ボクシングニュース



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[見どころ!] 6月13日(月) 後楽園ホール 
Updated on 2011/06/07

<日本ライト級タイトルマッチ>        
荒川仁人対生田真教
   

 荒川は昨年4月、近藤明広(日東)に判定勝ちを収めて日本ライト級王座を獲得。これが3度目の防衛戦となる。WBA6位、WBC9位に名を連ねる世界ランカーでもあり、ここは近い将来を見据えて圧勝が求められるところだ。
 6年前の全日本新人王でもある荒川はサウスポーの頭脳派テクニシャン。19勝中13のKOがあることでも分かるように、強打の持ち主でもある。特に長短とイン、アウトを織り交ぜた左は多彩だ。
相手にとってそれ以上に厄介なのは、先手先手と打ち込んでくる右のリードブローかもしれない。近い将来を見据え2月にはWBA世界ライト級タイトル戦(ミゲール・アコスタ対ブランドン・リオス
※リオスがTKO勝ち)をラスベガスまで偵察に行き、5月にはメキシコでトレーニングをこなしてきた。身につけた技術と強打に欲が加わったといえる。
 挑戦者の生田は、荒川と同じ04年デビューの29歳。試合数も近く、単純なキャリアという点では大差はない。しかし、対戦相手の質やタイトル戦経験の有無という点では王者に決定的な差をつけられている。ランク入りして半年、まだ最長で8回までしか戦ってことがなく、その点も不安材料といえる。
 荒川の圧倒的有利は当然だが、このところ3戦中2試合で序盤に不用意にパンチを浴びてダウンを喫するなど、やや安定感を欠いているのも事実。サウスポーとの対戦に慣れている生田とすれば、早い段階で王者のリズムを崩しておきたいところ。荒川が徐々にペースを上げるタイプであることを考えると、生田は前半に勝負をかけたい。(原功)

荒川=1981年12月23日、東京都出身。八王子中屋ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:21戦19勝(13KO)1敗1分
生田=1981年9月25日、新潟県出身。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:22戦14勝(7KO)7敗1分




[見どころ!] 6月6日(月) 後楽園ホール   
Updated on 2011/06/02

<OPBF女子スーパー・フライ級タイトルマッチ>
山口直子対リアントン・ロングレアーンギラゴート


 今年1月、メキシコでアナ・アリア・トーレス(メキシコ)の持つWBC王座に挑んで判定負けを喫した山口の再起戦。世界再挑戦を目指すためにも大事な試合といえる。
 山口のプロ活動は今秋で節目の10年となる。22戦16勝(14KO)3敗3分の戦績が示すとおりの強打者で、パンチは左右とも重量感がある。保持するOPBF王座は昨年2月、藤本りえ(協栄)を9回TKOに下して獲得。今回が3度目の防衛戦となる。
 挑戦者のリアントンは12戦7勝3敗2分の18歳。初来日とあって身長162センチという以外は個々の戦力データは不明だが、KO勝ちがないところをみるとパワーでは山口に及ばないと判断して差し支えないだろう。
 山口は序盤こそ偵察に時間を割くかもしれないが、ラウンドを重ねるごとに経験とパワーの違いを見せつけそうだ。(原功)

山口=1978年4月25日、三重県出身。白井・具志堅ジム所属。右ボクサーファイター型。JBC公認後の戦績:10戦8勝(8KO)2敗
リアントン=1992年6月15日、タイ国出身。戦績:12戦7勝3敗2分





