ボクシングニュース



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【見どころ】経験値と決め手で勝る井岡のKO防衛が濃厚
Updated on 2019/12/20

12月31(火)大田区総合体育館
WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ
井岡一翔 対 ジェイビエール・シントロン



 今年6月に日本のジム所属選手として初の世界4階級制覇を成し遂げた井岡が、その初防衛戦でWBO1位の指名挑戦者シントロンを迎え撃つ。高度な技術戦が見られそうだが、経験値と決め手で勝る王者のKO防衛が濃厚だ。
 井岡は11年2月にミニマム級王座、12年12月にライトフライ級王座、15年4月にフライ級で世界王座を獲得。そして半年前の決定戦でアストン・パリクテ(フィリピン)を10回TKOで下して現在の王座を手に入れた。10年のプロキャリアで26戦24勝(14KO)2敗の戦績を残しているが、そのうち17戦は世界王座のかかった試合だ(15勝9KO2敗)。加えてマカオ(中国特別行政区)やアメリカのリングで戦ったこともあり、総合的な経験値は高い。先のパリクテ戦では長身の強打者を相手に巧みな戦い方を披露し、勝負どころで一気に詰めてみせた。
 挑戦者のシントロンはアマチュア時代に12年ロンドン大会、16年リオデジャネイロ大会と2度の五輪出場を果たしたあと17年4月にプロに転向。2年8ヵ月のキャリアで12戦11勝(5KO)1無効試合という戦績を残している。今年5月の江藤光喜(白井・具志堅)戦では偶然のバッティングで“ダウン”。リング内を弱々しく遊泳するシーンが印象的だったが、2ヵ月半後の再戦ではダウンを奪って10回判定で完勝している。シントロンはサウスポーのボクサー型で、足をつかいながらスピードに乗った左右を繰り出すタイプといえる。
 王者がガードを高く上げた構えで圧力をかけながら様子を探り、挑戦者がフットワークを駆使しながら距離を保とうとする展開でスタートしそうだ。まずは井岡の左ジャブ、シントロンの右ジャブと互いの位置どりに注目したい。井岡がサウスポーと対戦するのはプロでは6度目だが、13年5月以来6年半ぶりとなる。そのあたりに一抹の不安は残るが、前半で相手の可動範囲を狭めるような動きができれば、踏み込んで打つ右ストレートや左ボディブローが機能しそうだ。その延長線上にKO防衛が見えてくるものと思われる。(原功)

井岡=1989年3月24日、大阪府出身の30歳。Reason大貴ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:26戦24勝(14KO)2敗。
シントロン=1995年2月8日、プエルトリコ出身の24歳。左ボクサー型。戦績:12戦11勝(5KO)1無効試合。




【見どころ】油断は禁物……だが王者・田中が圧倒か
Updated on 2019/12/20

12月31日(火)大田区総合体育館
WBO世界フライ級タイトルマッチ
田中恒成 対 ウラン・トロハツ



 昨年9月に木村翔(青木)を破って3階級制覇を成し遂げた田中が、3月、8月に続いて今年3度目の防衛戦に臨む。油断は禁物だが、スピードとテクニックで挑戦者を圧倒しそうだ。
 田中はプロ転向1年半後の15年5月に国内最速記録となる5戦目でWBO世界ミニマム級王座を獲得し、翌16年12月にライトフライ級、そして15ヵ月前にフライ級と3階級を制覇してきた。8度の世界戦のなかには圧勝もあるが、今年8月のV2戦のように相手にポイントでリードを許したなかでの逆転KO(TKO)勝ちもある。秀でたスピードとテクニックを持ちながら瞬間的に集中力を欠くことがあり、そこに被弾してダウンを喫することがある。そのため良くも悪くもスリリングな試合が多い。
 挑戦者のトロハツは中国のウイグル地区ウルムチ出身のボクサーで、2年前には来日して後楽園ホールで試合をしたこともある。そのときは6回引き分けに終わったが、18年以降は8連勝(5KO)をマーク。今年3月にはプロで4連勝をマークしていた山内涼太(角海老宝石)とWBAインターナショナル王座の決定戦で拳を交え、12回判定勝ちを収めている。3回に右アッパーで山内を倒したものの6回には自分もカウントを聞かされるというダウン応酬の試合だった。トロハツについて山内は「体力があり、ディフェンスも巧い。思ったよりパンチもあった」と話している。
 ガードを高く上げながらトロハツが前進、田中が左ジャブを突きながら迎え撃つ展開が予想される。スピードとテクニックで勝る田中が加点しながらKOのチャンスを探ることになりそうだが、トロハツの左右フック、至近距離で突き上げる右アッパーは要注意といえる。(原功)

田中=1995年6月15日、岐阜県出身の24歳。畑中ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:14戦全勝(8KO)。
トロハツ=1993年3月5日、中国出身の26歳。右ボクサーファイター型。戦績:17戦13勝(6KO)3敗1分。




