ボクシングニュース



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[見どころ!] 4月27日(水) 大田区総合体育館
Updated on 2016/04/20

<WBA世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ>
内山高志対ジェスレル・コラレス


内山は10年1月に王座を獲得しており、6年4ヵ月の在位は主要4団体の世界王者のなかでは最長となる。この間、昨春には「スーパー王者」に昇格している。右拳の負傷や左肘の手術などで試合間隔が空くことがあったが、今回は5ヵ月弱のスパンでリングに上がる。これは最近の5年では最も短い防衛戦の間隔となる。そんな内山が暫定王者コラレスを相手にどんな戦いをみせるのか注目される。
 内山は戴冠試合を含め12度の世界戦で11勝(10KO)1負傷引き分けという抜群の成績を残している。倒したパンチも左のボディブロー、右ストレート、左フックと多彩だ。以前は三浦隆司(帝拳)の左ストレートを浴びてダウンするなどサウスポーとの対戦に不安も感じられたが、この2戦は左構えのジョムトーン・チュワタナ(タイ)、オリバー・フローレス(ニカラグア)を2回TKO、3回TKOで一蹴しており、死角は見当たらない。
 今回の挑戦者コラレスもサウスポーだが、ときおり右構えにスイッチすることもある。上体を前傾させた構えで押し引きをするスタイルで、相手に的を絞らせない戦い方をする。21戦19勝(7KO)1敗1無効試合という戦績が示すように攻撃力は特筆するほどではないが、変則型だけに厄介な相手といえるかもしれない。踏み込んで打ってくる左は要警戒といえよう。加えて24歳と内山よりもひと回り若く、昨年12月に暫定王座を獲得した試合を含め5連続KO勝ちと勢いもある。侮れない相手だ。
 そうはいっても経験値、攻撃力には大きな差が認められるだけに内山の圧倒的有利は動かない。インサイドから差し込むような左、あるいは外側から押さえ込むような左ジャブでコントロールすることができればKO防衛が見えてきそうだ。(原功)

内山=1979年11月10日、埼玉県出身。ワタナベジム。右ボクサーファイター型。戦績:25戦24勝(20KO)1分。
コラレス=1991年7月12日、パナマ出身。左ボクサーファイター型。戦績:21戦19勝(7KO)1敗1無効試合。




[見どころ!] 4月27日(水) 大田区総合体育館
Updated on 2016/04/20

<WBA世界スーパー・フライ級タイトルマッチ>
河野公平対インタノン・シッチャモアン


 足掛け17年のキャリアを持ち、世界王座も2度獲得した河野の第二次政権3度目の防衛戦。3月にランクインしたばかりのインタノンを相手に豪快なKO防衛が期待される。
 河野は2000年11月のプロデビュー戦で判定負けを喫したことが象徴しているように、山あり谷ありのボクサー生活を送ってきた。日本、東洋太平洋王座獲得を経て12年には32歳で初の世界王座を手中に収めたが、初防衛戦でベルトを失った。しかし、14年3月に奪回。昨年10月にはアメリカのシカゴで亀田興毅を判定で退け、2度目の防衛を果たすとともに経験値と知名度を大きくアップさせた。執拗な連打を放つ好戦型だが、近年は間合いを計りながら出入りするなどテクニックや試合運びの巧さも目立つ。
 挑戦者のインタノンは過去2度の来日で2KO負けを喫しているが、キャリア初期の08年と09年のことなので参考にはなるまい。それよりもこの2年間に引き分けを挟んで8連勝(6KO)をマークしている点を重要視する必要がありそうだ。インタノンはワンツーで飛び込むサウスポーのボクサーファイター型で、28勝のうち17のKO勝ちを収めている。ちなみに7敗のうち5度はKOによるものだ。
 前戦でサウスポーの亀田に勝っている河野にとって、インタノンは比較的戦いやすい相手といえるかもしれない。噛み合えば中盤あたりのKO防衛もありそうだ。(原功)

河野=1980年11月23日、東京都出身。ワタナベジム所属。右ファイター型。戦績:40戦31勝(13KO)8敗1分。
インタノン=1987年1月12日、タイ出身。左ボクサーファイター型。戦績:36戦28勝(17KO)7敗1分。





