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 3月27日に元・日本ランカーの袴田巖さんが死刑囚から釈放となり、4月6日、WBC(世界ボクシング評議会)のマウリシオ・スライマン会長から名誉ベルトが授与されました。本人の代理で受け取ったのは実姉の秀子さんです。



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※重要なお知らせ 平成26 (2014)年3月27日午前、静岡地裁(村山浩昭裁判長)は、袴田事件における袴田巌さん(78)の第2次再審請求審で、再審を開始する旨の決定をし、また、袴田さんは、本日午後、東京拘置所から釈放されました。
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04/23  ・「東日本新人王トーナメント」のスーパーバンタム級を一部修正しました。
04/18 ・「試合予定」を更新しました。
04/16  ・「東日本新人王トーナメント」の『2014年度大会概要』を更新しました。
04/15 ・「試合予定」を更新しました。
04/07 ・「試合予定」を更新しました。
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東日本新人王で毎年恒例の『ビーナス・オブ・リング』
今年度は
綾木舞美さんと石川沙織さんが担当です!


ボクシング協会News   (観戦がもっと面白くなる[見どころ!]など)

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[見どころ!] 4月30日(水) 後楽園ホール 
Updated on 2014/04/21

<日本ライト級タイトルマッチ>
加藤善孝対鈴木悠平
             

 両者は昨年3月、今回と同じ立場で対戦し加藤が10回判定勝ちを収めている。97対94が二者、もうひとりも96対94と採点するユナニマス・デシジョンだった。ただし、内容的には大きな差はなく、有効打でわずかに上回った加藤の手が挙がったという印象が強かった。
 その後、加藤は2度の世界挑戦経験を持つ佐々木基樹(帝拳)に勝って東洋太平洋王座も獲得。強豪レイ・ラバオ(比)を退けて初防衛も記録した。しかし今年1月、中谷正義(井岡)のスピードと強打を生かしたボクシングに判定負け、東洋太平洋王座を失っている。今回は手元に残った日本タイトルの6度目の防衛戦ということになる。鈴木との初戦では得意とする左ジャブが十分に機能せず後手に回った印象があっただけに、再戦でどう立て直してくるかがみものだ。
 一方の鈴木は加藤に惜敗後、地元の兵庫県で3戦して3KO勝ちと勢いを取り戻している。ランキングも1位まで上昇、高いモチベーションを抱いてリングに上がるはずだ。13ヵ月前の試合ではパンチのスピードで勝りながら要所で相手にポイントを譲るかたちになっただけに、今回はより印象点を稼ぐ必要がありそうだ。
 今回も若い鈴木が積極的に手数を出して攻め込み、加藤が迎撃するパターンが予想される。序盤で加藤の左ジャブが機能し、相手の前進をしっかり止めることができれば前回よりもはっきりした内容で返り討ちにすることは可能だろう。その一方、鈴木の攻勢にさらされて受けに回るようだと前回以上の苦戦を強いられることになり、防衛に黄信号が灯りそうだ。両陣営が下す判断や指示にも注目したい。(原功)

加藤=1984年11月23日、茨城県出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:32戦26勝(7KO)5敗1分。
鈴木=1989年9月18日、大阪府出身。真正ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:17戦14勝(11KO)3敗。




[見どころ!] 4月14日(月) 後楽園ホール
Updated on 2014/04/11

<東洋太平洋スーパー・ライト級王座決定戦>
小原佳太対ジェイ・ソルミアーノ
 

 日本王座を返上した小原が次のステップとして東洋太平洋王座獲得を狙う。相手は当初予定されたアドニス・カバルキント(比)からジェイ・ソルミアーノ(比)に変更されたが、勝負の興味はむしろ上がったといえるかもしれない。
 小原は179センチの長身ボクサーで、左ジャブから右ストレートに繋ぐ攻撃を得意とする。最近は相手を懐に呼び込んでから突き上げるアッパー系のパンチの精度と威力もアップしている。8連続KO勝ちと勢いもある。
 対するソルミアーノは20戦17勝(13KO)2敗1分の好戦的なサウスポーで、来日は11年10月の荒川仁人(八王子中屋)戦以来2度目となる。荒川戦では2回に強烈な左を打ち込んでダウンを奪い、最後まで競り合ったが2−1の僅差判定負けを喫している。粗い面はあるが、それが魅力ともいえる選手で、WBOアジア・パシフィック・スーパー・ライト級王座を獲得するなど現在は6連続KO勝ちと、こちらも勢いがある。
 体格で勝る小原がサウスポー相手に丹念に左を突いてコントロールすることができれば、ふたつめのベルトを手にすることは十分可能だろう。相手の出端に合わせる右がタイムリーに当たればKOも考えられる。その一方、中近距離でソルミアーノと雑なパンチを交換するようなパターンになるとリスクは高くなりそうだ。(原功)

