ボクシングニュース

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[見どころ!] 2月9日(木) 後楽園ホール
Updated on 2017/02/02

<日本スーパー・ライト級王座決定戦>
麻生興一対松山和樹


 岡田博喜(角海老宝石)が返上して空位になった王座の決定戦。岡田の壁に2度泣いた1位の麻生、2位にランクされる初挑戦の松山。どちらが勝っても初の戴冠となる。
 麻生は典型的なファイターで、低い姿勢で距離を詰め中近距離での打撃戦を仕掛けることが多い。自身の被弾も少なくなく、7敗のうち4度のKO(TKO)負けはあるものの平均以上に頑丈なタイプといっていいだろう。経験値を含め総合的な戦力では松山を上回るが、昨年4月に岡田に7回TKO負けを喫して以来のリングである点が気にかかる。昨秋の「最強後楽園」で相手が体重オーバーのため試合がキャンセルになり試合間隔があいてしまったものだが、これがプラスと出るかマイナスと出るか。
 一方の松山も直近の4戦で1勝2敗1分と武運から見放されており、初の大舞台での出来が気がかりだ。しかも初めての10回戦でもある。厳しい戦いが予想されるが、麻生の接近戦に巻き込まれる前に流れをつくって勝機を広げたい。(原功)

麻生=1986年3月15日、東京都出身。三迫ジム所属。右ファイター型。戦績:28戦20勝(13KO)7敗1分。
松山=1986年4月22日、青森県出身。山上ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:21戦13勝(7KO)7敗1分。





[見どころ!] 2月4日(土) 後楽園ホール
Updated on 2017/01/27

<日本スーパー・バンタム級タイトルマッチ>
石本康隆対久我勇作


 今年で38回目を迎えた「チャンピオン・カーニバル」の開幕試合。15年12月の決定戦で久我に勝って戴冠を果たした石本が返り討ちにして3度目の防衛を果たすのか、それとも久我が雪辱して初の王座を手にするのか。前戦同様、今回も接戦が予想される。
 14ヵ月前の初戦は久我が先制し、石本が中盤で形勢を逆転、終盤はほぼ互角という展開で、石本が96対95(二者)、96対94の僅差ながら3対0の判定勝ちを収めた。デビューから13年、34歳での国内王座獲得だった。その後、挑戦者に力の差をみせつけて2度の防衛を重ねている。
 対する久我は石本に引き分けを挟んでの連勝を7で止められたが、昨年は2KO(TKO)勝ちと調子を取り戻している。特に10月には経験値の高いジョナタン・バァト(カシミ)に4回KO勝ちを収めて評価を上げており、自信を深めて雪辱戦に向かうことになる。
 挑戦者の久我が積極的に仕掛けて出るものと思われるが、初戦では様子をみた石本も今回は偵察の必要がないため早々から応戦することが考えられる。経験と巧さで勝る石本、パンチ力に定評のある久我。序盤から激しい攻防がみられそうだ。(原功)

石本=1981年10月10日、香川県出身。帝拳ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:37戦29勝(8KO)8敗。
久我=1990年11月5日、東京都出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:16戦13勝(9KO)2敗1分。




[ニュース] 3/2 山中がカールソン相手にV12戦
Updated on 2017/01/25

前座で尾川対杉田 岩佐、ビロリアも出場予定

 WBC世界バンタム級王者、山中慎介(34=帝拳)の12度目の防衛戦が3月2日(木)、同級9位のカルロス・カールソン(26=メキシコ)を相手に東京・両国国技館で行われることになった。イベントを主催する帝拳プロモーションが23日に発表した。前座では尾川堅一(28=帝拳)対杉田聖(27=奈良)の日本スーパー・フェザー級タイトルマッチが組まれているほか、ともに相手は未定ながらIBF世界スーパー・バンタム級3位の岩佐亮佑(27=セレス)、元世界2階級制覇王者のブライアン・ビロリア(36=フィリピン/アメリカ)も出場を予定している。

