ボクシングニュース

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[見どころ!] 3月27日(火) 後楽園ホール
Updated on 2012/03/22

<WBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチ>
スリヤン・ソー・ルンビサイ対佐藤洋太
       

 8人の男子世界王者を擁する日本ボクシング界に9人目が誕生するか――挑戦者の佐藤は5度防衛した日本タイトルを返上して世界の大舞台に臨む。
 佐藤は171センチの長身と恵まれたリーチを生かした右のボクサーファイター型で、06年以降は6年間に引き分けを挟んで18連勝(8KO)をマーク。海外の著名どころとの対戦こそないが、翁長吾央(大橋)、中広大悟(広島三栄)、河野公平(ワタナベ)といった国内のトップ選手を下している。基本的には足をつかいながら中長距離でワンツーを軸にした攻撃を展開し、相手が出てくるといなすかカウンターで応じるボクシングをする。射程の長い右ストレートだけでなくインサイドからのアッパーなど、最近はボクシングの幅が広がっている。
 対照的にチャンピオンのスリヤンは160センチと小柄だ。フェイノを多用しながら距離を操り、相手が出てこないとみれば攻め込み、出てくるとみれば捌くボクシングもできる。多彩なパンチだけでなく、足も追い足と下がる足を持っており、それがボクシングの幅を広げているといえる。昨年11月の名城信男(六島)との初防衛戦では地元の利や名城が攻撃型ということもあったのだろう、ジャブを多用した正確なボクシングを展開、危なげなくポイントをゲットしていったものだ。
 しかし、今回は敵地、しかもスピードと体格で勝る佐藤が相手ということで、スリヤンが積極的に距離を詰めるために出て来ることが予想される。ここで佐藤が打ち合いに応じるのか、それとも足をつかってかわすのか、このあたりがひとつのみどころになりそうだ。いずれにしてもラウンドを重ねるごとに距離が詰まることが考えられる。佐藤は右ストレートだけでなくインサイドから角度のあるパンチも多用しなければならないだろう。
 序盤で流れに乗り、若いスリヤンを焦らせる展開に持ち込めれば佐藤の戴冠が見えてくる。(原功)

スリヤン=1989年3月2日、タイ出身。右ボクサーファイター型。
   戦績:25戦20勝(7KO)4敗1分。
佐藤=1984年4月1日、岩手県出身。協栄ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:26戦23勝(12KO)2敗1分。




[見どころ!] 3月22日(木) 後楽園ホール
Updated on 2012/03/12

<OPBFスーパー・ミドル級タイトルマッチ>
清田祐三対松本晋太郎
              

 168ポンド、約76.2キロをリミットとする重量級スーパー・ミドル級の東洋太平洋タイトルマッチ。チャンピオンの清田にとっては5度目の防衛戦、松本にとってはプロ初のタイトル挑戦となる。KO決着必至のカードといえる。
 清田は08年4月にタイトルを獲得した試合を含め4度の防衛をいずれもKO(TKO)で飾っている。10年10月には1階級上のライト・ヘビー級でOPBF王座決定戦に臨んだが、ガードの甘さと打たれ脆さを突かれて初回TKO負け。しかし、再起後は2連続KO勝ちと復調している。分厚い体躯をした攻撃的な右ボクサーファイターで、ワンツーを得意としている。
 対する松本は07年のアマチュア全日本王者で、プロデビューは08年9月のこと。このときすでに清田はOPBFチャンピオンだったことになる。6連勝後の昨夏、三浦広光(帝拳)に判定負けを喫したが、今年1月に再起を飾っている。アマチュア出身者らしく丁寧に左ジャブを突いておいて右に繋げるスタイルを持っており、大崩れすることはないタイプといえそうだ。三浦戦では序盤に左フックを浴びてピンチを迎えたが、それ以上の大きなトラブルに発展することなく凌いでいる。
 ともにワンツーで切り込むタイプだが、パワーで清田、スピードで松本が勝るものと思われる。ともに長丁場の経験が乏しいだけに、早い決着は望むところであろう。ジャブの交換からどちらが先に得意の右に繋げるか。重量級だけに一瞬も目の離せない試合になりそうだ。(原功)

