ボクシングニュース



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平成28年10度月間賞(11月1日選考)
Updated on 2016/11/01

 以下の通り決定しましたのでお知らせいたします。

☐月間最優秀選手賞 
日本スーパーバンタム級チャンピオン 石本 康隆 (帝拳)
対象試合:10月1日「日本スーパーバンタム級タイトルマッチ」10RTKO勝ち
対戦相手:同級9位 古橋 岳也(川崎新田)

☐月間敢闘賞
日本スーパーバンタム級2位 久我 勇作 (ワタナベ)
対象試合:10月22日「最強後楽園スーパーバンタム級日本タイトル時期挑戦者決定戦」4RKO勝ち
対戦相手:同級1位 ジョナタン・バァト (カシミ)

☐月間新鋭賞
OPBF東洋太平洋ライトフライ級4位 谷口 将隆 (ワタナベ)
対象試合:10月13日「オープン8回戦」8R判定勝ち
対戦相手:IBF世界ミニマム級13位 デクスター・アリメンタ (比国)

◆表彰式◆
平成28年11月13日(日)於:後楽園ホール『東日本新人王決勝戦』




[見どころ!] 11月5日(土) 後楽園ホール
Updated on 2016/10/29

<東洋太平洋フライ級タイトルマッチ>
比嘉大吾対フェリペ・カグブコブ


 今年7月、世界挑戦の経験を持つアーディン・ディアレ(フィリピン)を4回KOで破って東洋太平洋王者になった比嘉の初防衛戦。
5連勝と勢いのあるサウスポー、カグブコブを相手にどんな戦いをみせるか注目だ。
 比嘉はアマチュアを経て14年6月にプロデビュー。ここまで10戦全KO勝ちというパーフェクトなレコードを誇る。韓国、タイと2度の海外遠征を経験しており、さらに現王座の前にはWBCユース王座を獲得するなど10試合の内容は濃い。先のディアレ戦ではテンポの速い上下のコンビネーションでベテランを攻め立て、合計3度のダウンを奪う圧巻の内容で東洋一の座についた。繋ぎの速いパンチや上下の打ち分けなどは、本人が尊敬するローマン・ゴンサレス(ニカラグア)を思わせるほどだ。現在はWBCで3位のほかIBFで13位、WBOで14位と世界射程内にとらえており、いつ大舞台に飛び出して行ってもいい状態だ。
 挑戦者のカグブコブは12年7月にプロデビューした25歳のサウスポーで、キャリア初期は8戦1勝2敗5敗と冴えなかったが、この2年は5連勝(2KO)を収めている。7月にはフィリピンの国内王座も獲得しており、自信を増して比嘉に挑むことになる。
比嘉は10戦のうち半数の5試合をフィリピン人相手に戦っている。そのなかにはサウスポーも含まれており、苦手意識や戸惑いはないとみていいだろう。挑戦者の勢いは侮れないが、それ以上の勢いがある比嘉が序盤から果敢に攻めて出そうだ。世界進出をアピールするためにも豪快なKO防衛を期待したい。(原功)

比嘉=1995年8月9日、沖縄県出身。白井・具志堅ジム所属。右ファイター型。戦績:10戦全勝(10KO)。
カグブコブ=1990年12月22日、フィリピン出身。左。戦績:13戦6勝(2KO)2敗5分。





