ボクシングニュース



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[見どころ!] 3月3日(月) 後楽園ホール 
Updated on 2014/02/23

<女子トリプル世界戦>

 07年に日本ボクシングコミッション(JBC)の認定を受け、翌08年5月から正式にスタートした日本の女子ボクシング。いまは7人の現役世界チャンピオンを擁している。そのうちの3人が「G Legend」のリングに上がる。
 08年の戴冠後、これが13度目の防衛戦となるWBCアトム級王者の小関桃(31=青木)はサウスポーの技巧派で、海外防衛の経験も持っている。15戦14勝(3KO)1分。挑戦者のアンゴー・ワンソンチャイ(タイ)は昨年6月にプロデビュー後、5戦全勝(3KO)を記録している。
 WBAアトム級王座の4度目の防衛戦に臨む宮尾綾香(30=大橋)はスピードと手数を身上とする右のボクサーファイター型。試合ごとに成長しており、決め手を身につければさらに上のステージに行く可能性を秘めている。12戦11勝(1KO)1敗。相手のブアンゲルン・ワンソンチャイ(20=タイ)は1年前にWBO世界ミニマム級王座に挑んで5回TKO負けを喫しているが、7月の再起戦では6回判定勝ち。15戦10勝(1KO)4敗1分。まだ20歳と若いだけに不気味だ。
 IBFライトフライ級王者、柴田直子(32=ワールドスポーツ)は昨年11月に手に入れた王座の初防衛戦に臨む。基本に忠実な右のボクサーファイター型で、前戦の勝利で自信を増している。14戦11勝(3KO)3敗。挑戦者のグアダルペ・マルチネス(21=メキシコ)は2度の世界挑戦を含め直近の5戦は2勝3敗と振るわないが、21歳と若いだけに油断はできない。11戦6勝(3KO)5敗。(原功)








■平成26年1度月間賞(2月5日選考)
Updated on 2014/02/06

□月間最優秀選手賞 
 OPBF東洋太平洋ライト級新チャンピオン 中谷 正義 (井岡)
 対象試合:1月11日「OPBF東洋太平洋ライト級タイトルマッチ」12R判定勝ち
 対戦相手:前チャンピオン 加藤 善孝 (角海老宝石)

□月間敢闘賞
 日本ミニマム級新チャンピオン 大平 剛 (花形)
 対象試合:1月17日「日本ミニマム級王座決定戦」10R判定勝ち
 対戦相手:同級2位 多打 魔炸獅 (TI山形)


□月間新鋭賞
 鈴木 悠介 (八王子中屋)
 対象試合:1月11日「オープン8回戦」3RKO勝ち
 対戦相手:石川 貴章 (角海老宝石)


◆表彰式◆
 平成26年3月11日(火)於:後楽園ホール『トクホンダッシュエアロ』




[見どころ!] 2月10日(月) 後楽園ホール
Updated on 2014/02/05

<東洋太平洋スーパー・バンタム級タイトルマッチ>
和氣慎吾対ジョビー・カツマタ
     

 この2年ほどで急成長した和氣の3度目の防衛戦。フィリピン出身の挑戦者ジョビーは、元来はスーパー・フライ級の選手。WBAとWBCで世界10傑入りも果たしている和氣にとっては、圧勝がノルマといえそうだ。
 和氣は173センチの長身サウスポーで、スピードと巧みなステップに加え、最近はパンチも切れを増してきた。昨年3月の戴冠試合、6月の初防衛戦、10月のV2戦とすべて規定ラウンド内で終わらせており、手のつけられない勢いがある。怖いのは、伸び盛りにありがちな慢心ぐらいのものだろう。
 挑戦者のジョビーは10年9月にプロデビュー後、ここまで12戦10勝(4KO)2敗のレコードを残している。昨年4月から主戦場を日本に移し、初戦こそ4回TKO負けだったが、2戦目からは3連勝を収めている。特に昨年12月にはスーパー・フライ級のWBCユース王座を獲得しており、気分をよくしてリングに上がるはずだ。身長(165センチ)だけでなく全体的なフレームでも和氣に劣ると思われるが、20歳と若いだけに王者も楽観視はできない。
 体格とスピード、パンチの切れに加えサウスポーのアドバンテージもある和氣有利は絶対的といえよう。いまの勢いを考えると、スタートから圧倒して中盤を前に仕留める可能性もありそうだ。(原功)

和氣=1987年7月21日、岡山県出身。古口ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:21戦15勝(8KO)4敗2分。
ジョビー=1994年1月25日、フィリピン出身。勝又ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:12戦10勝(4KO)2敗。




