ボクシングニュース

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[見どころ!] 12月30日(火) 東京体育館
Updated on 2014/12/25

<WBO世界スーパー・フライ級タイトルマッチ>
オマール・ナルバエス対井上尚弥


 今年4月、日本最速の6戦目でWBC世界ライト・フライ級王座を獲得した井上が、今度は8戦目で飛び級の2階級制覇を狙う。フライ級で16度、スーパー・フライ級で11度の防衛を誇る歴戦の雄を相手にどんな戦いをみせるのか。
 12年10月に鳴り物入りでプロデビューした井上は日本王座、東洋太平洋王座を獲得後、当然のように世界王座も手に入れた。5倍以上のキャリアを持つアドリアン・エルナンデス(メキシコ)を一方的な6回TKOで下しての戴冠劇は圧巻だった。9月の初防衛戦
は詰めに時間がかかったものの11回TKOで問題なくクリア。スピードとカウンター、抜群の勝負勘を身につけた21歳の若武者は、
この試合を前に元世界5階級制覇王者、ノニト・ドネア(比/米)のアドバイスも受け、「勝つ自信はある。自分の手が挙がるイメージができている」と話している。
 そんな井上の挑戦を受けるナルバエスは39歳のベテランで、96年のアトランタ五輪、2000年のシドニー五輪出場後にプロ転向。以来14年のキャリアで46戦43勝(23KO)1敗2分の戦績を誇る。02年にWBO世界フライ級王座を獲得すると、09年までに16度防衛して返上。スーパー・フライ級に転向後、10年にWBO王座につくと今度は11度の防衛を記録している。2階級で二桁防衛という珍しい記録保持者でもある。世界戦だけでも30戦をこなし28勝(12KO)1敗1分という数字を残している。唯一の敗北は11年10月、ドネアの持つWBC、WBO世界バンタム級王座に挑んで判定を落としたものだ。イタリア、フランス、スペイン、アメリカのリングに上がったこともあり、経験値という面では井上を大きく勝る。身長160センチの小柄な体を堅いガードで守り、相手が攻めてこないとみると攻勢に出る。攻めてくると鉄壁のディフェンスで防ぐ。攻防ともに高い能力を備えたサウスポーのボクサーファイターといえる。2年前には弟のネストール・ナルバエス(今回、井上の弟・拓真と対戦)が五十嵐俊幸(帝拳)に挑戦する際に同行しており、これが2度目の来日となる。
 まずは初回の攻防に注目したい。井上が圧力をかけて王者を動かすのか、それともナルバエスがプレッシャーをかけて井上を下がらせるのか。カギとなりそうなのは井上の左ジャブとボディブロー、ナルバエスが左構えから繰り出すリターンの右か。神経戦も含め、序盤から奥の深い駆け引きがみられそうだ。スピードで勝ると思われる井上がサウスポーを苦にせず前半を互角以上で戦うことができれば、そのまま突っ走る可能性が高い。逆に百戦錬磨の王者に主導権を握られ、追いかける展開で中盤を迎えるようだと2階級制覇に黄色信号が灯りそうだ。(原功)

ナルバエス=1975年10月7日、アルゼンチン出身。左ボクサーファイター型。戦績:46戦43勝(23KO)1敗2分。
井上=1993年4月10日、神奈川県出身。大橋ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:7戦全勝(6KO)。