【見どころ】年齢差10歳の世代間世界戦
Updated on 2019/12/20

12月31日(火)大田区総合体育館
WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ
吉田実代 対 シー・リーピン


 トリプル世界戦の先陣を切り、6月に戴冠を果たした吉田が初防衛戦に臨む。
 吉田は14年5月にプロデビューし、2年前に日本女子バンタム級王座、18年には東洋太平洋バンタム級王座を獲得。そして今年6月の決定戦を制して世界女王となった。14戦(13勝1敗)してKO勝ちはないが、その分、スタミナ面の心配はなさそうだ。
 挑戦者のシーは17年8月のプロデビューから7戦5勝(2KO)2敗の戦績を残している21歳。このところ3連勝(1KO)と調子を上げている。
 経験値で勝る吉田がベルトを守るのか、それとも若く勢いのあるシーが戴冠を果たすのか。序盤から主導権争いが繰り広げられそうだ。(原功)

吉田=1988年4月12日、鹿児島県出身の31歳。EBIS K`S BOXジム所属。戦績:14戦13勝1敗。
シー=1998年5月12日、中国出身の21歳。戦績:7戦5勝(2KO)2敗。




【年末イベント】歴史的!小中学生で「プロアマ王座統一戦」
Updated on 2019/12/16

 12月26日、東京の墨田区総合体育館では、日本の「アマチュアボクシング」を統括する日本ボクシング連盟による中学・高校・大学の3世代の「チャンピオン対決」が行われます。その最初のプログラムは、第1回大会で井上尚弥ら後のスター選手を発掘・輩出した本協会の小中学生育成プログラム『U-15』の進化版となるJCL(ジュニア・チャンピオンズ・リーグ)の今年度チャンピオンと、日本ボクシング連盟が同じ年齢層を対象に開催してきた『UJ(アンダージュニア)』の全日本大会チャンピオンが対決します。「対決」という形のプロ・アマの交流・連携は日本のボクシング史上、類を見ない歴史的行事となります。開会式は10時で入場無料です。ぜひその「目撃者」となってください!競技は中学生男子が11階級、中学生女子が7階級のトータル18階級です。



【見どころ】KO率80%の24歳を迎えて初防衛戦に臨む村田
Updated on 2019/12/15

12月23日(月)横浜アリーナ
WBA世界ミドル級タイトルマッチ
村田諒太 対 スティーブン・バトラー


 今年7月、ロブ・ブラント(米国)を豪快な2回TKOで下してWBA世界ミドル級王座を奪回した村田が、KO率80パーセントの若武者、バトラーを相手に再戴冠後の初防衛戦に臨む。KO決着が期待されるカードだ。
 村田は昨年10月、米国ネバダ州ラスベガスでブラントを相手にV2戦に臨んだが、挑戦者のスピードと手数に強打を封じられ判定負け、ベルトを失った。しかし、背水の陣で臨んだ再戦では早めにエンジンを全開、2回に強打をまとめて打ち込んでレフェリー・ストップに持ち込んだ。世界的に層の厚い階級で返り咲きを果たしたわけだが、「満足はしていない。もっと大きな夢への一歩にしたい」と先を睨んでいる。今回の試合に関しては「前回の試合(ブラントとの再戦)で自分のスタイルは確立できたと思う。あんな戦い方になると思う」と話している。
 挑戦者のバトラーは村田よりも9歳若い24歳で、今回の試合が決まる前はWBOで1位にランクされていた。一時は指名挑戦者としてWBO王座に挑む計画も出ていたが、標的を村田に変えて黒いベルト(WBA)を狙うことになった。最新のWBAランキングでは8位に入っている。バトラーは村田と同じ183センチの長身で、中長距離から速い右ストレートを打ち込んでくるパンチャー型といえる。村田は「好戦的なイメージだったが、足をつかってくる可能性もあるので先入観は持たないようにする」と話している。
 村田はブラントとの再戦のように早めにエンジンをかけ、相手にプレッシャーをかける展開に持ち込みたい。ガードを固めて前に出ることでバトラーが得意とする距離を潰してしまえば主導権は握れるはずだ。そうなればパワフルな右や左ボディブローを叩き込んでKOに持ち込むことができるだろう。ただ、バトラーの右ストレートには常に注意が必要だ。(原功)

村田=1986年1月12日、奈良県出身の33歳。帝拳ジム所属。右ファイター型。戦績:17戦15勝(12KO)2敗。
バトラー=1995年9月2日、カナダ出身の24歳。右ボクサーファイター型。戦績:30戦28勝(24KO)1敗1分。