[見どころ!] 11月1日(火) 後楽園ホール
Updated on 2016/10/25

<日本スーパー・ライト級タイトルマッチ>
岡田博喜対バレンタイン細川


 14年3月に戴冠を果たしてから2年8ヵ月。すでに5度の防衛を果たしている岡田にとっては、次のステップを踏むためにも圧倒的な勝利がノルマといえる。対する細川はこれが3度目の王座挑戦。悲願達成には思い切った仕掛けが必要だ。
 岡田はアマチュアを経て5年前にプロ転向を果たし、以来13戦全勝(10KO)の快進撃を続けている。拳の負傷でブランクをつくったこともあったが、まずは順調な歩みといっていいだろう。速くて正確な左ジャブで突破口を開き、破壊力のある右ストレートに繋げるという正統的なスタイルの強打者だ。ラフなファイトに巻き込まれて苦戦したこともあるが、それが経験値アップにも繋がったようだ。現在はWBOで10位、WBCで16位にランクされており、そろそろ国内レベルの試合は卒業したいところだ。そのためにも圧勝が求められる。
 岡田がプロデビューしたとき、すでに18戦をこなしていた細川としてはキャリアで勝る年長者の意地をみせたいところだ。王座への挑戦は13年2月の日本タイトル戦、半年後の東洋太平洋タイトル戦に続き3度目となる。過去2度はいずれもTKOで敗れており、
さらに直近の試合ではノーランカーに不覚をとっているだけに今回は背水の陣で臨むことになる。このクラスにしては163センチと小柄だが、上体は筋骨隆々だ。パワーでは岡田に一歩譲るもののスピードは互角に近いものがある。岡田がリズムに乗る前に仕掛け、混戦に持ち込みたいところだ。(原功)

岡田=1989年12月7日、東京都出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:13戦全勝(10KO)。
細川=1981年4月16日、宮崎県出身。宮田ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:28戦20勝(9KO)5敗3分。





[見どころ!] 10月25日(火) 後楽園ホール
Updated on 2016/10/19

<日本フライ級タイトルマッチ>
粉川拓也対新井雄大

 敵地タイで2度の世界挑戦(1試合はWBAの暫定世界戦)を経験している31歳の王者に24歳のサウスポー、新井が挑む。粉川にとっては内容が問われる試合になりそうだ。
 05年6月にプロデビューした粉川はキャリア11年、31戦(27勝13KO4敗)をこなしてきた。2度の世界戦に加え東洋太平洋タイトル戦(1度)、さらに日本タイトル戦は9度も経験している。戦いぶりは若々しいが、すでにベテランの域に入ってきたといっていいだろう。スピードと手数を身上とするする右のボクサーファイター型で、変則的な面もある。
 挑戦者の新井は対照的にキャリア6年、これが15戦目(8勝4KO3敗3分)の若手だ。立ち位置を変えながら上下に打ち分けるサウスポーのボクサーファイターだが、これが初10回戦ということもありスタミナや配分の点で不安が残る。
 経験値で大きく劣る新井が番狂わせを起こすには、前半で主導権を握ることが絶対条件といえよう。左構えの利点を生かし忙しく動いて的を絞らせず、王者を慌てさせることができれば勝機がみえてきそうだ。一方、WBA8位、WBC12位、IBFとWBOで11位と主要4団体で挑戦圏内にいる粉川は8試合ぶりのKOを狙いたいところだ。(原功)

粉川=1985年4月5日、東京都出身。宮田ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:31戦27勝(13KO)4敗。
新井=1992年7月16日、東京都出身。渡嘉敷ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:14戦8勝(4KO)3敗3分。





ドーピング検査などを議論
Updated on 2016/10/18

 10月17日、10月度の定例理事会を都内で開いた終了後、当協会に対して500万円の寄付があったことを含め、この日議論されたうち4つの決定事項について発表しました。

1.WBC(世界ボクシング評議会)が反ドーピング活動の一環として世界ランカーに検査をもとめていることについて。基本的には各ジム、選手による個別対応になるとした上で、WBCがすでに検査に応じなかった世界トップ選手25人をランキングから除外する措置を取っていることを考慮し、協会としても注意喚起を促し、検査方法や必要経費などを含めて調査、検討する。

2.日本プロボクシング協会(JPBA)のフラッグを作成し、試合会場などで掲示。協会の存在を広く告知する。

3.今月13日にタイのプミポン国王が死去したことを受け、同国と繋がりの深いJPBAは大使館を通じてお悔やみのメッセージを伝え、同協会ホームページ上にも掲載する。

4.ボクシングの底辺拡大を目的とし、現在ジム個別で行われているスパーリング大会をレベルアップさせた準公式戦のプレ大会を11月もしくは12月をめどにスタートさせる。参加資格はJPBA加盟ジムの練習生(プロテスト合格者を認めるかは不明)で、16歳から45歳まで。




平成28年9度月間賞(10月11日選考)
Updated on 2016/10/11

☐月間最優秀選手賞 
日本ライト級チャンピオン 荒川 仁人 (ワタナベ)
対象試合:9月24日「日本ライト級タイトルマッチ」6RKO勝ち
対戦相手:同級4位 塚田 祐介 (吉祥寺鉄拳8)