 具志堅用高氏の13度防衛という日本記録に迫っている山中は「積み重ねてきた結果なので回数にはこだわっていない。目の前のことを考えている」と会見で話し、気持ちはカールソン戦に集中している様子だ。そのカールソンは山中より8歳若い26歳で、11年3月のデビュー戦で判定負け後は22連勝(13KO)と勢いがあり、昨年9月には北米王座も獲得している。映像でチェックした山中は「外から巻いて打ってくるタイプ。見た目にもパンチがあるので注意したい」と警戒心をのぞかせている。そのうえで「前回、前々回とダウンして悔しい思いをした。直すところは分かっているので、そこを修正してインパクトのあるKOをみせたい」と、豪快なKO防衛を誓った。
 山中の露払いを務める尾川は、昨年4月の初防衛戦で9回KO勝ちを収めている杉田との再戦に臨む。「上(世界)に上がっていくためにも倒しきりたい。KO勝ちは当たり前と思っている」と自信をみせた。




チャンピオン・カーニバルの組み合わせ決定
Updated on 2017/01/16

 日本王者と最強の挑戦者が拳を交える第38回チャンピオン・カーニバルが2月4日に開幕する。13日に発表された13階級の組み合わせと日程は以下のとおり。なお、ミドル級は正規王者の西田光(川崎新田)と暫定王者の胡朋宏(横浜光)の対決となる。

★ミニマム級(王座決定戦) 4月16日@兵庫
小西伶弥(真正)対谷口将隆(ワタナベ)

★ライト・フライ級 3月か4月 @大阪
拳四朗(BMB)対久田哲也(ハラダ)

★フライ級(暫定王座決定戦) 2月28日@後楽園ホール
ユータ松尾(ワールドスポーツ)対黒田雅之(川崎新田)

★スーパー・フライ級 3月22日@後楽園ホール
中川健太(レイスポーツ)対船井龍一(ワタナベ)

★バンタム級(王座決定戦) 3月10日@後楽園ホール
赤穂亮(横浜光)対田中裕士(畑中)

★スーパー・バンタム級 2月4日@後楽園ホール
石本康隆(帝拳)対久我勇作(ワタナベ)

★フェザー級 3月か4月@名古屋
林翔太(畑中)対坂晃典(仲里)

★スーパー・フェザー級 3月(日時と場所は未定)
尾川堅一(帝拳)対杉田聖(奈良)

★ライト級 3月4日@後楽園ホール
土屋修平(角海老宝石)対西谷一弘(VADY)

★スーパー・ライト級(王座決定戦) 2月9日@後楽園ホール
麻生興一(三迫)対松山和樹(FUREA山上)

★ウェルター級 4月17日@後楽園ホール
有川稔男(川島)対坂本大輔(角海老宝石)

★スーパー・ウェルター級 4月@大阪
野中悠樹(井岡弘樹)対斉藤幸伸丸(輪島功一スポーツ)

★ミドル級 5月1日@後楽園ホール
西田光(川崎新田)対胡朋宏(横浜光)




★平成28年12度月間賞(1月10日選考)
Updated on 2017/01/11

月間最優秀選手賞 
日本スーパーフェザー級チャンピオン 尾川 堅一 (帝拳)
対象試合:12月3日「日本スーパーライト級タイトルマッチ」10R判定勝ち
対戦相手:同級1位 内藤 律樹 (E&Jカシアス)

月間敢闘賞
日本ライト級新チャンピオン 土屋 修平 (角海老宝石)
対象試合:12月19日「日本ライト級王座決定戦」3RKO勝ち
対戦相手:同級2位 野口 将志 (船橋ドラゴン)


月間新鋭賞
日本ミニマム級10位 小浦 翼 (E&Jカシアス)
対象試合:12月19日「オープン8回戦」2RTKO勝ち
対戦相手:ジェフリー・ガレロ (比国)

