ボクシングニュース



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興毅はV2戦 清水はカサレスに挑戦
Updated on 2011/08/03

8/31 日本武道館でダブル世界戦

 WBA世界フライ級4位の清水智信(金子)が8月31日(水)、
日本武道館で1階級上のWBA世界スーパー・フライ級チャンピオン、ウーゴ・カサレス(メキシコ)に挑戦することになった。当日はWBA世界バンタム級チャンピオンの亀田興毅(亀田)がデビッド・デラ・モーラ(メキシコ)を相手に2度目の防衛戦を行うことがすでに発表されており、ダブル世界戦となる。
 清水は07年にポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)、08年に内藤大助(宮田)のWBC世界フライ級タイトルに挑戦したが、いずれもTKO負け。今回が3度目のチャレンジとなる。「スーパー・フライ級での試合経験がないので不安な面はあるが、ボクシング人生をかけて戦う」と話した。




[見どころ!] 8月6日(土) 後楽園ホール 
Updated on 2011/07/27

<OPBFミドル級タイトルマッチ>        
佐藤幸治対氏家福太郎
           

 このところ2戦連続でノンタイトル戦をこなした佐藤が、昨年7月以来13ヵ月ぶりの防衛戦に臨む。一方、挑戦者の氏家は今年2月、淵上誠(八王子中屋)の持つ日本タイトルに挑んで8回TKO負けしたあとの再起戦でもある。近況は5連勝(4KO)の佐藤有利を物語っているが、70キロを超えるクラスだけに予断は禁物だ。
 アマチュア時代に国際大会への出場も多かった佐藤は05年4月、米国ラスベガスでプロ初陣を飾った。以後、6年間で20戦19勝(17KO)1敗の戦績を残している。唯一の敗北は2年前、ドイツでWBA世界ミドル級王者フェリックス・シュトルム(ドイツ)に挑んで7回TKO負けを喫したもの。その後はOPBF王座を奪回するなど、再び快進撃を続けている。全体的なスピード感に欠ける傾向はあるものの、パワーはこのクラスでも突出している。特に被せるように打ち込む右と左フックが強い。
 一方の氏家は今回が3度目のタイトル挑戦となる。前戦の淵上より4年前の挑戦試合では、江口啓二(姫路木下)からダウンを奪いながら3回KOで敗れているだけに、ここは“3度目の正直”といきたいところだ。佐藤と比較すると25戦中KO勝利は11(16勝8敗1分)と少な目だが、淵上戦前まで4連続KO勝ちを収めていたようにパンチ力はある。
 互いが序盤、中盤、終盤とセオリーどおりの組み立てで試合を考えた場合、どうしても氏家の勝算は低くなってしまう。パワーをはじめ総合力で勝る佐藤優位は絶対ともいえる。その構図が崩れる可能性があるとしたら氏家が短期決戦を仕掛けた場合だろう。(原功)

佐藤=1980年12月11日、千葉県出身。帝拳ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:20戦19勝(17KO)1敗。
氏家=1980年12月18日、東京都出身。新日本木村ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:25戦16勝(11KO)8敗1分。





