ボクシングニュース

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[見どころ!] 7月11日(月) 後楽園ホール
Updated on 2011/07/06

<日本フェザー級タイトルマッチ>                      
細野悟対高山和徳
              

 世界ランクにも名を連ねる細野の日本タイトル3度目の防衛戦。上のステージに向かいためにはKO防衛が合格ラインとなる。
 細野はアマチュアを経て05年8月にプロ転向。08年にOPBF東洋太平洋フェザー級タイトルを獲得し、3度防衛の実績を持っている。ベルトを返上して臨んだ世界挑戦は、WBAスーパー・バンタム級王者プーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)の巧さにしてやられたが、再起後は4連勝(2KO)を収め、確実に再び大舞台に近づいている。
 21戦20勝(14KO)1敗の戦績が示すとおりの強打者で、中間距離で被せる右とインサイドから突き上げる左のボディブローが最大の武器といえる。10ラウンド以上も6度経験しており、スタミナも十分。タフネスにも定評がある。攻防のテンポがもう一段上がれば、強打がさらに生きてくるはずだ。
 挑戦者の高山は2度目の日本タイトル挑戦となる。昨年2月、李冽理(横浜光)との王座決定戦では、のちの世界王者のテクニックにしてやられ判定を落としている。再起戦でも8回判定負けを喫しており、2連勝中ながら必ずしも近況は芳しいとはいえない。戦績は30戦19勝(4KO)7敗4分。KO勝ちは少ないが、KO負けもゼロというレコードが示すとおりの粘り強い選手だ。
 パワーをはじめ個々の戦力、経験値などで大きく勝る細野の絶対的有利は動かせない。王者側から見れば、いつ「バズーカ」を炸裂させるかに焦点は絞られるだろう。
 高山が番狂わせを狙うには、細野のエンジンがかかる前、序盤に思い切った仕掛けをする必要があるだろう。(原功)

細野=1983年11月6日、福島県出身。大橋ジム所属。右ファイター型。戦績:21戦20勝(14KO)1敗。
高山=1982年7月19日、千葉県出身。船橋ドラゴンジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:30戦19勝(4KO)7敗4分。






■平成23年6月度月間賞(6月27日選考)
Updated on 2011/06/27

以下の通り決定しましたのでお知らせいたします。

月間最優秀選手賞
 日本ライト級チャンピオン
 荒川 仁人 (八王子中屋)
 対象試合:6月13日「日本ライト級タイトルマッチ」4RTKO勝ち
 対戦相手:同級9位 生田真敬(ワタナベ)

月間敢闘賞
 日本ミドル級チャンピオン
 淵上 誠 (八王子中屋)
 対象試合:6月13日「日本ミドル級タイトルマッチ」5R終了TKO勝ち
 対戦相手:同級6位 田島秀哲(西遠)

月間新鋭賞
 日本フライ級12位
 鈴木 武蔵 (帝拳)
 対象試合:6月4日「オープン8回戦」8R判定勝ち
 対戦相手:OPBF東洋太平洋フライ級12位 屋富祖裕信(琉球)


表彰式
 7月20日(水)於:後楽園ホール『角海老ボクシング』




[見どころ!] 7月2日(土) 後楽園ホール 
Updated on 2011/06/25

<OPBFライト級タイトルマッチ>         
三垣龍次対川瀬昭二
                

 WBA7位、WBC6位に名を連ねる三垣のOPBFタイトル3度目の防衛戦。昨年1月に長嶋建吾(18古河)を倒してベルトを奪い、金井アキノリ(姫路木下⇒真正)を6回TKO、高瀬司(大阪帝拳)を8回TKOに退け、これで4人連続してのOPBF戦日本人対決となる。
 三垣はアマチュアで培ったテクニックをベースにした技巧派の強打者で、ポンポンと小気味よく繰り出す左ジャブが主武器の右ボクサーファイター。2年前の日本タイトル初防衛戦では近藤明広(日東)に初回で不覚をとり、金井戦でもダウンを喫するなど耐久面に課題は残すが、全体的な経験値はこの2年で急上昇している。もう一段上のステージに行くためには、このあたりでインパクトのある勝ち方が望まれる。
 川瀬はこれが2度目のタイトル挑戦となる。3年前は同じ後楽園ホールで石井一太郎(横浜光)の持つ日本ライト級タイトルに挑んだもので、健闘はしたものの7回負傷判定負けに退いている。以後は中部のリングで9連勝(6KO)をマークして、再挑戦の機会を得た。174センチの長身から放つ左のリードパンチと右ストレートを得意とする右のボクサーファイター型で、スピードに定評がある。
 試合数では王者の2倍近くをこなしてきた川瀬だが、相手の質や内容を考えると経験値では三垣が上を行く。それだけに王者が先手をとって勢いに乗った場合は、ラウンドごとに差を広げていくことになるだろう。川瀬としては早い時点で三垣のリズムを遮断しておきたいところ。挑戦者が揺さぶりをかけながら左で刺し勝ち、先に先にと攻めることができれば試合は面白くなりそうだ。(原功)

