ボクシングニュース



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お悔み モハメド・アリ氏
Updated on 2016/06/04

 日本プロボクシング協会は「スポーツ史上最も偉大な男」、「20世紀最大のエンターテイナー」とも呼び声高かった元世界ヘビー級王者モハメド・アリ氏(6月3日、74歳で逝去)の安らかなご召天をお祈りいたします。

会長 渡辺均





[見どころ!] 6月9日(木) 後楽園ホール
Updated on 2016/06/01

日本バンタム級タイトルマッチ
益田健太郎対川口裕


 3月に返り咲きを果たした益田が、前東洋太平洋王者の川口を相手に初防衛戦に臨む。両者は2年前に拳を交えたことがあり、そのときは益田が10回負傷判定勝ちで空位の日本王座を獲得している。益田が返り討ちにするのか、それとも川口が雪辱を果たすのか。
 益田は14年4月、川口のホームに乗り込み、自在な動きと手数でポイントを稼いだすえ相手の負傷による判定勝ちを収め、31歳にして初の戴冠を果たした。しかし、1年後のV3戦で大森将平(ウォズ)に3回TKO負けを喫して無冠に逆戻り。今年3月、田中裕士(畑中)を8回TKOで下して返り咲きを果たした。
 対する川口は昨年4月、益田の王座陥落と前後して東洋太平洋王座を獲得したが、初防衛戦で山本隆寛(井岡)に7回TKO負け、在位は4ヵ月足らずに終わった。再起後は2連続TKO勝ちを収めており、勢いを取り戻して益田との再戦に臨む。
 益田は自ら圧力をかけながら仕掛けることもでき、逆に足をつかいながら出入りのボクシングもできる。やや変則的な面もあり、相手にとっては戦いにくいタイプといえるかもしれない。対照的に川口は左ジャブで切り込み、右ストレートから左フックを返す比較的オーソドックスな戦い方をする。川口は2年前の初戦では中盤に追い上げたものの前半と後半の失点が敗北に繋がっただけに、今度は序盤から工夫して仕掛ける必要がありそうだ。(原功)

益田=1983年1月29日、鹿児島県出身。新日本木村ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:31戦24勝(13KO)7敗。
川口=1987年1月21日、三重県出身。グリーンツダジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:32戦25勝(12KO)7敗。




[見どころ!] 6月7日(火) 後楽園ホール
Updated on 2016/06/01

東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ
西田光対ドワイト・リッチー


 3月に柴田明雄(ワタナベ)を3回TKOで破って日本と東洋太平洋王座の2冠を同時に獲得した西田が、1位のリッチーを相手に東洋太平洋王座の初防衛戦に臨む。
 23戦のキャリアを持つ西田は13戦を経験した時点で6勝(1KO)6敗1分という戦績が物語るように、ルーキー時代は決して目立つ存在ではなかった。ところが3年前からは10戦9勝(6KO)1敗と見違えるような数字を残している。しかも相手の大半が日本ランカー級なのだから価値がある。さらに一度は判定で敗れた柴田に雪辱を果たしての戴冠という点に西田の成長の証を見てとることができる。低い構えから圧力をかけて攻め込む好戦派で、自信に加えパンチに体重が乗るようになってきたことが勝率とKO率のアップに繋がっていると思われる。
 挑戦者のリッチーは17戦13勝(1KO)4無効試合の戦績を残している右のボクサー型だ。4つの無効試合はプロ年齢に達する前の09年4月から11月までのもので、いずれもいったんは勝利(4勝2KO)が宣せられたが、のちに無効試合に変更されている。両足のスタンスが狭いアップライト型で、相手との距離を保ちながら機をみて左ジャブ、右ストレート、左フックを打ち込むタイプといえる。パワーや怖さは感じられないが、無用な打ち合いを避ける傾向があるため相手にとっては捕まえにくい選手といえよう。
 対照的なタイプの組み合わせだけに、まずは序盤の主導権争いに注目したい。西田が強引に接近してボディから攻めることができれば防衛が見えてきそうだ。(原功)

西田=1987年9月14日、新潟県出身。川崎新田ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:23戦15勝(7KO)7敗1分。
リッチー=1992年2月29日、オーストラリア出身。右ボクサー型。戦績:17戦13勝(1KO)4無効試合。




[見どころ] 6月6日(月) 後楽園ホール
Updated on 2016/06/01

WBC女子世界ミニマム級タイトルマッチ
黒木優子対ノル・グロ


 王座獲得から2年、黒木が1階級下のアトム級11位にランクされるサウスポーのグロを相手に4度目の防衛戦に臨む。
 黒木は14年5月に王座を手に入れ、3度の防衛戦でいずれも判定勝ちを収めてきた。活動拠点を東京に移したこともあり、このあたりでKO防衛を狙いたいところだ。ただし、後楽園ホールでは過去に5戦1勝3敗1分と負け越している。この際、そんなジンクスも吹き飛ばしておきたい。黒木自身が左構えだが、サウスポーとの対戦に慣れるためWBC女子世界アトム級王者の小関桃(青木)とスパーリングをこなすなど意欲的だ。
 挑戦者のグロは昨年2月、池山直(フュチュール)の持つWBO女子世界アトム級王座に挑んで判定負けを喫しており、これが2度目の世界挑戦となる。直近の5戦は1勝4敗と武運から見放されているが、かつては4連続KO勝ちを収めたこともあるだけに侮れない。(原功)