[見どころ!] 12月30日(火) 東京体育館
Updated on 2014/12/25

<WBC世界ライト・フライ級王座決定戦>
八重樫東対ペドロ・ゲバラ


 八重樫のジムメートでもある井上尚弥が返上して空位になった王座の決定戦。八重樫が勝てばミニマム級、9月にローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)に明け渡したフライ級に続く3階級制覇となる。
 八重樫は初の戴冠を果たしたポーンサワン・ポープラムック(タイ)戦や井岡一翔(井岡)戦、五十嵐俊幸(帝拳)との試合で激闘型のイメージが強くなったが、本来は適度に足をつかいながら出入りするボクサーファイター型だ。クロス気味に放つ右や返しの左フックは威力もある。比較的バランスよく高い戦闘能力を備えており、経験値を含めた総合力ではゲバラを上回ると思われる。しかし、9月にローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)に9回TKO負けを喫していることや、フライ級から1階級下げての再起戦という点に不安がないわけではない。
 ゲバラは約1年前から1位の座をキープしているメキシコのホープで、25戦23勝(15KO)1敗1分という好戦績を誇る。勝てなかったのは、のちのIBF世界ミニマム級王者マリオ・ロドリゲス(メキシコ)戦と、IBF世界ライト・フライ級王者ジョンリエル・カシメロ(比)への挑戦試合のふたつだけだ。いずれも判定が割れる際どい勝負だった。引き分けたロドリゲスには昨年7月に12回判定勝ち、決着をつけている。boxrecによるとゲバラの身長は175センチとなっているが、今年5月に対戦したアルマンド・トーレス(メキシコ ※身長160センチ)よりも7〜10センチ程度大きく見えることから、実際は167センチ〜170センチといったところかもしれない。いずれにしても161センチの八重樫よりは長身ということになる。ゲバラはその体格と足を生かした中長距離での戦いを得意とする選手といえる。KO勝ちが多いのは左右ともに大きく振るパンチが多いためと思われる。トーレス戦では打ちに行ったところに左を合わされてダウンを喫しており、このあたりに攻略のヒントがありそうだ。
 ゲバラは足と左をつかいながら距離をキープする策に出るものと思われる。これに対して八重樫が緩急をつけて踏み込むことができるかどうか。八重樫が近距離での戦いに引きずり込むことができれば3階級制覇が見えてくるはずだ。(原功)

ゲバラ=1989年6月7日、メキシコ出身。右ボクサーファイター型。
   戦績:25戦23勝(15KO)1敗1分。
八重樫=1983年2月25日、岩手県出身。大橋ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:24戦20勝(10KO)4敗。




[見どころ!] 12月30日(火) 東京体育館
Updated on 2014/12/25

<WBC世界ライト級王座決定戦>
ホルヘ・リナレス対ハビエル・プリエト


 オマール・フィゲロア(米)が8月の防衛戦で負傷、戦線復帰に時間がかかることから休養王者にスライドしたため、空位になった王座の決定戦が行われることになった。17歳のときに日本でプロデビューを果たしてから12年。リナレスは悲願の3階級制覇を成し遂げることができるか。
 リナレスは02年12月に大阪でプロ初陣を飾ってから40戦37勝(24KO)3敗の戦績を残している。その半数以上は日本での試合だが、故国ベネズエラ(3度)やパナマ(2度)、アルゼンチン(1度)、韓国(1度)、アメリカ(6度)、メキシコ(5度)のリングにも上がっている。07年にWBCのフェザー級、08年にWBAのスーパー・フェザー級王座を獲得したが、11年11月のWBC世界ライト級王座決定戦では10回までリードしていながら11回に逆転のTKO負けを喫している。再起戦でも不覚をとるなど一時は低迷したが、この2年間は6連勝(4KO)と完全に復調した。足をつかいながら高速の左ジャブを突いて主導権を掌握。ここというところで右ストレートから回転の速い連打を浴びせる右のボクサーファイター型だ。8月の前哨戦では右のカウンター一撃で相手を撃沈、自信を増して世界戦のリングに上がることになった。
 一方のプリエトは戦績こそ33戦24勝(18KO)7敗2分とリナレスに及ばないが、最近の10戦は8勝(7KO)2分と好調を維持しており、侮れない相手といえる。リナレスと同じ174センチの体をやや前傾にして構え、ワンツーから左アッパー、体を左に傾けていきなり左アッパーを突き上げるなど、プリエトの攻撃はやや変則的な面もある。左に比べると右は距離が遠いが、振りの大きな右フックは死角から飛んでくるため要注意だ。過去に12ラウンドをフルに5度戦い切っており、スタミナも体力もありそうだ。
 スピード、テクニック、パンチの切れ、経験値など個々の戦力ではリナレスが勝る。不安があるとすれば耐久面であろう。一発で致命的なダメージを受ける、あるいは乱戦に巻き込まれてスタミナをロスして厳しい局面に立たされるというのが最悪のシナリオだが、
その確率よりもリナレスがスピードでプリエトをコントロールする確率の方がはるかに高そうだ。右のカウンターが決まれば一発KOで3階級制覇という可能性も十分にある。(原功)

