ボクシングニュース

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[見どころ!] 11月9日(金) 後楽園ホール 
Updated on 2012/11/06

<日本ライト級タイトルマッチ>             
加藤善孝対川瀬昭二
         

 加藤は昨年10月に王座を獲得し、今年3月、7月と2度の防衛を重ねている。3年半ほどKO勝ちから遠ざかっていたが、V2戦を初回でけりをつけたことで倒す感触を取り戻しているはず。1位の川瀬を相手に真価が問われるところだ。
 加藤は防御を意識しながら徐々にエンジンをかけていくタイプで、そのためか接戦が多いというデータ的な特徴がある。ときには出遅れと思われるケースもあり、終盤に追い込んで帳尻を合わせた試合も少なくない。現在はWBCの28位に名を連ねているが、上位進出のためには早い段階から積極的に仕掛けて出る戦いをする必要がありそうだ。
 挑戦者の川瀬は名古屋をベースに活躍する30歳の右ボクサーファイター。日本タイトルへの挑戦は08年、11年に続き3度目となる。過去2度の挑戦は石井一太郎に7回負傷判定負け、三垣龍次に10回KO負けという結果で涙をのんでいるだけに、タイトルへの執着は人一倍強いはず。万全を期して東京に乗り込んでくることだろう。三垣には最終回に倒されたが、それ以前には自身がKOチャンスをつかむなど健闘している。元来は打たれ強いタイプといえる。
 数々の接戦をものにしてきた加藤だが、川瀬を相手にスロースタートは危険だ。体格とスピードで勝る挑戦者を前半で調子づかせるようだと苦戦を覚悟せねばなるまい。加藤は自分から仕掛けて川瀬を後手に回らせるパターンに持ち込み、攻勢を印象づけて折り返したい。両者の耐久力を考えると、簡単にKO決着とはいかないはず。接戦が予想される。(原功)

加藤=1984年11月23日、茨城県出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:27戦22勝(6KO)4敗1分。
川瀬=1982年3月9日、愛知県出身。松田ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:38戦29勝(17KO)4敗5分。






[見どころ!] 11月3日(土) 後楽園ホール
Updated on 2012/10/28

<日本スーパー・ライト級タイトルマッチ>
岩渕真也対長瀬慎弥


 7割近いKO率を誇るサウスポーの強打者、岩渕の2度目の防衛戦。2代前の王者を迎え、どんな戦いを見せるのか注目だ。
 岩渕はアマチュアを経て04年2月にプロデビュー。最初の2戦は落としたが、以後はまずまず順調な歩みをみせている。日本タイトルは今年2月に7回KO勝ちで獲得。6月の初防衛戦は判定勝ちに留まったが、これまで22戦19勝(15KO)3敗と高いKO率を残している。サウスポーの好戦的なボクサーファイター型で、左右ともにパンチ力がある。何度もスケールの大きさを感じさせる豪快なKOを記録してきた一方、雑な攻めを繰り返して強打が空転したこともある。相手に応じた攻略法、集中力を欠かさない戦いができればもうひとつ上のステージに進むことも可能だろう。
 長瀬は昨年10月に失った王座の奪回を狙う。岩渕に比べるとパワー、決め手に欠けるが、26戦20勝(10KO)4敗2分とまずまずのKO率を残している。主武器は唐突な間合いで繰り出す右ストレートだ。決して洗練されたイメージの選手ではないが、変則的なリズムをともなうボクシングは相手にとっては対処が難しいのだろう。序盤でペースを奪うと調子に乗るタイプといえる。
 攻撃力で大きく勝る岩渕有利は動かしがたい。馬力にまかせて序盤で挑戦者を押し潰してしまう可能性も決して低くはないように思える。その一方で力みから強打が空転、長瀬に付け入る隙を与えて苦戦というケースも考えられる。挑戦者が王者の強打を怖れずに細かく出入りしながらサイドから攻めることができれば、王座復帰が見えてくる。(原功)