[見どころ!] 8月4日(木) 後楽園ホール
Updated on 2011/07/27

<OPBFウェルター級タイトルマッチ>                   
渡部あきのり対梁正勲
   

 この4月、井上庸(ヤマグチ土浦)から5度のダウンを奪うという豪快な2回KO勝ちで日本&OPBF2冠王者となった渡部。今回はOPBF王座の初防衛戦として韓国王者・梁正勲(ヤン・ジュンフン)の挑戦を受ける。
 渡部は26戦22勝(20KO)4敗の戦績が示すとおりのスラッガー。強引とも思えるアプローチで相手に接近し、距離が詰まると左右の強引なフックで沈めてしまうケースが多い。反面、4敗がすべてKO(TKO)によるものであるように耐久力に課題を抱えている。勝っても負けてもKOという分かり易いサウスポーのファイターだ。
 挑戦者の梁は韓国王座を保持する26歳。プロデビューは24歳になる直前の09年1月と遅く、これまでの試合数も8戦(6勝2KO2敗)と少ない。昨年10月に韓国王座を獲得し、今年3月に前王者を退けて初防衛に成功している。積極的に攻め込む好戦派と伝えられるが、パンチはラフで技術レベルには疑問符が付くともいわれる。
 痛い思いをしながら少しずつ成長を続ける渡部だけに、相手の戦力を偵察せずに闇雲に突っ込むことはしないと思われる。落ち着いて相手の動きをチェックしたうえでプレスすることができれば、落とし穴にはまることはないとみる。渡部が中盤までにけりをつける可能性が高そうだ。(原功)

渡部=1985年7月12日、埼玉県出身。協栄ジム所属。左ファイター型。戦績:26戦22勝(20KO)4敗。
梁 =1985年2月19日、韓国出身。右ファイター型。戦績:8戦6勝(2KO)2敗。




[見どころ!] 8月4日(木) 後楽園ホール
Updated on 2011/07/27

<日本スーパー・フライ級タイトルマッチ>          
佐藤洋太対石崎義人


 当初、佐藤はOPBF王者の赤穂亮(横浜光)とのチャンピオン対決に臨むはずだったが、赤穂の負傷により試合は白紙に。代わりに自身のV4戦というスケジュールになった。WBA5位、WBC3位の肩書を持つだけに、ここは世界挑戦に向けてアピールする内容が求められる。
 佐藤はデビュー戦と7戦目を判定で落とした以外は6年近くも敗北知らずである。目下、引き分けを挟んで16連勝中(7KO)と破竹の勢いを維持している。海外の強豪との手合わせがない点に不満は残るが、翁長吾央(大橋)、中広大悟(広島三栄)、河野公平(ワタナベ)といった世界ランカーを連破しており、内容は濃い。
このクラスにしては171センチと長身で、体格を生かしたアウトボクシングをベースに、最近は中近距離の戦いでも逞しさをみせている。主武器は左ジャブから繋ぐ右ストレートだ。フルラウンドを戦い抜くスタミナも備わっている。
 挑戦者の石崎はアマチュアを経て08年8月にプロデビュー。ここまで8戦6勝(4KO)1敗1分の戦績を残している。4戦のキャリアで日本ランク入りしたが、昨年の「最強後楽園」では初戦で元日本王者の吉田拳畤(ワタナベ)に敗れている。乱戦に巻き込まれたすえの6回判定負けだった。こちらも伸びのあるワンツーが主武器だ。
 経験値をはじめ個々の戦力を比較しても、佐藤有利は動かない。早い段階で易々とペースを握った場合は中盤あたりでヤマが訪れる可能性もある。石崎は左右に動きながら的を絞らせず、ボディから攻めて佐藤を追い込みたいところだが……。(原功)

佐藤=1984年4月1日、岩手県出身。協栄ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:24戦21勝(11KO)2敗1分。
石崎=1982年3月3日、兵庫県出身。真正ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:8戦6勝(4KO)1敗1分。






■平成23年6月度月間賞(6月27日選考)
Updated on 2011/07/23

 7月20日(水)の後楽園ホール興行『角海老ボクシング』にて、授賞式が行われました。


□月間最優秀選手賞
 日本ライト級チャンピオン
 荒川 仁人 (八王子中屋)

□月間敢闘賞
 日本ミドル級チャンピオン
 淵上 誠 (八王子中屋)

□月間新鋭賞
 日本フライ級12位
 鈴木 武蔵 (帝拳)




多田、藤岡、安藤――女子トリプル世界戦
Updated on 2011/07/08

9/22 後楽園ホール  ライカは挑戦者決定戦

 9月22日、東京・後楽園ホールで女子のトリプル世界戦が開催されることになった。カードは以下のとおり。

★WBAミニマム級戦
 多田悦子(フュチュール)
 VS
 ノンマイ・ゴーキャットジム(タイ)