清田=1983年10月10日、北海道出身。フラッシュ赤羽ジム所属。
   右ボクサーファイター型。戦績:25戦21勝(19KO)3敗1分。
松本=1985年2月17日、新潟県出身。ヨネクラジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:8戦7勝(5KO)1敗。




■平成24年2月度月間賞(3月5日選考)
Updated on 2012/03/06

月間最優秀選手賞
 日本ミドル級新チャンピオン
 湯場 忠志 (都城レオスポーツ)
 対象試合:2月4日「第33回チャンピオンカーニバル/日本ミドル級王座決定戦」7RKO勝ち
 対戦相手:同級1位 カルロス・リナレス(帝拳)

月間敢闘賞
 日本スーパーライト級新チャンピオン
 岩渕 真也 (草加有沢)
 対象試合:2月13日「第33回チャンピオンカーニバル/日本スーパーライト級タイトルマッチ」7RKO勝ち
 対戦相手:前チャンピオン 和宇慶勇二(ワタナベ)

月間新鋭賞
 星野 泰幸 (相模原ヨネクラ)
 対象試合:2月21日「オープン6回戦」3RTKO勝ち
 対戦相手:イベリコ・ユン(吉祥寺鉄拳8)


◆表彰式◆
3月31日(土)於:後楽園ホール『DANGAN48』
※1月度、2月度併せて行います。




[見どころ!] 3月12日(月) 後楽園ホール
Updated on 2012/03/02

<日本ライト・フライ級タイトルマッチ>         
黒田雅之対田口良一
   

 日本王者の黒田がWBA7位、WBC12位に名を連ねる世界ランカーなら、挑戦者の田口もWBC14位のポジションにいる。国内最強を決める意味だけでなく、両陣営にとっては世界への先陣争いという視点からも大事な一戦といえる。
 黒田は昨年5月、家住勝彦(レイスポーツ)との決定戦で8回TKO勝ちを収め王座を獲得。8月、11月とコンスタントに防衛を重ね、早くもこれが3度目の防衛戦となる。しかし、地元・川崎で行った2度の防衛戦はいずれも判定が2−1に割れるほどの接戦だった。V2戦ではダウンも喫している。
 本来の黒田は左ジャブと右ストレートで追い込み、切り札の左フックに繋げるボクシングを得意としている。24戦中13KOと軽量級にしてはKO率を誇る。ここ2戦、後手に回るシーンが目立っているが、その課題をクリアできるかどうか。
 挑戦者の田口は7月、10月の「最強後楽園」を勝ち抜いて挑戦権を握った。黒田同様、長身の右ボクサーファイター型で、ときおり左にスイッチする器用さも持っている。左のボディブローなども巧みだ。このところ7連勝(4KO)と勢いがある。タイトル挑戦は今回が初めてで、最長でも8回までしか戦ったことがなく経験値では黒田に劣る。
 一発の破壊力では黒田が勝るが、田口も十分に警戒するはず。黒田の強打がアドバンテージを握る可能性はあるが、右ストレートと左フックを当てるためにはひと工夫もふた工夫も必要になるだろう。逆に田口とすればスピードを生かして先手を取りたいところ。黒田に追いかける展開を強いるようだとベルトが近づくはずだ。
 実力が拮抗しているだけに序盤から競った試合になりそうだ。黒田が強打を生かして抜け出すのか、それとも田口が巧みな戦術でリードするのか。勝負は終盤までもつれる可能性が高い。(原功)

黒田=1986年7月17日、東京都出身。川崎新田ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:24戦21勝(13KO)3敗。
田口=1986年12月1日、東京都出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:17戦16勝(7KO)1敗。