リナレス=1985年8月22日、ベネズエラ出身。帝拳ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:40戦37勝(24KO)3敗。
プリエト=1987年7月5日、メキシコ出身。右ボクサーファイター型。戦績:33戦24勝(18KO)7敗2分。




[見どころ!] 12月18日(木) 後楽園ホール
Updated on 2014/12/13

<東洋太平洋スーパー・ウェルター級王座決定戦>
湯場忠志対デニス・ローレンテ


 プロ18年、57戦のキャリアを誇る湯場と、20年のプロ生活で58戦をこなしてきたローレンテ。37歳のベテラン・サウスポー同士がさらなる勲章を求めて拳を交える。
 湯場はライト級からミドル級まで国内5階級制覇を成し遂げているが、不思議と東洋太平洋王座には縁がなかった。10年と11年にチャーリー太田(八王子中屋)の持つスーパー・ウェルター級王座に挑んだことはあるが、12回判定負け、9回TKO負けという結果に終わっている。それだけに、十分な実績を残してきたベテランにとって今回の東洋太平洋王座決定戦は大きなモチベーションになっていることだろう。湯場は183センチの長身から右ジャブを突いて牽制し、距離とタイミングが合うと左ストレートを打ち込むスタイルを持っている。この攻撃パターンで日本歴代5位となる33のKO勝ちを記録してきた。さすがに近年は取りこぼしも目立ってきたが、日本の重量級では実力も実績もある貴重なタレントといえる。
 対するローレンテは湯場よりも2年早い94年4月のプロデビューで、これまでフィリピンのライト級とウェルター級王座、東洋太平洋ウェルター級とライト級王座を獲得、世界ランク上位に名を連ねたこともある。昨年8月にはスーパー・ウェルター級のWBC地域王座(ABC)も手にしている。自国のほかインドネシア、タイ、日本、アメリカで計22試合をこなすなど経験値は極めて高いものがある。日本では01年〜07年にかけて長嶋健吾(18古河)や稲田千賢(帝拳)ら当時のトップ選手と対戦、6戦4勝1敗1分という記録を残している。身長173センチの好戦的なサウスポーだが、左のカウンターも巧みだ。この8年間は25戦24勝(17KO)1敗と好調で、現在は5連続KO勝ちをマークしている。
 サウスポー同士の一戦だが、湯場は体格のアドバンテージを生かして長距離をキープしたいところ。右リードを突いて主導権を握ることができれば決め手の左も生きてくるはずだ。酸いも甘いも噛み分けてきたベテラン同士の対決だけに、味わい深い試合を期待したい。(原功)

湯場=1977年1月19日、宮崎県出身。都城レオスポーツ所属。左ボクサーファイター型。戦績:57戦46勝(33KO)9敗2分。
ローレンテ=1977年7月29日、フィリピン出身。左ボクサーファイター型。戦績:58戦48勝(29KO)5敗5分。









★平成26年11度月間賞(12月10日選考)
Updated on 2014/12/10

月間最優秀選手賞
OPBFフライ級チャンピオン 江藤 光喜 (白井・具志堅)
対象試合:11月26日「OPBFフライ級タイトルマッチ」10RTKO勝ち
対戦相手:同級1位 クリス・ポリーノ (比国)

月間敢闘賞
日本スーパーフェザー級4位 伊藤 雅雪 (伴流)
対象試合:11月25日「オープン8回戦」1RTKO勝ち
対戦相手:ライアン・セルモア (比国)

月間新鋭賞
粕谷 雄一郎 (石川・立川)
対象試合:11月2日「東日本新人王決勝戦」5R判定勝ち
対戦相手:頴川 裕 (RK蒲田)

