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[見どころ] 24歳の王者 vs 34歳の挑戦者!世代間の戦い
Updated on 2019/07/17

7月27日(土)後楽園ホール
東洋太平洋スーパー・フェザー級タイトルマッチ
三代大訓対竹中良


 プロ転向から8戦負けなし(7勝2KO1分)の三代が、元東洋太平洋フェザー級王者の竹中の挑戦を受ける。成長を続ける24歳の王者と経験値の高い34歳のチャレンジャー。世代間の戦いだ。
 三代はアマチュアを経て17年3月にプロデビューし、ハードなマッチメークが続くなか昨年6月に現在の王座を手に入れた。初防衛戦では世界ランクにも名を連ねる国内王者の末吉大(帝拳)と互いの王座をかけて対戦。前半のビハインドを終盤で追いついて12回ドローという結果を引き出した。今年3月には44戦のキャリアを持つ元WBOアジアパシフィック王者の渡邊卓也(青木)を下して2度目の防衛を果たしている。現在はWBC24位にランクされている。
 挑戦者の竹中もアマチュア出身者で、プロでは11年以上のキャリアを持つ34歳のベテラン。4年前に東洋太平洋フェザー級王座を獲得し、約2年間に3度の防衛を果たした。ノ・サミュン(韓国)に逆転の10回KO負けでベルトを失い、2連勝勝後の今年3月には中国遠征で僅少差の10回判定負けを喫しており、これが再起戦となる。
 近況をみる限り三代有利は揺るがないところといえよう。177センチの長身から左ジャブを突いて自分の距離をつくることができれば着々と加点しそうだ。終盤にペースダウンしたケースが過去に何度かある竹中とすれば、前半で主導権を握ったうえで中盤、終盤を迎えたいところだ。(原功)

三代=1994年11月13日、島根県出身の24歳。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:8戦7勝(2KO)1分。
竹中=1985年5月22日、熊本県出身の34歳。三迫ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:24戦18勝(11KO)5敗1分。





[見どころ] 攻撃型の王者 vs サウスポーの挑戦者!序盤から主導権争いか
Updated on 2019/07/17

7月27日(土)後楽園ホール
日本バンタム級タイトルマッチ
齊藤裕太 対 鈴木悠介


 タフで攻撃型の齊藤が、1位にランクされるサウスポーの鈴木の挑戦を受ける。序盤から激しいペース争いが見られそうだ。
 齊藤は12年度の全日本新人王MVPだが、その後は武運から見離された時期があった。17年から18年にかけて3試合、勝利から遠ざかったときは引退も頭をよぎったという。そんな折り、バンタム級のトップ選手たちが相次いでトラブルに見舞われ、昨年9月に齊藤に王座決定戦のチャンスが回ってきた。ここで菊地永太(真正)に2回TKO勝ちを収め、悲願の戴冠を果たした。齊藤自身が体調を崩したため初防衛戦が先延ばしになったが、その間に暫定王者になった木村隼人(ワタナベ)と今年4月に拳を交え5回TKO勝ち。あらためて国内ナンバー1であることを証明した。
 齊藤が降って湧いたチャンスを生かして一気に国内の頂点に駆け上がったのとは対照的に、その間、鈴木は相手のトラブルや自身の負傷などで待機状態が続いた。今回、やっと出番がまわってきたという印象だ。アマチュアで78戦54勝(25KO)24敗の戦績を残してプロに転向してから7年。13戦して3敗してはいるが、これらはすべて惜敗といえるものだ。サウスポーのボクサーファイター型で、10勝のうち7KOとパンチ力もある。
 ファイター型の齊藤が仕掛けることは確実視されるが、鈴木がどう対応するかが最初のみどころといえる。正面から迎え撃つケースも考えられるが、それは王者の土俵に入ることになる。左右に圧力を逃がしながら揺さぶりをかけて迎撃する可能性が高そうだ。7試合ぶりのサウスポーとの対戦となる齊藤がどんな対策を立てて臨むかという点もカギのひとつといえよう。(原功)

齊藤=1987年9月2日、神奈川県出身の31歳。花形ジム所属。右ファイター型。戦績:24戦12勝(9KO)9敗3分。
鈴木=1988年12月13日、茨城県出身の30歳。三迫ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:13戦10勝(7KO)3敗。




