ボクシングニュース



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■平成23年9月度月間賞(10月11日選考)
Updated on 2011/10/12

月間最優秀選手賞
 日本スーパーバンタム級6位
 中嶋 孝文 (ドリーム)
 対象試合:9月2日「オープン8回戦」判定勝ち
 対戦相手:日本バンタム級2位 臼井欽士郎(横浜光)

月間敢闘賞
 日本バンタム級12位
 船井 龍一 (ワタナベ)
 対象試合:9月30日「オープン8回戦」7RTKO勝ち
 対戦相手:同級9位 柘植雄季(駿河)

月間新鋭賞
 石川 昇吾 (新日本木村)
 対象試合:9月30日「オープン6回戦」5RTKO勝ち
 対戦相手:バロディア・カレロ・エルナンデス(ワタナベ)


表彰式
 11月15日(火)於:後楽園ホール『DANGAN41』




[見どころ!] 10月14日(金) 後楽園ホール
Updated on 2011/10/10

<日本スーパー・ライト級タイトルマッチ>    
長瀬慎弥対和宇慶勇二
             

 もともとこのベルトは亀海喜寛(帝拳)が保持していたものだが、2月に予定された長瀬との防衛戦を前にインフルエンザに罹ったために返上。これを受け長瀬は3月に王座決定戦に臨むはずだったが、
東日本大震災の影響で試合は延期に。こうしたなか、やっと7月に王座決定戦で伊藤和也(宮田)を下し戴冠を果たしたという経緯がある。デビューから10年、回り道をして手に入れたベルトだけに、そう簡単に渡すわけにはいくまい。
 長瀬は右ボクサーファイターのカテゴリーに入るが、パンチのタイミングや軌道など、やや変則的な面もある。この6戦(4勝1敗1分)はすべて判定勝負になっており、接戦になった場合も持ち味を発揮できる強みがある。
 挑戦者の和宇慶は09年8月、当時の日本王者・小野寺洋介山(オサム)に挑んで判定負けを喫して以来、2度目の王座挑戦となる。その後は3戦2勝(1KO)1分と調子を戻している。長身のサウスポーで、左ストレートと右フックを得意とする。こちらも11年選手。勲章がほしいところだ。
 チャンピオンの長瀬は守る立場を意識せずに、ペース掌握をはかるためにも序盤から積極的に攻めて出たい。和宇慶を受身に回らすことができれば、自分の仕事がやりやすくなるはずだ。
 逆に和宇慶は身長とリーチ、そしてサウスポーのアドバンテージを生かして戦いたい。長瀬の出端に左を突き、右フックで回すことができれば自然にペースは転がり込むだろう。
 総合力に大きな差がないだけに、接戦が予想される。(原功)

長瀬=1981年11月18日、埼玉県出身。フラッシュ赤羽ジム所属。
   右ボクサーファイター型。戦績:24戦19勝(9KO)3敗2分。
和宇慶=1981年1月20日、東京都出身。ワタナベジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:18戦14勝(7KO)3敗1分。




[見どころ!] 10月10日(月=祝) 後楽園ホール
Updated on 2011/10/07

<日本スーパー・バンタム級タイトルマッチ>
芹江匡晋対橋元隼人


 WBA、WBCでともに世界8位に名を連ねる芹江の国内タイトルV5戦。7月に暫定王者の瀬藤幹人(協栄)に競り勝って第一人者としての存在感を示しているだけに、ここはKO防衛がノルマといえるだろう。
 芹江はルーキー時代に三つの敗北を経験しているが、この5年間に限ってみれば14連勝(7KO)と破竹の勢いにある。日本タイトルは09年12月、世界ランクの常連だった木村章司(花形)から奪取。以後、玉越強平(千里馬神戸)、福島学(花形)、長井佑太(勝又)、そして瀬藤を相手に防衛を重ねてきた。この間、膝を痛めてブランクをつくりもしたが、この夏に戦線復帰を果たしている。
 重心を比較的低く据えた独特の構えから独創的なボクシングを展開するタイプで、クロス気味に放つ右が主武器といえる。円熟期を迎えているだけに、このあたりで派手なリング・パフォーマンスを見せて上のステージへの通行手形を手にしたいところだ。
 挑戦者の橋元も芹江と同じ28歳。まだ8回戦の経験しかなくキャリアでは大きく劣るが、14戦12勝(2KO)1敗1分と戦績はみごとだ。左フックや右ストレートを軸に冷静な試合運びをみせるが、ややパワーに欠ける傾向があるだけに、芹江相手に厳しい戦いは覚悟せねばなるまい。
 経験をはじめ総合力で大きく勝る芹江有利は不動といえる。芹江が自在な動きでペースを握り、徐々に引き離して中盤から終盤でヤマをつくるという予想が順当なところだろう。橋元が番狂わせを狙うには序盤で思い切った仕掛けが必要になりそうだ。(原功)

