ボクシングニュース



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[見どころ!] 10月22日(日)両国国技館
Updated on 2017/10/16

<WBC世界ライト・フライ級タイトルマッチ>
拳四朗対ペドロ・ゲバラ


 井上尚弥(大橋)以降、WBCライト・フライ級王座の持ち主はコロコロと変わってきた。決定戦で八重樫東(大橋)を倒して戴冠を果たしたペドロ・ゲバラ(メキシコ)から木村悠(帝拳)に変わり、その木村からガニガン・ロペス(メキシコ)が奪取。そして今年5月、拳四朗がロペスに競り勝ってベルトを腰に巻いた。現王者の拳四朗が長期政権の土台を築くのか、それとも3代前の王者ゲバラが王座を取り戻すのか。注目の一戦だ。
 拳四朗は小気味いい左ジャブで切り込み、右から左右のコンビネーションに繋げるボクサーファイター型で、プロでは10戦全勝(5KO)と挫折を知らない。試合数は少ないが、すでに10ラウンド以上をフルに4度戦いきっており、長丁場の戦い方も心得ている。
 対するゲバラは世界戦を含めて12ラウンドを8度も戦いきっており、経験値という点では王者の上を行く。33戦30勝(17KO)2敗1分とKO率は52パーセントと軽量級にしては高い。3年前に八重樫を倒した左のボディブローを軸にパンチ力にも定評がある。
総合的に戦力の整った選手といえるが、2年前には木村の攻撃的なボクシングの前にポイントを失うなど、守勢にまわると心許ないところもある。
 拳四朗は左ジャブを突いて主導権を握り、手数で追い込んでいきたいところだ。そのうえで元王者が繰り出すと思われるボディブローの被弾とダメージを最小限に食い止めることができれば勝利が見えてくる。(原功)

拳四朗=1992年1月6日、京都府出身の25歳。BMBジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:10戦全勝(5KO)。
ゲバラ=1989年6月7日、メキシコ出身の28歳。右ボクサーファイター型。戦績:33戦30勝(17KO)2敗1分。





★平成29年9度月間賞(10月11日選考)
Updated on 2017/10/12

☐月間最優秀選手賞 
該当者なし

☐月間敢闘賞
該当者なし

☐月間新鋭賞
日野 僚 (川崎新田)
対象試合:9月2日「オープン8回戦」8R判定勝ち
対戦相手:日本フェザー級11位 中澤 奨 (大阪帝拳)
岩原 慶 (本多)
対象試合:9月13日「オープン8回戦」6RTKO勝ち
対戦相手:日本スーパーフェザー級12位 粟田 祐之 (KG大和)

◆表彰式◆
平成29年11月10日(金)於:後楽園ホール『Earnest Efforts/ Mega Fight』




[見どころ!] 10月13日(金) 後楽園ホール
Updated on 2017/10/07

<東洋太平洋フライ級タイトルマッチ>
中山佳祐対ジョバート・アルバレス


 6月に元世界ランカーのリチャード・クラベラス(比)に勝って東洋太平洋王者になった中山の初防衛戦。6階級制覇したフィリピンの英雄にあやかって「リトル・パックマン」と呼ばれる挑戦者を相手にベルトを守ることができるか。
 中山は右ジャブと左ストレートを軸に攻防を組み立てるサウスポーのボクサーファイター型で、このところ4連勝(1KO)と勢いがある。4ヵ月前に12ラウンドをフルに戦い抜き、スタミナ面で自信をつけたと思われる。
 挑戦者のアルバレスもサウスポーで、忙しく動きながら飛び込んで左を放つボクサーファイター型だ。威力や迫力では本家に及ばないが、運動量が多いだけに相手にとっては戦いにくいタイプといえるかもしれない。メキシコ、プエルトリコ、アメリカで戦った経験もあり、メキシコでは元WBA、WBO世界フライ級王者のファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に善戦している(10回判定負け)。
 サウスポー同士の対決だが、中山は先手をとって攻めたいところだ。右ジャブで相手の動きを抑え込むことができるかどうか。楽観視できない試合といえる。(原功)

中山=1988年6月29日、佐賀県出身の29歳。ワタナベジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:13戦10勝(4KO)2敗1分。
アルバレス=1989年11月15日、フィリピン出身の27歳。左ボクサーファイター型。戦績:20戦17勝(7KO)2敗1分。





