ボクシングニュース



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[見どころ!] 7月7日(土) 後楽園ホール
Updated on 2012/07/03

<日本バンタム級タイトルマッチ>                     
岩佐亮佑対益田健太郎
               

 近い将来、世界に飛翔すると期待を集めている日本王者、岩佐のV2戦。スイッチ・ヒッターの益田を迎え、どんな試合を見せるのか注目される。
 岩佐は高校時代に数々のタイトルを獲得後、08年8月にプロ転向。
4年間で12戦11勝(8KO)1敗と、まずは順調な歩みをみせている。唯一の敗北は昨年3月、山中慎介(帝拳)に10回TKO負けを喫したものだが、その8ヵ月後に山中が世界王座を獲得したことを考えると、岩佐の株を下げる敗北ではなかったといえる。その後は3連勝(2KO)と調子を戻している。日本王座は昨年11月、ゼロフィット・ジェロッピ瑞山(千里馬神戸)との決定戦で判定勝ちを収めて獲得。今年3月の初防衛戦では村井勇希(グリーンツダ)を初回、左ストレート一発で退けた。スピード、パワー、テクニックを兼備したサウスポーの万能型で、これに経験が加われば次のステージが見えてくる。
 挑戦者の益田は06年7月にプロデビューした29歳。ルーキー時代は何度か挫折を経験したが、10年以降は8戦7勝(2KO)と好調だ。益田の最大の特徴は構えを左右にスイッチしながら戦うことで、相手にとってはやりにくいタイプといえる。最近の6戦中5試合で8ラウンド以上を戦い抜くなどスタミナにも自信を増しているものと思われる。
 スピード、パワー、テクニックなど総合力で勝る岩佐有利は動かしがたい。右のリードパンチが機能すればKO防衛も見えてくる。益田は序盤でかき回し、22歳の王者を慌てさせたいところ。挑戦者が前半をリードして中盤に入るようだと試合は盛り上がりそうだ。(原功)

岩佐=1989年12月26日、千葉県出身。セレス小林ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:12戦11勝(8KO)1敗。
益田=1983年1月29日、鹿児島県出身。新日本木村ジム所属。左右スイッチのボクサーファイター型。戦績:19戦14勝(8KO)5敗。




[見どころ!] 6月29日(金) 後楽園ホール
Updated on 2012/06/26

<日本スーパー・ライト級タイトルマッチ>
岩渕真也対小澤剛


 4ヵ月前、和宇慶勇二(ワタナベ)を7回に斬って落とし戴冠を果たした岩渕の初防衛戦。KO率7割超の強打が今回も炸裂するか。
 21戦18勝(15KO)3敗の戦績が示すとおり、岩渕は好戦的なサウスポーのボクサーファイターだ。アプローチの仕方は必ずしも洗練されているとはいえないが、距離と角度が合うと持ち前のパワーは最大限に生かされる。パンチは左右とも強く荒々しい。攻撃に逸るあまりボクシングが雑になり相手に付け込まれるケースがあるが、そのあたりが今後の課題といえよう。
 挑戦者の小澤も積極的に打撃戦を仕掛けて出る右ファイターだが、
パンチの切れ、パワーといった点で物足りなさがある。3年近くKO勝利から遠ざかっており、決め手という点では王者に遠く及ばない。ただし、このところ引き分けを挟んで5連勝と乗っており、その勢いを軽視することは危険だ。
 ともに攻撃重視の好戦派だが、得意とする距離は岩渕がミドルレンジ、小澤がショートレンジと異なる。岩渕は足と右ジャブで自分の射程を保ちながら機を見て一気に攻め落とそうとすることだろう。
この圧力に屈せずに小澤が懐に潜り込んで描き回し、もつれたまま終盤勝負に持ち込めれば面白いが、そう簡単なこととは思えない。
 岩渕の強打に対し、小澤がどこまで粘れるかが最大の焦点といえそうだ。(原功)

岩渕=1985年7月16日、埼玉県出身。草加有沢ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:21戦18勝(15KO)3敗。
小澤=1985年4月21日、埼玉県出身。エイティーン鴻巣ジム所属。
   右ファイター型。戦績:17戦13勝(2KO)3敗1分。





