ボクシングニュース



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[見どころ!] 世界を目指す勅使河原、番狂わせ狙う21歳の入口
Updated on 2019/02/05

2月14日(木)後楽園ホール
東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ
勅使河原弘晶対入口裕貴



 17年以降の6試合で全勝5KOをマーク、実力アップと勢いを印象づけている勅使河原が、21歳のホープ、入口の挑戦を受ける。世界挑戦を視野に入れている勅使河原は、国内およびアジア圏で頭ひとつ抜けた存在であることをアピールできるか。
 勅使河原は16年10月、世界挑戦経験者の赤穂亮(横浜光)に小差の10回判定負けを喫したが、以後は快進撃を続けている。再起3戦目でバンタム級のWBOアジアパシフィック王座を獲得して2度防衛。昨年10月には空位の東洋太平洋スーパーバンタム級王座についた。現在はWBOで世界バンタム級2位、WBCではスーパーバンタム級14位にランクされている。右ストレートから左フックを返したあと連打に持ち込む攻撃型の選手で、試合は常にエキサイティングだ。強気の攻めが目立つ一方、ガードがルーズになるケースも見られる。このあたりが課題といえよう。
 挑戦者の入口は14年5月、17歳になってすぐにフィリピンでプロデビューした。その後は関西を中心に戦っているが、東京・後楽園ホール(3度)、愛知県刈谷市のリングにも上がった経験を持っている。17年8月、高橋竜平(横浜光=今年1月に世界挑戦)に競り勝って日本ランク入りを果たした。その高橋戦ではガードを固めながら圧力をかけてワンツーで攻め込み、近距離では左アッパーを繰り出してポイントを奪っている。
 攻撃型の勅使河原が積極的にプレッシャーをかけ、入口が応戦するパターンが予想される。挑戦者が臆して序盤から守勢にまわるようだと勅使河原の一方的なペースになる可能性がある。その一方、王者の攻撃が雑になった瞬間をとらえて入口が至近距離でカウンターを叩き込むことができれば番狂わせも考えられる。スタートから目の離せない試合になりそうだ。(原功)

勅使河原=1990年6月3日、群馬県出身の28歳。輪島功一スポーツジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:22戦18勝(11KO)2敗2分。
入口=1997年5月6日、兵庫県出身の21歳。エスペランサジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:13戦10勝(4KO)2敗1分。





[見どころ!] 38歳の元王者 vs 初戴冠狙う戸
Updated on 2019/02/05

2月14日(木)後楽園ホール
<日本ライトフライ級王座決定戦>
堀川謙一対戸達



 久田哲也(ハラダ)が返上して空位になった王座の決定戦。2代前の王者である38歳の堀川と、プロ8年目で初の戴冠を狙う29歳の戸が拳を交える。
 堀川は2000年4月にプロデビューしたキャリア19年のベテランで、これが国内現役選手最多の55戦目となる(38勝12KO15敗1分)。日本王座、東洋太平洋王座をはじめ地域王座戦だけで10度を経験している。フィリピン、メキシコ、タイで戦ったこともあり、また10ラウンド以上をフルに戦いきったことも10度ある。抜きん出たスピードやパワーがあるわけではないが、総合的な経験値の高い選手だ。1年半前にジムを移籍してからは6連勝、目下5連続KOと勢いを増している。
 対する戸は11戦目までは5勝(1KO)2敗4分と勝率は5割を切っていたが、ランク入りを果たした昨年4月の試合を含め直近の4戦は全勝(2KO)と好調だ。ただ、8ラウンドをフルに戦いきった経験が一度だけしかなく、スタミナやその配分といった点で不安があることは否めない。
 好戦的な戸が仕掛け、総合力で勝る堀川が様子をみながら応戦する展開が予想される。戸とすれば序盤で主導権を握り、その勢いのまま突っ走りたいところだが、ベテランの堀川がそれを簡単に許すとは思えない。戸のディフェンスの甘さを突いて堀川が徐々に流れを引き寄せ、中盤から終盤にかけて差を広げていく可能性が高いとみる。(原功)

堀川=1980年3月10日、京都府出身の38歳。三迫ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:54戦38勝(12KO)15敗1分。
戸=1989年10月26日、東京都出身の29歳。レパード玉熊ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:15戦9勝(3KO)2敗4分。





【2019年2月試合日程】
Updated on 2019/01/29

2月は26日に後楽園ホールでWBO世界ミニマム級タイトルマッチが王者ビック・サルダール vs 挑戦者・谷口将隆で行われる他、WBOアジアパシフィック戦が2試合、OPBF東洋太平洋戦が3試合、日本タイトル戦が3試合行われます🥊 8日は東京ドームホテルで2018年度の年間表彰式です🏆 その他もこれだと思ったイベントはお見逃しなく❗️