岩渕=1985年7月16日、埼玉県出身。草加有澤ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:22戦19勝(15KO)3敗。
長瀬=1981年11月18日、埼玉県出身。フラッシュ赤羽ジム所属。
   右ボクサーファイター型。戦績:26戦20勝(10KO)4敗2分。




[見どころ!] 10月31日(水) 後楽園ホール
Updated on 2012/10/27

<日本スーパー・フライ級タイトルマッチ>     
粉川拓也対山口桂太
                 

 世界挑戦の経験を持つ粉川に雑草派の山口が挑む一戦。王者の圧勝が囁かれるなか、挑戦者の奮闘が期待される。
 粉川は05年6月プロデビューの27歳。2年前にOPBFのスーパー・フライ級王座を獲得し、今年1月にはフライ級の日本王座を手にしている。4月には林徹磨(セレス)に際どい判定勝ちで初防衛を果たしており、これがV2戦となる。21戦19勝(10KO)2敗とKO率は5割に近いが、パワーよりもスピードと手数と売りにする選手といえる。ここ2戦は手打ちの軽打でポイントを掠め取るという印象が強かっただけに、このあたりでしっかりと存在感を示しておきたいところだ。
 挑戦者の山口は03年5月プロデビューの33歳。20戦8勝(3KO)11敗1分と勝率は50パーセントを割り込んでいる。最近の10戦も4勝(1KO)6敗と数字上は振るわない。しかし、直近の2試合では勝利を収めており、その勢いを大舞台でぶつけたいところだ。突進スタイルを貫くファイター型で、相手にとってはやりにくいタイプといえるかもしれない。
 足をつかいながらスピードを生かしたボクシングをする粉川に対し、山口は距離を潰すことができるかどうか。そのあたりが焦点になりそうだ。総合力、経験値で劣る山口は序盤から思い切った攻撃を仕掛けて番狂わせを狙いたいところだが……。(原功)

粉川=1985年4月5日、東京都出身。宮田ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:21戦19勝(10KO)2敗。
山口=1979年9月9日、熊本県出身。八王子中屋ジム所属。右ファイター型。戦績:20戦8勝(3KO)11敗1分。




[見どころ!] 10月27日(土) 東京国際フォーラム ホールA
Updated on 2012/10/22

<WBC世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ>  
粟生隆寛対ガマリエル・ディアス 
        

 2階級制覇王者・粟生の4度目の防衛戦。2倍近い47戦(36勝17KO9敗2分)の経験を持つメキシコの曲者ディアスを相手に、粟生がどんなリングパフォーマンスを披露するのか要注目だ。
 粟生は2年前に現在の王座を手に入れ、ウンベルト・グチェレス(メキシコ)、デビス・ボスキエロ(イタリア)、ターサク・ゴーキャットジム(タイ)とタイプも地域も異なる挑戦者を相手に防衛を重ねてきた。ボスキエロとのV2戦は乱戦に巻き込まれて途中で失速、綱渡りの防衛となったが、それ以外は完勝に近い内容といえる。
スピードとテクニックをベースにしたサウスポーのボクサーファイター型だが、最近は馬力負けしないよう体幹トレーニングにも励み、その成果が試合にも表れるようになってきた。今回の挑戦者ディアスはフェイントを多用する乱戦型の選手だけに、技術だけでなく粟生の体力やスタミナも試されることになりそうだ。
 ディアスは9敗を記録しているが、そのうち5敗はルーキー時代に喫したもの。06年から09年にかけて4敗したが、そのうちの三つはロバート・ゲレロ(米)、ホルヘ・リナレス(帝拳)、ウンベルト・ソト(メキシコ)という世界的ビッグネームが相手だった。特筆すべきは、現4階級制覇王者ゲレロに一度は12回判定勝ちを収めていることであろう。
 上体を猫背にした構えから揺さぶりをかけながら右のロングを振って脅かし、ステップして左フックを返すパターンが多いディアスだが、近距離ではアッパーも多用する。バッティングも多いので、注意が必要だろう。
 スピード、テクニック、パンチの切れなど個々の戦力では粟生が勝っている。こうしたアドバンテージを生かした戦いができれば粟生の圧勝も考えられる。ディアスの変則スタイルを甘く見ることは危険だが、粟生がボディブローも交えた攻撃で中盤あたりにヤマをつくる可能性が高いとみる。(原功)