小原=1986年11月12日、岩手県出身。三迫ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:11戦10勝(9KO)1敗。
ソルミアーノ=1987年2月15日、フィリピン出身。左ボクサーファイター型。戦績:20戦17勝(13KO)2敗1分。




[見どころ!] 4月14日(月) 後楽園ホール
Updated on 2014/04/11

<日本スーパー・フライ級王座決定戦>
戸部洋平対江藤大喜
                

 帝里木下(千里馬神戸)が返上して空位になった王座の決定戦。ふたりとも12年に東洋太平洋スーパー・フライ級に挑戦した経験を持っているが、戸部は赤穂亮(横浜光)に8回TKO負け、江藤はアーサー・ビジャヌエバ(比)に12回判定負けを喫している。勝てばともに初の王座となる。
 昨年の「最強後楽園」で優勝して今回の挑戦権を得た戸部は右のボクサーファイター型で、右ストレートは破壊力もある。好機には一気に左右をまとめる連打力もあるが、耐久面に課題を残している。
 一方の江藤も右ストレートに自信を持つ長身の右ボクサーファイター型で、14勝のうち9勝はKOでけりをつけている。ただし、やはり耐久力に不安を残す。
 ともに足をつかいながら自分の立ち位置を探り、同時に左ジャブを突いて主導権掌握を狙うと思われる。先にペースを握った方が断然有利になることは間違いないが、一発で形勢が逆転する可能性もある。テクニックでは戸部が勝るが一発の威力では江藤が上を行く。序盤からスリルに富んだ試合になりそうだ。(原功)

戸部=1987年4月27日、千葉県出身。三迫ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:9戦7勝(4KO)1敗1分。
江藤=1988年2月8日、沖縄県出身。白井・具志堅ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:14戦12勝(9KO)2敗。




[見どころ!] 4月10日(木) 後楽園ホール  
Updated on 2014/04/05

<日本フライ級タイトルマッチ> 
村中優対黒田雅之


 昨年12月に粉川拓也(宮田)を下して王座を獲得した村中の初防衛戦。かけられるベルトは国内のものだが、村中がWBA9位、WBC10位、IBF7位、WBO6位にランクされており、1年前に世界戦を経験している黒田もWBOで15位に名を連ねているだけに、一段上のステージに向けた先陣争いという点でも興味深いカードといえる。
 村中は攻めてよし守ってよしの幅広いボクシングを身につけている右のボクサーファイター型で、スピードもある。07年以降は引き分けを挟んで12連勝と勢いもある。粉川戦は接戦だったが、3回に右をヒットして奪ったダウンが決め手になった。
 対する黒田は直近の4戦で1敗3分と白星から遠ざかっている。勝利は11年11月、さらにKO勝ちとなると11年5月の日本ライト・フライ級王座獲得試合まで遡らなければならない。ただし、足踏みをした試合の多くが日本および世界タイトル戦であることをつけ加えておく必要があるだろう。破壊力のある左フックと右ストレートを主武器にする右の強打者で、ツボにはまると一気にもっていく力がある。
 粉川戦で自信を増している村中だが、ここはリスクを低く抑えるためにも打撃戦を回避して慎重に戦う可能性が高い。黒田の攻撃を外しながら巧みに迎撃し、ポイントアウトを狙うのではないだろうか。このところ力んで闘志が空転している黒田は、どこまで冷静に自分をコントロールできるか。そのあたりがひとつの焦点になりそうだ。総合力が接近しているだけに、接戦になりそうだ。(原功)

