ボクシングニュース

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最強後楽園 ミリオンマッチ[バンタム級]
Updated on 2015/10/25

益田健太郎(32=新日本木村)
29戦22勝(11KO)7敗
vs
坂本英生(29=フジタ)
20戦16勝(5KO)1敗3分

 前日本王者の益田と、右ストレートに切れのある長身の坂本という組み合わせ。益田は昨年4月に日本バンタム級王座を獲得したあと2度の防衛を果たし、一時は世界ンランクにも名を連ねた。自ら打撃戦を仕掛ける攻撃的なボクシングをすることもあれば、適度に距離をとりながら戦うこともあり、ボクシングの幅は広い。今年4月に日本王座を失ったが、9月に再起を果たしている。
 09年の全日本新人王でもある坂本は九州をベースに活躍する171センチの長身ボクサーで、シャープな右ストレートを持っている。やや安定感を欠く傾向がみられるものの、1年前には前東洋太平洋王者の椎野大輝(三迫)を5回TKOで破り評価とランキングを上げている。
 右狙いの坂本に対し、選択肢で勝る益田はどんな戦い方をするのか――噛み合えばジャッジ不要の試合になりそうだ。






最強後楽園 ミリオンマッチ[フライ級]
Updated on 2015/10/25

黒田雅之(29=川崎新田)
32戦23勝(14KO)6敗3分
vs
阪下優友(24=角海老宝石)
20戦13勝(8KO)5敗2分

 世界挑戦の経験を持つ元日本ライト・フライ級王者の黒田と、24と若い阪下の対戦。黒田は11年から12年にかけて日本王座を4度防衛後、13年にはファン・カルロス・レベコ(亜)の持つ世界フライ級王座に挑戦。敗れはしたが、最後まで奮闘した。結果は残せなかったが、5ヵ月前にはメキシコ遠征も経験している。右のボクサーファイター型で、右ストレートと左フックには破壊力がある。
 阪下も右のボクサーファイター型で、まとまった戦力の持ち主といえる。黒田ほどの決め手はないが、穴の少ない選手だ。昨年10月には村中優(フラッシュ赤羽)の持つ日本フライ級王座に挑んで敗れたが、善戦が光った。
 阪下は、経験とパワーで勝る黒田に主導権を渡すと苦しくなるだけに、先手をとって元日本王者を焦らせる展開に持ち込みたい。軽量級ながらともに40%台のKO率を残しており、スリリングな攻防が展開されそうだ。





[見どころ!] 10月22日(木) 後楽園ホール
Updated on 2015/10/20

10月22日(木) 後楽園ホール
<日本フェザー級タイトルマッチ>
細野悟対渡邊卓也


 細野にとっては日本王座の4度目の防衛戦となるが、4度目の世界挑戦を見据えた重要な試合でもある。
 現在、細野はWBA3位、WBC11位、IBFとWBOで6位にランクされており、どの団体でも世界挑戦できる位置につけている。王者側とのタイミングさえ合えば、いつでも大舞台に上がることは可能なのだ。過去3度の世界挑戦は判定負け、判定負け、3回負傷引き分けという結果に終わっているだけに、細野本人も陣営も「今度こそ」の思いが強いことだろう。そのためにも、このあたりで派手なアピールがほしいところだ。この4年間で引き分けを挟んで7連勝(5KO)と調子はいいが、直近の2試合は仕留めきれずに判定勝ちに甘んじている。来年を勝負の年にするならば、ニックネームの「バズーカ」らしい豪快なKO勝ちが求められる。
 挑戦者の渡邊は3年ぶり2度目の日本王座挑戦となる。12年7月の天笠尚(山上)への挑戦は、初回にスリップ気味のダウンを喫したうえ受けに回る展開のまま判定で敗れている。しかし、その後は12戦11勝(8KO)1敗と好戦績を残している。この敗北を含め韓国で3戦、タイで2戦をこなしており、経験値をアップして再挑戦のリングに上がる。渡邊は174センチの長身を生かした右のボクサーファイター型で、細野とは逆に攻撃力よりもディフェンス力が売りの選手といえる。
 好戦派の細野が攻め、挑戦者が守りを固めながら迎え撃つ展開になりそうだ。渡邊は早い段階で相手の出足を止めるようなカウンターを当てるなどしないと、距離を潰されて仕事がやりにくい状態に追い込まれる可能性が高い。(原功)