[見どころ!] 10月13日(金) 後楽園ホール
Updated on 2017/10/07

<東洋太平洋スーパー・バンタム級タイトルマッチ>
大竹秀典対丸田陽七太


 キャリア12年、世界挑戦の経験もある36歳の大竹に、5戦全勝(4KO)の20歳、丸太が挑む注目カード。ベテランが意地をみせるのか、それとも勢いのある若武者があっさりと壁を突き破るのか。
 大竹は24歳でプロデビューし、7年後に31歳で日本スーパー・バンタム級王座についた。4度防衛後の14年11月に相手国イギリスでスコット・クイッグの持つWBA王座に挑んだが、12回判定で敗れた。今年3月、再起6戦目で東洋太平洋王座を獲得し、7月には臼井欽士郎(横浜光)を10回KOで退けている。攻防ともに戦力の整った右のボクサーファイター型で、臼井からダウンを奪った左のボディブローも得意なパンチのひとつだ。
 挑戦者の丸田は一昨年11月にプロデビューし、3戦目に6回KO勝ちでWBCユース王座を獲得。2度の防衛をいずれも規定ラウンド内で終わらせて東洋太平洋1位まで上がってきた。丸田は177センチの長身で、臼井を退けたリング上で対面した大竹が「同じ階級とは思えないほど大きい」と感想を漏らしたほどだ。その長身からワンツーを軸にした攻めを展開し、左のボディブローも巧みだ。少年時代からグローブを手にしてきており、年齢や試合数以上に駆け引きや試合運びに長けた部分がある。
 経験値の高い36歳ベテランと勢いのある20歳のホープという分かりやすい構図だけに、まずは序盤の主導権争いに注目したい。カギを握るのは丸田の左ジャブと距離だ。そのリードパンチを大竹が外しきれないようだと挑戦者が勢いを増しそうだ。逆に大竹が容易に相手の左を外して距離を潰すようだと、挑戦者は苦戦を覚悟せねばなるまい。序盤で流れが確定した場合、どちらかが一方的な展開に持ち込む可能性もある。10ラウンド以上をフルに戦いきった経験が7度ある大竹と、最長でも7ラウンドまでしか戦ったことがない丸田。王者とすれば後半勝負に持ち込みたいところだ。(原功)

大竹=1981年7月6日、福島県出身の36歳。金子ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:34戦29勝(13KO)2敗3分。
丸田=1997年4月18日、兵庫県出身の20歳。森岡ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:5戦全勝(4KO)。




[見どころ!] 10月12日(木) 後楽園ホール
Updated on 2017/10/07

<WBOアジアパシフィック バンタム級タイトルマッチ>
ジェトロ・パブスタン対勅使河原弘晶


 生きのいい攻撃ボクシングに定評のある勅使河原が、世界挑戦の経験もあるパブスタンに挑む。馬力と手数で押し切れるか。
 勅使河原はテンポの速い積極的なボクシングで勝ち上がり、1年前には2度の世界挑戦経験を持つ赤穂亮(横浜光)とも対戦。互角に近い戦いをしたものの判定で惜敗した。今年は2TKO勝ちを収めており、赤穂戦の敗北を引きずっている様子はない。
 王者のパブスタンは18歳でデビューし、10年間に39戦(29勝9KO4敗6分)をこなしている。昨年2月にはタイで世界王座に挑んだが、プンルアン・ソーシンユー(タイ)に7回負傷判定負けを喫している。現在の王座は3ヵ月前、高橋竜也(ヤマグチ土浦)に7回負傷判定勝ちを収めて手に入れた。サウスポーのボクサーファイター型で、スピードやパワーなど飛び抜けたものは感じられないが、逆に穴もないまとまった選手といえる。
 勢いのある勅使河原がテンポの速い攻撃で押し込む可能性が高いとみるが、キャリア19戦目にしてサウスポーと戦うのが初めてという点は気になるところだ。距離やタイミングをつかむのに時間がかかるようだと経験値の高いパブスタンの術中にはまる危険性もある。(原功)

パブスタン=1989年11月2日、フィリピン出身の27歳。左ボクサーファイター型。戦績:39戦29勝(9KO)4敗6分。
勅使河原=1990年6月3日、群馬県出身の27歳。輪島功一スポーツジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:18戦14勝(8KO)2敗2分。




10月度 日本女子情報
Updated on 2017/10/03

日本女子に関するランキングの最新情報になります。





[見どころ!] 10月7日(土) 後楽園ホール
Updated on 2017/09/29

<日本スーパー・フェザー級王座決定戦>
末吉大対高畑里望


 尾川堅一(帝拳)が世界戦の準備のために返上して空位になった王座の決定戦。尾川のジムの後輩にあたる末吉が後継王者になるのか、それとも高畑が38歳で戴冠を果たすのか。
 末吉はアマチュアを経て6年前にプロに転向し、まずは順調に歩を進めているといえる。4戦目に現東洋太平洋王者の伊藤雅雪(伴流)に小差の4回判定負けを喫したのが、唯一の敗北だ。以後、5年間に12連勝(7KO)と乗っている。しかも直近の3戦で8回TKO勝ち、3回TKO勝ち、3回KO勝ちと勢いを増している感がある。絶好のタイミングで初挑戦が実現したといえる。
 高畑は対照的に挫折を糧に這い上がってきた選手で、この7年間は勝利と敗北を交互に繰り返してきた。21戦のうち7敗してはいるが、相手が内藤律樹(E&Jカシアス)、尾川、金子大樹(横浜光)ら力のある選手である点は考慮しなければなるまい。今回の檜舞台で勝って日本王座とともに7年ぶりの連勝を飾りたいところだ。
 近況から判断すれば末吉有利は動かしがたいところといえる。得意の速くて正確な左ジャブで相手をコントロールし、機をみて右ストレートを打ち込むことになるだろう。ただ、高畑が180センチと長身であるため、そのレーダーともいうべき末吉の左が機能しないようだと高畑の経験が生き、混戦になる可能性もある。(原功)