◇◆袴田事件漫画制作発表会見◇◆
Updated on 2019/01/23

 日本プロボクシング協会(JPBA)・袴田巌支援委員会では、1966年の事件発生による死刑確定から半世紀、「無実」を訴え続けてきた袴田事件を分かりやすく世間に理解してもらうため、事件の概要を描いた漫画「スプリット・デシジョン〜袴田巌 無実のプロボクサー〜」を制作することを発表しました。漫画のタイトルは、ボクシングで接戦となった際に、3人の審判の判定が2対1に割れたときに使われる用語で、掲載は2月15日から全6回連載で毎月15日にホームページ(SNSとも連携)に更新されます。

【近年の袴田裁判経緯】
2014年3月:静岡地裁で再審開始が決定し、巌さんが釈放。

2018年6月:東京高裁が死刑と拘置の執行停止を維持したまま再審開始を取り消し。

現在:最高裁の判断を待っている段階。

【執筆者プロフィール】
森重水(もり・しげみ=写真2番目の右から2人目)

1988年(昭和63)3月2日生まれ
静岡県静岡市清水区出身(小学校4年生から25歳まで)
東海大学海洋学部卒業
卒業後、地元企業に就職
勤務の帰りに三津山ボクシングジムに通ってプロライセンス獲得
(通算成績3戦2敗1分、ボクシング歴約4年)
25歳から上京して漫画をはじめる
<受賞、掲載歴>
「『月刊コミックゼノン』第11回コミックゼノン漫画大賞」佳作
(作品名:アニマル・コミュニケーター犬飼〜子犬との対話〜)

近代セールス社「近代セールス」にて数度、コマ漫画やイラスト等を掲載。

漫画投稿サイト「pixiv」に、
エッセイ漫画「元連敗ボクサーが漫画家を目指してみた#負け#ボツ」「高齢化社会の夜」等を投稿、発表。

【森さんの会見コメント】
「1人でも多くの人に読んでもらいたい。タイトルには1審で裁判官3人の合議の際に、2対1の多数決によって死刑判決をくだされた。この理不尽な決定に対する批判の思いをこめた自分がすこしでも力になれればという思いで引き受けた。捜査のずさんさ、袴田さんがどういう人生を歩んできたかということについて、すこしでも分かりやすく描いていけたらと思う」





[見どころ!] 左ストレート狙いの中谷、先手をとりたい望月
Updated on 2019/01/23

2月2日(土)後楽園ホール
<日本フライ級王座決定戦>
中谷潤人対望月直樹


 黒田雅之(川崎新田)が世界戦の準備のため返上して空位になった王座の決定戦。世界ランクにも名を連ねるサウスポーの中谷がデビューからの連勝を18に伸ばすのか、それとも望月が下馬評を覆して戴冠を果たすのか。
 1月2日に21歳になった中谷は2015年4月に17歳でプロデビューし、4年間で17の勝利を積み上げてきた。そのうち12はKOによるものだ。112ポンド(約50.8キロ)を体重上限とするフライ級では170センチと長身で、しかもサウスポーという特徴がある。右手を前に出しながら相手を牽制しつつ繰り出す左ストレートや右フックは破壊力十分で、顔面だけでなくボディへの打ち分けもできる。昨年4月には世界戦(村田諒太の初防衛戦)の前座で世界ランカーに8回負傷判定勝ちを収めるなど、経験値も高めてきている。現在、WBCで4位、WBOで10位にランクされており、ここを突破して次のステージに向かいたいところだ。
 2位にランクされる望月は13年11月にプロデビューし、5年間に18戦して15勝(8KO)3敗の戦績を残している。この3敗はいずれも判定によるものだ。1年前にはタイでIBFパンパシフィック・フライ級王座決定戦に臨んだこともある(12回判定負け)。身長162センチと小柄だが、踏み込んで放つ右ストレート、返しの左フックを中心に気持ちの強さを前面に出して戦うタイプといえる。
 パンチ力をはじめ総合的な戦力で勝る中谷は右ジャブから左ストレートへの連携で主導権掌握を狙うものと思われる。これに対し望月は正面に立つことを避け、サイドに動きながら相手を揺さぶったうえで飛び込み先手をとりたい。懐深い中谷の構えや左ストレートのタイミングに望月が戸惑い手数が減るようだと、中盤あたりで厳しい局面に立たされるかもしれない。(原功)

中谷=1998年1月2日、三重県出身の21歳。MTジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:17戦全勝(12KO)。
望月=1994年1月14日、神奈川県出身の25歳。横浜光ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:18戦15勝(8KO)3敗。





【日本女子育成ランキング 】
Updated on 2019/01/18

 日本女子育成ランキング の最新版が、JBC (日本ボクシングコミッション)から発表されました🥊👩




「打ち初め」の安全祈願
Updated on 2019/01/14

 年明け最初のボクシングイベントが開催された12日の後楽園ホール(東京・水道橋)では、開場前にお清め式が執り行われました。リング上には日本プロボクシング協会、東日本ボクシング協会の会長・渡辺均、事務局長・新田渉世をはじめとした各理事、日本ボクシングコミッションの役員が並び、秘妙山・東京大黒殿の住職によりすべての選手、練習生、また関係者の安全と発展が祈願されました。