粟生=1984年4月6日、千葉県出身。帝拳ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:26戦23勝(10KO)2敗1分。
ディアス=1981年2月14日、メキシコ出身。右ボクサーファイター型。戦績:47戦36勝(17KO)9敗2分。




[見どころ!] 10月12日(金) 日野市市民の森ふれあいホール
Updated on 2012/10/06

<OPBFミドル級王座決定戦>         
淵上誠対マーロン・アルタ
                 

 淵上は5月の世界挑戦に際して返上したOPBF東洋太平洋王座の奪還を狙う。ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/ドイツ)に3回TKO負けを喫して以来の再起戦。心身ともにどう立ち直っているか。
 淵上は変則的なリズムと間合いを持ったサウスポーのボクサーファイター型。強打者というイメージは薄いが、日本&OPBFタイトル戦で6連続KO勝ちを記録したこともある。序盤はじっくりと相手の出方をうかがい、中盤からペースアップ。頃合を見て勝負に出るあたり、なかなかの策士ともいえる。
 今回の決定戦の相手アルタは14戦12勝(9KO)2敗と高いKO率を残している。昨年6月にフィリピンのスーパー・ウェルター級国内王座を獲得し、今年5月にはミドル級のWBCユース・インターナショナル王座も手にしている。「ボーン・クラッシャー」(骨を砕く男)の異名があるが14戦がすべて自国内での試合であり、また力量を計る相手との手合わせもないため実力は未知だ。
 まずは淵上がどうコンディションを整えるかに注目が集まる。いつものように序盤を偵察につかい、徐々にペースを上げていくことだろう。決して打たれ強くはないだけに、不用意な被弾は避けたいところだ。(原功)

淵上=1983年7月30日、鹿児島県出身。八王子中屋ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:26戦19勝(10KO)7敗。
アルタ=フィリピン出身。戦績:14戦12勝(9KO)2敗。




[見どころ!] 10月8日(月=祝) 後楽園ホール 
Updated on 2012/10/02

<日本スーパー・ウェルター級タイトルマッチ>
柴田明雄対十二村喜久
         

 3年前に日本とOPBF王座を同時に獲得したこともある柴田は、そのときは初防衛戦で王座から陥落。今年6月、中川大資(帝拳)を破って返り咲きを果たし、これが鬼門の初防衛戦となる。好戦的な十二村を挑戦者に迎え、ベルトを守ることができるか。
 柴田は183センチの長身とスピード、足を生かしたボクシングを得意としている。早い段階で主導権を握ってポイントを奪取、相手の追い上げをかわして逃げ切るのがひとつの勝利パターンとなっている。先の中川戦はその典型といえた。
 一方の十二村は右のボクサーファイター型だが、こちらは自ら距離を縮めて勝負に出るタイプだ。16勝のうち4KOとパワーの点で物足りなさはあるものの、その分、執拗な食い下がりをみせる。柴田を2度TKOに下しているチャーリー太田(八王子中屋)からダウンを奪い、敗れはしたものの12ラウンドをフルに戦ったことも自信になっているはずだ。
 距離を保ったアウトボクシングを軸にしてポイントを重ねたい王者と、距離を潰して混戦に持ち込みたい挑戦者。序盤から激しい主導権争いが展開されそうだ。スピードと経験で勝る柴田有利とみるが、失速が早いようだと十二村の執拗な攻撃に捕まる恐れもある。(原功)

