ボクシングニュース



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[見どころ!] 7月25日(月) 後楽園ホール
Updated on 2016/07/19

<東洋太平洋ウェルター級王座統一戦>
ジャック・ブルベイカー対高山樹延


 正規王者のブルベイカーと、今年2月に暫定王座を獲得した高山が統一戦で拳を交える。総合力に大きな差がないだけに接戦が予想される。
 ブルベイカーは昨年8月の王座決定戦で中国人選手に右のカウンター一発でKO勝ち、ベルトを腰に巻いた。これが11ヵ月ぶりのリングとなる。「リッパー」(切り裂き魔)という物騒なニックネームを持っているが、ボクシングそのものは正攻法だ。左ジャブを突いて間合いを計り、距離が合うと被せ気味の右を放つ。接近戦の際には右アッパーを突くこともある。
 高山は12年に獲得した日本ウェルター級王座を6連続判定防衛したあとに返上。今年2月、6回KO勝ちで現在の暫定王座を手にした。頑丈な体を生かして押し込むファイター型で、何度も接戦をものにしてきた勝負強さを持っている。
 まずはブルベイカーの左ジャブに高山がどう対応するかがカギになりそうだ。外しきれないようだと相手にリズムを与えてしまう懸念があるだけに、体を振りながら右を被せて脅かすなど工夫が必要になるだろう。そのうえで距離をつぶすことができれば高山の馬力と経験が生きてきそうだ。

ブルベイカー=1991年11月7日、オーストラリア出身。右ボクサーファイター型。戦績:12戦10勝(5KO)1敗1分。
高山=1985年12月9日、秋田県出身。角海老宝石ジム所属。右ファイター型。戦績:25戦24勝(8KO)1敗。





[見どころ!] 7月25日(月) 後楽園ホール
Updated on 2016/07/19

<日本スーパー・ライト級タイトルマッチ>
岡田博喜対青木クリスチャーノ


 12戦全勝(10KO)という高いKO率を誇る日本王者、岡田の5度目の防衛戦。青木もパンチ力があるだけにスリリングな試合になりそうだ。
 岡田はアマチュアを経て11年10月にプロデビュー。いきなり7連続KO勝ちを収めて脚光を浴びた。8戦目に連続KOは途絶えたが、代わりに日本王座を手に入れた。そのベルトは2年間に4度の防衛に成功している。特にここ3戦は国内のトップ選手を寄せ付けずに圧倒してストップ、国内では頭ひとつ抜け出た存在になっている。8割を超える強打が一番の売りだが、最近は左ジャブのスピードと精度が増している。
 挑戦者の青木は地元の静岡をベースに東京、三重、大阪、愛知、熊本などを転戦しながら上位に上がってきた。直近の試合では7回TKO勝ちを収めており、自信を深めて日本一の座に挑む。やや強引な面はあるが、その思い切りのいい攻撃ボクシングが王者を苦しめる可能性もある。
 岡田は左ジャブで距離とタイミングを計り、青木にペースを与えまいとするはず。それに対し挑戦者がどんな策をもって迫るのか。
総合力は岡田が上だが、油断は禁物だ。(原功)

岡田=1989年12月7日、東京都出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:12戦全勝(10KO)。
青木=1988年12月25日、静岡県出身。駿河ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:17戦11勝(7KO)4敗2分。





井上が座間で凱旋防衛戦
Updated on 2016/07/19

9/4 3位のペッチバンボーン相手にV3戦

 WBO世界スーパー・フライ級王者、井上尚弥(23=大橋)が9月4日(日)、出身地の神奈川県座間市のスカイアリーナ座間で3位のペッチバンボーン・ゴーキャットジム(31=タイ)を相手に3度目の防衛戦を行うことになった。18日、主催者の大橋ジムから正式発表があった。前座には尚弥の弟で主要4団体すべてで世界ランク入りしている井上拓真(20=大橋)と、今月29日にプロテストを控える12年ロンドン五輪バンタム級銅メダリストの清水聡(30=大橋)が出場を予定している。

 井上は5月のV2戦で指名挑戦者のダビド・カルモナ(メキシコ)を圧倒したが、途中で右拳を痛めたこともあり判定勝ちに留まった。
その後、負傷が癒え6月からは問題なく右で打てる状態になったという。それでも「思い切り打つと痛めるので、7割か8割の力で打つつもり。それでもタイミングとスピードがあれば倒せる」と自信をみせる。挑戦者のペッチバンボーンは過去に5度、日本のリングで戦って1勝4敗と負け越しているが、13年9月以降は16連勝(9KO)と好調を維持している。近い将来、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との対決が期待される井上は「そのためにも強さをアピールしたい」と意気込んだ。戦績は井上が10戦全勝(8KO)、ペッチバンボーンは46戦38勝(18KO)7敗1分。
 前座では井上拓真(7戦全勝2KO)が「世界前哨戦」と銘打ってWBO世界フライ級15位のフローイラン・サルダール(比=25戦23勝14KO1敗1分)と対戦する。清水は対戦相手は未定だが、プロデビュー戦は6回戦になりそうだ。