[見どころ!] 6月4日(土) 後楽園ホール
Updated on 2011/05/30

<日本フライ級タイトルマッチ>        
五十嵐俊幸対吉田拳畤
                

 今年2月、小林タカヤス(川島)との王座決定戦を鮮やかな3回TKOで制して戴冠を果たした五十嵐の初防衛戦。乱戦型ファイターの元王者、吉田をどうさばくか注目だ。
 アテネ・オリンピックに出場したこともある五十嵐はテクニックには定評があったが、決め手に欠ける傾向があったのも事実。プロデビューから引き分けを挟んで7連勝(5KO)で日本フライ級暫定王座を獲得したが、大学(東農大)の先輩でもある清水智信(金子)との統一戦では判定負け。一気に突き抜けることができなかった。しかし、その後は小林戦を含めて6連勝(5KO)と快進撃を続けている。以前よりも間合いを小さくして攻撃の意識を高めた感があり、それが奏功しているといえよう。
 現在、五十嵐はWBA、WBCともフライ級3位に名を連ねており、早ければ年内にも大きなチャンスが訪れる可能性がある。今回の試合は単なる国内タイトルの防衛戦という以上に、大事な意味を持つことになる。
 挑戦者の吉田は99年1月にプロデビューした34歳のベテラン選手。キャリア初期に3連敗、3年前にも3連敗を喫するなど挫折も多いが、KO(TKO)負けからは10年以上も無縁のタフガイとしても知られる。また、バッティングの多い選手としても有名で、出血のみならず減点を科された経験も多い。負傷判定決着も4度経験している。タフでラフなファイターといえる。
 スピード、テクニック、パンチの切れなど個々の戦力では五十嵐が勝っている。加えてサウスポーというアドバンテージもある。左ストレートと右フックを巧みにつかって相手をコントロール、着実に加点していく姿を想像することは難しくないが、その一方で距離を潰されて苦戦するケースも考えられる。
 ともに早い段階で仕掛けて出ることが考えられるだけに、試合は初回から速いテンポで進みそうだ。(原功)

五十嵐=1984年1月17日、秋田県出身。帝拳ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:15戦13勝(10KO)1敗1分
吉田=1977年2月10日、鹿児島県出身。ワタナベジム所属。右ファイター型。戦績:27戦17勝(5KO)9敗1分




下田が米国で初防衛戦
Updated on 2011/05/16

佐々木はライト級でソトに挑戦

 16日、帝拳ジムは下田昭文、佐々木基樹、ホルヘ・リナレスの所属3選手の次戦の発表会見を行った。
WBA世界スーパー・バンタム級チャンピオンの下田は7月9日(日本時間10日)、米国ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォークホールで初防衛戦を行うことになった。相手はWBAの指名挑戦者リコ・ラモス(米=19戦全勝10KO)。
 また、OPBF東洋太平洋スーパー・ライト級チャンピオンの佐々木は6月25日(日本時間26日)、メキシコでWBC世界ライト級チャンピオンのウンベルト・ソト(メキシコ)に挑戦が決定。
 さらに元2階級制覇チャンピオン、リナレスは5月28日(日本時間29日)、メキシコのマザトロン元世界ランカーのフランシスコ・マザトラン(コロンビア)とノンタイトル10回戦を行う。

 会見に臨んだ下田は「ラモスはスピードがあって思いきりのいい選手。プレッシャーのかけ合いになると思う」と話した。
 35歳にして2度目の世界挑戦となる佐々木は「3階級制覇の有名なチャンピオン。相手に不足はない」と意気込みを語った。
 年内にも3階級制覇を目論むリナレスは「いつでも、どこでも、誰とでも戦う準備はしてある。いまはライト級がベストなので、今度もスピードを生かして戦う」と抱負を口にした。

 なお、下田の試合は当日(10日)、WOWOWが生中継を予定している。




[見どころ!] 5月19日(木) 後楽園ホール
Updated on 2011/05/12

<OPBF&日本スーパー・ウェルター級タイトルマッチ> 
チャーリー太田対湯場忠志
            

 59年前の1952年5月19日、白井義男氏がダド・マリノ(米)を破って日本に初の世界タイトルをもたらしたのを記念して設けられた「ボクシングの日」。昨年に続くイベントのメインが、このチャーリー対湯場の再戦だ。
 昨年9月、両者は今回と同じ立場で拳を交え、チャーリーが3対0の小差判定勝ちを収めている。中盤まではジャッジの見解が分かれる微妙なラウンドが続いたが、終盤にチャーリーが抜け出して優勢をアピール。116対113(二者)、115対114の判定をものにしている。
 その後、チャーリーは今年1月に丸元大成(グリーンツダ)を一方的な6回TKOに退け2冠をキープ。湯場も同じ日に細川貴之(六島)を8回判定で下して再起を果たしている。
 前戦の結果と近況からチャーリー有利は動かしがたいところ。前回は相手を警戒するあまり中盤までセーブした感もあったが、手の内が分かっている今回は早い段階で攻勢に出る可能性も十分ある。踏み込むことで湯場の距離を潰し、パワフルな左右でKOを狙う策に出るかもしれない。
 日本初の国内タイトル4階級制覇を狙う湯場は、長身とサウスポーの利点を生かして中長距離での戦いを心がけることだろう。切り札の左ストレートに繋げるためにも右のジャブがカギを握ることになりそうだ。
 距離を潰したいチャーリー、キープしたい湯場。序盤から距離を巡る激しい主導権争いが展開されるだろう。(原功)