★WBCミニフライ級戦
 藤岡菜穂子(竹原&畑山)
  VS
 カニタ・ゴーキャットジム(タイ)

★WBAライト・ミニマム級初代王座決定戦
 安藤麻里(フュチュール)
  VS
 アマラ・ゴーキャットジム(タイ)

★WBCスーパー・フェザー級指名挑戦者決定戦
 風神ライカ(竹原&畑山)
  VS
 ジェレナ・ムルドジェノビック(カナダ)

 7日、竹原&畑山ジムで発表会見に臨んだ日本の4選手は、それぞれ抱負を口にした。
多田:関東での試合はデビュー戦以来なので楽しみ。ドカーンと盛り上げたい。
藤岡:1位との指名試合なのでレベルの高い試合になると思う。
安藤:このビッグチャンスをしっかりものにして世界チャンピオンになる。
ライカ:必ず勝つ。これに勝って次の世界戦につなげる。




[見どころ!] 7月12日(火) 後楽園ホール 
Updated on 2011/07/06

<日本スーパー・ライト級王座決定戦>    
長瀬慎弥対伊藤和也


 本来ならば長瀬は2月に亀海喜寛(帝拳)に挑むはずだったが、試合直前になって亀海がインフルエンザに罹患。そのため王座を返上して試合はキャンセルに。3月に長瀬と伊藤の間で王座決定戦がセットされたが、東日本大震災の影響で延期――そんな紆余曲折を経て実現することになったカードだ。
 相手の変更や延期などで長瀬にとっては調整やモチベーションの維持が難しかったかもしれないが、亀海への挑戦よりも勝率が格段に上がったのだからラッキーといえよう。長瀬は独特のリズムを刻む変則的なボクサーで、パンチの軌道も読みにくい面がある。それでいて左フックは破壊力があるのだから、相手にとっては厄介だろう。
 伊藤は2年前、西尾彰人(姫路木下)を4回TKOで破ってトップ10入り。その後、じわじわと自動的にランクが上がり、亀海のベルト返上によって今回の王座決定戦のチャンスが転がり込んできた。こちらも棚から牡丹餅といったところだ。旺盛なスタミナと手数を武器に積極的に攻める長身の右ボクサーファイター型。目下6連勝(3KO)と勢いもある。
 総合力では長瀬が勝ると思われるが、伊藤を勢いづかせると厳しい戦いを覚悟せねばなるまい。(原功)

長瀬=1981年11月18日、埼玉県出身。フラッシュ赤羽ジム所属。
   右ボクサーファイター型。戦績:23戦18勝(9KO)3敗2分。
伊藤=1984年4月4日、山形県出身。宮田ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:14戦11勝(6KO)3敗。





[見どころ!] 7月11日(月) 後楽園ホール
Updated on 2011/07/06

<日本フェザー級タイトルマッチ>                      
細野悟対高山和徳
              

 世界ランクにも名を連ねる細野の日本タイトル3度目の防衛戦。上のステージに向かいためにはKO防衛が合格ラインとなる。
 細野はアマチュアを経て05年8月にプロ転向。08年にOPBF東洋太平洋フェザー級タイトルを獲得し、3度防衛の実績を持っている。ベルトを返上して臨んだ世界挑戦は、WBAスーパー・バンタム級王者プーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)の巧さにしてやられたが、再起後は4連勝(2KO)を収め、確実に再び大舞台に近づいている。
 21戦20勝(14KO)1敗の戦績が示すとおりの強打者で、中間距離で被せる右とインサイドから突き上げる左のボディブローが最大の武器といえる。10ラウンド以上も6度経験しており、スタミナも十分。タフネスにも定評がある。攻防のテンポがもう一段上がれば、強打がさらに生きてくるはずだ。
 挑戦者の高山は2度目の日本タイトル挑戦となる。昨年2月、李冽理(横浜光)との王座決定戦では、のちの世界王者のテクニックにしてやられ判定を落としている。再起戦でも8回判定負けを喫しており、2連勝中ながら必ずしも近況は芳しいとはいえない。戦績は30戦19勝(4KO)7敗4分。KO勝ちは少ないが、KO負けもゼロというレコードが示すとおりの粘り強い選手だ。
 パワーをはじめ個々の戦力、経験値などで大きく勝る細野の絶対的有利は動かせない。王者側から見れば、いつ「バズーカ」を炸裂させるかに焦点は絞られるだろう。
 高山が番狂わせを狙うには、細野のエンジンがかかる前、序盤に思い切った仕掛けをする必要があるだろう。(原功)