柴田=1981年11月19日、神奈川県出身。ワタナベジム所属。右ボクサー型。戦績:26戦18勝(8KO)7敗1分。
十二村=1983年10月3日、千葉県出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:26戦16勝(4KO)6敗4分。




[見どころ!] 10月8日(月=祝) 後楽園ホール 
Updated on 2012/10/02

<日本ミドル級タイトルマッチ>             
湯場忠志対佐々木左之介


 史上ただひとりの国内4階級制覇王者、湯場が2度目の防衛戦に臨む。今回の相手、佐々木は昨年度の全日本新人王。経験値や攻撃力で絶対的な差があるが、決して打たれ強い方ではない湯場だけに油断は禁物だ。
 湯場は96年4月デビューの16年選手。国内4階級制覇を含め出場したタイトル戦の数だけでも18戦(11勝8KO5敗2分)に上る。スタートは今よりも約11キロ軽いライト級だったが、上背が183センチあるだけにミドル級でも体格負けすることはない。加えてサウスポーというアドバンテージもある。さすがに20代のときのような腰の切れはなくなったが、左構えから繰り出すタイムリーな左は相手にとっては脅威だ。
 16年間に戦った数は50に上り(41勝7敗2分)、KOの数は31。これは日本ボクシング史上単独7位の記録である。今回、KO防衛を果たすと龍反町の32KOに並び6位となる。1位の91KO(堀口恒夫)はともかくとして、2位の36KO(海老原博幸)、3位の35KO(中村金雄、関光徳)、5位の33KO(金子繁治)が射程範囲内に入るだけに、ここはぜひとも狙ってほしいところだ。
 挑戦者の佐々木は王者よりも10歳若い25歳のホープ。10年3月のデビューから2年半で挑戦の機会を得たことになる。全日本新人王に輝くなど11戦10勝(4KO)1敗と好戦績を残しているが、5ラウンド以上の経験が2度だけ、最長でも7ラウンドまでと経験不足の感は否めない。
 3ラウンドまでのKO勝ちが22もある湯場と、長丁場に不安を残す佐々木。70キロを超すクラスということもあり、勝負は短期決戦の可能性が高そうだ。(原功)

湯場=1977年1月19日、宮崎県出身。都城レオスポーツ所属。左
   ボクサーファイター型。戦績:50戦41勝(31KO)7敗2分。
佐々木=1987年9月9日、神奈川県出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:11戦10勝(4KO)1敗。




[見どころ!] 10月6日(土) 後楽園ホール
Updated on 2012/09/29

<OPBFスーパー・ミドル級タイトルマッチ>     
清田祐三対三浦広光
             

 清田の6度目の防衛戦。2年前、打たれ脆さを露呈した清田だが、その後は3連続KO(TKO)勝ちで復調を印象づけている。9戦全勝(4KO)の三浦を相手に存在感を示すことができるか。
 清田は08年4月にOPBF王座を獲得。以後、4年間に5度の防衛をすべてKOで終わらせている。この間、10年11月にはライト・ヘビー級でOPBF王座を狙ったが、決定戦で初回TKO負け。急停止を強いられた。
 しかし、今年3月のV5戦では丹念に左ジャブを突いて相手をコントロールし、安定した実力を見せつけて7回終了TKO勝ちを収めるなど、総合的な地力をアップさせている。もともとパンチ力はあるだけに、こうした緻密なボクシングも融合させていけばさらなる長期政権が望めるだろう。
 挑戦者の三浦は王者よりも4歳年長の32歳で、国際式転向前には総合格闘技のリングに上がっていた経験を持つ。10年4月に米国ラスベガスでプロデビューし、まずは順調に白星を重ねてきたといえる。ちなみに9戦のうち5戦は米国での試合だ。
 適度に足をつかいながら攻撃の機会を狙う右のボクサーファイター型で、戦力的にはほどよくまとまっているともいえるが、基本に忠実な戦いを心がけているためか全体的なスケールの点では少々物足りなさも残る。その壁を破ることができれば、ベルトに近づくこともできよう。
 168ポンド(約76.2キロ)を上限とする重量級であることや両者の耐久力などを考えると、序盤の一撃で勝負が決する可能性も低くはなさそうだ。その一方で、清田が左ジャブを丹念に突いて丁寧なアウトボクシングに徹し、経験の浅い三浦を中盤以降の勝負に引きずりこむことも考えられる。三浦は早い段階で仕掛け、先手を取って清田を焦らせる展開に持ち込みたい。(原功)