[見どころ!] 4月27日(水) 大田区総合体育館
Updated on 2016/04/20

<WBA世界ライト・フライ級タイトルマッチ>
田口良一対ファン・ランダエタ


 14年12月の戴冠後、2度の防衛をいずれもTKOで終わらせている田口が、大ベテランを相手に3連続KO防衛を狙う。
 田口はアルベルト・ロセル(ペルー)から2度のダウンを奪って判定勝ちで現王座を獲得。昨年5月の初防衛戦では挑戦者を5度倒して一蹴。V2戦は苦しんだが、逆転の9回終了TKO勝ちを収めている。着実に地力は上がっているといえる。この階級では168センチと大柄だが、自ら積極的にアプローチして攻め落とす好戦派で、あの井上尚弥(大橋)とも10回をフルに戦い切るなど一定以上のタフネスも備えている。
 挑戦者のランダエタはベネズエラ生まれの37歳で、WBA世界ミニマム級の暫定王座を獲得した実績を持っている。正王者の新井田豊(横浜光)と団体内の統一戦を行うために来日したが、判定で敗れている。もう12年も前のことだ。06年には亀田興毅とWBA世界ライト・フライ級王座決定戦を行ったが、初戦はダウンを奪いながら物議を醸す判定負け。4ヵ月後の再戦は亀田の足とスピードについていけずに完敗を喫した。10年に一度は引退したが、14年12月に戦線復帰してからは3戦2勝(2KO)1敗の成績を収めている。直近の2試合は日本での試合だ。この3月に7位にランクインして今回の挑戦を迎えた。
 ランダエタはサウスポーの試合巧者だが、36戦27勝(21KO)8敗1分と比較的高いKO率を誇る。そんな経験豊富な大ベテランを侮ることは危険だが、現在の力関係をみるかぎり田口が圧倒的に有利であることは間違いない。KO防衛がノルマといえよう。(原功)

田口=1986年12月1日、東京都出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:26戦23勝(10KO)2敗1分。
ランダエタ=36戦27勝(21KO)8敗1分。





4月19日(火) 後楽園ホール
Updated on 2016/04/13

<日本スーパー・ライト級タイトルマッチ>
岡田博喜対麻生興一


 岡田の4度目の防衛戦。21ヵ月前に壮絶な打撃戦を展開した元ジムメートの麻生を相手に完全決着を狙う。
 両者は14年7月、岡田の初防衛戦として拳を交えた。王者有利の声が大勢を占めるなか麻生が乱打戦に巻き込み、試合はチャンスとピンチが入れ替わる好ファイトになった。勝負は判定に持ち込まれたが、ジャッジは三者はいずれも96対94で岡田を支持した。その後、V3戦を前に拳を痛めた岡田は10ヵ月のブランクをつくったが、今年1月には暫定王者の中澤将信(帝拳)を3回TKOで下している。左ジャブのスピードや精度が増し、総合的な戦力がアップしたことを感じさせる完勝だった。
 対する麻生は初挑戦に失敗後、2連続KO勝ちで健在をアピールしている。再び1位の座に舞い戻って指名挑戦者として岡田に挑む。
前傾姿勢で前に出て相手に圧力をかけ、距離を潰したうえで打ち合いを仕掛ける好戦派で、肉を切らせて骨を断つタイプといえる。
 手の内を知り尽くした者同士のリマッチで、ともに前戦から2KOを積み上げているが、内容や近況は岡田の方が上を行く。豊富なアマチュアのキャリアにプロの経験が加わり、いまは死角が見つけにくくなっている。麻生は前回同様、接近してリスクを承知の乱打戦に引きずり込みたいところだが、その前に岡田の左ジャブをかいくぐらなければならない。この作業に手間取るようだと、充実の王者が相手だけにベルト奪取に黄信号が灯ることになりそうだ。(原功)

岡田=1989年12月7日、東京都出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:11戦全勝(9KO)。
麻生=1986年3月15日、大分県出身。三迫ジム所属。右ファイター型。戦績:27戦20勝(13KO)6敗1分。