芹江=1983年3月4日、東京都出身。伴流ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:22戦19勝(8KO)3敗。
橋元=1983年4月8日、東京都出身。ワールドスポーツジム所属。
   右ボクサーファイター型。戦績:14戦12勝(2KO)1敗1分。




[見どころ!] 10月4日(火) 後楽園ホール
Updated on 2011/10/02

<日本ライト級王座決定戦>  
加藤善孝対稲垣孝
 
 荒川が返上して空位になった王座の決定戦。1位の加藤、2位の稲垣ともに2度目のタイトル挑戦となる。力量に大きな差がないだけに、接戦が予想される。
 加藤は3年前に荒川に唯一の黒星をなすりつけている好戦的でタフな右ボクサーファイター。積極的で思い切りのいいボクシングが身上だが、3年近くKO勝ちから遠ざかっている。09年12月、日本王者だった近藤明広(日東)に挑戦して2対1の判定で惜敗し、再起戦で負傷TKO負けを喫するなど一時期スランプ気味だった。
しかし、ここ2戦は判定ながら勝利を収めている。
 対する稲垣は1年前、スーパー・フェザー級で当時の日本王者、三浦隆司(横浜光⇒帝拳)に9回TKO負けを喫しており、4回TKO勝ちの再起戦を挟んでのタイトル・アタックとなる。パンチの切れを欠く傾向はあるが、執拗に食い下がるタイプだけに相手にとっては捌きにくい選手といえるかもしれない。
 わずかに加藤有利とみるが、その差は戦い方しだいで埋め合わせが十分可能な範囲内といえる。選手本人はもちろんのこと、陣営がどんな策を練ってリングに上がるのか、接戦が予想されるだけにそのあたりも勝敗に響きそうだ。(原功)

加藤=1984年11月23日、茨城県出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:24戦19勝(5KO)4敗1分。
稲垣=1985年10月7日、東京都出身。フラッシュ赤羽ジム所属。
   右ボクサーファイター型。戦績:23戦13勝(6KO)9敗1分。






[見どころ!] 10月4日(火) 後楽園ホール
Updated on 2011/10/02

<OPBFライト級王座決定戦>        
荒川仁人対ジェイ・ソルミアノ
              

 三垣龍次(MT)がケガのため返上して空位となった王座の決定戦。WBA6位、WBC7位にランクされる荒川と、12戦11勝(7KO)1分のホープ、ソルミアノ。好ファイトが期待される。
 荒川はキャリア7年の29歳。昨年4月に近藤明広(日東)を下して日本タイトルを獲得し、3連続KO防衛に成功。今回はその日本のベルトを返上してOPBF取りに臨む。荒川はサウスポーのボクサーファイターのカテゴリーに入るが、頭脳派の一面も持っている。右ジャブで距離と角度を探り、間合いの合ったところで長短、緩急をつけた左を飛ばす戦い方を身上とする。上下の打ち分けも巧みで、序盤にダウンを喫したことはあるものの大崩れすることのないタイプといえる。
 対するソルミアノは07年8月にプロデビューした24歳。昨年5月にフィリピンのナショナル・タイトルを獲得し、2連続KO防衛を果たしている。この1年半に関しては荒川と似た足跡といえる。目下3連続KOという点も共通している。大柄で好戦的な選手と伝えられるだけに、荒川にとって厳しい戦いになることも考えられる。
 サウスポーの荒川としては序盤は慎重に相手の出方やクセを見抜くことに時間を費やし、中盤から仕掛けて出ることが得策か。若く勢いのあるホープを荒川がどう迎え撃つのか、楽しみだ。(原功)

