がる。ガードを高く上げた構えでじわじわと前進して相手にプレッシャーをかけ、中間距離で右ストレート、左ボディブローなどを見舞って仕留めることが多い。体力と前進力、パワーが魅力の強打者だ。試合数は少ないが、すでに10ラウンドをフルに3度戦いきっており、スタミナや配分に関しても心配することはなさそうだ。
 エンダムは中央アフリカのカメルーン出身で、同国代表として04年アテネ五輪に出場、ミドル級でベスト8入りした実績を持つ。プロが解禁された昨年のリオ五輪にも出場したが、そのときはライトヘビー級1回戦敗退という結果に終わった。プロでは村田の3倍強の37戦を経験しており、35勝(21KO)2敗の戦績を残している。10年にWBA、12年にWBO、16年にWBAと3度も暫定王座を獲得したことがあり、そのうちWBOでは正王者に昇格してもいる。旺盛なスタミナとスピードを生かしたボクサー型だが、昨年12月にWBA暫定王座を獲得した試合では右一発、わずか20秒でKO勝ちを収めているようにパンチ力もある。反面、敗れた試合ではそれぞれ6度のダウン、4度のダウンを喫しており、耐久力に課題を抱えている。しかし、2試合とも判定まで戦いきっており、回復力とサバイバル能力も備えているといえる。
 ファイター型の村田が前に出ながら圧力をかけ、エンダムが足をつかいながら回り込んで左ジャブを飛ばす展開が予想される。勝負のカギは、村田が距離を潰して相手の可動範囲を狭めることができるか、という点に絞られる。相手を正面に立たせて重量感のある右ストレート、左ボディブローを打ち込むことができればKO勝ちが見えてくるだろう。逆に相手に動かれてジャブで印象点を稼がれるような展開になると厳しい。エンダムは序盤も強いうえ10ラウンド以上を10度戦いきっているように長丁場の勝負も厭わないだけに、村田は中盤までに仕留めるか、終盤に入る前に大差をつけておきたいところだ。(原功)

エンダム=1984年2月18日、カメルーン出身(フランス国籍)。右ボクサー型。戦績:37戦35勝(21KO)2敗。
村田=1986年1月12日、奈良県出身。帝拳ジム所属。右ファイター型。戦績:12戦全勝(9KO)。




[見どころ!] 5月20日(土)有明コロシアム
Updated on 2017/05/13

<WBC世界フライ級タイトルマッチ>
ファン・エルナンデス(メキシコ)対比嘉大吾


 12戦全KO勝ちと勢いのある21歳の比嘉が、13年のプロキャリアで36戦(34勝25KO2敗)の経験を持つエルナンデスに挑む。軽量級ながらKO決着濃厚なカードだ。
 比嘉は高校時代に44戦36勝(8KO)8敗の戦績を収めたあと14年にプロデビュー。まだ12戦しか経験していないが、4戦目に韓国で1回KO勝ち、7戦目にはタイ遠征で7回KO勝ちを収めてWBCユース王座を獲得するなど中身は濃い。昨年7月には世界ランカーを倒して東洋太平洋王座も手にしている。両ガードを高く上げた構えで上体を振り、前傾姿勢で相手を追う好戦的なスタイルの持ち主だ。左右のパンチを上下に打ち分ける巧みさを持ち併せている。不安があるとすれば競った状態で後半勝負になったときのスタミナだろうか。12戦のうち10度は4回以内で片づけており、長引いた試合は2度だけ(7回KOと10回TKO)だ。このあたりをベテラン王者が突いてくることは十分に考えられる。
 エルナンデスはもともとはミニマム級の選手で、日本のファンは11年に当時のWBA世界ミニマム級王座に挑んだ試合を思い出すことだろう。このときは井岡のテクニックと巧みな試合運びの前に大差の判定負けだったが、その後は階級を上げて16連勝(12KO)をマークしている。今年3月に敵地タイでナワポーン・ソー・ルンビサイ(タイ)を3回TKOで下して戴冠を果たした試合を含め、目下6連続KO勝ちと乗っている。転級が吉と出たのだろう。エルナンデスは足をつかいながら距離と角度をつくりながらワンツー、左フックを打ち込んでくる右のボクサーファイター型で、機をみて左構えにスイッチすることもある。左右のアッパーも巧みだ。
 距離を潰したい比嘉が前進し、エルナンデスが足をつかいながら迎撃する展開になりそうだ。比嘉は相手の動きを止めるためにも、そして後半勝負に備えるためにも前半からエルナンデスのボディを攻めておきたい。ともに好機には一気に連打で仕留めにかかるタイプだけに、序盤から目の離せない試合になりそうだ。(原功)

エルナンデス=1987年2月24日、メキシコ出身。右ボクサーファイター型。戦績:36戦34勝(25KO)2敗。
比嘉=1995年8月9日、沖縄県出身。白井・具志堅ジム所属。右ファイター型。戦績:12戦全KO勝ち。



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