平成28年6度月間賞(7月11日選考)
Updated on 2016/07/13

以下の通り決定しましたのでお知らせいたします。

☐月間最優秀選手賞 
〜該当者なし〜

☐月間敢闘賞
OPBF東洋太平洋女子フェザー級新チャンピオン 三好 喜美佳 (川崎新田)
対象試合:6月7日「OPBF東洋太平洋女子フェザー級王座決定戦」8R判定勝ち
対戦相手:同級3位 カイ・ジョンソン (竹原&畑山)

☐月間新鋭賞
藤北 誠也 (三迫)
対象試合:6月20日「オープン8回戦」6RTKO勝ち
対戦相手:日本フライ級2位 阪下 優友 (角海老宝石)

◆表彰式◆
平成28年7月21日(木)於:後楽園ホール『東日本新人王予選』

※5月度と合同で表彰式行います。





[見どころ!] 7月15日(金) 後楽園ホール
Updated on 2016/07/11

日本フライ級タイトルマッチ
粉川拓也対大嶽正史


 フライ級でIBF8位、WBA11位に名を連ねる粉川が、連敗を脱して日本ランクに入ってきた36歳の大嶽の挑戦を受ける。力の差を見せつけることができるか。
 粉川は4月に31歳になり、プロでの活動も12年目に入った。この間、暫定を含めタイで2度の世界挑戦を試みたほか、東洋太平洋スーパー・フライ級王座、日本王座獲得(2度)の実績を残している。43パーセントのKO率を残してはいるが、決してパワーを売りにしているわけではなく、むしろ軽打をぽんぽんと繋いでいくタイプといえる。12回を2度、10回を8度、フルに戦いきっており、スタミナはある。配分も巧みだ。
 挑戦者の大嶽は昨年12月、日本ライト・フライ級3位にランクされていた癘{健太(明石)を破って15傑入りを果たした。36歳の大嶽は連敗を4で止めただけでなく、これが王座挑戦にも繋がったのだから値千金の勝利だったといえる。ただ、経験では王者と大きな開きがあり、その壁を破るのは容易ではなさそうだ。
 スピードと運動量で勝る粉川が前半でペースを掴むようならば防衛は固いといえよう。大嶽は5回の途中採点時にリードを奪って折り返したいところだが、ベテランの域に入った王者がそれを簡単に許すとは思えない。(原功)

粉川=1985年4月5日、東京都出身。宮田ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:30戦26勝(13KO)4敗。
大嶽=1979年6月10日、東京都出身。石橋ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:32戦15勝(7KO)14敗3分。







[NEWS] 9/16 山中と長谷川がW世界戦
Updated on 2016/07/11

 WBCバンタム級王者の山中慎介(33=帝拳)と、その3代前の王者で元WBCフェザー級でもある長谷川穂積(35=真正)が9月16日(金)、揃ってエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で世界戦に臨むことになった。山中は元WBA王者で昨年9月に僅差の判定勝ちを収めた宿敵のアンセルモ・モレノ(31=パナマ)を相手に11度目の防衛戦、長谷川は3階級制覇を狙ってWBCスーパー・バンタム級王者のウーゴ・ルイス(29=メキシコ)に挑む。

 発表会見の席で山中は「完全決着をつけるという強い気持ちでやる。必ず自分が勝つ」と断言した。一方、2年ぶり通算16度目の世界戦となる長谷川は「悔いのないトレーニングして悔いのない試合をする。これがラスト・チャレンジ」と決意を口にした。戦績は山中が27戦25勝(17KO)2分、今年4月に挑戦者決定戦を制して1位に上がってきたモレノは41戦36勝(12KO)4敗1分。今年2月に獲得した王座の初防衛戦となるルイスは39戦36勝(32KO)3敗、亀田興毅、ホルヘ・リナレス(帝拳)、井岡一翔(井岡)、八重樫東(大橋)に続き日本のジム所属選手として5人目の3階級制覇を狙う長谷川は40戦35勝(15KO)5敗。




[NEWS] 田口と河野が8/31に防衛戦
Updated on 2016/07/11

 ワタナベジム所属のふたりのWBA世界王者、田口良一(29)と河野公平(35)が8月31日(水)、東京・大田区総合体育館でともに4度目の防衛戦を行うことになった。ライトフライ級王者の田口は元WBA世界ミニマム級王者の宮崎亮(28=井岡)の挑戦を受け、スーパー・フライ級王者の河野は暫定王者のルイス・コンセプション(30=パナマ)と拳を交える。
 世界戦では初のメインを務めることになった田口は「注目度の高いメインなので、それに相応しい試合をする」と決意を語った。2階級制覇を狙う挑戦者は「進退をかけている」と覚悟と意気込みを口にした。また、7月2日に挙式をしたばかりの河野は「危険な相手に勝ってこそ本当のチャンピオン」と意欲をのぞかせた。戦績は田口が27戦24勝(11KO)2敗1分、宮崎は28戦24勝(15KO)1敗3分。河野は41戦32勝(13KO)8敗1分、コンセプションは38戦34勝(24KO)4敗。