細野=1983年11月6日、福島県出身。大橋ジム所属。右ファイター型。戦績:21戦20勝(14KO)1敗。
高山=1982年7月19日、千葉県出身。船橋ドラゴンジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:30戦19勝(4KO)7敗4分。






■平成23年6月度月間賞(6月27日選考)
Updated on 2011/06/27

以下の通り決定しましたのでお知らせいたします。

月間最優秀選手賞
 日本ライト級チャンピオン
 荒川 仁人 (八王子中屋)
 対象試合:6月13日「日本ライト級タイトルマッチ」4RTKO勝ち
 対戦相手:同級9位 生田真敬(ワタナベ)

月間敢闘賞
 日本ミドル級チャンピオン
 淵上 誠 (八王子中屋)
 対象試合:6月13日「日本ミドル級タイトルマッチ」5R終了TKO勝ち
 対戦相手:同級6位 田島秀哲(西遠)

月間新鋭賞
 日本フライ級12位
 鈴木 武蔵 (帝拳)
 対象試合:6月4日「オープン8回戦」8R判定勝ち
 対戦相手:OPBF東洋太平洋フライ級12位 屋富祖裕信(琉球)


表彰式
 7月20日(水)於:後楽園ホール『角海老ボクシング』




[見どころ!] 7月2日(土) 後楽園ホール 
Updated on 2011/06/25

<OPBFライト級タイトルマッチ>         
三垣龍次対川瀬昭二
                

 WBA7位、WBC6位に名を連ねる三垣のOPBFタイトル3度目の防衛戦。昨年1月に長嶋建吾(18古河)を倒してベルトを奪い、金井アキノリ(姫路木下⇒真正)を6回TKO、高瀬司(大阪帝拳)を8回TKOに退け、これで4人連続してのOPBF戦日本人対決となる。
 三垣はアマチュアで培ったテクニックをベースにした技巧派の強打者で、ポンポンと小気味よく繰り出す左ジャブが主武器の右ボクサーファイター。2年前の日本タイトル初防衛戦では近藤明広(日東)に初回で不覚をとり、金井戦でもダウンを喫するなど耐久面に課題は残すが、全体的な経験値はこの2年で急上昇している。もう一段上のステージに行くためには、このあたりでインパクトのある勝ち方が望まれる。
 川瀬はこれが2度目のタイトル挑戦となる。3年前は同じ後楽園ホールで石井一太郎(横浜光)の持つ日本ライト級タイトルに挑んだもので、健闘はしたものの7回負傷判定負けに退いている。以後は中部のリングで9連勝(6KO)をマークして、再挑戦の機会を得た。174センチの長身から放つ左のリードパンチと右ストレートを得意とする右のボクサーファイター型で、スピードに定評がある。
 試合数では王者の2倍近くをこなしてきた川瀬だが、相手の質や内容を考えると経験値では三垣が上を行く。それだけに王者が先手をとって勢いに乗った場合は、ラウンドごとに差を広げていくことになるだろう。川瀬としては早い時点で三垣のリズムを遮断しておきたいところ。挑戦者が揺さぶりをかけながら左で刺し勝ち、先に先にと攻めることができれば試合は面白くなりそうだ。(原功)

三垣=1981年9月12日、岡山県出身。M.T.ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:18戦16勝(12KO)2敗
川瀬=1982年3月9日、愛知県出身。松田ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:35戦27勝(17KO)3敗5分



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