ボクシングニュース



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[見どころ!] 1月20日(土) 後楽園ホール
Updated on 2018/01/14

<日本バンタム級タイトルマッチ>
赤穂亮対鈴木悠介


 2度の世界挑戦経験を持ち、現在もWBO6位、IBF9位にランクされる赤穂亮(31=横浜光)が、サウスポーの鈴木悠介(29=三迫)を相手に日本バンタム級王座の2度目の防衛戦に臨む。2018年の「チャンピオン・カーニバル」開幕戦に相応しい内容の濃い試合を期待したい。
 05年2月にプロデビューした赤穂は2度の世界戦のほか東洋太平洋タイトル戦を4度、日本タイトル戦を3度、さらにWBOインターナショナル・タイトル戦にも出場し、さらにフィリピンとタイのリングに上がるなど高い経験値を誇る。今回の試合が36戦目となる(35戦31勝20KO2敗2分)。闘志を前面に出した攻撃ボクシングが身上だが、雑な面もあるため自身が窮地に陥ることもある。昨年8月の齊藤裕太(花形)との初防衛戦が典型で、赤穂は好機とみて一気に攻め込んだところにパンチを浴びてダウンを喫している。
攻撃力が赤穂の最大の持ち味ではあるが、パンチの振りが大きくなる傾向があり、それが課題でもある。
 挑戦者の鈴木は昨年10月、指名挑戦者を決める「最強決定戦」で元世界ランカーの菊地永太(真正)に7回TKO勝ちを収めて最上位に浮上してきた。アマチュアで78戦(54勝25KO24敗)を経験してきただけあり、スキの少ないボクシングをする選手といえる。右ジャブで間合いを計りながら左ストレートに繋げ、チャンスがあれば一気に回転をあげるボクサーファイター型だ。三つの敗北があるが、いずれも接戦を落としたもので、完敗は一度もない。
 攻撃力、経験値では赤穂が大きく勝っており、持ち味の馬力で押し切ってしまう可能性がある。その一方、サウスポーとの対戦経験が乏しい赤穂が、距離やタイミングの測定に時間を要するようだと間隙を縫って鈴木が抜け出す可能性もある。まずは前半のペース争いに注目したい。(原功)

赤穂=1986年7月2日、栃木県出身。横浜光ジム所属。右ファイター型。戦績:35戦31勝(20KO)2敗2分。
鈴木=1988年12月13日、茨城県出身。三迫ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:12戦9勝(6KO)3敗。




年始め恒例のお清め式
Updated on 2018/01/12

 本日、2018年最初のボクシングイベントが開催された後楽園ホールでは、開場前に毎年恒例のお清め式が執り行われました。日本プロボクシング協会、東日本ボクシング協会の会長・渡辺均をはじめとする各理事、日本ボクシングコミッション役員がリング上に並び、秘妙山・東京大黒殿の住職によりすべての選手、練習生、また関係者の安全と発展が祈願されました。改めて、本年もよろしくお願い申し上げます。



チャンピオンカーニバル発表会見
Updated on 2018/01/12

 1月20日からミニマム級からミドル級の全13階級で行われる日本王座指名挑戦シリーズ『第39回チャンピオンカーニバル』の発表会見が本日に都内で開かれ、出席した王者と挑戦者の計24選手が意気込みを語りました。

