ボクシングニュース



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[見どころ!] 10月21日(月) 後楽園ホール
Updated on 2013/10/15

<日本ミニマム級タイトルマッチ>
原隆二対國重隆
             

 原は昨年10月に堀川謙一(SFマキ)との決定戦を制して王座を獲得。これが3度目の防衛戦となる。堀川戦までは8連続KO勝ちだったが、以後のタイトル戦でいずれも判定決着となっているだけに、このあたりで派手なアピールをしておきたいところだ。単に国内タイトルを防衛するだけでなく、WBA6位、WBC14位、IBF4位、WBO3位という位置にいることも考えると、ここはKO防衛がノルマということになるだろう。
 挑戦者の國重は13年間に36戦(25勝2KO9敗2分)をこなしている37歳のベテラン・サウスポー。5年前にメキシコで当時のWBC世界ライト・フライ級王者エドガル・ソーサ(メキシコ)挑んだのを含め、過去に5度のタイトル挑戦を経験しているが、3敗2分と結果を出すことはできなかった。移籍してホームを大阪から東京に移したが、この2年間は6戦3勝3敗にとどまっている。
負ければ引退という状況だが、勝てば初の戴冠と世界ランクがついてくる。リスクよりもはるかにリターンの大きい試合といえる。
 このところやや停滞気味とはいえ、原が圧倒的に有利であることは誰もが認めるところであろう。積極的に距離を詰め、ボディから顔面への切り返しで着々と加点していき、中盤から終盤でけりをつける可能性が高いといえそうだ。國重はサウスポーの利を生かして根気強く戦うタイプだが、どこまで粘れるか。國重が序盤で自ら仕掛け、リードを奪って中盤を迎える展開になるともつれる可能性も出てくる。(原功)

原 =1990年7月10日、静岡県出身。大橋ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:15戦全勝(10KO)
國重=1976年4月22日、大阪府出身。ワタナベジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:36戦25勝(2KO)9敗2分。




[見どころ!] 10月22日(火) 後楽園ホール
Updated on 2013/10/15

<東洋太平洋女子バンタム級タイトルマッチ>   
三好喜美佳対東郷理代 
      

 両者は過去4度の対戦で東郷が2勝(2KO)1敗1分と勝ち越している。ただし、今年2月の東洋太平洋タイトル戦では三好が値千金の判定勝ち、東郷からベルトを奪っている。三好は余勢を駆って6月にメキシコでIBF王座に挑戦した(10回判定負け)。一方の東郷は4月のメキシコ遠征で地元の人気者、元世界王者マリアナ・フアレスに1回TKO勝ちを収めている。7月の再戦で雪辱を許したとはいえ、そのパンチ力は健在だ。
 8ヵ月の期間をおいて行われる5度目の対決。東郷が持ち味の強打を生かして序盤から積極的に攻め、一気に突き放すか致命的なダメージを与えればKO決着も考えられるが、現在の両者にはそこまでの力量差はなさそうだ。三好が粘り強く応戦し、前戦に続いて混戦に持ち込む可能性が高いとみる。「パンチ力は相手が上だが、技術、体力、メンタルで上回る試合をして勝ちたい」と三好は防衛に自信をみせている。(原功)

三好=1983年12月22日、山口県出身。川崎新田ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:15戦8勝(3KO)6敗1分。
東郷=1975年7月20日、鹿児島県出身。アルファジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:16戦10勝(9KO)5敗1分。





■平成25年9度月間賞(10月9日選考)
Updated on 2013/10/10

月間最優秀選手賞
スーパーバンタム級:WBO4位 IBF11位 WBC14位 石本 康隆 (帝拳)
 対象試合:9月7日「オープン10回戦」3RTKO勝ち
 対戦相手:イグナシオ・バレンズエラ (比国)

月間敢闘賞
日本ライトフライ級6位 知念 勇樹 (琉球)
 対象試合:9月30日「オープン8回戦」1RTKO勝ち
 対戦相手:ライアン・ビト (UNITED)

