ボクシングニュース



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[見どころ!] 12月24日(土) 後楽園ホール
Updated on 2016/12/19

<日本ミドル級暫定王座決定戦>
胡朋宏対渕上誠


 日本王者の西田光(川崎新田)が9月に予定していた渕上との防衛戦を前に負傷、戦線離脱したために設けられることになった暫定王座を、3代前の王者・胡と6代前の王者・渕上が争う。勝者は西田との統一戦を課されることになっている。
 胡はデビューから7連続KO勝ちを収めて注目されたが、8戦目と10戦目に敗北を経験。13年には日本王者になったが、初防衛戦で失い半年の天下に終わった。その後、14年にもKO負けを喫すなど厳しい状況が続いたが、昨年からは4連続KO勝ちと勢いを取り戻している。減量が厳しいためコンディションによって好不調の波があるが、好調時の攻撃力は国内ではトップクラスといえる。
 渕上は4年半前にウクライナでゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)の持つWBA世界王座に挑んだ(3回KO負け)こともあるベテランで、タイトルと名のつく試合は今回が13度目となる。10年から13年にかけて日本、東洋太平洋王座に君臨した実績を持っており、経験値では胡を上回っている。サウスポーの変則ボクサーファイターで、ゴロフキン戦を含めて一時は7戦2勝5敗とスランプに陥っていたが、今年は2連続TKO勝ちを収めており復調を印象づけている。
 直線的な攻撃を仕掛けることが多い胡に対し、渕上はサイドに動きながら出入りするタイプだけに、まずは序盤のペース争いに注目したい。胡は20戦のうち16勝すべてがKOという反面、4敗もすべてKOという分かりやすいタイプで、渕上も34戦のうち14のKO勝ちと5つのKO負けを経験している。KO決着必至のカードといえる。(原功)

胡 =1988年7月25日、兵庫県出身。横浜光ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:20戦16勝(16KO)4敗。
渕上=1983年7月30日、鹿児島県出身。八王子中屋ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:34戦23勝(14KO)11敗。





[見どころ!] 12月19日(月) 後楽園ホール
Updated on 2016/12/14

<日本ライト級王座決定戦>
土屋修平対野口将志


 荒川仁人(ワタナベ)が返上して空位になった王座を日本ライト級1位の土屋と2位の野口が争う。攻撃力のある者同士のカードだけにKO決着が濃厚だ。
 土屋は全日本新人王を獲得するなどデビューから12連続KO勝ち、14連勝を収めて注目されたが、13年から14年にかけて4敗を喫するなど目標を失いかけた時期もある。昨年からは5連勝(3KO)と復調しており、初の国内王座獲得に意欲をみせている。スピードとパワーを売りにする強打者で、敗れはしたもののオーストラリア遠征で世界的な強豪と手合わせするなど経験も豊富だ。
 対する野口は土屋よりも1年早い08年のプロデビューだが、キャリア初期の3年間は9戦4勝(3KO)5敗と負け越していた。しかし、11年11月以降の9戦は8勝(3KO)1分と敗北と縁が切れ、しかも直近の2戦は1回TKO、2回TKOと早い決着で自信を深めている。基本は右構えだが、機をみて左にスイッチする変則型で、パンチ力もある。
 ともに好戦的ということもあり、勝負は判定を待たずに決する可能性が高い。野口の勢いは侮れないものがあるが、ここは強豪との対戦経験で大きく勝る土屋有利とみるのが妥当な線だろう。野口は相手が調子づく前にかき回しておきたい。(原功)

土屋=1986年9月20日、愛知県出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:25戦21勝(17KO)4敗。
野口=1989年9月27日、山口県出身。船橋ドラゴンジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:18戦12勝(6KO)5敗1分。




★平成28年11度月間賞(12月12日選考)
Updated on 2016/12/14

 以下の通り決定しましたのでお知らせいたします。

☐月間最優秀選手賞 
日本ウェルター級チャンピオン 有川 稔男(川島)
対象試合:11月14日「日本ウェルター級タイトルマッチ」4RTKO勝ち
対戦相手:同級5位 大川 泰弘 (ワタナベ)

☐月間敢闘賞
OPBF東洋太平洋フライ級チャンピオン比嘉 大吾(白井・具志堅)
対象試合:11月5日「OPBF東洋太平洋フライ級タイトルマッチ」4RKO勝ち
対戦相手:同級2位 フェリペ・カグブコブ(比国)