【見どころ】37歳の王者 vs 36歳の挑戦者!ベテラン対決
Updated on 2019/12/15

12月23日(月)横浜アリーナ
IBF世界フライ級タイトルマッチ
モルティ・ムザラネ対八重樫東


 すでに3階級制覇を成し遂げている八重樫が、フライ級で2度目となる戴冠を狙ってムザラネに挑む。37歳のムザラネがキャリア19年、36歳の八重樫がキャリア14年、経験値の高いベテラン同士のカードだけに駆け引きを交えた好勝負が期待できる。
 八重樫はミニマム級(11年10月〜12年6月)、フライ級(13年4月〜14年9月)、ライトフライ級(15年12月〜17年5月)の順で世界王座を獲得したが、このところ大きな舞台から2年半遠ざかっている。この間、スーパーフライ級の体重で3連続TKO勝ちを収めている。ちなみにフライ級の体重で戦うのは4年4ヵ月ぶりとなる。世界戦だけで13試合(8勝3KO5敗)しているだけに問題はないと思われるが、まずはウェート調整を含めた当日のコンディションに注目したい。
 ムザラネは9度の世界戦(8勝5KO1敗)を含め40戦して38勝(25KO)2敗と高い勝率を誇る。09年11月〜12年の第一次政権時にはゾラニ・テテ(南アフリカ共和国)、ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)をともに5回TKOで下して防衛を果たしており、遡って再評価されている。現在の王座は昨年7月に獲得したもので、初防衛戦で坂本真宏(六島)に10回TKO勝ち、来日試合となったV2戦では黒田雅之(川崎新田)に12回判定勝ちを収めている。顔面とボディを縦ガードで守りながら執拗に左ジャブを繰り出し、射程が合うと右のクロスを打ち込む攻撃パターンを確立しており、KO率は約63パーセント高い。世界戦で日本のほか米国、イタリア、パナマ、マレーシア、中国で戦った経験を持っているのも強みだ。
 ムザラネの戦闘スタイルは今回も変わることはないとみていいだろう。ガードを固めながら圧力をかけ、左ジャブから右に繋げるボクシングを徹底するものと思われる。これに対し八重樫がどう出るか。足をつかいながらテクニック主体のボクシングでポイントアウトを狙うのか、それとも闘志を前面に出して打ち合いを挑むのか。挑戦者コーナーが練る戦略、戦術にも注目したい。(原功)

ムザラネ=1982年10月6日、南アフリカ共和国出身の37歳。右ボクサーファイター型。戦績:40戦38勝(25KO)2敗。
八重樫=1983年2月25日、岩手県出身の36歳。大橋ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:34戦28勝(16KO)6敗。




【見どころ】安定王者・寺地のV7戦!中盤にヤマ到来か
Updated on 2019/12/15

12月23日(月)横浜アリーナ
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
寺地拳四朗 対 ランディ・ペタルコリン


 当初、寺地はIBF王者のフェリックス・アルバラード(ニカラグア)との統一戦を予定していたが、試合発表後にアルバラードが体調不良を理由に対戦を辞退。そのため元WBA暫定王者のペタルコリンが寺地に挑むことになった。
 寺地は14年8月のプロデビュー時から「拳四朗」のリングネームで戦ってきたが、今回の試合から本名の「寺地拳四朗」で戦うことになった。海外メディアではSHIROなどと報じられることが少なくなかったことから「もっと世界で認知してもらえるように」との判断だという。寺地は17年5月に現在の王座を獲得し、すでに6度の防衛を果たしている。そのうち4度はKO(TKO)によるもので、いまや安定王者の域に入っているといってもいいだろう。抜群の距離感を生かした右のボクサーファイター型で、自ら攻めるだけでなくカウンターにも光るものがある。ボディ攻撃も巧みだ。
 ペタルコリンはサウスポーのボクサーファイター型で、「レーザー(カミソリ)」のニックネームを持つ。柔軟な体を巧みにつかいながら右フック、左ストレートを打ち込んでくるタイプだ。35戦という試合数だけでなく、オーストラリアや中国のリングに上がったこともあり総合的な経験値は高い。1年前にはIBF王座決定戦でアルバラードと拳を交えたが、顔面とボディを攻められて3度のダウンを喫して7回TKOで敗れている。そのあたりに攻略のヒントがありそうだ。
 挑戦者を軸に寺地が前後左右に動きながら牽制し、ペタルコリンが左ストレートを狙う展開が予想される。寺地は左ジャブで相手の出足を止め、そのうえで素早く出入りしたいところだ。王者の右のカウンターやボディブローが早い時点で決まるようだと中盤あたりで大きなヤマが訪れるかもしれない。(原功)

寺地=1992年1月6日、京都府出身の27歳。B.M.B.ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:16戦全勝(9KO)。
ペタルコリン=1991年12月31日、フィリピン出身の27歳。左ボクサーファイター型。戦績:35戦31勝(23KO)3敗1分。




