ボクシングニュース



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[見どころ!] 1月12日(土) 後楽園ホール
Updated on 2013/01/07

<日本スーパー・ウェルター級タイトルマッチ> 
柴田明雄対細川貴之
               

 柴田は09年にOPBF東洋太平洋と日本スーパー・ウェルター級タイトルを同時に獲得した実績を持っている。現在は第二次政権ということになる。柴田のボクシングには派手さはないが、基本に忠実で好不調の波は比較的少ないタイプといえる。183センチの上背を生かして左ジャブを突いてペースを掌握し、機を見て右ストレートを打ち下ろすスタイルを確立している。大まかなカテゴリーではボクサーファイター型に入るが、その戦いぶりはボクサー型に近いといえる。終盤に失速する傾向があるだけに、中盤以降の戦い方とスタミナ配分に課題が残る。
 挑戦者の細川はウェルター級からミドル級にかけてコンスタントにキャリアを積んできた好戦的なサウスポーだ。関西が主戦場だが、東京のリングにも頻繁に登場し、後楽園ホールには場馴れしているものと思われる。11年8月にミドル級で淵上誠(八王子中屋)の持つ日本タイトルに挑戦した経験を持つが、そのときは6回TKOで敗れている。今回はベストともいえるスーパー・ウェルター級での挑戦だけに、揺るぎない自信を持ってリングに上がることだろう。
 できれば細川は先に仕掛けて優位に立ちたいところだが、柴田がそれを簡単に許すとは思えない。展開とすれば、やはり体格やスピードで勝る柴田が先行し、それを細川が追いかけるパターンが予想される。細川が中盤までに王者のボディを叩いてスタミナを削ぎ落とすことができれば、終盤に波瀾の可能性もある。(原功)

柴田=1981年11月19日、神奈川県出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:27戦19勝(8KO)7敗1分。
細川=1984年12月14日、大阪府出身。六島ジム所属。左ファイター型。戦績:34戦22勝(7KO)9敗3分。




[見どころ!] 12月31日(月) 大田区総合体育館 
Updated on 2012/12/24

<WBA世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ> 
内山高志対ブライアン・バスケス
          

 内山にとっては10年1月に獲得した王座の6度目の防衛戦であると同時に、暫定王者を迎えてのWBA内統一戦としての意味も持つ一戦。前戦が3回負傷引き分けに終わっているだけに、豪快なKO防衛を期待したいところだ。
 内山は12回TKO勝ちで王座を奪うと、4度の防衛を6回TKO、5回TKO、8回終了、11回TKOで片づけてきた。それだけに区切りのとなる試合で負傷引き分けは、さぞ不本意だったことだろう。右ストレート、左フックの強打が目立つ内山だが、本人がもっとも自信を持っているパンチは左のジャブだという。「これが決まらないと次のパンチに繋がらないので」と内山は話している。今度の試合でも左のリードブローが試合を左右することになりそうだ。
 1位にランクされる暫定王者のバスケスは、内山よりも8歳若い25歳。デビューは内山から遅れること2ヵ月、05年9月だった。以後、コンスタントに試合をこなして29戦全勝(15KO)を誇る。
暫定王座は昨年11月、決定戦を制して獲得した。今年7月にはベテランのホルヘ・ラシエルバ(メキシコ)を地元に迎えて初防衛戦に臨み、左ボディブローで2度のダウンを奪って9回TKO勝ちを収めている。
 バスケスは内山よりも7センチほど低い165センチの短躯だが、適度に足をつかいながら積極的に懐に飛び込む好戦的なスタイルを持っている。一発の破壊力では内山に遠く及ばないが、被せるように打ち込む右は要注意といえそうだ。機を見て左構えにスイッチすることもある。
 内山とすれば突き刺すような左のジャブで相手との距離を保ち、相手のガードの間から右ストレートを打ち込みたいところ。このパターンが早い段階ではまれば中盤あたりでけりがつくはずだ。内山が苦戦を強いられるとすればバスケスの前進をもてあまし、懐に入られて下から煽られる場合だろう。そうならないためにも攻防両面で左のリードパンチが重要視される。(原功)