村中=1985年6月12日、鹿児島県出身。フラッシュ赤羽ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:22戦19勝(5KO)2敗1分。
黒田=1986年7月17日、東京都出身。川崎新田ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:28戦21勝(13KO)4敗3分。





平成26年3度月間賞(4月4日選考)
Updated on 2014/04/04

月間最優秀選手賞
 OPBF東洋太平洋・日本ミドル級チャンピオン 柴田 明雄 (ワタナベ)
 対象試合:3月1日「OPBF東洋太平洋・日本ミドル級タイトルマッチ」12R判定勝ち
 対戦相手:前日本チャンピオン 中川 大資 (帝拳)

月間敢闘賞
 日本スーパーライト級新チャンピオン 岡田 博喜 (角海老宝石)
 対象試合:3月4日「日本スーパーライト級王座決定戦」10R判定勝ち
 対戦相手:同級1位 小竹 雅元 (三迫)

月間新鋭賞
 中川 勇太 (角海老宝石)
 対象試合:3月17日「オープン8回戦」6RTKO勝ち
 対戦相手:田部井 要 (宮田)

◆表彰式◆
 平成26年5月8日(木)於:後楽園ホール『東日本新人王予選』




[見どころ!] 4月6日(日) 大田区総合体育館 
Updated on 2014/04/01

<WBC世界フライ級タイトルマッチ>        
八重樫東対オディロン・サレタ
      

 八重樫は昨年4月8日、五十嵐俊幸(帝拳)を破って現在の王座を獲得、2階級制覇を成し遂げた。この1年の間にメキシカンを相手に2度の防衛をこなし、これが3度目の防衛戦となる。この試合をクリアし、前座に出場する元2階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)も勝てば、次戦で直接対決が実現するだけに興味深い一戦といえる。
 ミニマム級での八重樫は戴冠試合と井岡一翔(井岡)との2試合の印象が強いため激闘派としてのイメージが定着しつつあったが、本来は適度に足をつかいながら出入りする頭脳的でテクニカルなスタイルでの戦いを身上としている。初防衛戦のオスカル・ブランケット戦、V2戦のエドガル・ソーサ戦では、その持ち味を発揮して強打者をポイントアウトしてみせた。
 挑戦者のサレタは豊富なアマチュアで123戦を経験後、09年9月にプロ転向。ここまで18戦15勝(8KO)3敗のレコードを残している。12年5月にルイス・コンセプション(パナマ)、13年9月にマリオ・ロドリゲス(メキシコ)に敗れているが、これは相手が元世界王者であることを割り引いて考える必要があるだろう。サレタはやや前傾の姿勢から矢継ぎ早にパンチを放り込んでくる右のボクサーファイター型で、機を見て右構えにスイッチする器用さも持っている。強打者という印象はないが、上体を被せるようにして打ってくる右は要注意といえそうだ。
 硬軟織り交ぜた戦闘スタイルを持つ八重樫は経験値やパンチ力でも上回っており、取りこぼしをする心配は無用かもしれない。ソーサ戦のように相手を引き出しておいて正確で効率的なカウンター・アタックを繰り返していれば、自ずとKOチャンスも訪れるのではないか。中盤から後半に王者が見せ場をつくる可能性が高いとみる。(原功)

八重樫=1983年2月25日、岩手県出身。大橋ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:22戦19勝(9KO)3敗。
サレタ=1985年5月15日、メキシコ出身。右ボクサーファイター型。戦績:18戦15勝(8KO)3敗。