チャーリー=1981年8月24日、米国出身。八王子中屋ジム所属。
   右ボクサーファイター型。戦績:18戦16勝(11KO)1敗1分
湯場=1977年1月19日、宮崎県出身。都城レオスポーツ所属。左ボクサーファイター型。戦績:46戦38勝(28KO)6敗2分




[見どころ!] 5月18日(水) 後楽園ホール
Updated on 2011/05/12

<OPBF東洋太平洋スーパー・フライ級王座決定戦>  
赤穂亮対フレッド・マンドラビー
        

 粉川拓也(宮田)が返上したタイトルの決定戦。日本とOPBF東洋太平洋両方のランキングでスーパー・フライ級1位の肩書を持つ赤穂がOPBFタイトルを狙ってマンドラビーと拳を交える。無敗対決を制して初戴冠を果たせるか。
 赤穂は05年2月のプロデビュー後、6年で17戦15勝(9KO)2分のレコードを残している24歳。09年12月に中広大悟(広島三栄)の持つ日本タイトルに挑戦したことがあるが、このときは引き分けに終わっている。気持ちを前面に出して戦う右のボクサーファイター型で、左フックを得意としている。中広戦では序盤の出遅れを中盤と終盤にカバーするなどスタミナもある。
 一方のマンドラビーは06年1月にプロデビューした23歳。こちらも13戦12勝(6KO)1分と無敗だ。4戦目でオーストアリア国内バンタム級タイトルを獲得し、2度防衛後の昨年8月には1階級下のスーパー・フライ級タイトルも獲得、逆2階級制覇を成し遂げている。しかし、まだ力量を計れる著名どころとの対戦は皆無だ。
 無敗をキープするホープ同士の対決だけに、溌剌としたエネルギッシュな攻防が見られそうだ。赤穂は左フックを軸にした攻撃で主導権を握り、そのまま勢いに乗りたい。(原功)

赤穂=1986年7月2日、栃木県出身。横浜光ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:17戦15勝(9KO)2分
マンドラビー=1987年11月18日、オーストラリア出身。戦績:13戦12勝(6KO)1分




■平成23年4月度月間賞(5月6日選考)
Updated on 2011/05/06

月間最優秀選手賞
 日本スーパーフライ級チャンピオン
 佐藤 洋太 (協栄)
 対象試合:4月9日「第32回チャンピオンカーニバル/日本Sフライ級タイトルマッチ」判定勝ち
 対戦相手:WBC世界同級4位 河野公平(ワタナベ)

月間敢闘賞
 OPBF東洋太平洋・日本ウェルター級新チャンピオン
 渡部あきのり (協栄)
 対象試合:4月11日「第32回チャンピオンカーニバル/OPBF東洋太平洋・日本ウェルター級タイトルマッチ」2RKO勝ち
 対戦相手:前チャンピオン 井上 庸(ヤマグチ土浦)

月間新鋭賞
 日本ミドル級2位
 カルロス・リナレス (帝拳)
 対象試合:4月20日「オープン8回戦」1RTKO勝ち
 対戦相手:大橋寛志(京拳)

表彰式
6月3日(金)於:後楽園ホール『第68回東日本新人王予選』




[見どころ!] 5月17日(火) 後楽園ホール
Updated on 2011/05/06

<WBA女子世界スーパー・フライ級タイトルマッチ>          
天海ツナミ対ペッチサイルーン・ルークサイコンディン
  

 2年前の戴冠後、圧倒的な強さを見せつけて3度の防衛を重ねてきた天海。今回もその座は揺るぎそうもない。
 天海は攻撃型の選手といえるが、技術面でも卓越したものを有している。昨年12月の藤本りえ(協栄=引退)とのV3戦では速いジャブを多用して付け入る隙を与えず、接近してからは多彩なブローを浴びせて挑戦者をギブアップさせている。スタミナ配分も巧みで、現時点では死角は見当たらない。
 挑戦者のペッチサイルーンはJBCによると23戦13勝10敗。昨年9月には山口直子(白井・具志堅)に計3度のダウンを喫して3回TKO負けしている。
 天海が何ラウンドで仕留めるかに注目が集まる試合といえよう。(原功)