4月22日(神戸)
日本ミニマム級王座決定戦
平井亮輝 対 小野心

4月19日(大阪)
日本Lフライ級タイトルマッチ
久田哲也 対 板垣幸司

3月3日(カルッツかわさき)
日本フライ級タイトルマッチ
黒田雅之 対 長嶺克則

日時未定
日本スーパーフライ級王座決定戦
翁長吾央 対 久高寛之

1月20日(後楽園ホール)
日本バンタム級タイトルマッチ
赤穂亮 対 鈴木悠介

3月27日(後楽園ホール)
日本スーパーバンタム級タイトルマッチ
久我勇作 対 小坂遼

4月7日(後楽園ホール)
日本フェザー級タイトルマッチ
大橋健典 対 源大輝

2月3日(後楽園ホール)
日本スーパーフェザー級タイトルマッチ
末吉大s大里拳

2月8日(後楽園ホール)
日本ライト級タイトルマッチ
吉野修一郎 対 斉藤正樹

5月7日(後楽園ホール)
日本スーパーライト級タイトルマッチ
細川バレンタイン 対 デスティノ・ジャパン

4月16日(後楽園ホール)
日本ウェルター級タイトルマッチ
有川稔男 対 矢田良太

4月26日(後楽園ホール)
日本スーパーウェルター級タイトルマッチ
井上岳志 対 新藤寛之

3月3日(カルッツかわさき)
日本ミドル級タイトルマッチ
西田光 対 竹迫司登




[見どころ!] 1月13日(土) 後楽園ホール
Updated on 2018/01/10

<東洋太平洋スーパー・ライト級王座決定戦>
ジェフリー・アリエンザ対内藤律樹


 これが4度目の来日となるアリエンザと、元日本スーパー・フェザー級王者の内藤。サウスポー同士の対戦だ。
 アリエンザは23戦16勝(10KO)6敗1分の戦績を残しているサウスポーの強打者で、前に出ながら振りの大きな左右フックで迫る好戦派だ。13年9月の日本初試合は伊藤雅雪(伴流)に10回TKO負け。翌年11月には永田大士(三迫)に6回判定負け、そして3度目の来日となった16年9月にはWBOアジアパシフィック・スーパー・ライト級王座決定戦で近藤明広(一力)に11回TKOで敗れている。
 内藤は14年2月から翌年12月まで日本王座に君臨したが、現IBF世界スーパー・フェザー級王者の尾川堅一(帝拳)に敗れて陥落。1年後の再戦で惜敗したあとは3連勝を収めている。パワーには欠けるが、スピードとテクニックでカバーしている。ここ3試合はライト級、スーパー・ライト級で戦っており、今回のアリエンザ戦は転級の成否が出る試合といっていいかもしれない。
 アリエンザが圧力をかけ、内藤が足をつかいながら捌く展開が予想される。アリエンザのラフなパンチは油断ならないが、目の良い内藤が簡単に被弾するとは思えない。伊藤が10回、近藤が11回で終わらせている相手だけに、内藤とすればそれよりも早い回でけりをつけておきたいところだ。(原功)

アリエンザ=1990年9月28日、フィリピン出身。左ファイター型。戦績:23戦16勝(10KO)6敗1分。
内藤=1991年9月30日、神奈川県出身。E&Jカシアスジム所属。左ボクサー型。戦績:20戦18勝(6KO)2敗。




[見どころ!] 1月13日(土) 後楽園ホール
Updated on 2018/01/10

<東洋太平洋スーパー・フェザー級タイトルマッチ>
カルロ・マガリ対小谷将寿


 沖縄の期待を集める小谷が、プロ12年目にして初めてタイトルに挑む。初登場となる後楽園ホールでどんなパフォーマンスを見せるのか注目される。
 王者のマガリは06年4月7日、出身地でもあるフィリピンのボホールでプロデビューし、09年に日本で挙げた2勝を含め12年間に34戦22勝(11KO)9敗3分のレコードを残している。日本のほかロシア、オーストラリア、ガーナ、マレーシアで戦ったことがあり、経験値は高い。このクラスにしては身長165センチと小柄で、距離を潰して中近距離で左右フックを叩きつけるタイプだ。
 挑戦者の小谷はマガリよりも1年遅い07年4月7日のプロデビューで、5戦目に広島遠征を経験した以外はすべて沖縄で戦ってきた。戦績は24戦22勝(15KO)2敗。足で距離とタイミングを計り、飛び込みながら右ストレート、左フックを返す比較的オーソドックスな戦いをする。13年以降は12連勝(6KO)と好調だ。
 小柄なマガリが前進、挑戦者が迎え撃つ展開が予想される。小谷は左のジャブや右ストレートでしっかりと相手の出端を叩いておきたいところだ。間合いを詰めてくるマガリの積極策に戸惑いをみせるようだと、小谷が出遅れる危険性もある。(原功)

マガリ=1986年9月25日、フィリピン出身。右ボクサーファイター型。戦績:34戦22勝(11KO)9敗3分。
小谷=1987年11月29日、沖縄県出身。平仲ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:24戦22勝(15KO)2敗。




[NEWS!] 山中がネリと再戦 岩佐は初防衛戦
Updated on 2018/01/06

3.1 両国国技館でダブル世界戦

 前WBC世界バンタム級王者、山中慎介(35=帝拳)が3月1日、東京・両国国技館で現王者ルイス・ネリ(23=メキシコ)に挑戦することが5日、イベントを主催する帝拳プロモーションから発表された。両者は昨年8月、山中の13度目の防衛戦として京都で拳を交え、ネリが4回TKO勝ちを収めて新王者になった。しかし、試合後にネリのドーピング違反が発覚。WBCはネリの王座を剥奪することはしなかったが、山中とのダイレクト・リマッチを命じていた。セミではIBF世界スーパー・バンタム級王者、岩佐亮佑(28=セレス)が同級13位のエルネスト・サウロン(28=フィリピン)を相手に初防衛戦を行う。