[見どころ!] 4月14日(木) 後楽園ホール
Updated on 2016/04/07

<東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ>
竹中良対正野晶


 昨年8月、30歳にして東洋太平洋王座を獲得した竹中の初防衛戦。2度のダウンを奪った戴冠試合で右拳を痛めたため8ヵ月のブランクができたが、ここはキャリアと力の違いを見せつけておきたいところだ。
 竹中は4年前に元世界王者の李冽理(横浜光)を相手に優位に試合を進めながら、5回に逆転のTKO負け。14年10月には天笠尚(山上)の持つ東洋太平洋フェザー級王座に挑んだが、このときも11回までポイントでリードしながら最終回に逆転のTKO負けに泣いた。こうした苦い過去を生かし、昨年8月には序盤のリードを保ったままビンビン・ルフィーノ(フィリピン)を5回TKOで下して戴冠を果たしている。右のボクサーファイター型で、ストレート系のパンチはなかなかシャープだ。
 後楽園ホール初登場の正野はVシネマにも出演している俳優としても知られるが、ボクサーとしての実績は竹中には及ばない。13年から14年にかけて日本ランカーの加治木了太(大鵬)、杉田聖(奈良)らに3連敗を喫したこともあったが、そこから這い上がり現在は2連勝と調子を取り戻している。
 総合力で勝る竹中有利は動かしがたいカードといえる。ブランク中に磨いた左が機能すれば王者が中盤までにヤマをつくることも考えられる。正野は初回から思い切った勝負をかけて出たいところだ。(原功)

竹中=1985年5月22日、熊本県出身。三迫ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:17戦13勝(7KO)3敗1分。
正野=1980年8月26日生まれ。アポロジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:18戦9勝(5KO)7敗2分。





[見どころ!] 4月14日(木) 後楽園ホール
Updated on 2016/04/07

<日本ライト・フライ級タイトルマッチ>
拳四朗対角谷淳志


 昨年12月にプロ6戦目で日本一の座を射止めた拳の初防衛戦。目下4連続KO勝ちと勢いを取り戻したベテランの角谷を相手に、24歳の若武者がどんな戦いをみせるのか注目される。
 元東洋太平洋ライト・ヘビー級王者の寺地永氏を父親に持つ拳は、
アマチュアを経て14年8月にプロデビュー。ハードなマッチメークのなか昨年10月にはWBCユース王座を獲得し、その2ヵ月半後に日本王座も手に入れた。ワンツーを軸にテンポのいいボクシングを展開する右のボクサーファイター型だ。当然のことながら経験は十分とはいえないが、その分、可能性を秘めた選手といえる。
 対する角谷は経験値では王者を大きく勝る。ベルトを腰に巻くことはできなかったが、12年には日本スーパー・フライ級王座(10回判定負け)、13年にはメキシコでWBC世界ライト・フライ級王座に挑戦(4回TKO負け)したことがある。力量のつかみきれない外国人相手ながら4連続KO勝ちと調子を上げているのも好材料といえる。
 挫折を知らない若い王者と、経験豊富なベテラン挑戦者。拳がスピードを生かして正面突破を果たすという見方がある一方、角谷の変則的な動きに惑わされ、苦戦を強いられる可能性もある。(原功)

拳 =1992年1月6日、京都府出身。BMBジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:6戦全勝(3KO)。
角谷=1985年4月23日、兵庫県出身。金沢ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:22戦17勝(10KO)4敗1分。




平成28年3度月間賞(4月1日選考)
Updated on 2016/04/05

 以下の通り決定しましたのでお知らせいたします。

■月間最優秀選手賞 
OPBF東洋太平洋&日本ミドル級新チャンピオン 西田 光 (川崎新田)
対象試合:3月11日「OPBF東洋太平洋&日本ミドル級タイトルマッチ」3RKO勝ち
対戦相手:前チャンピオン 柴田 明雄 (ワタナベ)

■月間敢闘賞
日本バンタム級新チャンピオン 益田 健太郎 (新日本木村)
対象試合:3月18日「日本バンタム級王座決定戦」8RTKO勝ち
対戦相手:同級2位 田中 裕士 (畑中)

■月間新鋭賞
阿部 麗也 (KG大和)
対象試合:3月17日「オープン8回戦」8R判定勝ち
対戦相手:丸亀 光 (竹原&畑山)

◆表彰式◆
平成28年4月15日(金)於:後楽園ホール『東日本新人王予選』





[見どころ!] 4月12日(火) 後楽園ホール
Updated on 2016/04/05

<東洋太平洋スーパー・ミドル級タイトルマッチ>
清田祐三対松本晋太郎


 清田の4度目の防衛戦。過去2戦して2度ともTKO勝ちを収めている松本を相手に内容が問われる試合といえる。
 清田は08年から12年にかけて6連続KO(TKO)防衛を果たしており、この間、松本とはV5戦で対戦して7回終了TKOで退けている。左ジャブで相手の顔面を腫らせてストップに持ち込むという快勝だった。その後、いったんは世界挑戦のために王座を返上。敵地ドイツでの世界戦は10回TKO負けという結果に終わったが、13年には決定戦を制して東洋太平洋王座を取り戻した。このときの相手が松本だった。結果は4回TKO勝ち。相手の左目上を切り裂いて続行不能に持ち込んだものだった。2試合とも総合力の差を見せつけた勝利とはいえ、決定的なダウンがあったわけではなく、そこに両者ともこだわりが残っていそうだ。
 世界戦以後の6戦をすべてKO(TKO)で終わらせている清田と、再戦後は試合間隔が空いたうえタイ人相手に2勝(1KO)の松本。近況も王者の方が上を行く。松本が前2回と異なる結果を出すためには序盤から思い切った攻撃を仕掛ける必要がありそうだ。(原功)