[見どころ!] 2月10日(月) 後楽園ホール
Updated on 2014/02/05

<日本スーパー・フェザー級王座決定戦>      
内藤律樹対松崎博保
                 

 金子大樹(横浜光)が世界挑戦のために返上して空位になった王座の決定戦。8戦全勝(4KO)、22歳の内藤とプロ10年の31歳、松崎という好対照の組み合わせだ。
 内藤はアマチュアで高校王者になるなど68戦59勝9敗の戦績を残して11年9月にプロ転向。スピードとテクニックに定評のあるサウスポーで、昨年10月には「最強後楽園」を制して自信を深めている。決勝ではラフファイターの泉圭依知(18鴻巣)に苦しめられたが、それを振り切って優勝しただけに経験値も大きくアップしたといえる。
 対する松崎は03年9月デビューの10年選手。これが5年5ヵ月ぶり3度目の日本タイトル戦となる。09年以降は9戦4勝(2KO)3敗2分と思ったような成績を残せてはいないが、そのキャリアは侮れない。左ジャブで探りながら右に繋げるスタイルの持ち主だが、
最近は距離の測定に問題があるのか乱戦になるケースが目立つ。
 サウスポーのホープと、右構えのベテランという組み合わせとなったが、いまの勢いや総合力を考えると前者有利は不動といえる。スピードと足で圧倒する可能性もある。松崎は早い時点で距離を詰め、先手をとって攻めたい。若い内藤を焦らせることができれば勝機が広がるだろう。(原功)

内藤=1991年7月31日、神奈川県出身。E&Jカシアスジム所属。左ボクサー型。戦績:8戦全勝(4KO)。
松崎=1982年7月12日、埼玉県出身。協栄ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:30戦22勝(11KO)6敗2分。








[見どころ!] 2月1日(土) 後楽園ホール
Updated on 2014/01/23

<日本ライト・フライ級王座決定戦>
木村悠対堀川謙一 
             

 井上尚弥(大橋)が返上して空位になった王座の決定戦。1位の木村はアマチュア時代に全日本選手権を制した実績を持つ選手で、一方、2位の堀川は海外遠征も経験している33歳の叩き上げのベテランだ。ここまでの道程は異なるが、戦術に長けた技巧派同士の対決となった。
 木村は独特の間合いとタイミングを持った右のボクサー型で、派手さはないが大崩れすることもない堅実なタイプといえる。4試合前に田口良一(ワタナベ)に6回TKO負けを喫しているが、これは互角の展開ながら負傷により敗退したものだ。王座挑戦まで遠回りした印象は拭えないが、それだけに今回の試合にかける意気込みは並々ならぬものがあるはずだ。
 堀川もモチベーションの高さでは負けてはいない。こちらは国内タイトルは3度目の挑戦で、東洋太平洋タイトルやWBCインターナショナル・タイトルなどを含めれば6度目の王座挑戦となる。33歳という年齢から考えても背水の陣であることは想像に難くない。
攻防ともにバランスのとれた戦力を備えているが、もうひと押しがないために印象面で損をしてきた感がある。
 総合力では互角とみていいだろう。攻勢を印象づけるために堀川が序盤から果敢に打って出る可能性がある。それに対して木村がどう出るかという点に、まずは注目したい。競った展開のまま勝負は終盤までもつれる可能性が高い。(原功)

木村=1983年11月23日、千葉県出身。帝拳ジム所属。右ボクサー型。戦績:15戦12勝(2KO)2敗1分。
堀川=1980年3月10日、京都府出身。SFマキジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:38戦25勝(4KO)12敗1分。




[見どころ!] 1月17日(金) 後楽園ホール
Updated on 2014/01/13

<日本ミニマム級王座決定戦>
大平剛対多打摩炸獅
      

 原隆二(大橋)が返上して空位になった日本ミニマム級王座を1位の大平と2位の多打が争う。ともに5連勝(大平は2引き分けを挟む)と勢いがあるだけに、最後まで目の離せない接戦が予想される。
 大平は14戦8勝(1KO)3敗3分の29歳。サウスポーのボクサーファイター型だが、どちらかといえば技巧派の部類に入るタイプといえる。12年12月に元世界ランカーの國重隆(ワタナベ)に6回判定勝ちを収めた実績が光る。
 対する多打は15戦11勝(7KO)3敗1分の24歳。こちらは右のボクサーファイター型だが、攻撃力では大平を上回る。12年にはフィリピンで3試合をこなすなど貴重な経験を積んでもいる。
 好戦派の多打が仕掛け、サウスポーの大平が迎撃する展開が予想される。多打は相手の可動範囲を狭めてからパワー勝負に持ち込みたいところ。一方、大平とすればサウスポーの利点を生かして甘い噛み合わせのまま微妙なポイントをピックアップしていきたい。最軽量級らしいきびきびした攻防が続き、勝負は終盤までもつれそうだ。(原功)