内山=1979年11月10日、埼玉県出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:19戦18勝(15KO)1分。
バスケス=1987年8月26日、コスタリカ出身。右ボクサーファイター型。戦績:29戦全勝(15KO)。




[見どころ!] 12月31日(月) 大田区総合体育館
Updated on 2012/12/24

<WBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチ>
佐藤洋太対赤穂亮
           

 一戦ごとに総合力をアップしている佐藤の2度目の防衛戦。前OPBF東洋太平洋王者の赤穂を相手に、冷静に自分のペースを保つことができるか。
 佐藤は3年ほど前から急激に力をつけてきた28歳の右ボクサーファイター。左ジャブと足をつかいながら距離を保ち、折々に打ち合うスタイルを身上としている。近年は接近戦でもアッパー系のパンチを効果的に用いて打撃戦にも応じるなど、巧さに加えて逞しさが備わってきた。また、相手の虚をつく頭脳派としての一面もある。
 挑戦者の赤穂は21戦19勝(12KO)2分の26歳。細かなセオリーを気にしないダイナミックでエネルギッシュな右ファイター型で、ツボにはまると一気にもっていく力を持っている。反面、闘志とパンチが空回りに終わることもあり、今回は適正な自己コントロール能力が試されることにもなりそうだ。
 アウトボクシングをベースに戦いを組み立てる佐藤と、リスクを承知で前に出る赤穂。試合は最初から駆け引きを含めた激しい主導権争いが展開されそうだ。大舞台の経験値で劣る赤穂は序盤で流れを引き寄せて中盤戦を迎えたいところだ。
 本来ならば赤穂とは昨年、日本王座の防衛戦で拳を交えるはずだったが、赤穂の負傷で流れた経緯がある。つまり1年以上も両者は相手を研究してきたわけで、その分析と対策が勝負を左右する可能性もある。(原功)

佐藤=1984年4月1日、岩手県出身。協栄ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:28戦25勝(12KO)2敗1分。
赤穂=1986年7月2日、栃木県出身。横浜光ジム所属。右ファイター型。戦績:21戦19勝(12KO)2分。




[見どころ!] 12月31日(月) 大田区総合体育館
Updated on 2012/12/24

<WBA世界スーパー・フライ級タイトルマッチ>             
テーパリット・ゴーキャットジム対河野公平


 11年5月の戴冠後、亀田大毅(亀田)、清水智信(金子)、名城信男(六島)と3人の日本人を退けているテーパリットに、河野がボクサー生命をかけて挑む。
 テーパリットはファイターをいなす技術と、ボクサーを攻め落とす攻撃力を備えた右のボクサーファイター型といえる。12ラウンドをフルに戦いきる体力と戦況を見極める頭脳を持つが、まだまだ成長途上の選手ともいえる。
 一方の河野は10年から11年10月にかけて3連敗を喫したが、再起後は2連勝と息を吹き返している。背水の陣でのチャレンジだが、決め手に欠けるだけに苦しい戦いを強いられそうだ。
 王者の圧倒的優位が伝えられるなか、ひと泡吹かすことができるかどうか。(原功)

テーパリット=1988年11月22日、タイ出身。右ボクサーファイター型。戦績:23戦21勝(13KO)2敗。
河野=1980年11月23日、東京都出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:34戦27勝(10KO)7敗。




[見どころ!] 12月21日(金) 後楽園ホール
Updated on 2012/12/20

<日本ウェルター級王座決定戦>
高山樹延対斉藤幸伸丸
                    

 OPBF王座との2冠王者だった渡部あきのり(協栄)が返上した日本王座の決定戦。どちらが勝っても初戴冠となる。
 2位の高山は08年度の全日本ウェルター級新人王で、戦績は17戦16勝(7KO)1敗と高い勝率を誇る。右のボクサーファイター型だが、体で押し込む割りには決め手に欠ける傾向がある。
 一方の斉藤は3位にランクされる33歳のベテラン。01年のデビューながら途中で2年のブランクがあるため、試合数は23(18勝10KO4敗1分)と決して多くはない。09年に日本王座、今年3月には渡部に挑戦した経験を持つが、ともに途中まではほぼ互角と健闘したものの終盤TKO負けに退いている。中盤以降の戦い方、詰めに課題を残しているといえる。
 総合的な戦力に大きな差は認められないが、経験値で勝る斉藤がやや有利か。147ポンド(約66.6キロ)と比較的重いクラスだけに
KOの可能性もあるが、そう簡単に決着がつくとも思えない。勝負は中盤から終盤までもつれるのではないだろうか。(原功)