[見どころ!] 3月6日(火) 後楽園ホール
Updated on 2012/02/29

<日本ライト級タイトルマッチ>
加藤善孝対近藤明広


 昨年10月の王座決定戦を制して戴冠を果たした加藤の初防衛戦。近藤とは今回とは逆の立場で09年12月に対戦して敗れているだけに、雪辱と防衛にかける意気込みは並々ならぬものがあるはず。返り咲きを狙う近藤も高いモチベーションで臨むと思われるだけに、好試合が期待できそうだ。
 加藤は体力を生かして相手にプレスをかけ、旺盛なスタミナで終盤も押し切る好戦的なタイプ。25戦20勝(5KO)4敗1分の戦績が示すようにパンチの切れを欠く傾向はあるが、自身は頑丈だ。
 近藤は09年8月に日本タイトルを獲得したが、加藤との初防衛戦を経て2度目の防衛戦で荒川仁人(八王子中屋)に小差の判定負けで陥落。その後は4戦3勝1分だが、内容面でやや精彩を欠いている印象が見受けられる。26歳と老け込むには早いだけに、奮起が望まれる。正確な左ジャブを突破口としたスピーディーなボクシングを身上とする右のボクサーファイター型で、潜在的な能力は高いものを感じさせる選手だ。
 ちなみに両者の初戦は、3回に左フックでダウンを奪った近藤が2対1の判定勝ちを収めている。96対93、96対94で二者が近藤、95対94でひとりが加藤を支持するという小差勝負だった。
 10ラウンドにわたって拳を交えているだけに、すでにともに相手の手の内は十分に分かっているはず。初戦を参考にどれだけ上積みができるか、それが勝負のポイントになるだろう。近況は加藤の方が良いが、アドバンテージといえるほどのものではない。序盤の主導権争いを経て中盤、終盤とヒートアップしていくことが予想される。初戦同様、今回も接戦になりそうだ。

加藤=1984年11月23日、茨城県出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:25戦20勝(5KO)4敗1分。
近藤=1985年4月3日、埼玉県出身。日東ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:19戦16勝(6KO)2敗1分。






[見どころ!] 3月3日(土) 後楽園ホール
Updated on 2012/02/25

<日本バンタム級タイトルマッチ>        
岩佐亮介対村井勇希
         

 大成が期待される大型ホープ、岩佐の日本タイトル初防衛戦。足掛け15年のプロ生活で39戦(20勝6KO15敗4分)のキャリアを持つ村井を相手に、どんなリング・パフォーマンスを見せるのか、注目の一戦だ。
 岩佐は高校王者として08年にプロ転向を果たした。サウスポーからの強烈で多彩な左を主武器にKO勝ちを量産。8連勝でたちまち日本1位まで上り詰めた。昨年3月、余勢を駆って山中慎介(帝拳)の持つ日本タイトルと世界ランクに挑んだが、善戦したものの10回TKO負け。一時停止を強いられた。
 その後、8月の再起戦を挟んで11月にはジェロッピ瑞山(千里馬神戸)との王座決定戦に臨み10回判定勝ち、日本一の座についた。1年、遠回りしたともいえるが、この間の経験は決して無駄ではなかったはずだ。
 挑戦者の村井は岩佐とは対照的な歩みを重ねてきた。98年のデビューから今日の地位に辿り着くまで14年、39戦を要したのだ。02年11月から08年11月までの6年間だけを取り上げるならば、2度のタイ遠征を含め17戦5勝10敗2分という記録が残っている。しかし、村井はこれらを糧にして這い上がってきたともいえる。最近は4連勝と好調だ。
 高い潜在能力を持つ強打のサウスポーと、雑草の逞しさと一度もKO負けがないタフな32歳のベテラン。スピードとパンチ力で上を行く岩佐が見栄えのいい勝利を収めるという見方が多いが、村井の巧さに苦しむだろうという予想もある。途中でペースを乱され失点を重ねた王座決定戦での岩佐の姿を重なると、その可能性も否定はできない。まだ岩佐が絶対的な王者とはいえないだけに、村井にも付け入る隙はありそうだ。(原功)