清田=1983年10月6日、北海道出身。フラッシュ赤羽ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:34戦29勝(27KO)4敗1分。
松本=1985年2月17日、新潟県出身。ヨネクラジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:16戦12勝(9KO)4敗。





[見どころ!] 4月2日(土) 後楽園ホール
Updated on 2016/03/27

<日本スーパー・フェザー級タイトルマッチ>
尾川堅一対杉田聖


 世界ランクにも名を連ねる尾川が、関西をホームに活躍する1位の杉田を相手に日本タイトルの初防衛戦に臨む。
 尾川は昨年12月、サウスポーの内藤律樹(E&Jカシアス)に5回負傷判定勝ちを収めて日本一の座を奪い取った。両者にとって消化不良の結果ではあったが、初回に右ストレートで痛烈なダウンを奪った尾川の完勝に近い内容といえた。尾川はその3ヵ月前にも17戦全勝の世界ランカーからダウンを奪って10回TKO勝ちを収めており、このところの充実ぶりは目を見張るものがある。この2勝でWBC8位、IBF11位、WBO15位と挑戦圏内に入ってきた。圧倒的な内容と結果が求められる立場といえよう。
 挑戦者の杉田は10年3月にプロデビューした26歳で、これまで14試合をすべて関西で戦い、11勝(7KO)2敗1分の戦績を残している。左ジャブから右ストレートに繋げるボクサーファイター型で、尾川ほどではないが勝利に対するKO率は高い。
 世界戦の前座で3度戦うなど経験値でも勝る尾川が総合的な戦力で大きく上回っており、圧倒的有利は動かない。右ストレートという絶対的な切り札があるのも強みだ。後楽園ホール初登場となる杉田は早い段階で緊張を解き、序盤で王者を慌てさせる展開に持ち込みたい。(原功)

尾川=1988年2月1日、愛知県出身。帝拳ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:18戦17勝(14KO)1敗。
杉田=1989年12月11日生まれ。奈良ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:14戦11勝(7KO)2敗1分。





[見どころ!] 4月2日(土) 後楽園ホール
Updated on 2016/03/27

<日本スーパー・バンタム級タイトルマッチ>
石本康隆対藤原陽介


 昨年12月、久我勇作(ワタナベ)との決定戦を制して日本タイトルを獲得した石本の初防衛戦。34歳のベテランに挑むのは、今回のチャンピオン・カーニバルを前に11位から一気に1位にランクを上げた藤原だ。
 石本は3度目の日本タイトル挑戦でベルトを腰に巻いた。プロデビューが02年11月だから、13年がかかった計算だ。この間、13年4月にはマカオ遠征で元世界王者のウィルフレド・バスケス・ジュニア(プエルトリコ)からダウンを奪って判定勝ちを収め、世界ランクに名を連ねたこともある。IBFの挑戦者決定戦では敗れ、再起戦となった日本王座の決定戦でも惜敗したが、その後は3連勝と調子を取り戻している。中近距離で持ち味を発揮する右のボクサーファイター型で、巧みな試合運びにも定評がある。
 挑戦者の藤原は08年度の全日本新人王で、その時点での出世は石本よりも早かった。しかし、11年に益田健太郎(新日本木村=現日本バンタム級王者)に初の黒星を喫すると2年以上のブランクをつくってしまい、戦線復帰後も2連続TKO負けを喫するなど歩みは必ずしも順調とはいえない。直近の2試合で判定勝ちを収め、運も味方につけて今回の挑戦にこぎ着けた。
 潜ってきた修羅場の数や試合運びの巧さで勝る石本に分のあるカードといえる。実績、経験値で劣る藤原は先手をとってかき回し、5回終了時の公開採点でリードを奪って王者を焦らせる展開に持ち込みたい。(原功)

石本=1981年10月10日、香川県出身。帝拳ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:35戦27勝(7KO)8敗。
藤原=1986年9月22日、島根県出身。ドリームジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:19戦16勝(4KO)3敗。





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