大平=1984年9月10日、神奈川県出身。花形ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:14戦8勝(1KO)3敗3分。
多打=1989年5月15日、山形県出身。TI山形ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:15戦11勝(7KO)3敗1分。




[見どころ!] 1月11日(土) 後楽園ホール
Updated on 2014/01/05

<東洋太平洋ライト級タイトルマッチ>
加藤善孝対中谷正義
             

 日本と東洋太平洋ダブル王者だった加藤は、5度防衛した日本王座を返上、東洋太平洋王座に一本に絞って2度目の防衛戦に臨む。相手は6戦という少ないプロキャリアながら全勝(5KO)と勢いのある大型ホープ、中谷正義(井岡)。新年早々からファン垂涎の好カードが用意された。
 加藤は派手さはないが、丹念に左ジャブを突いて自分のペースに持ち込む巧者といえる。好機をつかんでからは左右の連打をまとめる技術と勝負勘も持っている。国内戦では格下との防衛戦が続いたが、昨年5月の東洋太平洋王座決定戦では世界挑戦の経験も持つ佐々木基樹(帝拳)とも対戦。このベテランを下して一段上のステージに上がった。初防衛戦では指名挑戦者レイ・ラバオ(比)を迎撃。前半は苦しい展開だったが徐々に巻き返し、中盤から終盤に着々と加点して中差の判定勝ち、ふたつ目の王座を手に入れた。結果として12ラウンドを2度、フルに戦い切ったことで経験値を上げることもできた。世界ランクにも名をつらねているだけに、ここはどうしても負けられないところだ。
 挑戦者の中谷はアマチュアを経て11年6月にプロ転向。2戦目で判定を経験した以外はジャッジの手を煩わせることなく決着をつけている。特に強烈だったのが昨年7月の土屋修平(角海老宝石)戦だ。東のホープに対し中谷はまったく臆することなく正面から対峙。180センチの長身と恵まれたリーチを生かした攻撃的アウトボクシングで土屋を圧倒。顔面へのワンツーでダメージを与え、左ボディブローでダウンを奪うという圧巻の内容で3回KO勝ちを収めている。大器の片鱗をまざまざと見せつけた一戦だった。体格のアドバンテージと勢い、さらに強打を生かしたボクシングに徹することができれば一気にアジアのトップに立つことも可能だろう。その一方で不安もないわけではない。最たるものがスタミナである。まだ6回までしか戦ったことがないのだ。耐久力も試されていないといえる。
 両者の戦闘スタイルや得意とする距離、ペース配分などを考えると、まずは中谷が先手をとる可能性が高いとみる。経験の浅い挑戦者とすれば、ここで一気に勝負を決めてしまいたいところだ。逆に加藤は少ないダメージで前半を乗り切り、中盤からペースを上げて中谷を未知のラウンドに引きずり込みたいところ。前半のKO決着なら中谷、中盤から終盤に勝負が長引くようならば加藤、というのが常識的な見方といえよう。それだけに両陣営がどんな策を用意し、指示を出すのかといった点にも注目したい。(原功)

加藤=1984年11月23日、茨城県出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:31戦26勝(7KO)4敗1分。
中谷=1989年8月18日、大阪府出身。井岡ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:6戦全勝(5KO)。




■平成25年12度月間賞(12月27日選考)
Updated on 2013/12/28

□月間最優秀選手賞 
 日本フライ級新チャンピオン 村中 優 (フラッシュ赤羽)
 対象試合:12月10日「日本フライ級タイトルマッチ」10R判定勝ち
 対戦相手:前チャンピオン 粉川 拓也 (宮田)

□月間敢闘賞
 OPBF東洋太平洋ウェルター級新チャンピオン 亀海 喜寛 (帝拳)
 対象試合:12月7日「OPBF東洋太平洋ウェルター級王座決定戦」5RTKO勝ち
 対戦相手:ティム・ハント (欧州)

□月間新鋭賞
 前原太尊康輝 (六島)
 対象試合:12月22日「全日本新人王決定戦」1RKO勝ち
 対戦相手:清野 航 (石橋)