岩佐=1989年12月26日、千葉県出身。セレスジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:11戦10勝(7KO)1敗。
村井=1979年7月11日、大阪府出身。グリーンツダジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:39戦20勝(6KO)15敗4分。




[見どころ!] 2月28日(火) 後楽園ホール
Updated on 2012/02/17

<OPBF東洋太平洋ライト級タイトルマッチ>   
荒川仁人対三垣龍次
            

 ライト級のWBA9位、WBC3位の荒川、WBA12位、WBC8位の三垣――OPBFの頂点を争う試合というだけでなく、世界への飛躍をかけた国内サバイバルマッチといえる好カード。ともに高いKO率を誇るだけにジャッジの手を煩わせることなく決着がつきそうだ。
 もともとこのタイトルは三垣が10年1月に長嶋建吾(18古河)から奪ったものだが、V3後の昨年8月に拳の負傷のため返上。これを受け10月に荒川が王座決定戦に出場、ジェイ・ソリミアーノ(比)に際どい判定勝ちを収めてベルトを引き継いでいる。
 荒川はサウスポーの頭脳派強打者といえる。足と右で探りを入れ、長短や角度を変えた左で仕留めにかかることが多い。23戦21勝(14KO)1敗1分と6割超のKO率を残している。もともとは安定した試合運びが目立った荒川だが、最近の数戦は序盤でダウンを喫したりダメージを蒙ったりと、ややスロースタートの傾向がみられる。先のソロミアーノ戦でも2回に痛烈なダウンを喫しており、ダメージを引きずりながら12回を戦わなければならなかったほどだ。
 一方の三垣にも苦い経験がある。プロデビュー戦での2回KO負けに続き、09年8月の日本ライト級タイトル初防衛戦で初回TKO負けを喫しているのだ。こちらも序盤は鬼門といえそうだ。
 三垣は丹念に左ジャブを突き、ここというところで右に繋げる正統派のボクサーファイター。19戦17勝(13KO)2敗と7割近いKO率を誇る。
 ともに浅いラウンドの戦い方に不安を抱えるだけに、まずは序盤のやりとりに注目したい。攻撃力のあるもの同士の試合だけに、どちらかが序盤で決定的なミスを犯すようだと、そこで勝負が決する可能性もある。
 荒川が左構え、三垣が右構えという差はあるものの、ふたりともジャブを基点にして試合を組み立てるタイプだけに、激しいリードパンチの刺し合いが展開されそうだ。(原功)

荒川=1981年12月23日、東京都出身。八王子中屋ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:23戦21勝(14KO)1敗1分。
三垣=1981年9月12日、岡山県出身。M.T.ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:19戦17勝(13KO)2敗。





■平成24年1月度月間賞(2月6日選考)
Updated on 2012/02/07

月間最優秀選手賞
 日本スーパーバンタム級2位
 木村 章司 (花形)
 対象試合:1月14日「オープン10回戦」10R判定勝ち
 対戦相手:WBA世界S・バンタム級5位 李 冽理(横浜光)

月間敢闘賞
 日本フライ級新チャンピオン
 粉川 拓也 (宮田)
 対象試合:1月26日「日本フライ級王座決定戦」10R判定勝ち
 対戦相手:同級1位 池原繁尊(横浜光)

月間新鋭賞
 日本スーパーライト級7位
 小原 佳太 (三迫)
 対象試合:1月27日「オープン8回戦」2RTKO勝ち
 対戦相手:長島謙吾(角海老宝石)