★2018年12月度月間賞(1月9日選考)
Updated on 2019/01/09

🏆以下の通り決定しましたのでお知らせいたします。

🥊月間最優秀選手賞
OPBF東洋太平洋フェザー級チャンピオン 清水 聡(写真=大橋)
対象試合:12月3日「OPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ」3RTKO勝ち
対戦相手:同級6位 上原 拓哉(アポロ)

🥊月間敢闘賞
日本スーパーライト級チャンピオン 細川 バレンタイン(角海老宝石)
対象試合:12月1日「日本スーパーライト級タイトルマッチ」1RTKO勝ち
対戦相手:同級10位 稲垣 孝(フラッシュ赤羽)

🥊月間新鋭賞
桑原 拓(大橋)
対象試合:12月3日「オープン8回戦」8R判定勝ち
対戦相手:木山 鷹守(渥美)

◆表彰式◆
2019年2月14日(木)於:後楽園ホール『ダイヤモンドグローブ』





[見どころ!] 右狙いの中川、接近戦に持ち込みたい田村
Updated on 2019/01/06

1月12日(土)後楽園ホール
日本スーパーバンタム級王座決定戦
中川麦茶 対 田村亮一


 和氣慎吾(FLARE山上)が返上して空位になった王座の決定戦。直近の15戦で14勝(8KO)1敗の中川、同じく直近の9戦で8勝(5KO)1敗の田村。勢いのある者同士の三十路対決だ。
 中川は09年2月にプロデビューした10年選手で、これが初のタイトル戦となる。175センチの長身から左ジャブを放って突き放したり右ストレートで攻め込んだりと攻撃的な一面を持つ。やや唐突感のある右アッパーもある。反面、被弾も少なくない。昨年10月の挑戦者決定戦で7回負傷判定勝ちを収め、今回のチャンスをつかんだ。
 田村はアマチュアで50戦(33勝17敗)を経験後、26歳になる直前にプロ転向を果たした。デビュー戦で5回判定負けを喫し、6戦目までの戦績は3勝(1KO)2敗1分だったが、7戦目から覚醒した感がある。この3年半で勝てなかったのは17年7月の日本王座挑戦試合だけだ。その久我勇作(ワタナベ)戦でも後半に追い上げて王者を脅かしている。上体を低く構えて圧力をかけて相手に肉薄する好戦的なスタイルの持ち主だ。
 左ジャブを突いて中長距離から右ストレートを打ち込みたい中川と、距離を潰して右ストレートから左を返したい田村。序盤から激しい主導権争いが展開されそうだ。(原功)

中川=1988年12月29日、滋賀県出身の29歳。角海老宝石ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:30戦24勝(14KO)5敗1分。
田村=1987年6月4日、新潟県出身の31歳。JBスポーツジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:15戦11勝(6KO)3敗1分。





[見どころ!] 36歳の王者vs33歳の挑戦者、勝負は終盤か!?
Updated on 2019/01/05

1月12日(土)後楽園ホール
日本ミニマム級タイトルマッチ
小野心 対 田中教仁


 2度の世界挑戦経験を持つ36歳の小野に、33歳の田中が初戴冠を狙って挑む。経験値の高いベテラン同士のカードだけに勝負は数番までもつれ込みそうだ。
 01年2月にプロデビューした小野はキャリア18年で、これが36戦目となる。世界、東洋太平洋、日本の王座をかけた試合は今回が9度目だ。現在の王座は昨年4月に獲得し、初防衛戦では15歳若い加納陸(大成)を8回TKOで退け貫録を示している。14年から17年の3年間で2度の世界挑戦と3度の日本王座戦を含め8戦3勝4敗1分とスランプに陥ったが、以後は3連勝と復調している。
 挑戦者の田中は05年のプロデビューだが、11年から17年にかけて5年3ヵ月のブランクがあるため試合数は24(17勝9KO7敗)に留まっている。過去に2度、日本王座への挑戦を経験しているが、八重樫東(大橋)に10回判定負け、昨年4月には小浦翼(E&Jカシアス)に5回TKOで敗れている。ただ、小浦戦では初回に右でダウンを奪うなど見せ場もつくった。半年後、元世界ランカーの榮拓海(折尾)に8回判定勝ちを収めて再起を果たし、今回の挑戦に繋げた。
 攻撃型の田中が積極的に仕掛け、サウスポーの小野が迎え撃つ展開が予想される。総合力に大きな差がないだけに接戦になりそうだ。(原功)

小野=1982年12月27日、神奈川県出身の36歳。ワタナベジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:35戦23勝(6KO)9敗3分。
田中=1985年2月21日、東京都出身の33歳。三迫ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:24戦17勝(9KO)7敗。



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