三垣=1981年9月12日、岡山県出身。M.T.ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:18戦16勝(12KO)2敗
川瀬=1982年3月9日、愛知県出身。松田ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:35戦27勝(17KO)3敗5分




[見どころ!] 7月1日(金) 後楽園ホール
Updated on 2011/06/24

<日本スーパー・バンタム級王座統一戦>       
芹江匡晋対瀬藤幹人
           

 V3王者の芹江と、芹江が左足の故障で休養中に暫定王座を手に入れた瀬藤。この一戦であらためて国内のスーパー・バンタム級最強が決まることになる。
 芹江は03年8月にプロデビューの28歳。ルーキー時代に連敗を経験したが、この5年間は13連勝(7KO)と好調だ。特筆すべきは09年12月に木村章司(花形)から奪った日本タイトルを3度防衛していることと、世界ランクをキープしていることである。
 大別すれば芹江は右ボクサーファイター型のカテゴリーに入るのだろうが、そのボクシングは変則的だ。重心を低く落とした構えから唐突感をもって切り込み、被せるような右を見舞うスタイルを持つ。間合いの取り方が巧みで、全体的な緩急の使い分けにも長けている。
 一方、暫定王者の瀬藤は31歳。2000年5月のプロデビューから足かけ12年でタイトルを手に入れた遅咲きだ。もともとは現WBA世界スーパー・バンタム級王者の下田昭文(帝拳)に判定勝ちを収めたこともあるホープだったが、肝心なところで木村章司に敗れ、また09年5月の“挑戦者決定戦”では芹江に惜敗。このふたつの黒星が出世を阻んできたともいえた。
暫定王座は今年4月、玉越強平(千里馬神戸)に勝って手に入れたばかり。そう簡単にライバルに渡すわけにはいかない。瀬藤のボクシングも変則的で、しばしばノーガードで相手を誘い、そこから瞬時に攻撃に移るスタイルを持っている。
 2年前の初戦(8回戦)はジャッジ三者の採点がいずれも77対76という接戦だった。ふたりが芹江を支持したことで明暗が分かれたが、いまも総合力はほぼ互角とみていいだろう。
 どちらかが大きなミスを犯さないかぎり今回も接戦は必至と思われる。ともに速いリズムを刻みながらフェイントを多用しつつペースを手繰り寄せようとするはずだ。ジャッジ泣かせのラウンドが続く可能性が高い。両陣営の戦略にも注目したい。(原功)

芹江=1983年3月4日、東京都出身。伴流ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:21戦18勝(8KO)3敗
瀬藤=1979年11月4日、千葉県出身。協栄ジム所属。右僕アーファイター型。戦績:41戦31勝(16KO)8敗2分





■平成23年5月度月間賞(6月6日選考)
Updated on 2011/06/09

以下の通り決定しましたのでお知らせいたします。

月間最優秀選手賞
 OPBF東洋太平洋・日本スーパーウェルター級チャンピオン
 チャーリー太田 (八王子中屋)
 対象試合:5月19日「OPBF東洋太平洋・日本スーパーウェルター級タイトルマッチ」9RTKO勝ち
 対戦相手:OPBF同級6位・日本同級2位 湯場忠志(都城レオスポーツ)

月間敢闘賞
 OPBF東洋太平洋スーパーフライ級新チャンピオン
 赤穂 亮 (横浜光)
 対象試合:5月18日「OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦」5R終了TKO勝ち
 対戦相手:同級2位 フレッド・マンドラビー(オーストラリア)

月間新鋭賞
 日本バンタム級10位
 益田 健太郎 (新日本木村)
 対象試合:5月20日「オープン8回戦」8R判定勝ち
 対戦相手:日本バンタム級6位 藤原陽介(ドリーム)