☐月間敢闘賞
WBOアジアパシュフィックスーパーライト級新チャンピオン 近藤 明広 (一力)
対象試合:9月13日「WBOアジアパシュフィックスーパーライト級王座決定戦」11RTKO勝ち
対戦相手:WBCアジア同級チャンピオン ジェフリー・アリエンザ (比国)

☐月間新鋭賞
該当者なし


◆表彰式◆
平成28年10月25日(火)於:後楽園ホール『DANGAN』




[見どころ!] 10月17日(月) 後楽園ホール
Updated on 2016/10/11

<東洋太平洋スーパー・ミドル級タイトルマッチ>
松本晋太郎対ジェイド・ミッチェル


 今年4月、世界挑戦経験者の清田祐三(フラッシュ赤羽)を9回負傷判定で破って戴冠を果たした松本の初防衛戦。運動量の多さを売りにするミッチェルが相手だけに苦戦が予想される。
 松本はアマチュアの全日本王者の肩書を引っ下げて08年にプロデビュー。12年と13年に清田と東洋太平洋スーパー・ミドル級王座を争ったが、初戦が7回終了TKO負け、再戦は4回TKO負けだった。3度目の正直で戴冠を果たしたわけだ。アマチュアで培った技術をベースに右ストレート、左フックなど多彩なパンチを持つ右のボクサーファイターで、このところ3連勝と調子もいい。
 挑戦者のミッチェルは14年8月にデビューとキャリアは浅いが、10戦9勝(4KO)1敗と好戦績を残している。今年7月には2度の世界挑戦経験を持つ42歳の大ベテラン、ネイダー・ハムダン(豪)にも10回判定勝ちを収めている。足で押し引きをしながら機を見て飛び込んで右クロスを被せることが多いが、パワーは感じられない。ただ、無駄な動きも含めた運動量が多いうえ、そこそこスピードもあるだけに松本にとっては戦いにくいタイプといえるかもしれない。
 まずは序盤の左ジャブの突き合いに注目したい。松本が差し勝って挑戦者を後退させるような展開に持ち込めれば防衛がみえてくるだろう。逆にミッチェルの動きに惑わされるようだと黄色信号が灯りそうだ。(原功)

松本=1985年2月17日、新潟県出身。ヨネクラジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:17戦13勝(9KO)4敗。
ミッチェル=オーストラリア出身。右ボクサーファイター型。戦績:10戦9勝(4KO)1敗。




[見どころ!] 10月13日(木) 後楽園ホール
Updated on 2016/10/11

<東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ>
竹中良対ランディ・ブラガ


 昨年8月に王座を獲得した竹中の2度目の防衛戦。1位のブラガを相手に真価が問われる試合といえる。
 竹中は2年前に天笠尚(山上)の持つ東洋太平洋フェザー級王座に挑戦。11回までリードしながら最終12回に逆転のTKO負けを喫し、そのときはベルトを腰に負けなかった。しかし、昨年8月にビンビン・ルフィーノ(比)を5回TKOで下して現在の王座を獲得した。今年4月には6回TKO勝ちで初防衛に成功している。シャープなワンツーを主武器とする右のボクサーファイター型で、タイミングのいい右は破壊力がある。WBCでは世界挑戦権のある14位にランクされている。
 挑戦者のブラガはサウスポーの10年選手で、21戦19勝(5KO)1敗1分の好戦績を残している。唯一の敗北は昨年4月、南アフリカ遠征で地元選手に僅差の12回判定負けを喫したもので、その後はフィリピンの国内王座を獲得するなど4連勝(2KO)を収めている。12回を3度、10回も3度戦いきったことがあり、スタミナもありそうだ。
 竹中は力まずに左ジャブで距離とタイミングを計り、攻め急ぐことなく右に繋げるチャンスをつくりたい。(原功)

竹中=1985年5月22日、熊本県出身。三迫ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:18戦14勝(8KO)3敗1分。
ブラガ=1987年12月21日、フィリピン出身。サウスポー。戦績:21戦19勝(5KO)1敗1分。