細野=1983年11月6日、福島県出身。大橋ジム所属。右ファイター型。戦績:31戦28勝(20KO)2敗1分。
渡邊=1989年2月3日、東京都出身。青木ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:32戦26勝(12KO)5敗1分。





[見どころ] 10月22日(木) 後楽園ホール
Updated on 2015/10/20

<WBA、WBC女子世界アトム級王座統一戦>
宮尾綾香対小関桃


 12年9月の戴冠後に5度の防衛を果たしているWBA王者の宮尾と、08年8月にWBC王座を獲得してから7年で15度の防衛を重ねてきた小関。女子最軽量級の実力者NO,1を決める戦いだ。
 宮尾は足をつかった俊敏な動きと出入りのボクシングを身上とする右のボクサーファイター型で、クロスで被せる主武器の右はタイミングがいい。故郷での凱旋防衛戦を含む直近の4戦では全勝3KOと好調をキープしている。
 対する小関はサウスポーのボクサーファイター型で、右ジャブから左ストレートの繋ぎが速い。決め手に欠ける傾向があったものの、直近の3戦はすべてKOで片づけており、ここにきて勢いを増した感がある。
 身長で8センチ、リーチで11センチと体格で勝る小関は、前傾の左構えからテンポの速いワンツーで主導権掌握を図るものと思われる。これに対し宮尾は前後左右に動きながら飛び込むタイミングを狙うことになりそうだ。ペース争いの序盤を経て、中盤から終盤にかけて激しいパンチの応酬が繰り広げられるものと思われる。ポイントの振り分けが難しいジャッジ泣かせの試合になりそうだ。(原功)

宮尾=1983年8月29日、長野県出身。大橋ジム所属。右ボクサーファイター型。JBC公認後の戦績:17戦16勝(4KO)1敗。
小関=1982年7月31日、東京都出身。青木ジム所属。左ボクサーファイター型。JBC公認後の戦績:16戦15勝(5KO)1分。




[見どころ!] 10月19日(月) 後楽園ホール
Updated on 2015/10/13

<WBO女子世界バンタム級王座決定戦>
藤岡奈穂子対ユー・ヒージョン


 ミニマム級とスーパー・フライ級で世界王座を獲得した実績を持つ藤岡が、日本人女子初の3階級制覇を狙ってユーと拳を交える。
 藤岡は34歳でプロに転向後、11年にWBCの女子ミニマム級、13年にはWBAの女子スーパー・フライ級王座を獲得。昨年11月にはドイツでフライ級王座に挑んだが、大激戦のすえ惜敗した。今年3月にはメキシコで再起戦に臨み、地元の人気者を下している。スピードとテクニック、回転の速い連打を持つ万能型の選手で、極めて高い総合力を誇る。異国での2戦を加えたことで経験値もアップしている。
 対するユーは5年間に14連勝(6KO)を収めている韓国の実力者で、こちらもタイで3試合(3KO勝ち)を経験するなど異国のリングには慣れている。藤岡は前後左右に動きつつ、機をみて飛び込む戦い方でKOチャンスを探るものと思われる。リーが動きについていけないようだと、中盤あたりで藤岡がヤマをつくりそうだ。(原功)

藤岡=1975年8月18日、宮城県出身。竹原&畑山ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:14戦13勝(6KO)1敗。
リー=1979年10月31日、韓国出身。戦績:17戦15勝(6KO)2敗。




平成27年9度月間賞(9月7日選考)
Updated on 2015/10/07

 9月度月間賞が以下の通り決定しましたのでお知らせいたします。

□月間最優秀選手賞 
日本スーパーバンタム級チャンピオン 小國 以載 (角海老宝石)
対象試合:9月30日「日本スーパーバンタム級タイトルマッチ」10R判定勝ち
対戦相手:同級6位 源 大輝 (ワタナベ)