荒川=1981年12月23日、東京都出身。八王子中屋ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:22戦20勝(14KO)1敗1分。
ソルミアノ=1987年2月15日、フィリピン出身。戦績:12戦11勝(7KO)1分。




[見どころ!] 9月22日(木) 後楽園ホール
Updated on 2011/09/18

<トリプル女子世界タイトルマッチ>       
多田対ノンマイ、藤岡対カニタ、安藤対アマラ
     

 現在、日本女子ボクシング界は5人の世界チャンピオンを擁しているが、そのうち多田悦子(フュチュール)と藤岡奈穂子(竹原&畑山)のふたりが登場する。また、多田と同門の安藤麻里(フュチュール)はWBAが新設したライト・ミニマム級の初代王座決定戦に臨む。
 メインに登場の多田はアマチュアで50戦(47勝3敗)の経験を持つスピーディーなサウスポー。プロでは10戦8勝(2KO)2分で、そのうちの6戦が世界戦だ。今回は6度目の防衛戦となる。
 挑戦者のノンマイ・ゴーキャットジム(タイ)は15戦10勝2敗
3分の26歳。元WBC女子世界ライト・フライ級王者の肩書を持っている。
多田のスピードとテクニックがノンマイを圧倒しそうだ。

 今年5月に戴冠を果たしたWBC女子世界ミニマム級チャンピオンの藤岡は、これが初防衛戦。アマチュア21戦(18勝10KO、RSC3敗)、プロ6戦全勝(4KO)で、日本国内では負けたことがない。スピードと手数で迫る好戦派だ。
 WBC1位にランクされる指名挑戦者カニタ・ゴーキャットジム(タイ)は16戦13勝(4KO)3敗の21歳。
両者は1年前に対戦経験があり、そのときは藤岡が5〜6ポイント差をつけて判定勝ちを収めている。その後、カニタは5連勝を収めており侮れない。しかし、藤岡が返り撃ちにしそうだ。

 ライト・ミニマム級王座決定戦に出場する安藤は10戦7勝(4KO)3敗の23歳。対するアマラ・ゴーキャットジム(タイ)は9戦7勝(3KO)1敗1分の22歳。映像を見た安藤はアマラについて「ファイター型の印象」と話している。「この大きなチャンスを掴んでチャンピオンになる」とモチベーションは高い。6人目のチャンピオン誕生か。(原功)




[見どころ!]9月18日(日) キャンプ座間屋内体育館
Updated on 2011/09/15

<OPBF&日本スーパー・ウェルター級タイトルマッチ>        
チャーリー太田対十二村喜久
                         

 在日米国人のチャーリーにとっては、いわば凱旋的な意味を持つ米軍基地内での防衛戦。当然、高いモチベーションを抱いてリングに上がるはずだ。粘り強い戦いを身上とする十二村はどこまで食い下がれるか。
 チャーリーにとっては今年4度目の実戦となる。今回は8月8日以来、1ヵ月半という短いスパンでの試合だ。この間、アメリカでWBC世界スーパー・ウェルター級王者サウル・アルバレス(メキシコ)のスパーリング相手を務めるなど、充実したトレーニングをこなしてきた。身長168センチとこのクラスにしては小柄だが、発達した上体を利して打ち込む左右のパンチは破壊力がある。今後は、そのパワーがアジア圏のみならず世界レベルで通用するかどうかが問われることになるだろう。一時期はスロースタートの傾向が見られたが、先の防衛戦ではしっかりと修正していた。
 挑戦者の十二村は足掛け8年のキャリアを持つ27歳。24戦15勝(4KO)5敗4分の戦績が示すように、しぶとい戦いをする右のボクサーファイターだ。この2年半で引き分けを挟んで5連勝を収めている。いずれも判定によるもので、競り勝った試合が多い。
しかし、6年以上もKO勝ちから遠ざかっているうえ、まだ10ラウンドをフルに戦いきった経験がないとあっては、圧倒的不利の予想は仕方あるまい。
 経験、パワー、スピード、テクニックなど個々の戦力で大きく勝るチャーリーが、終盤を待たずにヤマをつくると見る。十二村の奮起、粘りに期待したい。(原功)

チャーリー=1981年8月24日、米国出身。八王子中屋ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:20戦18勝(13KO)1敗1分。
十二村=1983年10月3日、千葉県出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:24戦15勝(4KO)5敗4分。