表彰式

平成27年1月27日(火)於:後楽園ホール『DANGAN』






[見どころ!] 12月7日(火) 後楽園ホール
Updated on 2014/12/08

<東洋太平洋スーパー・ミドル級タイトルマッチ>
清田祐三対アブハイ・チャンド


 清田は昨年12月に返り咲きを果たしたが、その後の2戦はノンタイトル戦だったため、これが初防衛戦となる。フィジー出身の35歳を相手に存在感を示すことができるか。
 清田は6年前に東洋太平洋王座を獲得。6度防衛後、世界挑戦のために一度は王座を返上したが、1年前に奪回を果たした。この間、13年7月の世界挑戦はWBO王者ロバート・スティーグリッツ(露/独)の前に10回TKO負けだったが、再起後は3連続KO勝ちと勢いを取り戻している。最近は強打に頼るだけではなく、左ジャブで相手を崩すなど技術面も向上している。
 挑戦者のチャンドはフィジーの元ミドル級王者だが、直近の4戦は武運に見放されており、3年間も白星から遠ざかっている。また、13敗のうち9敗はKO(TKO)によるもので耐久面にも課題がありそうだ。
 よほどの慢心がないかぎり清田の防衛は不動といえよう。左でコントロールしながら戦えば、自然とKOチャンスが訪れそうだ。(原功)

清田=1983年10月10日、北海道出身。フラッシュ赤羽ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:31戦26勝(24KO)4敗1分。
チャンド=1979年7月30日、フィジー出身。戦績:33戦16勝(10KO)13敗4分。









[見どころ] 12月8日(月) 後楽園ホール
Updated on 2014/12/06

<日本バンタム級タイトルマッチ>
益田健太郎対高橋竜也


 今年4月に戴冠を果たした益田が、同級11位の高橋を迎えて2度目の防衛戦に臨む。
 益田はデビュー当初は勝ちと負けが半々だったが、じわじわと力をつけてきた。12年7月の日本王座初挑戦では岩佐亮佑(セレス)に7回TKO負けを喫したが、以後は6連勝(3KO)を収めている。8月の初防衛戦では、世界挑戦の経験もある冨山浩之介(ワタナベ)を3回KOで仕留めており、さらに勢いと自信を増している。
 挑戦者の高橋は12年5月から今年1月にかけて7戦2勝3敗2分というスランプを経験したが、3月からは格下相手ながら3連続KO勝ちと復調している。この勢いがそのまま充実の王者に通用するかどうか。
 このところ攻撃力を増している益田が序盤から圧力をかけ、長身の高橋が迎撃する展開が予想される。左右に揺さぶりをかけながら益田が徐々に距離を詰め、中盤あたりに勝負をかけるものと思われる。(原功)

益田=1983年1月29日、鹿児島県出身。新日本木村ジム所属。右ファイター型。戦績:26戦20勝(11KO)6敗。
高橋=1989年2月5日、茨城県出身。ヤマグチ土浦ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:26戦18勝(13KO)5敗3分。





[見どころ!] 12月6日(土) 後楽園ホール
Updated on 2014/12/02

<東洋太平洋&日本ミドル級タイトルマッチ>
柴田明雄対淵上誠


 両者は昨年5月に対戦し、柴田が9回負傷判定勝ちを収めて淵上から東洋太平洋ミドル級王座を奪っている。スピードとカウンターを生かした戦いで柴田が着々と加点。バッティングによる負傷判定となったが、柴田は7回にはダウンも奪っており、快勝といってもいい内容だった。柴田は次の試合で村田諒太(三迫⇒帝拳)に2回TKO負けを喫したが、その後は2連勝と復調している。中川大資(帝拳)から日本王座を奪うなど、2度にわたって12回を戦い切ったことで自信と経験値を上げている。
 一方の淵上は柴田に敗れた後、10ヵ月後の再起戦でも西田光(川崎新田)に不覚の判定負けを喫した。7月にインドネシアの選手に2回TKO勝ちを収めたが、本格復帰といえるかどうかは次戦をみないと分からない。
 体格に加えスピードでも勝る柴田にアドバンテージがあることは明らかだ。初戦でダウンを奪っていることも自信に繋がっていることだろう。序盤から距離をキープしながら左ジャブを突いてポイントを重ねていく可能性が高い。サウスポーの淵上は序盤で柴田のリズムを崩し、自分の間合いとペースに持ち込みたいところだ。(原功)