[見どころ!] 7月2日(土) 後楽園ホール
Updated on 2016/06/27

東洋太平洋フライ級タイトルマッチ
アーデン・ディアレ対比嘉大吾


 デビューから9戦全KO勝ちのレコードを誇る20歳のホープ、比嘉が世界ランク入りをかけて東洋太平洋王者のディアレに挑む。スリリングな攻防がみられそうだ。
 沖縄出身の比嘉は、同郷の具志堅用高会長の誘いを受けて14年6月にプロデビュー。3戦目に韓国遠征、7戦目にはタイ遠征を経験するなど比較的厳しい育成方法がとられてきたが、すべて問題なくクリアしてきた。タイで手に入れたWBCユース王座は2度の防衛を果たしている。前に出て上下にパンチを散らす積極型だが、ディフェンスに関する意識も強いものがある。スタミナや耐久面などでは十分なテストが済んでいるとはいえないが、その分、可能性という大きな魅力を持っている選手だ。
 IBF7位、WBO6位のディアレは比嘉の5倍の年数と試合をかけて現在の地位にいる。2年前には比嘉の先輩にあたる江藤光喜と空位の東洋太平洋王座をかけてグローブを交え、ダウンを奪うなど大量リードを奪いながら8回に逆転KO負けを喫している。その試合でも分かるように、躊躇なく相手との距離を詰めて右ストレート、左フックを中心に上下にパンチを散らす好戦派で、巧さも併せ持っている。敗北の数は多いが、メキシコ遠征やタイ遠征で元あるいはのちの世界王者たちと戦うなど戦歴の中身は濃い。加えて江藤戦以後は8連勝(4KO)と調子を上げている。
 比嘉にとってはリスクをともなう試合といえる。特に相手も攻撃力があるだけに前半は注意が必要だろう。王者を勢いづかせないためにも、不要な被弾を避けながらペースを握るという難作業が比嘉には要求される。そのうえで上下にパンチを散らして相手の戦力をダウンさせることができれば戴冠が見えてくるのではないだろうか。(原功)

ディアレ=1988年8月23日、フィリピン出身。右ボクサーファイター型。戦績:43戦31勝(15KO)9敗3分。
比嘉=1995年8月9日、沖縄県出身。白井・具志堅ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:9戦全KO勝ち。






[見どころ!] 6月13日(月) 後楽園ホール
Updated on 2016/06/07

WBO女子世界バンタム級タイトルマッチ
藤岡奈穂子対真道ゴー


 藤岡は11年に最初の世界王座を獲得し、13年には3階級上のスーパー・フライ級でも戴冠を果たし、「マニー・パッキャオ(比=元世界6階級制覇王者)並み」(畑山隆則氏)という離れ業をやってのけた。14年にはドイツでフライ級王座にも挑んだが、これは惜敗。メキシコでの無冠戦を挟み、8ヵ月前に現在の王座を獲得し、3階級制覇を達成した。上下に打ち分けなど速くて多彩なブローに定評があるが、守りも巧みだ。
 挑戦者の真道は13年5月にWBC女子世界フライ級王座を獲得し、2度防衛した実績を持っている。14年12月に無冠になったが、その後は2連続KO(TKO)勝ちを収めている。こちらもアメリカ、メキシコで世界戦経験があり、勝負度胸では負けていない。
 接戦が予想される好カードだが、攻防の幅で勝る藤岡がわずかに有利か。真道は前半から積極的に仕掛けたいところだ。(原功)

藤岡=1975年8月18日、宮城県出身。竹原&畑山ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:15戦14勝(6KO)1敗。
真道=1987年7月18日、和歌山県出身。グリーンツダジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:19戦16勝(11KO)3敗。





[見どころ!] 6月13日(月) 後楽園ホール
Updated on 2016/06/07

WBO女子世界アトム級タイトルマッチ
池山直対花形冴美


 46歳の池山が31歳の花形を相手に4度目の防衛戦に臨む。手数の多い打撃戦が予想される。
 池山はJBC公認前の03年に34歳でプロデビュー。途中で3年のブランクがあったが、44歳で戦線復帰。2年前、44歳7ヵ月で世界一の座についた。昨年12月にはスリランカで3度目の防衛戦を行い、10回判定勝ちを収めている。
 挑戦者の花形はデビュー戦で敗れるなど決して順風満帆なスタートではなかったが、挫折を糧に這い上がってきた。昨年の世界初挑戦は実らなかったが、東洋太平洋王座は2度獲得している。闘志を前面に出した好戦派で、耐久力にも優れている。
 池山は4試合続けて10回をフルに戦いきるなどスタミナがあり、それを生かして中盤以降の勝負に持ち込みたいところ。逆に花形は序盤から攻勢をかけて出ると思われる。そのあたりのせめぎ合い、駆け引きがカギになりそうだ。(原功)

池山=1969年9月18日、岡山県出身。フュチュールジム所属。右ボクサーファイター型。JBC公認後の戦績:11戦9勝(1KO)2敗。
花形=1984年10月28日、神奈川県出身。花形ジム所属。右ファイター型。戦績:20戦12勝(6KO)6敗2分。



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