[見どころ!] 6月11日(月) 後楽園ホール
Updated on 2012/06/06

<日本ミドル級タイトルマッチ>
湯場忠志対氏家福太郎


 湯場は2月にカルロス・リナレス(帝拳)との激闘を7回KOで制して戴冠。2000年のライト級、02年のスーパー・ライト級、05年のウェルター級に続き、日本初の国内王座4階級制覇を成し遂げた。チャンピオン・カーニバルのMVPも受賞し、気分よく初防衛戦に臨むことだろう。
 183センチと大柄な湯場は、もともとは足をつかいながら相手を捌いて戦うスタイルを得意としていたが、階級と年齢が上がるにつれて果敢に打ち合うタイプに変貌。そのため近年はリスキーな試合が続いている。08年以降に11戦こなしているが、8勝のうち7KO勝ち、3敗のうち2KO負けと、KO決着が目立つ。そんななかでも先のリナレス戦で示したように巧みな戦術と勝負勘は衰えていない。経験の賜物といえるだろう。この試合をクリアするとスーパー・ウェルター級で5階級制覇に挑むプランが前進する可能性があるだけに、つまずきは許されない。
ちなみに湯場の通算のKO勝利数は30まで伸びており、国内史上7位につけている。6位の32(龍反町)、5位の33(金子繁治)、3位の35(関光徳、中村金雄)、2位の36(海老原博幸)も射程にとらえているだけに、KO記録の面でも要注目だ。
 挑戦者の氏家はこれが4度目の王座挑戦となる。こちらは身長では湯場よりも7センチ劣るが、ナチュラルなミドル級だ。変則的な間合いから機を見て飛び込み、パワフルな左右を叩きつける。噛み合わせが甘いと淡白な攻防になる傾向があるが、ツボにはまったときの爆発力は要注意といえる。
 氏家が11年に日本王座、OPBF王座への挑戦で連続KO負けを喫していることもあり、湯場の優位性は揺るがないところだ。巧みなボクシングでペースを握り、徐々に追い込んでいく可能性が高い。氏家とすれば早い段階でかき回し、湯場に的を絞らせないボクシングをしたいところだ。王者有利は当然だが、湯場の耐久力を考えると波瀾の可能性も十分にある。(原功)

湯場=1977年1月19日、宮崎県出身。都城レオスポーツ所属。左ボクサーファイター型。戦績:49戦40勝(30KO)7敗2分。
氏家=1980年12月18日、東京都出身。新日本木村ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:27戦17勝(11KO)9敗1分。







平成24年4月度月間賞・表彰式
Updated on 2012/06/01

 5月29日(火)、後楽園ホールでの興行『ルーキズカップ』の中で行われました。

□月間最優秀選手賞
 日本フェザー級チャンピオン
 天笠 尚 (山上)

□月間敢闘賞
 日本フライ級チャンピオン
 粉川 拓也 (宮田)

□月間新鋭賞
 横山 雄一 (帝拳)






■平成24年5月度月間賞(5月29日選考)
Updated on 2012/05/30

月間最優秀選手賞
 日本スーパーフェザー級新チャンピオン
 金子 大樹 (横浜光)
 対象試合:5月5日「第33回チャンピオンカーニバル/日本スーパーフェザー級タイトルマッチ」8RTKO勝ち
 対戦相手:チャンピオン 岡田 誠一(大橋)

月間敢闘賞
 OPBFヘビー級8位
 藤本 京太郎 (角海老宝石)
 対象試合:5月17日「オープン8回戦」2RTKO勝ち
 対戦相手:ルッカーウ・ペッチドンチャイ(タイ)

月間新鋭賞
 酒井 智彦 (マナベ)
 対象試合:5月11日「オープン8回戦」判定勝ち
 対戦相手:林 和希(八王子中屋)


表彰式
 6月18日(月)於:後楽園ホール『東日本新人王予選』




[見どころ!] 6月2日(土) 後楽園ホール
Updated on 2012/05/25

<日本スーパー・ウェルター級タイトルマッチ>
中川大資対柴田明雄


 この2月、中川は最終10回に切間庸祐(折尾)を鮮やかな左フックで沈め、空位の日本スーパー・ウェルター級王座を獲得。09年から10年にかけて3度防衛後に返上したウェルター級と合わせ、国内2階級制覇を成し遂げた。チャンピオン・カーニバルでは敢闘賞を受賞し、自信を深めて初防衛戦に臨むはずだ。
 中川の最大の特徴は182センチの長身から繰り出す右の強打にある。特に終盤は滅法強く、これまでに何度も見せ場をつくってきた。
反面、序盤の戦い方は心もとない。相手との距離やタイミング合わせに時間がかかるのか、しばしば後手にまわって失点するケースがみられる。
 挑戦者の柴田は対照的に序盤でリードを奪うことが多い。スピードを生かしたボクシングで先手をとり、着々と加点していくタイプといえる。中川ほどの決め手があるわけではないが、右はなかなかシャープだ。OPBF&日本王座獲得の実績を含めタイトル戦に4度出場するなど経験値では中川と互角だ。ただ中盤あたりから失速するケースが多く、スタミナや耐久力には課題を残している。
 スロースタートの傾向があり終盤に強さを発揮する中川。序盤に強く終盤に失速傾向のある柴田。両者の特徴を考えると、そのまま中盤で流れが交錯する可能性が高いといえそうだ。パワーで勝る王者が終盤に押し切るのではないかとみるが、柴田の踏ん張りよっては勝負がもつれる可能性もある。

中川=1977年10月8日、東京都出身。帝拳ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:23戦19勝(15KO)2敗2分。
柴田=1981年11月19日、神奈川県出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:25戦17勝(8KO)7敗1分。




■平成24年4月度月間賞(5月7日選考)
Updated on 2012/05/10

□月間最優秀選手賞
 日本フェザー級チャンピオン
 天笠 尚 (山上)
 対象試合:4月9日「第33回チャンピオンカーニバル/日本フェザー級タイトルマッチ」判定勝ち
 対戦相手:同級1位 上野 則之(RK蒲田)