[見どころ!] 4月6日(日) 大田区総合体育館 
Updated on 2014/04/01

<WBC世界ライト・フライ級タイトルマッチ> 
アドリアン・エルナンデス対井上尚弥


 8度の世界戦経験を誇るエルナンデスに、日本期待のホープ、井上がプロ6戦目の戴冠を狙って挑む注目の一戦。「ビッグバン」(強打者)と呼ばれるエルナンデスが貫録を示すのか、それとも日本の怪物が世界の怪物になるのか。
 エルナンデスはデビュー翌年の07年5月、元世界2階級制覇王者ルぺ・ピントール(メキシコ)に付き添われて初来日。有明コロシアムで行われた長谷川穂積対シンピウェ・ベチェカ(南ア)をメインとするトリプル世界戦のアンダーカードに出場し、孫京振(韓国)に6回判定勝ち。翌月には後楽園ホールのリングに上がり、デスペラード泰(金沢)に4回TKO勝ちを収めている。その後、イタリアやアメリカ、タイでも試合をするなど逞しく成長していった。11年4月にヒルベルト・ケブ・バアス(メキシコ)に勝って戴冠を果たしたが、V2戦でコンパヤック・ポープラムック(タイ)に10回KO負け。現在の王座は12年10月にコンパヤックを6回TKOで屠って奪回したもので、井上戦が5度目の防衛戦となる。161センチの小柄な体だが、圧力をかけながら打撃戦を仕掛ける好戦派で、32戦29勝(18KO)2敗1分と軽量級にしては高いKO率を誇る。メキシカン特有の角度のあるパンチは左右ともに破壊力がある、その反面、打ち気にはやるあまりディフェンスに課題があり、何度かダウンも経験している。
 一方、挑戦者の井上はアマチュアを経験後、12年10月にプロデビュー。4戦目で日本王座、5戦目で東洋太平洋王座を獲得するなど、極めて順調な急成長曲線を描いてきた。スピードのある左で相手をコントロールし、自ら踏み込んで打ち込む右だけでなく絶妙のタイミングで合わせるカウンターなどに非凡なものを見せてきた。上下の打ち分けも巧みだ。抜群のセンスと可能性を感じさせる一方、エルナンデスと比較すると経験値で大きく見劣りする点は否めない。窮地に陥った経験もプロでは皆無で、劣勢状態から追いかける展開も経験していない。もちろん顔面をカットして流血に悩まされたこともない。無限の可能性が広がる一方で、少なからず不安があるのも事実だ。
 エルナンデスは圧力をかけながら打撃戦を仕掛けるチャンスをうかがうだろうが、井上は足をつかいながら相手の圧力を逃がしたいところ。堅くなって王者に先手をとられると苦しくなるが、逆に序盤で速い左を当てて主導権を握れれば大きく活路が開けるだろう。エルナンデスが焦って出てきたところにカウンターの右ストレート、左フックが命中――という場面も予想できる。スリルに富んだ勝負になりそうだ。(原功)

エルナンデス=1985年1月10日、メキシコ出身。右ボクサーファイター型。戦績:32戦29勝(18KO)2敗1分。
井上=1993年4月10日、神奈川県出身。大橋ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:5戦全勝(4KO)。





[見どころ!] 4月6日(日) 大田区総合体育館 
Updated on 2014/04/01

<日本フェザー級王座決定戦>     
細野悟対緒方勇希


 天笠尚(山上)が返上した王座の決定戦。細野が日本王座と東洋太平洋王座を獲得した実績を持ち、世界挑戦も3度経験しているのに対し、緒方はタイトルと名のつく試合は初めてとなる。細野の強打が勝るのか、それとも緒方のテクニックが凌駕するのか。
 27戦24勝(18KO)2敗1分の戦績が示すとおり、細野は強打が売りの好戦派である。被弾も少なくないが、その分、試合は常にスリリングでエキサイティングだ。近年、やや生彩を欠く試合もあったが、その試合内でしっかり精算を済ませている。その地力は誰もが認めるところだが、今回は日本王座からの再出発ということでモチベーション・アップが一番の課題かもしれない。
 一方の緒方は06年2月のデビューからこつこつと19個の白星を重ねて今日に至る。8ラウンドは7度経験しているが、10回戦は今回が初めてとなる。細野とは対照的なアウトボクサーで、左ジャブと右ストレートでポイントをゲットしていくタイプだ。
 得意とする戦闘スタイルが異なるため、序盤から距離を巡って駆け引きが行われそうだ。ここで細野が易々とペースを掴むようだと勝負は中盤あたりで決するかもしれない。緒方が前半をリードして中盤を迎えることができれば勝負はもつれるかもしれない。(原功)

細野=1983年11月6日、福島県出身。大橋ジム所属。右ファイター型。戦績:27戦24勝(18KO)2敗1分。
緒方=1984年4月23日、佐賀県出身。角海老宝石ジム所属。右ボクサー型。戦績:20戦19勝(3KO)1分。