末吉=1990年10月8日、東京都出身の26歳。帝拳ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:16戦15勝(10KO)1敗。
高畑=1979年7月29日、茨城県出身の38歳。ドリームジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:21戦13勝(5KO)7敗1分。




[見どころ!] 10月2日(月)後楽園ホール
Updated on 2017/09/29

<東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ>
ノ・サミュング対清水聡


 12年ロンドン五輪バンタム級銅メダリストの清水が、プロ転向13ヵ月、4戦目で王座に初挑戦する。相手のノはWBC14位にランクされているだけに、勝てば得る物は大きい。
 08年北京五輪にも出場した実績を持つ清水は179センチの長身サウスポーで、アップライトの構えから変則的なタイミングと角度で左右のパンチを打ち込む強打者だ。上下の打ち分けも巧みで、相手にとっては戦いにくいタイプといえよう。
 そんな清水の挑戦を受けるノも175センチの長身だ。4ヵ月前、竹中良(三迫)に逆転の10回KO勝ちを収めて東洋太平洋王座と世界ランクを奪ったばかりで、これが初防衛戦となる。総合的な戦力は特別高いとは思えないが、唐突に打ち込む右ストレートやアッパーは警戒する必要があるだろう。相手の攻撃を寸断してリズムを狂わせる露骨なクリンチワークにも長けており、このあたりにも清水は注意しなければなるまい。
 清水は右ジャブで相手を牽制しながら機をみて左ストレートを上下に打ち分けるものと思われる。その際、ノの右には最大限の注意を払う必要があるだろう。王者の右さえ防げれば清水が戴冠を果たす可能性は高い。(原功)

ノ =1992年5月21日、韓国出身の25歳。右ボクサーファイター型。戦績:14戦11勝(4KO)3敗。
清水=1986年9月4日、岡山県出身の31歳。大橋ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:3戦3KO勝ち。





[見どころ!] 10月21日 日本ライト級王座決定戦
Updated on 2017/09/28

■日本ライト級王座決定戦・後楽園ホール■
吉野修一郎(三迫)5戦全勝(3KO) 
スパイシー松下(セレス)27戦17勝(2KO)9敗1分


 西谷和宏(VADY)が返上して空位になった王座の決定戦。アマチュア経験豊富な吉野がプロ6戦目で戴冠を果たすのか、それとも挫折から這い上がってきた松下が悲願のベルトを腰に巻くのか。
 吉野はアマチュアで高校4冠を獲得するなど124戦104勝20敗というレコードを残し、15年12月にプロに転向した。3連勝のあと今年4月、元日本王者の加藤善孝(角海老宝石)に3対0の判定勝ちを収めて上位に割り込んできた。その試合ではベテランを相手に8回をフルに戦いきっており、スタミナや配分という点でも貴重な経験にもなったはずだ。
 対照的にキャリア11年の松下は9度の敗北を糧に力をつけてきた雑草派といえる。13年4月に元日本フェザー級王者の梅津宏治(ワタナベ)に8回判定勝ち、昨年3月には元日本スーパー・フェザー級王者の岡田誠一(大橋)と8回引き分けという実績がある。昨年12月、中国でWBAインターナショナル王座決定戦に臨んだが、このときは12回判定で涙を呑んだ。27戦のうちKO勝ちは2と少ないが、KO負けも2と比較的、耐久力にも優れている。
 構えを左右にスイッチすることもできる吉野はジャブを突いて主導権を握ろうとするはずだ。出遅れたくない松下も早い段階でペースを引き寄せる必要がある。早々からテンポの速い攻防が見られそうだ。(原功)





[見どころ!] 10月21日 日本タイトル最強挑戦者決定戦 4
Updated on 2017/09/28

■日本ウェルター級王座挑戦者決定戦・後楽園ホール■
尹文鉉(ドリーム)25戦18勝(4KO)4敗3分
矢田良太(グリーンツダ)18戦14勝(12KO)4敗
    

 豊富なアマチュア経験を誇り、プロ転向後も10年が経った尹は、僅差の判定を落とした13年3月の高山樹延(角海老宝石)戦に続く日本タイトルマッチに繋げるためにも負けられない一戦だ。その高山戦後の4年間は負傷判定など消化不良の試合が目立つだけに、明白な勝利を収めて次のステージに向かいたい。
 一方の矢田は「浪速のターミネーター」と呼ばれるブルファイターで、18戦14勝(12KO)4敗と高いKO率を誇る。15年から16年にかけて6連続KO勝ちを収めたこともある。昨年12月のWBOアジア・パシフィック王座決定戦では敗れたが、今年は2連続KO勝ちで調子を取り戻している。
 パワーでは矢田に譲るものの尹も攻撃型だけに、早々から打撃戦に突入する可能性が高い。ボディブローも巧みな尹がキャリアを生かすか、矢田が馬力で押し込むか。迫力ある攻防が見られそうだ。(原功)



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