月間新鋭賞
日本フェザー級12位 伊藤 雅雪 (伴流)
 対象試合:8月12日「WBCユースライト級王座決定戦」10RTKO勝ち
 対戦相手:ジェフリー・アリエンザ (比国)

表彰式
 10月19日(土)於:後楽園ホール『最強後楽園決勝戦』




[見どころ] 10月14日(月=祝) 後楽園ホール
Updated on 2013/10/08

<東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ>       
李冽理対天笠尚
             

 3年前、日本タイトルをステップにして一気に世界の頂上に駆け上がった李は、無冠に戻ったあと一時はスランプに陥ったが、今年6月に東洋太平洋タイトルを獲得して復活。今回が初防衛戦となる。
天笠とは10年6月に日本タイトルの初防衛戦で拳を交え、右を効果的に決めて97対94、98対93(二者)の3対0の判定勝ちを収めている。これが結果的に世界前哨戦になったこともあり、李にとって天笠は験も相性もいい相手といえる。
 一方、挑戦者の天笠は李に敗れたあとは3年間に9連勝(4KO)をマークして復調している。この間、11年12月には日本フェザー級タイトルを獲得し、4度の防衛を重ねている。このクラスではずば抜けた179センチの長身選手だが、腕をコンパクトに畳んで中近距離でパンチを交換する好戦的な一面を持っている。防衛戦ではダウンも経験したが、基本的にはタフな選手といえる。
 直接対決により一度は明確な答えが出たカードだが、3年経って状況は変わっている。9連勝の天笠に対し、李は7戦4勝(1KO)2敗1分と苦しんでいるのだ。世界戦の敗北、東洋太平洋王座決定戦での引き分けなど李の相手のレベルも考慮する必要はあるが、勢いという点では天笠が上かもしれない。年齢も31歳の李に対し27歳と4歳若い。巧みな前捌きとタイムリーな右ストレートを軸にした李のテクニックか、30戦中16のKO勝ちを記録している天笠の強打か。接戦が予想される。(原功)

李 =1982年5月20日、大阪府出身。横浜光ジム所属。右ボクサー型。戦績:25戦20勝(10KO)3敗2分。
天笠=1985年10月18日、群馬県出身。山上ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:30戦24勝(16KO)4敗2分。




[見どころ!] 10月14日(月=祝) 後楽園ホール 
Updated on 2013/10/08

<東洋太平洋スーパー・バンタム級タイトルマッチ> 
和氣慎吾対ジョンリエル・ラモナル


 無名に近い存在から一気に東洋太平洋王座に駆け上った和氣のV2戦。攻撃型の24歳、ラモナルを相手にあらためて真価が問われることになる。
 和氣は昨夏に日本ランク入りを果たし、半年後の今年3月に小國以載(VADY⇒角海老宝石)に挑戦。相手の地元での試合だったが序盤から王者を圧倒。10回終了TKO勝ちで戴冠を果たした。スピードに乗ったテンポの速いボクシングをする長身サウスポーで、6月の初防衛戦では世界ランカーの菊地永太(真正)を9回TKOで退け、小國の勝利がフロックでないことを証明した。
 挑戦者のラモナルは24歳の好戦派で、フィリピンの国内王座を獲得したこともある実力者。ここ3年は大橋弘政(HEIWA)に僅差の12回判定負け、世界ランカーのアレハンドロ・サナブリア(メキシコ)に4回KO負け、さらに3連続負傷引き分けと停滞しているが、地力があるだけに侮れない。
 振りの大きいラモナルのパンチには警戒が必要だが、勢いだけでなく着実に総合力を上げている和氣がスピードを生かしてコントロールする可能性が高そうだ。(原功)

和氣=1987年7月21日、岡山県出身。古口ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:20戦14勝(7KO)4敗2分。
ラモナル=1989年6月22日、フィリピン出身。右ボクサーファイター型。戦績:22戦13勝(7KO)5敗4分。