[見どころ!] 4月5日(土) 後楽園ホール
Updated on 2014/03/31

<東洋太平洋ウェルター級タイトルマッチ>
亀海喜寛対梁正勲


 亀海は昨年6月、米国カリフォルニア州カーソンで元WBA世界スーパー・ライト級暫定王者ジョアン・ペレス(ベネズエラ ※現在は同王座に返り咲き)に10回判定負け、プロ24戦目にして初の敗北を喫した。しかし、12月にはPABA王者ティム・ハント(豪)を5回TKOで下して再起、併せて東洋太平洋王座を獲得した。これが初防衛戦となる。上体を柔軟につかって防御し、攻めては右ストレートや左フックの上下打ちなど強打にも定評がある。4年前にはスーパー・ライト級の日本王座を獲得した実績もあるが、現在はウェルター級に絞って世界を狙っている。
 挑戦者の梁は09年1月にプロデビュー後、ここまで13戦8勝(2KO)5敗の戦績を残している。10年と12年の2度、韓国ウェルター級王座を獲得した実績を持っている。過去に3度の来日経験があり、渡部あきのり(協栄⇒野口)には4回KO負け、コブラ諏訪(ピューマ渡久地)に8回判定負けを喫したが、昨年2月には日本ランカーのシャムガル興一(オザキ⇒三迫)に8回判定勝ちを収めている。パンチの破壊力や切れはそれほどでもないが、手数と体力で攻め込んでくるタイプといえる。
 戦力面を単純比較した場合、世界ランクにも名を連ねる亀海が圧倒的に勝っているといえる。梁が持ち味を発揮する前にけりをつけてしまう可能性を含め、亀海の豪快な勝利がみられそうだ。(原功)

亀海=1982年11月12日、北海道出身。帝拳ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:25戦23勝(20KO)1敗1分。
梁 =1985年2月19日、韓国出身。右ボクサーファイター型。戦績:13戦8勝(2KO)5敗。




[見どころ!] 3月26日(水) 後楽園ホール
Updated on 2014/03/24

<WBA世界スーパー・フライ級王座決定戦>
デンカオセーン・カオウィチット対河野公平


 昨年12月、亀田大毅(亀田)との統一戦を前にした計量でリボリオ・ソリス(ベネズエラ)が体重超過のため失格。試合に勝てば亀田が戴冠を果たせたが、ソリスが勝ったため王座は空位のまま現在に至った。その王座の決定戦である。
 暫定王者でもあるデンカオセーンは坂田健史(協栄)や亀田、名城信男(六島)らと対戦経験のある37歳のベテランで、元WBA世界フライ級王者でもある。今回は「暫定」の2文字のない文句なしの2階級制覇を狙ってのリングとなる。足掛け18年のキャリア、66戦62勝(26KO)3敗1分の豊富な経験を持つ37歳のベテランで、右のボクサーファイター型に属する。5年3ヵ月前にタフな坂田を右ショート一撃でKOしたようにパンチ力もあるが、最近は巧みな試合運びで勝負するようになっている。特に相手の攻撃を寸断するクリンチワークは巧妙だ。
 一方のソリスの前の王者でもある河野は、この試合で10ヵ月ぶりの王座奪回を狙う。10年から11年にかけて3連敗というどん底を経験しているが、その後はソリスに惜敗した以外は4勝(3KO)と復調している。以前と比べるとパンチの正確さと破壊力が増したため、大事な場面でダメージを与えたり貴重なダウンを奪えるようになった。そこから来る自信も大きいはずだ。
 スタミナと手数で勝る河野が序盤から攻勢をかけ、デンカオセーンが効率的に迎撃する展開が予想される。河野が前半から主導権を奪うことができればそのまま押し切ってしまうことも考えられるが、攻めあぐねるようだと勝負はもつれそうだ。(原功)

デンカオセーン=1976年8月23日、タイ出身。右ボクサーファイター型。戦績:66戦62勝(26KO)3敗1分。
河野=1980年11月23日、東京都出身。ワタナベジム所属。右ファイター型。戦績:37戦29勝(12KO)8敗。





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