◆表彰式◆
 未 定




[見どころ!] 2月13日(月) 後楽園ホール
Updated on 2012/02/06

<日本スーパー・ライト級タイトルマッチ>           
和宇慶勇二対岩渕真也
              

 和宇慶は昨年10月に長瀬慎弥(フラッシュ赤羽)に圧勝して王座を獲得。これが初防衛戦となる。チャンピオンとしての真価を問われる一戦になりそうだ。
 和宇慶は178センチの長身を生かしたサウスポーのボクサー型で、フットワークとスピードを身上としている。戴冠試合で初回にダウンを奪っているように、タイミングのいいパンチも持っている。自信を増して自分のスタイルを確立すれば、もう一段上のステージで戦うことも可能だろう。
 対する岩渕は対照的なファイター型といえる。こちらもサウスポーだが、身長は170センチと決して大きくはない。「最強後楽園」の準決勝、決勝をともにKO勝利で飾っており、満を持しての初挑戦となる。
 岩渕はアマチュアを経て04年にプロ転向を果たしたが、最初の2戦は判定負けというスタートだった。しかし、その後は08年に8回判定負けを喫しただけで、目下7連勝(6KO)と勢いがある。
 サウスポー同士だがタイプが異なるため、まずは序盤のペース争いに注目したい。距離を詰めたい岩渕はプレッシャーをかけながら踏み込むタイミングを計るだろうし、ロングレンジで戦いたい和宇慶は足をつかいながらジャブを飛ばすものと思われる。挑戦者を簡単に懐に入れるようだと和宇慶は苦しい。逆に王者の動きに幻惑されるようなことがあると岩渕は後手に回ることになるだろう。
 和宇慶のテクニック、岩渕のパワー、好勝負が期待できそうだ。(原功)

和宇慶=1981年1月20日、東京都出身。ワタナベジム所属。左ボクサー型。戦績:19戦15勝(7KO)3敗1分。
岩渕=1985年7月16日、埼玉県出身。草加有澤ジム所属。左ファイター型。戦績:20戦17勝(14KO)3敗。






[見どころ!] 2月13日(月) 後楽園ホール
Updated on 2012/02/06

<日本スーパー・バンタム級タイトルマッチ>               
芹江匡晋対石本康隆
             

 安定した強さで5度の防衛を重ねている芹江に、昨年の「最強後楽園」を制して1位に浮上してきた石本が挑む一戦。
 芹江は足掛け10年のキャリアを誇る28歳。ルーキー時代に連敗しているが、以降の6年間は15連勝(8KO)中だ。09年12月に木村章司(花形)を破って戴冠を果たした前後は微妙な判定勝負が続いたが、直近の4戦は明白な判定勝利がひとつあるだけで、3
KO勝ちと国内では圧倒的な強さを見せつけている。
 やや変則的な間合いから左右のパンチを叩きつける右のボクサーファイター型で、試合巧者としても知られる。世界ランクに名を連ねているだけに、ここで躓くわけにはいかない。
 挑戦者の石本は昨年10月に30歳になった。プロデビューは芹江よりも1年早い02年11月のこと。これが25戦目で初のタイトル挑戦となる。19勝(3KO)5敗の戦績で分かるように、KOを売りにする選手ではない。微妙な距離とタイミングを操りながら、いつの間にか自分のペースに引きずり込んでポイントをゲットしていく巧者といえる。粘り強く戦う右のボクサーファイター型で、5敗はいずれも判定を落としたものだ。そのうちの4試合は2−1か2−0の際どい勝負だった。昨年暮にはノニト・ドネア(比/米=4階級制覇王者 ※現WBO世界スーパー・バンタム級王者)とのスパーを経験し、自信を深めているはずだ。
 経験をはじめ総合力で勝る芹江有利は動かないところ。忙しく出入りして揺さぶり、的を絞らせないまま圧倒する可能性もある。石本としては自分から忙しく動いて芹江にペースを渡さないことが肝要だ。そのためにも思い切ったスタートを切りたい。(原功)

芹江=1983年3月4日、東京都出身。伴流ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:23戦20勝(9KO)3敗。
石本=1981年10月10日、香川県出身。帝拳ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:24戦19勝(3KO)5敗。



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