清田=1983年10月10日、北海道出身。フラッシュ赤羽ジム所属。
   右ボクサーファイター型。戦績:26戦22勝(20KO)3敗
   1分。
三浦=1981年9月22日、福岡県出身。帝拳ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:9戦全勝(4KO)。





■平成24年9月度月間賞(9月25日選考)
Updated on 2012/09/28

□月間最優秀選手賞
 日本スーパーフェザー級チャンピオン
 金子 大樹 (横浜光)
 対象試合:9月1日「日本スーパーフェザー級タイトルマッチ」2RKO勝ち
 対戦相手:同級7位 佐藤 通也(石丸)

□月間敢闘賞
 日本ヘビー級1位 藤本 京太郎 (角海老宝石)
 対象試合:9月19日「オープン10回戦」10R判定勝ち
 対戦相手:WBC世界同級15位 チャンシー・ウェリバー(米国)

□月間新鋭賞
 田川 智久 (KG大和)
 対象試合:9月18日「オープン8回戦」4RTKO勝ち
 対戦相手:日本スーパーフェザー級2位 谷口 浩嗣(横浜光)

◆表彰式◆
 10月20日(土)於:後楽園ホール『最強後楽園』




[見どころ!] 10月2日(火) 後楽園ホール
Updated on 2012/09/27

<日本ミニマム級王座決定戦>         
原隆二対堀川謙一 
                 

 元アマエリートでプロ2年半に12戦全勝(10KO)を収めている22歳の原と、12年のキャリアで34戦23勝(4KO)10敗1分の戦績を残している32歳の堀川。あらゆる面で対照的な両者が、三田村拓也(ワールドスポーツ)が返上して空位になっている日本王座をかけて拳を交える。
 原は圧倒的な力量差を見せつけて2010年度の全日本新人王を獲得。その後は8連続KO勝ちと勢いを増している。その多くはスピードに乗った小気味の良い上下の波状攻撃で攻め落としている。しかし、対戦相手は実力未知のタイ人が多く、必ずしも経験値が確実にアップしているとは言い切れないところもある。最長でも6回までしか戦ったことがなく、そのあたりにも少なからず不安がつきまとう。
 対する堀川は09年の日本、10年のOPBF、11年のWBCインターナショナル王座挑戦に続く4度目のタイトル・アタックとなる。
前2戦はミニマム級だったが、昨年4月の挑戦はフライ級だった。
再びミニマム級に落とすため、まずはベストの体調づくりが重要になりそうだ。忙しく動きながら巧妙に出入りする右のボクサーファイター型だが、決め手に欠けるため接戦を落としてきた過去がある。最近の敗北が三つとも終盤のKO(TKO)という点も気になる。
 ともにいくつかの不確定要素はあるが、原の勢いに対し堀川の経験という構図になる。攻撃力と若さで勝る前者に分があるカードだが、競った内容のまま勝負が中盤以降にもつれこむ可能性もある。(原功)

原 =1990年7月10日、静岡県出身。大橋ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:12戦全勝(10KO)。
堀川=1980年3月10日、京都府出身。SFマキジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:34戦23勝(4KO)10敗1分。



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