☐月間新鋭賞
OPBF東洋太平洋ミニマム級3位 京口 紘人(ワタナベ)
対象試合:11月15日「オープン8回戦」1RKO勝ち
対戦相手:マイケル・カメリオン(比国)

◆表彰式◆
平成29年2月9日(木)於:後楽園ホール『ダイヤモンドグローブ』




[見どころ!] 12月13日(火) 後楽園ホール
Updated on 2016/12/08

<女子ダブル世界戦>
古川夢乃歌対岩川実花
池山直対宮尾綾香


 102ポンド(約46.2キロ)を体重上限とする階級はWBAではライト・ミニマム級、WBOではアトム級の呼称がつけられている。その女子特有のクラスのダブル世界戦が行われる。
 WBA王者の古川は今年2月に東洋太平洋王座を獲得し、8月には決定戦を制して世界の頂に駆け上がった。この5年間は引き分けを挟んで8連勝(6KO)と好調だ。特に直近の4戦はすべてKOで終わらせており、自信を増している。挑戦者の岩川は初8回戦となった8月の試合で東洋太平洋ライト・フライ級王座を獲得して今回のチャンスをつかんだ。若さと勢いで勝る古川に岩川がどこまで迫るか。
 WBO王者の池山は47歳。これが4度目の防衛戦になる。2年前の戴冠時が45歳で、年齢制限のある日本では特例としてリングに上がっているため、敗北は即引退を意味している。一方、元WBA王者の宮尾は返り咲きを狙って挑む。昨年10月の統一戦で小関桃(青木)に敗れて無冠になったが、4月には再起を果たしている。さらにジムを移籍、心機一転して再び頂点を狙う。スピードを生かしたテンポの速いボクシングを身上とする宮尾に対し、攻撃型の池山がどう対応するかがカギといえそうだ。(原功)

古川=1994年5月24日、愛知県出身。ワタナベジム所属。戦績:11戦8勝(6KO)1敗2分。
岩川=1983年7月26日、高知県出身。高砂ジム所属。戦績:11戦6勝(2KO)4敗1分。
池山=1969年9月18日、岡山県出身。フュチュールジム所属。JB公認後の戦績:12戦9勝(1KO)2敗1分。
宮尾=1983年8月29日、長野県出身。ワタナベジム所属。JBC公認後の戦績:19戦17勝(5KO)2敗。




[見どころ!] 12月8日(木) 後楽園ホール
Updated on 2016/12/05

<東洋太平洋ライト・フライ級タイトルマッチ>
拳四朗対レスター・アブタン


 世界ランキングでライト・フライ級WBC5位、IBFとWBOで9位に名を連ねる拳四朗が、WBC同級17位のアブタンを相手に東洋太平洋王座の初防衛戦に臨む。24歳の王者と25歳の挑戦者、
きびきびした攻防がみられそうだ。
 拳四朗はアマチュアを経て14年8月にプロデビュー。昨年12月に日本王座を獲得し、8月には決定戦を制して東洋太平洋王座も手に入れた。足で間合いを計りながら左ジャブで切り込み、右ストレート、左フックという攻撃パターンを持っている。接近戦ではアッパーもある。プロでの試合数は8(全勝4KO)と少ないが、すでに10ラウンドを2度、12ラウンドを1度、フルに戦いきっており、数字以上に経験値は高いものがある。
 挑戦者のアブタンは13年1月のプロデビューから約4年、19戦11勝(5KO)5敗の戦績を残している。敗北はいずれも判定を落としたもので、KO負けは一度もない。日本での試合は初めてだが、タイのリングには2度上がっている。8ヵ月前のタイ遠征では世界ランカーのファーラン・サックリンjr(タイ)に2対1の12回判定負けを喫したが、その後は2連勝を収めている。
 世界に照準を合わせている拳四朗としては、ファーランよりも明白な差をつけて勝利を収めたいところ。序盤からスピーディーな攻防が展開されそうだ。(原功)

拳四朗=1992年1月6日、京都府出身。BMBジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:8戦全勝(4KO)。
アブタン=1991年7月24日、フィリピン出身の25歳。戦績:19戦11勝(5KO)5敗。