表彰式
 6月13日(月)於:後楽園ホール『ダイヤモンドグローブ』





[見どころ!] 6月13日(月) 後楽園ホール 
Updated on 2011/06/07

<日本ミドル級タイトルマッチ>    
淵上誠対田島秀哲
    

 淵上の2度目の防衛戦。今年2月の初防衛戦では指名挑戦者の氏家福太郎(新日本木村)を8回TKOに退けて自信を増している。挑戦者の田島が09年10月以降の4戦で勝利がない(3敗1分)ことを考えると、王者は圧倒的な差を見せつけて貫禄を示したいところだ。
 最近の淵上の戦いぶりには自信が感じられる。田島が1年半以上も勝ち星から見放されているのとは対照的に、2年前の惜敗後は5連勝(4KO)と好調だ。前半で劣勢の試合もあったが、慌てずに徐々に盛り返すなど長丁場を計算して戦えるようにもなった。もともと懐の深いサウスポーの技巧派だが、最近はパンチにも破壊力が感じられる。
 挑戦者の田島は王者と同じ04年春のデビューだが、タイトル挑戦はこれが初めて。10回をフルに戦った経験も4年前に一度あるだけと、武運に見放されているなか不安の多いチャレンジとなる。
 経験値や技術力、近況に大差があるだけに、順当ならば淵上がジャッジの手を煩わせずに試合を終わらせるとみる。しかし、70キロを超える重いクラスだけに、一発が試合を決める可能性もある。予断は禁物だ。(原功)

淵上=1983年7月30日、鹿児島県出身。八王子中屋ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:21戦15勝(6KO)6敗
田島=1981年7月1日、静岡県出身。西遠ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:21戦13勝(8KO)7敗1分




[見どころ!] 6月13日(月) 後楽園ホール 
Updated on 2011/06/07

<日本ライト級タイトルマッチ>        
荒川仁人対生田真教
   

 荒川は昨年4月、近藤明広(日東)に判定勝ちを収めて日本ライト級王座を獲得。これが3度目の防衛戦となる。WBA6位、WBC9位に名を連ねる世界ランカーでもあり、ここは近い将来を見据えて圧勝が求められるところだ。
 6年前の全日本新人王でもある荒川はサウスポーの頭脳派テクニシャン。19勝中13のKOがあることでも分かるように、強打の持ち主でもある。特に長短とイン、アウトを織り交ぜた左は多彩だ。
相手にとってそれ以上に厄介なのは、先手先手と打ち込んでくる右のリードブローかもしれない。近い将来を見据え2月にはWBA世界ライト級タイトル戦(ミゲール・アコスタ対ブランドン・リオス
※リオスがTKO勝ち)をラスベガスまで偵察に行き、5月にはメキシコでトレーニングをこなしてきた。身につけた技術と強打に欲が加わったといえる。
 挑戦者の生田は、荒川と同じ04年デビューの29歳。試合数も近く、単純なキャリアという点では大差はない。しかし、対戦相手の質やタイトル戦経験の有無という点では王者に決定的な差をつけられている。ランク入りして半年、まだ最長で8回までしか戦ってことがなく、その点も不安材料といえる。
 荒川の圧倒的有利は当然だが、このところ3戦中2試合で序盤に不用意にパンチを浴びてダウンを喫するなど、やや安定感を欠いているのも事実。サウスポーとの対戦に慣れている生田とすれば、早い段階で王者のリズムを崩しておきたいところ。荒川が徐々にペースを上げるタイプであることを考えると、生田は前半に勝負をかけたい。(原功)

荒川=1981年12月23日、東京都出身。八王子中屋ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:21戦19勝(13KO)1敗1分
生田=1981年9月25日、新潟県出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:22戦14勝(7KO)7敗1分




[見どころ!] 6月6日(月) 後楽園ホール   
Updated on 2011/06/02

<OPBF女子スーパー・フライ級タイトルマッチ>
山口直子対リアントン・ロングレアーンギラゴート


 今年1月、メキシコでアナ・アリア・トーレス(メキシコ)の持つWBC王座に挑んで判定負けを喫した山口の再起戦。世界再挑戦を目指すためにも大事な試合といえる。
 山口のプロ活動は今秋で節目の10年となる。22戦16勝(14KO)3敗3分の戦績が示すとおりの強打者で、パンチは左右とも重量感がある。保持するOPBF王座は昨年2月、藤本りえ(協栄)を9回TKOに下して獲得。今回が3度目の防衛戦となる。
 挑戦者のリアントンは12戦7勝3敗2分の18歳。初来日とあって身長162センチという以外は個々の戦力データは不明だが、KO勝ちがないところをみるとパワーでは山口に及ばないと判断して差し支えないだろう。
 山口は序盤こそ偵察に時間を割くかもしれないが、ラウンドを重ねるごとに経験とパワーの違いを見せつけそうだ。(原功)