天海=1984年8月13日、沖縄県出身。山木ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:19戦16勝(5KO)3敗
ペッチサイルーン=1989年9月20日、タイ国出身。戦績:23戦13勝10敗




[見どころ!] 5月16日(月) 後楽園ホール 
Updated on 2011/05/06

<OPBF女子フライ級タイトルマッチ>      
四ヶ所麻美対真道ゴー
            

 四ヶ所にとっては3度目の防衛戦となる。長身の強打者、真道との試合はチャンピオンとしての真価と自身の進化を問われる一戦になりそうだ。
 四ヶ所は攻防ともに高い次元で戦力がまとまった万能型といえる。
ボクシングもファイトもこなせる戦力を備え、アマチュアの25戦も含めて経験も十分。世界挑戦に名乗りを挙げるためにも存在感を示すような印象深い戦いが要求される。
 挑戦者の真道はチャンピオンよりも8歳若い23歳。3年前のプロデビュー後、8戦7勝(6KO)1敗という高いKO率を残している。168センチの長身と恵まれたリーチを生かしたボクシングが身上。主武器は左ジャブと右ストレート。念願の王座挑戦ということで高いモチベーションを持ってリングに上がることだろう。
 試合はジャブの刺し合いでスタートしそうだ。タイトル初挑戦、後楽園ホール初登場の真道が臆することなく立ち向かえれば勝負の行方は混沌としそうだ。経験値で勝る四ヶ所は序盤で流れを掴んでプレスするパターンに持ち込みたい。(原功)

四ヶ所=1979年10月17日、東京都出身。フラッシュ赤羽ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:6戦5勝(3KO)1敗
真道=1987年7月18日、和歌山県出身。クラトキジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:8戦7勝(6KO)1敗




[見どころ!] 5月16日(月) 後楽園ホール
Updated on 2011/05/06

<日本ライト・フライ級王座決定戦>                     
家住勝彦対黒田雅之
                              

 井岡一翔(井岡)が世界戦を前に返上した王座の決定戦。当初は3月22日に予定されていたが、東日本大震災の影響で2ヵ月延期された。家住が勝てばOPBF東洋太平洋王座に続くベルト奪取、黒田が勝てば自身にとっても新田ジムにとっても初の王座獲得となる。
 家住は40戦29勝(19KO)8敗3分の戦績が示すとおりの強打者で、一発一発のパンチの破壊力は軽量級ばなれしている。特に序盤の強さは折り紙つきといえる。19KO中、3回までの決着が実に18度を数える速攻型なのである。その一方、8敗のうち4敗がKO(TKO)によるもので、耐久力に課題を残していることが数字からも分かる。以前はスタミナにも不安を抱えていたが、タイトルと縁ができたこの2年は、8回TKO勝ち、12回判定勝ち、6回負傷判定勝ち、8回TKO負け、8回判定勝ちと続けて長丁場を戦い、全体的な経験値を上げている。
 対する黒田は家住よりも6歳若い24歳。こちらも21戦18勝(12KO)3敗と軽量級とは思えない高いKO率を残している。このクラスにしては167センチの長身で、体格を生かしたワンツーを主武器とする正統派のパンチャーだ。右ストレートと返しの左フックは一発でKOする破壊力を秘めている。こちらも3回以内のKO(TKO)勝ちを9度も記録している。以前は後手に回ると空回りする傾向がみられたが、この1年ほどで課題を克服した感があり、成長のあとがみられる。
 ともに軽量級を代表するハードパンチャーだけに、1ラウンドから目の離せない緊迫した試合になりそうだ。ここに来て自分の必勝パターンを身につけた感のある黒田がやや有利か。左ジャブを突いて主導権を掌握、家住の集中力を削いで右から左の返しを狙う展開に持ち込めば戴冠が見えてくる。家住はサイドに動きながら素早く飛び込み、早い段階で右クロスを叩き込んでペースを奪いたいところ。スリリングな攻防が展開されそうだ。(原功)

家住=1980年6月15日、東京都出身。レイスポーツジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:40戦29勝(19KO)8敗3分
黒田=1986年7月17日、東京都出身。川崎新田ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:21戦18勝(12KO)3敗



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