□月間敢闘賞
日本スーパーライト級暫定チャンピオン 中澤 将信 (帝拳)
対象試合:9月5日「日本スーパーライト級暫定王座決定戦」10R判定勝ち
対戦相手:同級6位 小竹 雅元 (三迫)

□月間新鋭賞
澤田 京介 (JBスポーツ)
対象試合:9月30日「オープン8回戦」8R判定勝ち
対戦相手:日本バンタム級11位 中川 とん虎 (角海老宝石)

◆表彰式◆
平成27年11月2日(月)於:後楽園ホール『最強後楽園 ミリオンマッチ』





[見どころ!] 9月30日(水) 後楽園ホール
Updated on 2015/09/18

<日本スーパー・バンタム級タイトルマッチ>
小國以載対源大輝


 昨年12月、石本康隆(帝拳)との決定戦を制して王座を獲得した小國の2度目の防衛戦。10勝のうち9KOという源を捌ききることができるか注目される。
 小國は13年3月に和氣慎吾(古口)に10回終了TKO負けで東洋太平洋王座をから陥落したのを機に角海老宝石ジムに移籍。以来、5戦4勝(2KO)1分を収めている。ただし、石本戦は接戦のすえの辛勝、初防衛戦は古橋岳也(川崎新田)に大苦戦のドローと厳しい戦いが続いている。このあたりでしっかりと存在感を示しておきたいところだ。
 挑戦者の源は13年以降の6戦は3勝3敗と五分の戦績だが、全10勝のうち9KOと高い勝利内KO率を誇る。まだ10回戦の経験はなく、8回をフルに戦い切ったことも2度と心もとない面もあるが、24歳と若いだけに前半で流れを掴めば勢いで突っ走りそうだ。
 ともに長身の右構えで足をつかいながら左ジャブで試合をつくりにいくタイプだが、源の方がより好戦的といえる。今回は挑戦者ということもあり、序盤から積極的に仕掛けていくものと思われる。これに対し経験と攻防の幅で勝る小國がどう迎撃するかが勝負のカギといえそうだ。小國有利は動かせないが、決して頑丈なタイプではないだけに波瀾の可能性も孕んだ試合になりそうだ。(原功)

小國=1988年5月19日、兵庫県出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサー型。戦績:16戦14勝(4KO)1敗1分。
源 =1991年1月13日、大分県出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:14戦10勝(9KO)4敗。





[見どころ!] 9月30日(水) 後楽園ホール
Updated on 2015/09/18

<日本ウェルター級タイトルマッチ>
高山樹延対田中亮治


 12年12月の戴冠から2年9ヵ月、5連続判定防衛の高山がタイトル戦で初のKO勝ちを狙って田中を迎え撃つ。
 高山は頑丈な体を生かして相手に肉薄し、左右のフックを上下に打ち分ける好戦的なファイター型だ。今年3月のV5戦では指名挑戦者の新藤寛之(宮田)の左構えからの左ストレートを被弾して初回にダウンを喫したが、元来は打たれ強いタイプといえる。パンチに体重が乗れば破壊力や切れが増すはずだ。
 挑戦者の田中は高山よりも6センチ大きい178センチの長身で、右ストレートを主武器としている。2年前の全日本新人王だが、ここ2戦は8回判定負けと武運から見放されている。
 経験と馬力、攻撃力で勝る高山が序盤からプレッシャーをかけ、田中が右ストレート、右フックを中心に応戦する展開が予想される。早い段階で高山が流れを掴むようだと、そのまま王者が突っ走る可能性もある。10回戦の経験がない田中は、先手をとってリードしたかたちで後半を迎えたい。(原功)

高山=1985年12月9日、秋田県出身。角海老宝石ジム所属。右ファイター型。23戦22勝(7KO)1敗。
田中=1986年10月11日、北海道出身。ヨネクラジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:13戦8勝(2KO)4敗1分。