[見どころ!] 10月5日(土) 後楽園ホール
Updated on 2013/10/01

<東洋太平洋ライト級タイトルマッチ>   
加藤善孝対レイ・ラバオ 


 加藤は5月に佐々木基樹(帝拳)との王座決定戦を制して東洋太平洋のベルトを獲得、11年10月に手に入れた日本タイトルと合わせて2冠王者となった。世界十傑入りも果たしており、今後は地域タイトルを守りながら、一方で上を見据えた戦いが続くことになる。
 10年4月を最後に敗北と縁の切れた加藤は、目下8連勝(2KO)をマーク。正確な左ジャブで相手をコントロールしておき、機を見て右に繋げる攻撃パターンが確立されている。派手さはないが、堅実だ。このところ必要に迫られて10回、12回と長丁場を戦い抜いており、スタミナや配分といった面でも確かな手応えを得ているはずだ。リズムや攻防のパターンが異なる海外選手との初の試合で、もう一歩前進することができるか。
 ラバオは今回が来日3戦目となる。06年11月には阪東ヒーロー(フォーラム)に6回判定負けだったが、今年4月には小澤大将(戸秀樹)に5回TKO勝ちを収めている。その後、世界挑戦を控えた荒川仁人(八王子中屋)のスパーリング・パートナーを務めるなどして経験値を上げている。サウスポーの好戦的なボクサーファイター型で、こちらも5連勝、4連続KOと勢いがある。
 技術力と試合運びの巧さの加藤、馬力と攻撃力のラバオといったところだが、総合力はほぼ互角と見ていいだろう。加藤は早い段階で流れを掴みたい。その一方、左構えのラバオのパンチの軌道やタイミングを読み切るのに時間がかかるようだと、厳しい試合になる可能性もある。(原功)

加藤=1984年11月23日、茨城県出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:30戦25勝(7KO)4敗1分。
ラバオ=1985年5月19日、フィリピン出身。左ボクサーファイター型。戦績:28戦24勝(16KO)4敗。




[見どころ!] 10月5日(土) 後楽園ホール
Updated on 2013/10/01

<日本ウェルター級タイトルマッチ>  
高山樹延対コブラ諏訪


 高山の2度目の防衛戦。タフでしぶとい諏訪を相手に存在感を示す戦いが求められる。
 高山は昨年12月、斉藤幸伸丸(輪島)との決定戦を制して王座を獲得した27歳。2年前に2対1の判定をひとつ落としているが、まずは07年のデビューから順調な歩みを見せているといっていいだろう。比較的ゆったりとした構えから機を見て飛び込み、上下の連打に繋げる好戦的なタイプといえる。
 挑戦者の諏訪は今年3月、渡部あきのり(協栄⇒野口)の持つ東洋太平洋タイトルに挑戦したが、6回TKO負け。これが再起をかけたリングとなる。器用なタイプではないが、執拗に食い下がるしぶといボクシングを身上としている。
 実績、現有戦力で勝る高山有利は不動といえるが、油断は禁物だ。ともに中近距離での戦いを好むタイプということもあり、序盤から激しいパンチの交換が見られそうだ。(原功)

高山=1985年12月9日、秋田県出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:19戦18勝(7KO)1敗。
諏訪=1980年6月9日、東京都出身。ピューマ渡久地ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:24戦12勝(5KO)10敗2分。





■平成25年8度月間賞(9月9日選考)
Updated on 2013/09/17

□月間最優秀選手賞 
 日本ミドル級新チャンピオン 中川 大資 (帝拳)
 対象試合:8月3日「日本ミドル級タイトルマッチ」7RKO勝ち
 対戦相手:前チャンピオン 胡 朋宏 (横浜光)