[見どころ!] 10月6日(木) 後楽園ホール
Updated on 2016/10/02

<日本スーパー・フライ級王座決定戦>
中川健太対木村隼人


 石田匠(井岡)が返上して空位になった王座の決定戦。31歳にして初の大舞台となる中川と、16歳のときにタイでプロデビューし、11年間に33戦を経験してきた木村。軽量級ながらKO決着濃厚なカードといえる。
 中川はデビューは木村よりも早い04年だが、翌05年から11年まで6年のブランクがあるため試合数は15戦(12勝9KO2敗1分)と木村の半数以下に留まっている。左ストレートに威力のあるサウスポーの強打者で、9KOのうち3ラウンドKOが7度、4ラウンドKOが2度というデータが残っている。ペースアップしたところで相手を捕まえているといえるかもしれない。
 対する木村は十代のときに韓国王座やWBOアジア・パシフィック暫定王座などを獲得したが、以後は冠のある試合では4連敗を喫している。日本王座は昨年9月の石田戦(10回判定負け)以来2度目の挑戦となる。スピードを身上とする右のボクサーファイター型で、こちらも25勝のうち16KOとパンチは切れる。タイ(5度)、韓国(9度)、フィリピン(3度)とキャリアの半分を異国で戦ってきており、経験値は高い。反面、受けに回ると心許ないところがあり、それが出世の妨げになってきたともいえる。また、マーロン・タパレス(比=現WBO世界バンタム級王者)らサウスポーの実力者相手に4敗を喫しているデータも気にかかる。
 序盤の焦点は、中川の左に対し木村がどう反応するかという点に絞られそうだ。ここで木村が戸惑いをみせるようだと中川が一気に攻め込む可能性がある。逆に中川の動きが読まれてしまうようだと、主導権は木村が握ることになるだろう。いずれにしても序盤からKOのスリルを孕んだ展開になりそうだ。(原功)

中川=1985年8月7日、東京都出身の31歳。レイスポーツジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:15戦12勝(9KO)2敗1分。
木村=1989年6月23日、神奈川県出身の27歳。ワタナベジム所属。右のボクサーファイター型。戦績:33戦25勝(16KO)8敗。








[見どころ!] 10月1日(土) 後楽園ホール
Updated on 2016/09/23

<日本スーパー・バンタム級タイトルマッチ>
石本康隆対古橋岳也


 石本の2度目の防衛戦。両者は昨年8月に無冠同士で拳を交えており、そのときは石本が8回判定勝ちを収めている。次戦で日本王者になった石本、次戦でも敗れて連敗を喫した古橋。明暗を分けた両者だが、古橋はこの一戦で立場を逆転することができるか。
 14ヵ月前の初戦は古橋が日本1位、石本が5位という肩書だったが、8回を戦い終えて77対75、77対76、76対75の小差ながら石本がジャッジ三者の支持を取りつけた。3ヵ月半後、石本は決定戦を制して34歳にして日本王者になり、今年4月には藤原陽介(ドリーム)から2度のダウンを奪って判定勝ち、初防衛に成功している。中間距離からワンツーで切り込んで左フックに繋げる右のボクサーファイター型で、10回をフルに5度戦いきっており経験値は高い。
 対する古橋は、これが2度目の日本王座挑戦となる。初挑戦となった昨年4月の小國以載(角海老宝石)戦では10回引き分けという悔しい結果に終わっており、今回の試合で雪辱と戴冠を狙う。中間距離に身を置きながらパンチを交換する好戦的なタイプで、被弾は多いがKO負けは一度もない。石本戦を含めて一時は3試合続けて勝利を逃していたが、今年6月に8回TKO勝ちで再起を果たしている。
 ともに相手の手の内が分かっているだけに、序盤から激しいパンチの交換がみられるものと思われる。古橋が仕掛け、石本が適度に間合いを外して迎撃というパターンになりそうだが、ジャッジへのアピールが勝利を握るための重要なカギになるだろう。(原功)

石本=1981年10月10日、香川県出身。帝拳ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:36戦28勝(7KO)8敗。
古橋=1987年10月15日、神奈川県出身。川崎新田ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:26戦18勝(8KO)7敗1分。



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