高山=1985年12月9日、秋田県出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:17戦16勝(7KO)1敗。
斉藤=1979年2月15日、北海道出身。輪島ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:23戦18勝(10KO)4敗1分。







[見どころ!] 12月21日(金) 後楽園ホール
Updated on 2012/12/17

<日本フェザー級タイトルマッチ>            
天笠尚対脇本雅行
                 

 長身のパンチャー、天笠の3度目の防衛戦。1位の挑戦者を相手に持ち味を発揮することができるか。
 天笠はちょうど1年前、鈴木徹(大橋)との王座決定戦を5回TKOで制して戴冠を果たした27歳。27戦21勝(15KO)4敗2分という高いKO率と、179センチの長身が最大の特徴といえる。しかし、体格を生かしたアウトボクサーではなく、近距離でコンパクトな左右を振り抜く攻撃型で、相手にとっては極めて危険なタイプといえる。細身ながら耐久力にも優れている。
 天笠ほどではないものの挑戦者の脇本も173センチと長身だ。こちらはサウスポーというアドバンテージがある。関西がホームだが、今年2月には後楽園ホールのリングも経験している。当時無敗だった竹中良(三迫)からダウンを奪って7回負傷判定勝ちを収めている。右アッパーや右フック、左ストレートに光るものがある。
 体格、攻撃力、経験値などで勝る天笠有利は動かしがたい。挑戦者が天笠のスタイルに戸惑い対応に時間がかかるようだと中盤を待たずに勝負が決する可能性もある。脇本は左構えの利点を生かして動きながら出入りを狙い、勝機を探ることになりそうだ。(原功)

天笠=1985年10月18日、群馬県出身。山上ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:27戦21勝(15KO)4敗2分。
脇本=1988年11月21日、兵庫県出身。高砂ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:24戦20勝(7KO)3敗1分。




[見どころ!] 12月19日(水) 後楽園ホール
Updated on 2012/12/17

<OPBF東洋太平洋スーパー・フライ級王座決定戦>
江藤大喜対アーサー・ビジャヌエバ
      

 世界挑戦の決まった赤穂亮(横浜光)が返上した王座の決定戦。元世界V13王者、具志堅用高氏の秘蔵っ子、江藤が初戴冠を果たすことができるか注目される。
 江藤は07年8月にプロデビューした24歳。6戦目で1回KO負けの挫折を味わったが、それ以外は順調に白星を重ね、その数は10(7KO、1敗)になった。171センチの長身を生かしたスピーディーな右のボクサーファイター型で、左ジャブとワンツーは切れがある。今年は4月に世界挑戦経験者の冨山浩之介(ワタナベ)に6回TKO勝ち。7月には当時WBOの世界ランク上位に名を連ねていたイサック・ジュニア(インドネシア)に8回判定勝ちを収めるなど、ハードな路線を歩いてきた。
 ビジャヌエバは20戦全勝(12KO)の23歳。フィリピンを離れて戦うのは今回が初めてだが、2年前にはナショナル王座を獲得した実績を持っている。直近の試合では元世界ランカーのベテラン、プラムアンサック・ポースワン(タイ)に8回判定勝ちを収めるなど勢いがある。
 江藤はスピードのある左ジャブで探りを入れ、ワンツーに繋ぐボクシングで先手を取りたいところ。耐久面で不安を抱える江藤だが、前半で流れをつかむことができれば初のタイトルが見えてくる。(原功)

江藤=1988年2月8日、沖縄県出身。白井・具志堅ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:11戦10勝(7KO)1敗。
ビジャヌエバ=1989年1月20日、フィリピン出身。戦績:20戦全勝(12KO)。