黒木=1991年3月28日、福岡県出身。YuKO所属。左ボクサーファイター型。戦績:20戦15勝(7KO)4敗1分。
グロ=1990年6月22日、フィリピン出身。戦績:13戦7勝(4KO)5敗1分。




[ニュース] カーニバルのMVPに西田
Updated on 2016/05/13

 第37回チャンピオン・カーニバルの最優秀選手賞と技能、敢闘、殊勲の3賞の選考が12日に行われ、ミドル級の西田光(川崎新田)がMVPに選ばれた。
 選考会には在京の記者ら7人が出席。西田は世界ランクにも名を連ねていた日本、東洋太平洋2冠王者の柴田明雄(ワタナベ)を3回KOで破った試合が評価され、満票でMVPに輝いた。技能賞には1回TKO勝ちで日本ライト・フライ級王座の初防衛を果たした拳四朗(BMB)、敢闘賞にはライト級王座に返り咲いた荒川仁人(ワタナベ)がそれぞれ選ばれた。王座獲得者に限定の殊勲賞にはウェルター級新王者の有川稔男(川島)が選出された。MVPには副賞として30万円、三賞獲得者には各10万円の賞金が贈られる。表彰式は26日、後楽園ホールで行われる予定。




平成28年4度月間賞(5月11日選考)
Updated on 2016/05/12

 以下の通り決定しましたのでお知らせいたします。

☐月間最優秀選手賞 
日本ウェルター級新チャンピオン 有川 稔男 (川島)
対象試合:4月28日「日本ウェルター級タイトルマッチ」10RTKO勝ち
対戦相手:前チャンピオン 新藤 寛之 (宮田)

☐月間敢闘賞
日本スーパーライト級チャンピオン 岡田 博喜 (角海老宝石)
対象試合:4月19日「日本スーパーライト級タイトルマッチ」7RTKO勝ち
対戦相手:同級1位 麻生 興一 (三迫)

☐月間新鋭賞
〜該当者なし〜

◆表彰式◆
平成28年5月26日(木)於:後楽園ホール『東日本新人王予選』




[見どころ!] 5月8日(日) 有明コロシアム
Updated on 2016/05/02

<WBO世界スーパー・フライ級タイトルマッチ>
井上尚弥対ダビド・カルモナ


 日本のみならず世界的な注目度も高い井上が、前戦に続きWBOの指名挑戦者を迎え撃つ。油断は禁物だが、今度も豪快なKO防衛が期待される。
 井上はプロ4戦目で田口良一(ワタナベ=現WBA世界ライト・フライ級王者)から日本王座を奪い、5戦目には東洋太平洋王座、そして6戦目でWBC世界ライト・フライ級王座を獲得した。体重苦から初防衛戦後に王座を返上して2階級上のスーパー・フライ級に転向。14年暮には30度の世界戦実績を持つサウスポーの技巧派オマール・ナルバエス(アルゼンチン)を2回KOで屠り、世界を驚愕させた。あまりの強打に敗者側が試合直後に井上のグローブをチェックした逸話が残ったほどだった。この試合で拳を痛めたため1年のブランクを強いられたが、昨年暮にはワルリト・パレナス(フィリピン)を圧倒、2回TKOで一蹴した。デビューから3年半、「モンスター」の異名そのままの強さを見せつけている。
 今回の挑戦者、カルモナは09年、井上が高校1年のときにプロの活動を始め、7年間で王者の3倍にあたる27戦(20勝8KO2敗5分)を経験している。13年12月にはアルゼンチンに乗り込んでナルバエスに挑戦したが、7回TKOで敗れている。これが過去唯一のKO負けだ。その後はパレナスと引き分けた以外は4つの判定勝ちを収めている。カルモナは足をつかいながら丹念に左ジャブを突き、機をみて飛び込むタイプで、右のボクサー型のカテゴリーに入る。パワーやテクニックなど突出したものは見当たらないが、逆に大きな穴もない選手といえる。
 スピードや大舞台の経験値はともかく、パワーをはじめとする攻撃力や決定力には大差があり、井上の圧倒的有利は揺るがない。カルモナはパレナス戦で右を浴びてダウン、立ち上がってゴングに救われたが、井上を相手に同じような過ちを犯すようだと致命的になるだろう。序盤から瞬きは厳禁だ。(原功)

井上=1993年4月10日、神奈川県出身。大橋ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:9戦全勝(8KO)。
カルモナ=1991年5月1日、メキシコ出身。右ボクサー型。戦績:27戦20勝(8KO)2敗5分。