 発表会見に臨んだ山中は「ネリに借りを返したという思いで練習している。ネリはチャンピオンになって自信をつけ、勢いもあるはず。厳しい戦いになると思うが、それを乗り越えて成長したところをみせたい」と雪辱と王座奪回に意欲をみせている。その後のことに関しては「先のことは何も考えていない。頭にあるのは3月1日のことだけ」と話した。戦績は山中が30戦27勝(19KO)1敗2分、ネリが25戦全勝(19KO)。サウスポー同士の対戦となる。
 岩佐(26戦24勝16KO2敗)は昨年9月に小國以載(角海老宝石)を6回TKOで下して現王座を獲得し、これが初防衛戦となる。IBFから1位のテレンス・ドヘニー(アイルランド/オーストラリア)との試合を義務づけられているが、「期限までに時間があるので選択試合を挟むことになった」(小林昭司会長)という。相手のサウロンは24戦21勝(8KO)2敗1分の右ボクサーファイターで、世界挑戦は初めてとなる。映像を見た岩佐は「独特のリズムがあり、やりにくいタイプ。でも、早すぎず長過ぎずに山中さんにバトンを渡したい」とKO宣言とも受け取れるコメントを残した。
 イベントは「ワールド・プレミアム・ボクシング27 The REAL」として行われ、日本テレビ系で放送される予定。(原功)




「最終ラウンド」支援アピール参加者募集!
Updated on 2018/01/02

 日本プロボクシング協会(JPBA)は1月22日(月)に、元プロボクサーで今でも死刑囚の身分として戦い続けている袴田巌さんの「最終ラウンド」支援アピール活動を行います。
 袴田さんは14年3月27日、再審開始決定により、48年間の獄中生活をへて釈放されましたが、東京高裁が静岡地裁の決定を覆せば、再び収監される可能性があります。日本全国から、ひとりでも多くのボクサー及び関係者にご参加頂きたく、是非とも声をかけ合って大結集下さいますよう、お願い致します。
 当日は13時30分、日比谷公園霞門での集合から東京高裁に移動し、参加者一人ずつが袴田グローブをはめてひと言アピール(動画撮影をしてのちに公開)。チャンピオンら代表者20名が高裁に入り担当者に要望書を提出。その後に記者会見という流れになっております。
 日本プロボクシング協会 袴田巌支援委員会では、参加者と人数を把握したく、事前にお申込みをお願いしています。お電話かメールにて委員会へお申込み下さい。

電話 : 03-3812-7447
メール : east-boxing@jpbox.jp




エアマスター後楽園2017
Updated on 2017/12/28

 本協会の発案で、2009年に開幕した攻防技術やスピード、スタミナなどのトータルパフォーマンス力を競う“対戦型シャドーボクシング”の『エアボクシング』では、23日に2017年度の決勝大会が後楽園ホールで開催されました。エアボクシングでは1分30秒×2ラウンド。相手にパンチを当ててはならず、勝敗は採点で決まります。※U-12、50歳以上、女性の部50歳以上は1分×2ラウンド。