□月間敢闘賞
 日本フライ級チャンピオン
 粉川 拓也 (宮田)
 対象試合:4月26日「第33回チャンピオンカーニバル/日本フライ級タイトルマッチ」判定勝ち
 対戦相手:同級1位 林 徹磨(セレス)

□月間新鋭賞
 横山 雄一 (帝拳)
 対象試合:4月16日「オープン6回戦」1RTKO勝ち
 対戦相手:水貝 和広(高砂)


◆表彰式◆
 5月29日(火)於:後楽園ホール『ルーキズカップ』





■平成24年3月度月間賞 表彰式
Updated on 2012/05/07

 5月5日(土)、後楽園ホールでの興行『第501回ダイナミックグローブ/第39回フェニックスバトル』にて行われました。


□月間最優秀選手賞
 日本バンタム級チャンピオン
 岩佐 亮佑 (セレス)

□月間敢闘賞
 OPBF東洋太平洋スーパーミドル級チャンピオン
 清田 祐三 (フラッシュ赤羽)

□月間新鋭賞
 OPBF東洋太平洋フライ級13位
 久保 幸平 (セレス)




[見どころ!] 5月5日(土) 後楽園ホール 
Updated on 2012/04/28

<日本スーパー・フェザー級タイトルマッチ>       
岡田誠一対金子大樹
              

 岡田は昨年1月に福原力也(ワタナベ)との決定戦で競り勝って戴冠。今回が4度目の防衛戦となる。23歳のホープ、金子をどう迎撃するのか注目が集まる。
 岡田のボクシングは常にダウンやKOのスリルをはらんでいるが、
ときおりアプローチの仕方が単調になる傾向も見受けられる。ジャブで出足を止められ、相手の正面に立って被弾するケースも珍しくはない。パンチは右も左も破壊力があるだけに、ここから先のレベルではステップインの工夫やスピードアップといった点で向上が望まれる。このところ4度の日本タイトル戦を含め6連勝(3KO)の岡田だが、相手から研究されていることもあってパンチは湿り気味だ。さらに上のステージを目指すならば、ここで存在感を示す戦いをする必要があるだろう。
 対する金子は23歳の新進気鋭。05年11月に17歳でプロデビューし、ここまで19戦14勝(7KO)2敗3分のレコードを残している。身長174センチと体格にも恵まれ、大成が期待されている選手のひとりだ。早くからセンスが光っていたが、必要以上の警戒心がブレーキになっていた印象がある。スピードや勘、パンチの切れもあるだけに、自信を持って戦えば潜在能力を十分に発揮できるはずだ。
 予想となると経験や爆発力、タフネスで勝る岡田有利は動かせない。早い段階でペースを握るようだと中盤から後半でけりをつけてしまう可能性もある。一方の金子は体格を生かして前半からスピード・ボクシングを展開したいところ。初10回戦だけにスタミナが気にはなるが、タイトル戦の雰囲気に飲まれずに戦うことができれば戴冠が見えてくる。(原功)

岡田=1982年4月6日、神奈川県出身。大橋ジム所属。右ファイター型。戦績:17戦16勝(9KO)1敗。
金子=1988年6月17日、愛知県出身。横浜光ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:19戦14勝(7KO)2敗3分。




[見どころ!] 4月26日(木) 後楽園ホール
Updated on 2012/04/21

<日本フライ級タイトルマッチ>                       
粉川拓也対林徹磨
                    

 20戦18勝(10KO)2敗の27歳、粉川に対し林は24歳。こちらも20戦18勝(6KO)1敗1分と、高い勝率を残している。ふたりとも期待度の高い選手といえる。
 粉川は手数の多い右の変則的ボクサーファイター。日本タイトルは今年1月、池原繁尊(横浜光)に僅差の判定勝ちを収めて手に入れた。10年10月にはOPBF東洋太平洋スーパー・フライ級タイトルを獲得した実績を持ち、敗れたとはいえ11年7月には相手国タイでWBC世界フライ級タイトルに挑戦した経験も持っている。
パワーは平均の域を出ないが、不規則に動きながらスピードと手数でポイントをかき集めるタイプといえる。
 初挑戦の林は07年度の全日本新人王に耀き、その後も比較的順調にランキングを駆け上がってきた。運動量の多い右のボクサーファイターだが、パワーの面で課題を抱えている。8回までの戦いは5度経験してスタミナは証明済みだが、これが初10回戦となるだけに配分には気を使うことになりそうだ。
 ともに手数と運動量の多いタイプだが、試合運びや長中距離での戦いでは粉川に一日の長がある。今回も相手に的を絞らせずにポイントをピックアップしていく可能性は低くはなさそうだ。
林とすれば序盤から先手をとって圧力をかける展開に持ち込みたいところ。相手の足を止めるためにもボディブローが重要な役割を担いそうだ。(原功)

粉川=1985年4月5日、東京都出身。宮田ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:20戦18勝(10KO)2敗。
林 =1988年4月4日、愛知県出身。セレスジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:20戦18勝(6KO)1敗1分。



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