日本王者・八重樫が2度目の世界挑戦
Updated on 2011/09/15

10/24 後楽園ホール ポンサワンにチャレンジ

 日本ミニマム級王者、八重樫東(28歳=大橋)が10月24日(月)、東京・後楽園ホールでWBA同級王者ポンサワン・ポープラムック(33歳=タイ)に挑戦することが決定した。

 岩手県北上市出身の八重樫はアマチュアを経て05年3月にプロデビュー。5戦目でOPBFタイトルを獲得すると、7戦目にはイーグル・デーンジュンラパン(タイ/角海老宝石)の持つWBC世界ミニマム級タイトルに挑戦。しかし、アゴを折られたすえ12回判定負けに終わった。
 09年6月、日本ミニマム級タイトルを獲得し、現在まで3度の防衛に成功している。スピードとパンチ力に定評のある右のボクサーファイター型で、戦績は16戦14勝(7KO)2敗。
 一方のポンサワンは今年7月、5度目の挑戦を実らせて世界タイトルを手に入れた右のボクサーファイター。戦績は27戦23勝(16KO)3敗1分。

 試合はテレビ東京系列でゴールデンタイムに全国生中継の予定。




■平成23年8月度月間賞(9月5日選考)
Updated on 2011/09/05

月間最優秀選手賞
 OPBF東洋太平洋・日本スーパーウェルター級チャンピオン
 チャーリー 太田 (八王子中屋)
 対象試合:8月8日「OPBF東洋太平洋・日本Sウェルター級タイトルマッチ」6RKO勝ち
 対戦相手:OPBF東洋太平洋・日本同級1位 柴田明雄(ワタナベ)

月間敢闘賞
 日本フライ級5位
 村中 優 (フラッシュ赤羽)
 対象試合:8月27日「オープン8回戦」判定勝ち
 対戦相手:同級9位 佐藤洋輝(ワタナベ)

月間新鋭賞
 日本スーパーミドル級1位
 三浦 広光 (帝拳)
 対象試合:8月6日「オープン8回戦」判定勝ち
 対戦相手:松本晋太郎(ヨネクラ)


表彰式◆
10月4日(火)於:後楽園ホール
『第32回ファイティング・スピリット・シリーズ』




[見どころ!] 9月3日(土) 後楽園ホール
Updated on 2011/08/29

<日本スーパー・フェザー級タイトルマッチ>
岡田誠一対涼野康太
      

 岡田は今年1月、福原力也(ワタナベ)との王座決定戦を制してプロ初の戴冠を果たし、これが2度目の防衛戦となる。4月の初防衛戦では阪東ヒーロー(フォーラムスポーツ)を終盤9回にTKOで退けており、連続KO防衛の期待がかかる。
 岡田はアマチュアを経てプロ転向を果たした29歳。15戦14勝(9KO)1敗の数字が物語るとおりの強打者だ。平均以上の耐久力を前提に打撃戦を仕掛け、中近距離での打ち合いで捻じ伏せる豪腕タイプといえる。自身の被弾も多いため観戦者にとってはスリリングだが、戦う本人や陣営にとってはリスキーな面が多い。
 挑戦者の涼野は99年デビューの12年選手。戦績は33戦18勝(5KO)12敗3分。岡田と同じ29歳だが、こちらはすでにベテランの域にあるといっていいだろう。パンチの切れやスピードを欠く傾向はあるものの粘り強く戦うタイプで、じわじわと自分のペースに持ち込んでポイントを重ねることが多い。敗北数は多いがKOは直近の試合となる今年2月の天笠尚(山上)だけと、こちらも耐久力には自信を持っている。
 ともにタフネスには定評があるが、攻撃力では大差で岡田に軍配が挙がる。序盤から厳しいプレッシャーをかけて、そのまま攻めきってしまう可能性も十分にありそうだ。涼野は足をつかってかき回し、岡田に的を絞らせないようにしたいところだが……。(原功)

岡田=1982年4月6日、神奈川県出身。大橋ジム所属。右ファイター型。戦績:15戦14勝(9KO)1敗。
涼野=1981年11月30日、埼玉県出身。五代ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:33戦18勝(5KO)12敗3分。



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