[公式ウェブサイト] http://www.airboxing.org




[見どころ!] 12月31日(日)東京・大田区総合体育館
Updated on 2017/12/27

<WBA、IBF世界ライト・フライ級王座統一戦>
田口良一対ミラン・メリンド


 ライト・フライ級のWBA王座を3年間に6度防衛中の田口と、今年5月に八重樫東(大橋)を1回TKOで破って暫定王者からIBF正王者に昇格したメリンドが、それぞれの王座をかけて戦う。両王者の実力は伯仲しており、序盤からテンポの速いペース争いが展開されそうだ。
 田口は14年の大晦日にアルベルト・ロッセル(ペルー)から王座を奪い、コンスタントに防衛を重ねてきた。V5戦のように引き分けで辛うじてベルトを守った試合もあったが、V6のうち4度はKO(TKO)によるものだ。なかなか中身の濃い防衛ロードといえる。田口は108ポンド(約48.9キロ)をリミットとするライト・フライ級では身長167センチ、リーチ172センチと体格に恵まれているが、中間距離での打撃戦で持ち味を発揮する好戦派といえる。じわじわと相手を追いながら上下のコンビネーションで攻め落とすケースが多い。一発で仕留めるパンチャーではないが、攻撃は執拗だ。スタミナもある。
 IBF王者のメリンドは05年9月にプロデビューした12年選手で、自国フィリピン以外ではUAE(アラブ首長国連邦)、中国(マカオ)、メキシコ、そして日本で戦った経験を持っている。初めて世界ランキング入りしたのは10年以上も前(当時はミニマム級)で、頂点に君臨する現在も含め長いことトップ戦線に名前を連ねている。一時はフライ級で活動していたが、3年前にライト・フライ級に転向。昨年11月にIBF暫定王座を獲得し、今年5月に八重樫を破って正王者に昇格した。9月のV2戦では元ミニマム級王者のヘッキー・バドラー(南ア)に接戦のすえ判定勝ちを収めたが、再戦を課されている。その指名試合を先延ばしにして田口戦を優先させたわけで、それ相応の自信があるのだろう。
 メリンドに関しては八重樫を3度倒した印象が強く残っているが、必ずしも強打を売りにするタイプではない。スピードのある左ジャブを差し込んで相手をコントロールし、安定した戦い方を身上とするテクニシャンといっていいかもしれない。直近の10戦で8勝2敗という戦績を残しているが、KO勝ちは八重樫戦の一度だけだ。ちなみに2敗はメキシコでWBA、WBO世界フライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に挑んで12回判定負け、15年5月に同じくメキシコでIBF世界ライト・フライ級王者ハビエル・メンドサ(メキシコ)に挑んで6回負傷判定で敗れたものだ。両者の戦闘スタイルから考えて、田口が圧力をかけ、メリンドが迎え撃つ展開が予想される。田口側からみたカギは、どれだけ相手の可動範囲を狭める圧力をかけられるか、一方のメリンド側からみたカギは、左ジャブが機能するか、そして相手が出てくるところに右のカウンターを合わせることができるかという点に絞られる。軽量級らしいスピーディーな攻防がみられそうだ。(原功)

田口=1986年12月1日、東京都出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:30戦26勝(12KO)2敗2分。
メリンド=1988年2月29日、フィリピン出身。右ボクサー型。戦績:39戦37勝(13KO)2敗。





[見どころ!] 12月31日(日) 東京・大田区総合体育館
Updated on 2017/12/27

<WBO世界フライ級タイトルマッチ>
木村翔対五十嵐俊幸


 プロデビュー戦で1回KO負けを喫しながら這い上がり、5ヵ月前に中国から王座を持ち帰った現王者の木村と、アマチュア時代に04年アテネ五輪に出場した実績を持つ元世界王者の五十嵐。雑草派の攻撃型王者対サウスポーのエリートという分かりやすい組み合わせだ。
 木村はデビュー戦こそサウスポー相手に1回KO負けだったが、その後の17戦で敗北を喫したことはない(17戦15勝8KO2分)。興味深いのは、9戦目までKO勝ちが一度もなかったのに、直近の9戦は全勝(8KO)と倒しまくっている点だ。コツと自信をつかんだとみていいだろう。タイで3戦、中国で2戦を経験しており、度胸も十分だ。現王座は今年7月、中国の上海で五輪連覇のゾウ・シミン(中国)を逆転の11回TKOで破って獲得したもので、これが真価を問われる初防衛戦となる。
 挑戦者の五十嵐はアテネ五輪に出場後、06年にプロデビューし、日本王座を経て12年7月にWBC世界フライ級王座を獲得した。この王座は2度目の防衛戦で八重樫東(大橋)に明け渡したが、以後は8戦6勝(2KO)2分と不敗をキープしている。最近は顔面をカットすることが多く、途中で試合がストップして負傷判定、あるいは負傷ドローというケースが目立つ。五十嵐が世界王者だったときに木村はデビューすらしていなかったが、いまは五十嵐が追う立場だ。それが、一試合で状況がガラリと変わるボクシングの面白いところであり、また怖いところでもある。
 攻撃型の木村とサウスポーの五十嵐という組み合わせだけに、まずは王者が積極的に仕掛けて出ることが予想される。それに対して五十嵐が徹底して捌く策をとるのか、それとも迎撃策をとるのか、まずそのあたりに注目したい。体ごと押し込むような木村の攻撃を受けて体が突っ立ってしまうようだと五十嵐は苦しい。逆に五十嵐の足捌きの前に、サウスポーに対する苦手意識のある木村が空転を続けるようだと防衛に黄信号が灯ることになる。(原功)

木村=1988年11月24日、埼玉県出身。青木ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:18戦15勝(8KO)1敗2分。
五十嵐=1984年1月17日、秋田県出身。帝拳ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:28戦23勝(12KO)2敗3分。



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