【日本女子育成ランキング】
Updated on 2019/07/12

 JBC (日本ボクシングコミッション)より最新版が発表されました。🥊




【2019年度東日本新人王トーナメント】
Updated on 2019/07/11

🏆フェザー級とライト級が更新されました🥊



【2019年6月度月間賞(7月8日選考)】
Updated on 2019/07/08

🏆最優秀選手賞

日本ミニマム級チャンピオン 田中 教仁(三迫=写真)
対象試合:6月13日「日本ミニマム級タイトルマッチ」10R判定勝ち
対戦相手:同級8位 春口 直也(橋口)

🏅敢闘賞
日本フライ級チャンピオン 中谷 潤人(M.T)
対象試合:6月1日「オープン10回戦」1RKO勝ち
対戦相手:比国バンタム級8位 フィリップ・ルイス・クエルド(比国)

🏅新鋭賞
高山 涼深(ワタナベ)
対象試合:6月25日「オープン6回戦」1RTKO勝ち
対戦相手:チャン・インス(韓国)

◆表彰式◆
2019年8月8日(木)於:後楽園ホール『ダイヤモンドグローブ』




[見どころ] 王者同士が対決 序盤からテンポの速い攻防か
Updated on 2019/07/04

7月12日(金)後楽園ホール
WBA女子世界フライ級タイトルマッチ
藤岡奈穂子 対 天海ツナミ


 女子の世界王座を5階級にわたって獲得している藤岡と、2階級を制覇した実績を持つ天海が拳を交える。藤岡が持つWBA女子世界フライ級王座に天海が挑む構図だが、スピード感あふれる試合が見られそうだ。
 藤岡は09年9月に36歳でプロデビューし、10年間で20戦18勝(7KO)2敗の戦績を残している。ミニマム級からバンタム級までの5階級制覇を成し遂げており、日本の女子ボクシング界のエースといえる存在だ。
 対する天海はJBC公認前の05年6月にキャリアをスタートさせており、14年間で積み上げた総戦績は38戦26勝(15KO)12敗。KO率は39%と高い。12年から15年にかけて5連敗を含め11戦3勝8敗というスランプも経験したが、16年以降は6戦5勝(5KO)1敗と調子を取り戻している。
 ともに攻撃力に自信を持っており、スタートから主導権掌握を狙ってテンポの速い攻防が展開されそうだ。(原功)

藤岡=1975年8月18日、宮城県出身の43歳。竹原&畑山ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:20戦18勝(7KO)2敗。
天海=1984年8月13日、沖縄県出身の34歳。山木ジム所属。右ボクサーファイター型。JBC公認後の戦績:25戦16勝(11KO)9敗。





[見どころ] 元王者同士が返り咲きをかけて対戦 前半KO決着も
Updated on 2019/07/04

7月9日(火) 後楽園ホール
東洋太平洋ミドル級王座決定戦
細川チャーリー忍 対 太尊康輝


 野中悠樹(井岡弘樹)が返上して空位になった東洋太平洋ミドル級王座の決定戦。細川は野中の前の第51代王者で、一方の太尊はさらに2代前の第49代の王者だ。どちらが再びベルトを腰に巻くのか。
 細川はデビューから4戦目までに2敗を喫したが、以後は11戦9勝2敗と勝率を上げている。この9勝はすべてKO(TKO)によるもので、67パーセントのKO率が示すように攻撃力が売りの選手だ。昨年9月に秋山泰幸(ワタナベ)を11回TKOで破って戴冠を果たしたが、今年2月の初防衛戦でサウスポーの野中に競り負けて王座を明け渡した。これが再起戦でもある。
 対する太尊は16年11月に東洋太平洋王者になり2度の防衛を果たしたが、17年12月に秋山に5回TKO負けを喫して無冠に戻った。その後、角海老宝石ジムに移籍して今年4月に2回TKO勝ちで再起を果たしている。190センチの長身サウスポーで、こちらも14勝のうち12KOとパンチ力には自信を持っている。
 細川が距離を潰すために前進し、大柄なサウスポーの太尊が左ストレートを中心に迎え撃つ展開が予想される。野中戦に続くサウスポーとの対戦となる細川は相手の可動範囲を狭めることができるかどうか。前戦の反省を生かして戦うことができれば勝利が見えてくるだろう。太尊は左に繋げる前に右ジャブで相手をコントロールすることができるかどうか。このあたりが勝利のカギになりそうだ。歯車が噛み合えば前半の決着も考えられる。(原功)