[見どころ!] 9月22日(火=祝日) 大田区総合体育館
Updated on 2015/09/14

<WBC世界バンタム級タイトルマッチ>
山中慎介対アンセルモ・モレノ


 11年11月の戴冠から3年10ヵ月、山中が9度目の防衛戦を迎える。今回の刺客は前WBAスーパー・チャンピオンのモレノ。山中を上回る12度防衛の実績を残している世界的なビッグネームだ。興味深いサウスポー対決といえる。
 山中はすっかり代名詞として定着した「神の左」を武器に、8度の防衛のうち6度をKOで終わらせている。戴冠試合を含めた9度の世界戦で全勝、そのうち7KOという凄まじさだ。ダウンあるいはKOのパンチはいずれも左だが、最近の2戦では右のリードパンチの多彩さ、巧さも目を引くものがある。無敗の勢いに経験が加わり、まさに全盛を思わせる活躍ぶりだ。
 そんな山中をして「試合が決まったと聞いたときはテンションが上がり興奮した。手強い相手なので気が引き締まった」といわしめたモレノは、山中を上回る実績を残している猛者だ。08年5月、日本にも馴染み深いウラジミール・シドレンコ(ウクライナ/ドイツ)を相手のホームで下してWBA王座を獲得。以後、6年4ヵ月の長期にわたって防衛を重ね、その数は12におよんだ。山中が初防衛戦で退けたビック・ダルチニャン(アルメニア/アメリカ)をはじめ、暫定王者だったネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)や元王者マヤル・モンシュプール(フランス)といった強豪を下すなど中身も濃い。モレノは中間距離で持ち味を発揮するサウスポーの技巧派で、相手のパンチを外すテクニックに長けていることから「幽霊」の異名を持っている。
 サウスポー同士の対決だが、左強打という決め手を持つ山中と迎撃型のモレノは戦闘スタイルが大きく異なるが、得意とする距離が似ているだけに、スリリングな攻防がみられそうだ。まずは、どちらが主導権を握るか序盤のやりとりに注目したい。(原功)

山中=1982年10月11日、滋賀県出身。帝拳ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:25戦23勝(17KO)2分。
モレノ=1985年6月28日、パナマ出身。左ボクサーファイター型。戦績:39戦35勝(12KO)3敗1分。





[見どころ!] 9月17日(木) 後楽園ホール
Updated on 2015/09/13

<日本ライト・フライ級王座決定戦>
小野心対堀川謙一


 木村悠(帝拳)が世界挑戦の準備のために返上して空位になった王座の決定戦。元東洋太平洋王者のサウスポー、小野が戴冠を果たすのか、それとも7度目の地域王座への挑戦となる35歳のベテラン、堀川が悲願ともいえる勲章を手に入れるのか。
 小野はパワーには欠けるものの間合いや位置どりの巧みさに定評のあるサウスポーで、昨年5月には高山勝成(仲里)の世界王座に挑んでもう一歩のところまで王者を追い込んだ。終盤に失速して判定負けを喫したが、貴重な体験になったはずだ。
 対する堀川は日本王座に3度、東洋太平洋王座に1度、WBCインターナショナル王座と同シルバー王座に各1度、計6度の地域王座に挑戦してきたが、望んだような結果を出せないまま現在に至る。
決め手に欠ける傾向はあるものの戦力的にはバランスのとれた選手といえる。これまでのタイトル戦では迎撃傾向が目立ち、もう一歩の押しが不足していた印象が強い。自分から試合をつくりに行けるかどうかがカギといえそうだ。
 ともに序盤からKOを狙うタイプではないだけに、採点の振り分けが難しい競ったラウンドが続く試合になりそうだ。(原功)

小野=1982年12月27日、神奈川県出身。ワタナベジム所属。左ボクサー型。戦績:26戦18勝(2KO)6敗2分。
堀川=1980年3月10日、京都府出身。SFマキジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:43戦29勝(6KO)13敗1分。



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