柴田=1981年11月19日、神奈川県出身。ワタナベジム所属。右ボクサー型。戦績:32戦23勝(9KO)8敗1分。
淵上=1983年7月30日、鹿児島県出身。八王子中屋ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:30戦21勝(12KO)9敗。





[見どころ!] 12月6日(土) 後楽園ホール
Updated on 2014/11/29

<日本スーパー・バンタム級王座決定戦>
小國以載対石本康隆


 大竹秀典(金子)が返上した王座をWBC12位の小國とIBF11位の石本が争う。両者の実力は伯仲していると思われるだけに、僅差勝負になりそうだ。
 小國はアマチュアを経て09年にプロ転向を果たし、2年後に7戦目で東洋太平洋タイトルを獲得。元王者の大橋弘政(HEIWA)や前日本王者の芹江匡晋(伴流)、前王者ロリ・ガスカ(比)を退けたが、昨年3月に和氣慎吾(古口協栄)に10回終了TKO負けを喫して王座を失った。それを機に移籍し、3連勝(2KO)で復調を印象づけている。
 対する石本は02年にプロデビューしたベテランで、タイトル戦はこれが3度目の挑戦となる。12年2月の芹江戦は10回判定負けで日本タイトルを取りそこなったが、昨年4月のマカオ遠征では元世界王者のウィルフレド・バスケス・ジュニア(プエルトリコ)にダウンを奪って判定勝ち、WBOインターナショナル王座を獲得している。芹江戦後の6戦は5勝(4KO)1敗と高いKO率を誇る。
この1敗は今年5月、IBF挑戦者決定戦でクリス・アバロス(米)に喫したもので、小國戦が再起戦でもある。
 小國が自信を持つスピードと左ジャブで突き放しにかかり、中間距離での戦いに自信を増している石本が食らいつく展開が予想される。ポイントの振り分けが難しいジャッジ泣かせの試合になるかもしれない。(原功)

小國=1988年5月19日、兵庫県出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサー型。戦績:14戦13勝(4KO)1敗。
石本=1981年10月10日、香川県出身。帝拳ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:31戦24勝(7KO)7敗。





[見どころ!] 11月26日(水) 後楽園ホール
Updated on 2014/11/15

<東洋太平洋フライ級タイトルマッチ>
江藤光喜対クリス・ポリーノ


 江藤は13年8月のタイ遠征でWBA世界フライ級暫定王座を獲得。11月には同じタイで初防衛戦に臨んだが12回TKO負けを喫し、在位は約4ヵ月に終わった。捲土重来を期して臨んだ今年6月の東洋太平洋フライ級王座決定戦ではアルディン・ディアレ(比)に8回KO勝ちを収めている。しかし、自身も2度のダウンを喫するなど苦しい戦いだった。右のボクサーファイター型だが、負けん気の強さを前面に出して戦う好戦的な選手といえる。右ストレート、左フックにはパワーがある。
 挑戦者のポリーノはサウスポーのボクサーファイター型で、日本のリングは昨年7月の福本雄基(三迫)戦に続いて2度目となる。福本戦では単発で当てた左ストレートとカウンター気味に合わせる右フックで優勢を印象づけて判定勝ちを収めている。ちなみに福本戦の3ヵ月前にはディアレに11回TKO負けを喫している。それが4年半のプロキャリアで唯一の敗北だ。
 サウスポーが相手だが、江藤は左ジャブでしっかりと間合いを計って戦いたいところだ。ポリーノの動きに惑わされずに江藤が前半を乗り切れば、自然と流れは王者に傾くのではないだろうか。(原功)

江藤=1988年2月8日、沖縄県出身。白井・具志堅ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:19戦15勝(11KO)3敗1分。
ポリーノ=1993年1月11日、フィリピン出身。左ボクサーファイター型。戦績:15戦14勝(4KO)1敗。



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