細川=1984年8月22日、宮崎県出身の34歳。金子ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:15戦11勝(10KO)4敗。
太尊=1993年1月23日、大阪府出身の26歳。角海老宝石ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:19戦14勝(12KO)3敗2分。




【宣言】
Updated on 2019/06/21

 ボクシングは最古のオリンピック種目の一つであり、また他の単なるショービジネス的競技とは一線を画して、長い歴史の中でスポーツとして認知されてきたプロ競技でもある。 我々各団体はこれまで、ボクシングがそうした競技スポーツであるという自負を持って、世界諸団体とも協働しながら、安全性重視の姿勢等に基づき、公平・公正なルールを策定し、その運営に努めてきた。しかるに、近時「ボクシング」、「ボクシングルール」などの名の下、商業性のみを追求する一方、安全性を軽視し、公平・公正とは言い難い運営をするイベント、企画等(「非ボクシングイベント等」)が散見される。これらは、競技スポーツとしてのボクシングに長年にわたり寄与し、発展させてきた我々各団体の努力を踏みにじるものであり、看過できるものではない。また、安全性、健康管理上も極めて重大な危惧がある。スポーツ文化を守り、ボクシングの健全な発展を改めて期するため、我々は下記の通り宣言する。

1 非ボクシングイベント等には関与、協力しない。
2 非ボクシングイベント等の不当性を、今後も世論に訴え続ける。
3 非ボクシングイベント等に参加した格闘技選手等が、我々各団体が定める手続きを経た上で、競技スポーツとしてのボクシングに参加することについては、門戸を開放し、これを歓迎する。

以上




【7月のスケジュール】
Updated on 2019/06/26

 7月は1日からいきなり日本タイトルマッチ!9日にもOPBF東洋太平洋王座決定戦が行われ、12日は東西で男女合計4試合のタイトルマッチが行われます(うち3試合が世界戦)。27日にもさらに3試合のタイトルマッチ。月末には東日本新人王トーナメントの準々決勝を迎えます。




[見どころ] 井上は進化と真価を見せられるか
Updated on 2019/06/24

7月1日(月)後楽園ホール
日本スーパーライト級タイトルマッチ
井上浩樹 対 池田竜司


 今年4月、バレンタイン細川(角海老宝石)に10回判定勝ちを収めて日本スーパーライト級王座を獲得した井上の初防衛戦。ここ2戦連続でKOを逃している井上が、下位ランカーの池田を相手に進化と真価を見せることができるか。
 井上尚弥&拓真のいとことしても知られる井上はアマチュアを経て15年12月にプロデビュー。強打とテクニックで順調に13個の白星を重ねてきた。3ヵ月前の戴冠試合は前半こそ五分に近い内容だったが、中盤以降はスピードと距離、スキルを生かしたボクシングで着々と加点。97対93、98対92、98対92と明確な差をつけて勝利を収めた。ただ、ここ2試合は慎重になり過ぎる傾向があり、やや迫力を欠く傾向がみられる。国内では追われる身だが、その先を睨んだときはアピールが必要な立場でもある。迫力ある攻撃に期待したいところだ。
 挑戦者の池田は7年のキャリアで22戦(14勝9KO5敗3分)を経験しているが、国内王座挑戦は初めてとなる。17年10月にオーストラリアでWBAオセアニア王座やWBOオリエンタル王座、WBC暫定アジア王座などがかかった試合に出場したことはあるが、地元のサウスポーに8回負傷判定負けを喫している。この試合を含め直近の8戦は3勝(2KO)3敗2分だ。右のボクサーファイター型で、組み立てが単調なところがあるが、やや変則的な動きから強振する左右とアッパーはパワフルだ。
 体格に加え攻防の幅でも勝るサウスポーの井上が距離を保ちながら右ジャブで探り、挑戦者が飛び込む機会をうかがう展開になりそうだ。池田の強打には十分な注意が必要だが、総合力で上回る井上が有利といえる。池田がサウスポー相手に戸惑いをみせるようだと中盤あたりにヤマが訪れる可能性も。(原功)

井上=1992年5月11日、神奈川県出身の27歳。大橋ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:13戦全勝(10KO)。
池田=1995年5月31日、広島県出身の24歳。竹原&畑山ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:22戦14勝(9KO)5敗3分。



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