[見どころ!] 12月8日(木) 後楽園ホール
Updated on 2016/12/05

<日本バンタム級タイトルマッチ>
益田健太郎対小澤サトシ


 キャリア10年、7度の日本タイトル戦を経験している33歳のベテラン王者が、これが初10回戦となる小澤の挑戦を受ける。益田の経験に分があるカードといえる。
 益田は20戦目に岩佐亮佑(セレス)の持つ日本バンタム級王座に初挑戦(7回TKO負け)した時点で14勝(8KO)6敗だったが、それ以後の12戦は11勝(4KO)1敗という数字を残している。この1敗は大晦日に世界挑戦する大森将平(ウォズ)に喫したもの(3回TKO負け)で、その結果、2度防衛した日本王座を奪われた。しかし今年6月、大森が返上した王座を田中裕士(畑中と争い、8回TKO勝ちで返り咲きを果たしている。益田は大別すればファイター型ということになるが、ベテランらしく相手によって戦い方を変える器用さを備えた巧者でもあり、また長丁場の戦い方も心得ている選手といえる。
 一方、挑戦者の小澤は2年前には連続TKO負けを喫するなど厳しい時期があったが、昨年7月に日本ランカーを破って15傑入りしてきた。その試合を含め4連勝と好調だ。ただ、益田と比較すると経験不足の印象は拭えず、後楽園ホール初登場、初10回戦というのも不安材料といえる。
 総合力ではIBF12位にランクされる益田が上回っており、小澤とすれば王者が調子づく前に流れを引き寄せておきたいところだ。挑戦者はリスクを覚悟で序盤に思い切った攻撃を仕掛けて活路を開きたい。(原功)

益田=1983年1月29日、鹿児島県出身。新日本木村ジム所属。右ファイター型。戦績:32戦25勝(13KO)7敗。
小澤=1987年8月30日、兵庫県出身。真正ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:20戦13勝(2KO)6敗1分。





[見どころ!] 12月3日(土) 後楽園ホール
Updated on 2016/11/29

<日本スーパー・フェザー級タイトルマッチ>
尾川堅一対内藤律樹


 IBF4位、WBO6位、WBC8位にランクされる尾川と、WBC18位に甘んじている内藤。1年ぶりの再戦は、世界を視野に入れた者同士の出世争い、そしてサバイバル戦でもある。
 両者は昨年12月、今回と同じ後楽園ホールで拳を交え、挑戦者だった尾川が5回負傷判定勝ちを収めている。初回に右ストレートで痛烈なダウンを奪ったうえ、49対46(二者)、49対47という明確な差をつけての王座奪取だった。しかし、これからという時点でのバッティングによる負傷での判定勝負だったため、「後半になれば行けると感じた」という敗者はもちろん、「あのまま続けていても(勝敗は)同じだったと思う」という勝者にも不完全燃焼の思いは残った。それを受けてのリマッチだ。
 右ストレートに破壊力を秘めた尾川は正統派の強打者で、内藤戦を挟んで10回TKO、9回TKO、10回TKOとこのところ終盤での決着が目立っている。相手のレベルが上がったためとも思われるが、勝ち味が遅くなったという見方と長丁場の戦い方を身に着けたという両方の見方ができよう。
 対する内藤は14年2月の試合を最後に7戦、KOから遠ざかっており、パワーでは尾川に一歩譲る。スピードとテクニックには定評がある技巧派サウスポーで、尾川戦後は8回判定勝ち、6回負傷判定勝ちを収めている。
 今回も勝負のカギを握るのは尾川の右ストレート、内藤のスピードと足ということになりそうだ。尾川が左を有効につかって相手を射程内の正面に立たせるような展開に持ち込めばKO防衛も可能だろう。一方、内藤が忙しく動きつつ右ジャブから左ストレート、右フックと繋いでいくことができればポイントを重ねることができよう。今回も初回からスリリングな見応えのある試合になりそうだ。(原功)

尾川=1988年2月1日、愛知県出身。帝拳ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:20戦19勝(16KO)1敗。
内藤=1991年7月31日、神奈川県出身。E&Jカシアスジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:16戦15勝(5KO)1敗。








[ニュース] 12/30 井上が河野を相手にV4戦
Updated on 2016/11/15

内山は大晦日にコラレスと再戦

 今年も年末に世界戦が集中して開催されることになった。東日本エリアで年末に行われることが確定している世界戦は下記の5試合。

★12月30日(月) 東京・有明コロシアム
WBOスーパー・フライ級タイトルマッチ
井上尚弥(大橋)
  vs
河野公平(ワタナベ)