表彰式
平成29年2月4日(土)於:後楽園ホール『ダイナミックグローブ』




[見どころ!] 1月14日(土) 後楽園ホール
Updated on 2017/01/06

<東洋太平洋ヘビー級王座決定戦>
藤本京太郎対ウィリー・ナッシオ


 ジョセフ・パーカー(24=ニュージーランド/米)が昨秋に返上、空位になった東洋太平洋王座を1位の藤本と2位のナッシオが争う。
パーカーは昨年12月にWBO世界ヘビー級王者になっており、その権威を引き継ぐ試合でもある。
 藤本は身長183センチと最重量級(約90.7キロ以上)のヘビー級のなかでは小柄だが、足をつかいながら左ジャブを差し込んで不要な打撃戦を避け、リスクを小さく抑えて戦う巧者タイプといえる。
大男がパワー比べをする傾向が強いヘビー級では、むしろ異質で効果的な戦い方といえるかもしれない。11年12月に国際式転向を果たしてからの戦績は16戦15勝(8KO)1敗。唯一の敗北は4年前、のちに世界ランカーとなったソロモン・ハウモノ(豪)に5回TKO負けを喫したものだが、以後は10連勝(5KO)と好調だ。この間に獲得した日本王座の防衛テープは3まで伸ばしている。
 一方のナッシオはboxrec.comによると身長188センチとヘビー級では平均的だが、11戦10勝(9KO)1敗という高いKO率(約82%)を誇る。昨年2月にはオーストラリアの国内王座を獲得しており、こちらも8連勝中(7KO)だ。アップライトの構えからじわじわと圧力をかけ、接近して左右フック、アッパーを強振する古典的なタイプで、戦い方は藤本とは対照的といえる。ガードは比較的ルーズでスピードも感じられないが、パワーは要注意だ。ただ、最長でも5回までしか戦ったことがなく、スタミナ面は未知といえる。
 体ごと叩きつけるようなナッシオのパンチには十分な警戒が必要だが、WBC18位の藤本が足の動きを止めずにスピードを生かして戦えば大きなトラブルは避けられそうだ。藤本が前半でダメージを被ることなくポイントを重ねれば、その先の流れとして自然にKOチャンスが訪れるのではないだろうか。(原功)

藤本=1986年6月23日、大阪府出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサー型。戦績:16戦15勝(8KO)1敗。
ナッシオ=オーストラリア出身。右ボクサーファイター型。戦績:11戦10勝(9KO)1敗。





[活動報告] 準公式戦
Updated on 2016/12/31

 大みそかの大田区総合体育館興行で、当協会は準公式戦「ファーストボックス」をお披露目しました。会場からは世界戦を待ち遠しくしているお客様からも温かい拍手が。来年から本格的に始動するイベントになります。



[見どころ!] 12月31日(土) 大田区総合体育館
Updated on 2016/12/28

<WBA世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ>
ジェスレル・コラレス対内山高志


 両者は今年4月27日、今回と同じ会場で拳を交え、当時は暫定王者だったコラレスがスーパー王者の内山から2回に3度のダウンを奪ってKO勝ち、衝撃の戴冠を果たした。あれから8ヵ月、ともに試合を挟むことなく直接の再戦に臨む。
 コラレスは基本的にはサウスポーだが、機をみて右にもスイッチする器用さを持ち併せ、さらにスピードもある。そのうえ低く構えた攻撃型の選手とくるから相手にとっては戦いにくいタイプといえる。8ヵ月前の試合では先制攻撃が奏功、内山に立ち直る時間を与えずに短い時間で勝負を決めた。最初のダウンを奪った左のカウンターが決め手になったといっていいだろう。試合後は敗因として内山のモチベーションや集中力の欠如を指摘する声もあったが、コラレスの実力も正当に評価されるべきであろう。
 11月に37歳になった内山はリベンジと王座奪回を狙って再起のリングに上がる。まずは心理的なダメージが気になるところだが、それが問題なければ雪辱は十分に可能と思われる。左のジャブで突き放して右ストレート、あるいは左フック、さらには近距離での左ボディブローなど倒すパンチ、攻撃のバリエーションはコラレスよりも多く、総合的な戦力でも現スーパー王者を上回るものを備えている。
 まずは序盤の攻防に注目したい。前回と同じように先手をとりたいコラレスに対し、今度は内山も最初から主導権掌握を狙うものと思われる。ここで流れをつかんだ方が圧倒的優位に立ちことは間違いない。スタートから緊迫したテンポの速い展開になりそうだ。前半を内山が互角で乗り切れば中盤以降、KOで雪辱する可能性は大きく上昇するだろう。(原功)