□月間敢闘賞
 日本スーパーウェルター級新チャンピオン 湯場 忠志 (都城レオスポーツ)
 対象試合:8月12日「日本スーパーウェルター級王座決定戦」1RKO勝ち
 対戦相手:同級2位 切間 庸裕 (折尾)
□月間新鋭賞
 勅使河原 弘晶 (輪島)
 対象試合:8月12日「オープン6回戦」4RTKO勝ち
 対戦相手:澤田 京介 (JB SUPORTS)

◆表彰式◆
 9月27日(金)於:後楽園ホール『東日本新人王予選』
 7月分と合同に行います。




[見どころ!] 8月25日(日) 座間スカイアリーナ
Updated on 2013/08/20

<日本ライト・フライ級タイトルマッチ> 
田口良一対井上尚弥
            

 近い将来の世界チャンピオン候補、井上がプロ4戦目で田口の持つ日本タイトルに挑む。辰吉丈一郎、平仲信明らと並ぶ最速タイ記録がかかった注目の一戦だ。
 井上の挑戦を受ける田口は今年4月、決定戦を制して日本王座を獲得した26歳。06年のデビューから20戦18勝(8KO)1敗1分という好戦績を残している。WBAで3位、WBOで11位に名を連ねており、この試合を見栄えのいい内容でクリアすれば自身の世界挑戦が見えてくる。166センチの長身と恵まれたリーチを持つ右のボクサーファイター型で、中距離での戦いで持ち味を発揮するタイプといえる。
 昨年10月にプロデビューしたばかりの井上は、ここまで3戦すべてをKOで終わらせている。今年4月の佐野友樹(松田)との試合は10回まで勝負が長引いたが、結果的に経験値を上げたという点で大きなプラスになっている。速い左ジャブと圧力で空間を支配し、多彩で強烈なコンビネーションでけりをつける右の万能型だ。一発で仕留める破壊力、カウンターもある。
 井上有利の声が多いなか、田口は序盤で何らかの仕掛けをしたいところだ。リング中央で対峙して単純にスピードとパンチ力、そして潜在能力の比較をするような展開になるようだと、井上の戴冠は時間の問題といえそうだ。田口とすれば序盤でダウンを奪うなりポイントを奪って主導権を掌握するなりして、井上に逆にプレッシャーと焦りを与える展開づくりが求められる。(原功)

田口=1986年12月1日、東京都出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:20戦18勝(8KO)1敗1分。
井上=1993年4月10日、神奈川県出身。大橋ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:3戦全KO勝ち。




[見どころ] 8月25日(日) 有明コロシアム
Updated on 2013/08/20

<日本スーパー・ライト級タイトルマッチ>     
小原佳太対竹中聡
                 

 4月に日本タイトルを獲得した小原の初防衛戦。1位の竹中を迎え、どんなパフォーマンスを披露するか注目したい。
 小原は国体を制するなどアマチュアで70戦(55勝30KO、RSC15敗)を経験後、10年8月にプロデビュー。初陣でいきなり元日本ランカーと対戦したが、これはスタミナ不足が響いて5回TKO負けだった。しかし、その後は8連勝(7KO)を収めている。目下6連続KOと勢いもある。179センチの長身から矢継ぎ早に左右のパンチを繋ぐ右のボクサーファイター型だ。
 挑戦者の竹中は30歳にして初めてタイトルに挑む。こちらも5連勝(2KO)と好調を維持している。26戦18勝(8KO)6敗2分という戦績は小原ほどのインパクトはないが、KO(TKO)負けは一度もない。
 外園隼人(帝拳)との連戦を含め修羅場を経験している小原の有利は動かしがたい。左ジャブで主導権を握り、圧力をかけながら左右を見舞うような展開になると中盤あたりにヤマが訪れるかもしれない。竹中は早い段階で先に仕掛けてペースを握りたい。(原功)

小原=1986年11月12日、岩手県出身。三迫ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:9戦8勝(7KO)1敗。
竹中=1982年10月8日、広島県出身。大鵬ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:26戦18勝(8KO)6敗2分。




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