【見どころ!】33度目のKO狙う渡部、挑戦者のカウンターは要注意
Updated on 2019/12/07

12月16日(月)後楽園ホール
東洋太平洋スーパーウェルター級タイトルマッチ
渡部あきのり 対 シティデット・バンティ


 渡部は8月に韓国のソウルでイ・ジュンキョン(韓国)に10回TKO勝ちを収めて王座を獲得。これが凱旋の初防衛戦となる。WBCで36位にランクされる力を見せつけることができるか。
 渡部は46戦38勝(32KO)7敗1分の戦績が示すとおりの強打者で、かつて15連続KO勝ちの日本タイ記録をマークしたこともある。通算32KOは竜反町(野口)と並ぶ日本史上7位の記録で、今回の試合でKO勝ちを収めれば5位タイに躍り出る。渡部は圧力をかけながら距離を潰して左右のフックを上下に叩きつけるファイターで、パンチは左右とも強い。反面、7敗のうち6度はKO負けと耐久面に課題を抱えている。
 挑戦者のバンティは8月の高橋拓磨(ワールドスポーツ)戦に続く後楽園ホール登場となる。高橋戦では6回KO負けを喫したが、左のカウンターなど光るものも見せた。KO率は35パーセントと渡部には遠く及ばないが、その数字以上にパワーはありそうだ。
 ファイター型の渡部が仕掛け、バンティが迎え撃つ展開が予想される。攻撃力で勝る渡部が強引に攻め落としてしまう可能性が高そうだが、挑戦者のカウンターには注意が必要だろう。(原功)

渡部=1985年7月12日、埼玉県出身の34歳。角海老宝石ジム所属。左ファイター型。戦績:46戦38勝(32KO)7敗1分。
バンティ=1990年12月21日、タイ出身の28歳。左ボクサーファイター型。戦績:17戦12勝(6KO)5敗。




2020年度新年会は一般参加が可能
Updated on 2019/12/04

 日本プロボクシング協会は来年1月16日に東京ドームホテル(東京・水道橋)で新年会を開催し、そこでは第41回チャンピオンカーニバルの発表会も行います。今回は一般ファンの参加も可能です。

日時/2020年1月16日(木) 18:30開始
場所/東京ドームホテル B1 シンシア
会費/15,000円
申込み/east-boxing@jpbox.jp

タイトルに「協会新年会参加希望」と記載し、本文に氏名・年齢・住所・電話番号を入力してください。人数に限りがあるため、応募多数の場合は、抽選にて参加者を決定いたします。
締切/12月26日 ※当落は1月6日以降にメールで返信させて頂きます。




[見どころ!] 右ストレートに定評の佐川、変則サウスポーの日野
Updated on 2019/12/03

12月12日(木)後楽園ホール
日本フェザー級タイトルマッチ
佐川遼 対 日野僚


 阿部麗也(KG大和)との決定戦を制して日本フェザー級王座を獲得した佐川が、1位に上がってきた日野を相手に初防衛戦に臨む。
破壊力のある右ストレートを持つ佐川、変則サウスポーの日野。序盤から主導権争いが見られそうだ。
 アマチュアで84戦(62勝22敗)を経験している佐川はプロ転向2戦目で2回TKO負けを喫したが、その後は阿部戦を含めて7連勝(3KO)と調子を上げている。この間、世界挑戦経験者の松本亮(大橋)にも3回TKO勝ちを収めている。特徴として右がクローズアップされることが多いが、その前に必要な距離づくりやテクニックにも優れたものがある。
 挑戦者の日野は13年10月のプロデビューから6年、16戦13勝(8KO)1敗2分の戦績を残している。この1敗は阿部に喫したもの(6回判定負け)だ。2年前、アマチュア出身で当時、日本フェザー級11位にランクされていた中澤将(大阪帝拳⇒大橋)に勝って15傑入りし、9月にJBCが発表した日本ランキングで1位に躍り出た。定型のないサウスポーで、自分から攻めて左ストレートや右フックを上下に打ち分けることもあれば、相手の攻撃を待って迎撃することもできる。相手にとっては戦いにくいタイプといえる。
 最初に注目したいのは日野の出方だ。相手のやりにくいように動き、かつボディブローを効果的に当てることができれば勝機は広がりそうだが、初の大舞台ということを過剰に意識してよそ行きのボクシングになるようだと佐川攻略は難しくなるだろう。前戦で日野と同じサウスポーの阿部に競り勝っている佐川に分のあるカードだが、戦い方しだいで挑戦者にも十分にチャンスはありそうだ。(原功)

佐川=1994年3月13日、青森県出身の25歳。三迫ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:9戦8勝(4KO)1敗。
日野=1990年9月13日、神奈川県出身の29歳。川崎新田ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:16戦13勝(8KO)1敗2分。



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