◆表彰式◆
 平成26年1月17日(金)於:後楽園ホール『DANGAN 〜日本ミニマム級王座決定戦〜』




[見どころ!] 12月31日(火) 大田区総合体育館
Updated on 2013/12/19

<WBA世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ>
内山高志対金子大樹
     

 10年1月に王座を獲得した内山は在位約4年、これが8度目の防衛戦となる。日本人を挑戦者に迎えるのは11年1月のV3戦、三浦隆司(当時は横浜光ジム、現在は帝拳ジム)以来2度目のことになる。内山が貫録を見せつけるのか、それとも若く勢いのある金子が新しい時代の扉を開くのか。
 内山は5月のV7戦では無敗のハイデル・パーラ(ベネズエラ)を左ボディブロー一撃で悶絶させ、改めて強打と卓越したテクニックを印象づけたものだ。11月で34歳になったが、肉体的なダメージは少なく衰えも感じられない。今回の試合に関しても急激な戦力ダウンはないとみていいだろう。テンポの速い左ジャブで探りを入れて間合いを計り、決め手となる右ストレートを打ち込む必勝パターンを持っているのが強みだ。パーラ戦がそうだったように、状況に応じて上下に打ち分ける左フックも破壊力がある。
 そんな王者と単純比較した場合、挑戦者の金子が実績面で大きく見劣りすることは否めない。1年半前に獲得した日本タイトルは4連続KO防衛しているが、世界レベルでみた場合の強豪とは一度も手合わせしたことがないのだ。しかし、だから通用しないと考えるのは早計だ。王者を4センチ上回る175センチの長身から繰り出す左は鋭く、好機に打ち込む右は破壊力もある。なによりも08年から5年間に引き分けを挟んで13連勝(10KO)、目下6連続KO勝ちと勢いがある。要は、その金子の勢いと技術、強打が世界に通用するかどうかというカードなのだ。
 ともに左ジャブを起点にしてボクシングを組み立てるタイプだけに、まずはリードパンチの突き合いが焦点になりそうだ。ここで内山があっさりと制するようだと、勝負は中盤を待たずに決するかもしれない。逆に金子が差し勝つと勝負はもつれる可能性が出てくる。日本人対決は序盤から目の離せない緊迫した展開になりそうだ。(原功)

内山=1979年11月10日、埼玉県出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:21戦20勝(17KO)1分。
金子=1988年6月17日、愛知県出身。横浜光ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:24戦19勝(12KO)2敗3分。




[見どころ!] 12月31日(火) 大田区総合体育館 
Updated on 2013/12/19

<WBC世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ> 
三浦隆司対ダンテ・ハルドン


 今年4月、ガマリエル・ディアス(メキシコ)から4度のダウンを奪って王座を獲得した三浦は、8月には初防衛戦でメキシコのカンクンに遠征。強打を売りにするセルヒオ・トンプソン(メキシコ)とダウン応酬の激闘を展開し、堂々の判定勝ちを収めている。実績だけでなく自信を深めて2度目の防衛戦に臨む。「クレイジー」の異名を持つ強打者ハルドンを相手に、今度も激しいパンチの交換が予想される。
 三浦の特徴は「ボンバー・レフト」と称される左の強打にある。サウスポーから繰り出す左は顔面へのストレート、ボディへのフック、アッパーともパワフルだ。4月と8月、2度の世界戦で合計6度のダウンを奪っており、相手に与える脅威や警戒心という点でも大きなものがあるはずだ。課題とされるディフェンスに不安は残るが「相手もパンチがあるので右のガードを下げないように気をつける」と三浦は話している。
 挑戦者のハルドンは27戦24勝(20KO)3敗の戦績が示すとおりの強打者で、距離ときっかけをつかむと一気に乱打で襲い掛かる獰猛なタイプだ。三浦は「特に右には気をつけたい」と警戒している。反面、2年前に玉越強平(千里馬神戸)に4度のダウンを喫して3回TKO負けをしているように、決して打たれ強いタイプではなさそうだ。
 ともにこのクラスを代表する強打の持ち主だけに、ジャッジ不要の勝負になる公算が高い。三浦の左ストレート、左フックが勝るのか、それともハルドンの右と連打が凌駕するのか。歯車が噛み合えば前半決着の可能性もありそうだ。(原功)

三浦=1984年5月14日、秋田県出身。帝拳ジム所属。左ファイター型。戦績:30戦26勝(19KO)2敗2分。
ハルドン=1988年1月7日、メキシコ出身。右ファイター型。戦績:27戦24勝(20KO)3敗。





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