IBFライト・フライ級タイトルマッチ
八重樫東(大橋)
  vs
ファーラン・サックリンJr(タイ)対ミラン・メリンド(比)の勝者

WBOバンタム級タイトルマッチ
マーロン・タパレス(比)
vs
井上拓真(大橋)

★12月31日(火) 東京・大田区総合体育館
WBAスーパー・フェザー級タイトルマッチ
ジェスレル・コラレス(パナマ)
vs
内山高志(ワタナベ)

WBAライト・フライ級タイトルマッチ
田口良一(ワタナベ)
vs
カルロス・カニサレス(ベネズエラ)

 30日のトリプル世界戦はフジテレビ系、31日のダブル世界戦はテレビ東京系で放送される。
 このほか、現時点では大晦日に岐阜で田中恒成(畑中)対モイセス・フエンテス(メキシコ)のWBOライト・フライ級王座決定戦、さらに京都で井岡一翔(井岡)対スタンプ・ギャット二ワット(タイ)のWBAフライ級タイトルマッチ、ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)対小國以載(角海老宝石)のIBFスーパー・バンタム級タイトルマッチが行われることが決定している。





[見どころ!] 11月14日(月) 後楽園ホール
Updated on 2016/11/09

<日本ウェルター級タイトルマッチ>
有川稔男対大川泰弘


 65パーセントのKO率を誇る強打者の有川が、5位の大川を迎えて初防衛戦に臨む。
 この両者は13年8月に対戦したことがあり、そのときは2年4ヵ月ぶりの復帰戦だったノーランカーの大川が、当時、日本ウェルター級4位にランクされていた有川に8回判定勝ちを収めている。判定が2対1に割れる接戦だったが、足をつかいながら手数とヒット数で上回った大川に軍配が挙がったという試合だった。有川は次戦で1回TKO負けを喫するなど厳しい状況に追い込まれたが、その後は5連勝(4KO)と好調だ。1年前に元日本&東洋太平洋王者の渡部あきのり(角海老宝石)に6回TKO勝ちを収めて「最強後楽園」でMVPを獲得。その勢いで今年4月には新藤寛之(宮田)を10回TKOで下して王座に駆け上った。
 一方の大川は有川との初戦を含めて5連勝(2KO)を収めて日本1位までランクを上げたが、今年1月の王座決定戦では新藤に判定負け、ベルトを逃した。これが10ヵ月ぶりの再起戦でもある。
 攻撃力で勝る有川が圧力をかけながら前進し、大川が足と左ジャブ、右ストレートで対応するという展開が予想される。有川の強打が空転を続けるようだと初戦同様、接戦になりそうだ。

有川=1985年1月4日、東京都出身。川島ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:17戦13勝(11KO)4敗。
大川=1984年2月27日、千葉県出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:29戦14勝(5KO)12敗3分。






[見どころ!] 11月11日(金) 後楽園ホール
Updated on 2016/11/06

WBC女子世界アトム級タイトルマッチ
小関桃対日向野知恵


 戴冠から8年、34歳になった小関にとっては17度目の防衛戦となる。挑戦者の日向野は小関の13度目の防衛戦の前座でプロデビューを果たした32歳。経験値に大きな差のあるカードだ。
 小関は08年8月に現在の王座を獲得し、1年前にはWBA王者との統一戦も制して2団体のベルトを腰に巻いた(その後、WBA王座は返上)。このほか13年にはホンコンでも試合をするなど経験値は高い。サウスポーからテンポの速い左右で攻め込むタイプで、間合いの取り方も巧みだ。直近の5戦は全勝4KOと圧倒的な勝ち方をみせている。
 対する日向野は2年8ヵ月のキャリアで10戦6勝(2KO)4敗の戦績を残している。4戦目から8戦目にかけて1勝4敗と厳しい時期もあったが、今年に入ってからは2連勝と調子を上げている。まだ8回戦、10回戦の経験がないが、気持ちでどこまでカバーできるか。(原功)

小関=1982年7月31日、東京都出身。青木ジム所属。左ボクサーファイター型。JBC公認後の戦績:20戦19勝(8KO)1分。
日向野=1984年7月28日、栃木県出身。スパイダー根本ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:10戦6勝(2KO)4敗。





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