[見どころ!] 5月8日(日) 有明コロシアム
Updated on 2016/05/02

<IBF世界ライト・フライ級タイトルマッチ>
八重樫東対マルティン・テクアペトラ


 昨年12月、3階級制覇を成し遂げた八重樫が攻撃型の挑戦者を相手に初防衛戦に臨む。
 八重樫は11年にミニマム級、13年にフライ級で世界制覇を果たした。しかし、14年9月にローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)に9回TKO負けを喫してWBCのフライ級王座を明け渡すと、3ヵ月後にはWBCのライト・フライ級王座決定戦でも7回KO負け。一時は選手生命の危機にも立たされた。現在の栄光はそんなどん底から這い上がって手に入れたものだ。もともと八重樫は出入りの速さと巧さに定評のある選手だが、この5年ほどで激闘型のイメージが定着した感がある。見かけの印象と異なる生来の気の強さが戦いぶりに表れているのだろう。
 挑戦者のテクアペトラも強気を前面に出して戦うタイプだ。ベタ足で圧力をかけながら上下にパンチを散らし、好機とみれば一気に攻めかかる。振りの大きな右のパンチが多いため緻密さは感じられないが、ペースを渡すと厄介なタイプといえる。22戦して6敗と負けの多さが目立つが、KO負けは1つだけで、なかなかしぶとい選手といえそうだ。
 八重樫が本来の持ち味であるメリハリのある出入りのボクシングに徹すればポイントを積み重ねることは難しくないように思えるが、その一方で打撃戦、乱打戦になる可能性もありそうだ。(原功)

八重樫=1983年2月25日、岩手県出身。大橋ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:28戦23勝(12KO)5敗。
テクアペトラ=1990年3月24日、メキシコ出身。右ファイター型。戦績:22戦13勝(10KO)6敗3分。




[見どころ!] 5月8日(日) 有明コロシアム
Updated on 2016/05/02

<東洋太平洋スーパー・フライ級タイトルマッチ>
井上拓真対アフリザル・タンボレシ


 プロ転向後6連勝(1KO)を収めている井上がインドネシアから挑戦を迎え、東洋太平洋王座のV2戦に臨む。このあたりでKO勝ちが欲しいところだ。
 井上尚弥の弟としても知られる井上は高校3年時の13年12月に日本ランカーを破ってプロデビュー。2戦目では世界ランカーを圧倒して驚かせた。さらに4戦目では世界挑戦の経験もある強豪を撃破し、5戦目で東洋太平洋王座を獲得と、順調な歩みをみせている。結果的に12ラウンドをフルに2度戦い切るなどスタミナも証明済みだ。物足りなさが残るとしたら決め手不足という点か。これまでの対戦相手の質を考えるとやむを得ない面はあるが、潜在能力の高さ、期待度に比例したKO数とはいえない。
 今回の相手、タンボレシは16戦12勝(6KO)4敗の戦績を残しているインドネシア王者で、09年から14年にかけて7連勝(3KO)を収めたこともある。しかし、昨年はオーストラリア、フィリピン遠征で連敗を喫しており、今年1月の再起戦を経て今回の挑戦にこぎ着けた。
 井上が回転の速いコンビネーションでスタートから主導権を握るような展開に持ち込むことができれば、4試合ぶりのKOが見えてきそうだ。(原功)

井上=1995年12月26日、神奈川県出身。大橋ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:6戦全勝(1KO)。
タンボレシ=1985年4月10日、インドネシア出身。戦績:16戦12勝(6KO)4敗。





[見どころ!] 4月28日(木) 後楽園ホール
Updated on 2016/04/21

<日本ウェルター級タイトルマッチ>
新藤寛之対有川稔男


 今年1月、王座決定戦を制して戴冠を果たした新藤の初防衛戦。16戦12勝(10KO)4敗と高いKO率を誇る有川が相手だけに気が抜けない戦いになりそうだ。
 新藤は186センチの長身サウスポーで、その体格を生かしたアウトボクシングがベースの技巧派といえる。21戦17勝(6KO)3敗1分と決してKO率は高くないが、昨年3月の日本王座初挑戦試合では結果として判定負けは喫したものの当時の王者、高山樹延(角海老宝石)から左ストレートでダウンを奪っている。タイミングが合えば倒すパンチは持っている。
 対する有川は勝っても負けてもKOというスリリングな攻撃型の選手で、昨秋に元日本&東洋太平洋王者の渡部あきのり(野口)に6回TKO勝ちを収めて今回の挑戦権を得た。有川は1回KO勝ちが3度、1回KO負けも3度というデータからも分かるように、典型的な短期決戦型だ。8回以上の判定勝負を7度も経験している新藤とは対照的なタイプといえる。
 距離を潰したい有川は早い段階で強引に仕掛けて出るものと思われる。一方、新藤は足と右ジャブでコントロールしたいところ。初回からKOの可能性を孕んだスリリングな展開になりそうだ。(原功)

新藤=1986年8月22日、北海道出身。宮田ジム所属。左ボクサー型。戦績:21戦17勝(6KO)3敗1分。
有川=1985年1月4日、東京都出身。川島ジム所属。右ファイター型。戦績:16戦12勝(10KO)4敗。



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