コラレス=1991年7月12日、パナマ出身。左右にスイッチするボクサーファイター型。戦績:22戦20勝(8KO)1敗1無効試合。
内山=1979年11月10日、埼玉県出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:26戦24勝(20KO)1敗1分。




[見どころ!] 12月31日(土) 大田区総合体育館
Updated on 2016/12/28

<WBA世界ライト・フライ級タイトルマッチ>
田口良一対カルロス・カニサレス


 2年前の戴冠から4度の防衛を重ねてきた田口が、16戦全勝(13KO)のレコードを持つ23歳をカニサレスを迎え撃つ。ともに軽量級にしては強打者ということで、序盤からスリルに富んだ試合になりそうだ。
 今年、田口は4月と8月に防衛戦をこなしており、これが年間3度目の世界戦となる。2番目に軽いライト・フライ級(約48.9キロ以下)にしては168センチと背が高い田口だが、もっとも得意とするのは中近距離でのやりとりだ。上から打ち下ろす右だけでなく、長い腕を折りたたんでインサイドから突き上げるアッパーやボディブローなど攻撃の幅は広い。5度の世界戦では12回判定、8回TKO、9回終了TKO、11回終了TKO、12回判定といずれも長丁場を経験しており、スタミナにも問題はない。
 挑戦者のカニサレスは14年7月のプロデビューで、一度の挫折も知らずに大舞台に辿り着いた。昨年5月にベネズエラの国内王座、10月に現WBA1位のロベルト・バレラ(コロンビア)を破ってWBA中南米王座を獲得するなど手順を踏んでいるが、力量の分かる相手はバレラだけといっていい。カニサレスは身長153センチと小柄で、相手の肩越しに右を叩き込んだり体ごと左フックを打ち込んだりと少々荒っぽいところもある。まだ成長途上という印象だが、23歳の若さや16連勝の勢いは要警戒といえよう。
 ややスロースタートの傾向がある田口だが、今回は挑戦者を勢いに乗せないためにも早めにエンジンをかける必要があるだろう。前半、中盤、後半とラウンドを重ねるごとにヒートアップしていくような展開になりそうだ。(原功)

田口=1986年12月1日、東京都出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:28戦25勝(11KO)2敗1分。
カニサレス=1993年3月11日、ベネズエラ出身。右ボクサーファイター型。戦績:16戦全勝(13KO)。





[見どころ!] 12月31日(土)大田区総合体育館
Updated on 2016/12/28

<東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック Sフェザー級王座統一戦>
伊藤雅雪対渡邊卓也

 スーパー・フェザー級の東洋太平洋王座を2度防衛中の伊藤と、今年9月にWBOアジア・パシフィック王座を獲得した渡邊が互いのベルトをかけて対戦する。
 国内では高く安定した力をみせつけている伊藤は25歳と若く、勝ち味が遅いという難店はあるもののテクニックやスタミナにも長けている。内藤律樹(E&Jカシアス)、江藤慎吾(白井・具志堅)、仲村正男(渥美)といった国内トップ級との対戦経験も豊富だ。
対する渡邊はタイで4戦、韓国で3戦と異国のリングを経験している。ただ、日本タイトル戦では天笠尚(山上)や細野悟(大橋)に敗れており、この試合で殻を破りたいところだ。
 WBO4位、IBF11位、WBC18位の伊藤に対し渡邊もWBOでは5位に名を連ねており、世界を視野に入れた先陣争いとしても興味深いカードだ。(原功)

伊藤=1991年1月19日、東京都出身。伴流ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:21戦19勝(9KO)1敗1分。
渡邊=1989年2月3日、東京都出身。青木ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:37戦30勝(16KO)6敗1分。



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