山口=1978年4月25日、三重県出身。白井・具志堅ジム所属。右ボクサーファイター型。JBC公認後の戦績:10戦8勝(8KO)2敗
リアントン=1992年6月15日、タイ国出身。戦績:12戦7勝3敗2分





[見どころ!] 6月4日(土) 後楽園ホール
Updated on 2011/05/30

<日本フライ級タイトルマッチ>        
五十嵐俊幸対吉田拳畤
                

 今年2月、小林タカヤス(川島)との王座決定戦を鮮やかな3回TKOで制して戴冠を果たした五十嵐の初防衛戦。乱戦型ファイターの元王者、吉田をどうさばくか注目だ。
 アテネ・オリンピックに出場したこともある五十嵐はテクニックには定評があったが、決め手に欠ける傾向があったのも事実。プロデビューから引き分けを挟んで7連勝(5KO)で日本フライ級暫定王座を獲得したが、大学(東農大)の先輩でもある清水智信(金子)との統一戦では判定負け。一気に突き抜けることができなかった。しかし、その後は小林戦を含めて6連勝(5KO)と快進撃を続けている。以前よりも間合いを小さくして攻撃の意識を高めた感があり、それが奏功しているといえよう。
 現在、五十嵐はWBA、WBCともフライ級3位に名を連ねており、早ければ年内にも大きなチャンスが訪れる可能性がある。今回の試合は単なる国内タイトルの防衛戦という以上に、大事な意味を持つことになる。
 挑戦者の吉田は99年1月にプロデビューした34歳のベテラン選手。キャリア初期に3連敗、3年前にも3連敗を喫するなど挫折も多いが、KO(TKO)負けからは10年以上も無縁のタフガイとしても知られる。また、バッティングの多い選手としても有名で、出血のみならず減点を科された経験も多い。負傷判定決着も4度経験している。タフでラフなファイターといえる。
 スピード、テクニック、パンチの切れなど個々の戦力では五十嵐が勝っている。加えてサウスポーというアドバンテージもある。左ストレートと右フックを巧みにつかって相手をコントロール、着実に加点していく姿を想像することは難しくないが、その一方で距離を潰されて苦戦するケースも考えられる。
 ともに早い段階で仕掛けて出ることが考えられるだけに、試合は初回から速いテンポで進みそうだ。(原功)

五十嵐=1984年1月17日、秋田県出身。帝拳ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:15戦13勝(10KO)1敗1分
吉田=1977年2月10日、鹿児島県出身。ワタナベジム所属。右ファイター型。戦績:27戦17勝(5KO)9敗1分




下田が米国で初防衛戦
Updated on 2011/05/16

佐々木はライト級でソトに挑戦

 16日、帝拳ジムは下田昭文、佐々木基樹、ホルヘ・リナレスの所属3選手の次戦の発表会見を行った。
WBA世界スーパー・バンタム級チャンピオンの下田は7月9日(日本時間10日)、米国ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォークホールで初防衛戦を行うことになった。相手はWBAの指名挑戦者リコ・ラモス(米=19戦全勝10KO)。
 また、OPBF東洋太平洋スーパー・ライト級チャンピオンの佐々木は6月25日(日本時間26日)、メキシコでWBC世界ライト級チャンピオンのウンベルト・ソト(メキシコ)に挑戦が決定。
 さらに元2階級制覇チャンピオン、リナレスは5月28日(日本時間29日)、メキシコのマザトロン元世界ランカーのフランシスコ・マザトラン(コロンビア)とノンタイトル10回戦を行う。

 会見に臨んだ下田は「ラモスはスピードがあって思いきりのいい選手。プレッシャーのかけ合いになると思う」と話した。
 35歳にして2度目の世界挑戦となる佐々木は「3階級制覇の有名なチャンピオン。相手に不足はない」と意気込みを語った。
 年内にも3階級制覇を目論むリナレスは「いつでも、どこでも、誰とでも戦う準備はしてある。いまはライト級がベストなので、今度もスピードを生かして戦う」と抱負を口にした。

 なお、下田の試合は当日(10日)、WOWOWが生中継を予定している。



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