[見どころ!] 12月18日(火) 後楽園ホール
Updated on 2012/12/17

<OPBF東洋太平洋フライ級タイトルマッチ>               
ロッキー・フェンテス対奈須勇樹
     

 WBA、WBCで世界ランク上位に名を連ねるフェンテスに奈須が挑む。6年前に大阪で判定負けを喫している奈須にとっては、雪辱戦であるとともに世界戦線に割って入るチャンスでもある。
 フェンテスは42戦(34勝20KO6敗2分)の経験を持っているが、まだ26歳と若い。フィリピンのミニマム級&フライ級国内王座を獲得した実績を持ち、OPBF戦などと合わせて13度の地域タイトルマッチを経験している。現王座は10年3月に大久保雅史(青木)から奪ったもので、池原繁尊(横浜光)、有富康人(松田)、向井寛史(六島)らを相手に5度の防衛を重ねている。160センチと大きくはないが、積極的に距離を詰めながら攻め込む好戦派だ。最近の5年間は14連勝(8KO)と勢いもある。
 タイトル初挑戦者の奈須も攻撃型の選手だ。29戦23勝(16KO)6敗と高いKO率を誇る。反面、6敗のうち4敗がKO(TKO)によるもので、打ち気に逸るあまり防御が甘くなる傾向もある。ちなみに06年10月のフェンテス戦は、97対94、96対94で二者がフェンテス、もうひとりは逆に96対94で奈須を支持するというスプリット・デシジョンだった。奈須にとっては6年ぶりの再戦がOPBF王座戦、しかも勝てば世界ランクも手に入るという願ってもないかたちとなった。
 ふたりとも打撃戦を好むだけに序盤からスリリングなパンチの交換が見られそうだ。長丁場の経験が乏しい奈須とすれば、早い段階で一度思い切った勝負をかけるのも手かもしれない。(原功)

フェンテス=1986年2月10日、フィリピン出身。右ボクサーファイター型。戦績:42戦34勝(20KO)6敗2分。
奈須=1982年8月24日、大阪府出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:29戦23勝(16KO)6敗。





[見どころ!] 12月17日(月) 後楽園ホール
Updated on 2012/12/17

<WBC女子世界アトム級タイトルマッチ>    
小関桃対花形冴美
          

 08年8月の戴冠後、4年超の期間に8度の防衛を重ねている小関のV9戦。4人目となる日本人挑戦者を退け、ベルトを保持したまま年を越すことができるか。
 小関はこの階級にしては162センチと長身で、サウスポーからテンポよくワンツーを放り込むボクサー型といえる。位置どりや間合いの取り方も巧みだ。JBC公認後だけでも8ラウンド以上を6度戦い、経験やスタミナの点でも問題がないことを証明している。
 挑戦者の花形はタイトル初挑戦となる。08年8月デビューの28歳で、戦績は10戦7勝(3KO)2敗1分。小柄な体ながら果敢に攻め込み、執拗なアタックを繰り返すタイプだ。小関とは対照的に6ラウンド以上をフルに戦いきったことは1度だけで、スタミナには未知の部分を残している。
 後半に不安を残す花形は序盤から積極的に飛ばして主導権を握り、王者の焦りや綻びを引き出したいところ。しかし、技術と経験で勝る小関を崩すのは容易ではなさそうだ。(原功)

小関=1982年7月31日、東京都出身。青木ジム所属。左ボクサー型。戦績:11戦10勝(3KO)1分。
花形=1984年10月28日、神奈川県出身。花形ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:10戦7勝(3KO)2敗1分。




■平成24年11月度月間賞(12月4日選考)
Updated on 2012/12/06

□月間最優秀選手賞
 OPBFウェルター級チャンピオン 渡部 あきのり (協栄)
 対象試合:11月19日「OPBFウェルター級タイトルマッチ」12R判定勝ち
 対戦相手:WBC世界同級1位 プラウェート・シンワンチャー(タイ)

□月間敢闘賞
 日本Sライト級4位 小原 佳太 (三迫)
 対象試合:11月14日「オープン10回戦」8RTKO勝ち
 対戦相手:日本Sライト級2位 外園 隼人(帝拳)

□月間新鋭賞
 齊藤 裕太 (北澤)
 対象試合:11月4日「東日本新人王決勝戦」1RKO勝ち
 対戦相手:山口 祥之(RK蒲田)

◆表彰式◆
 未定



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